2020年12月28日月曜日

年の瀬、キング・クリムゾン。


『リザード』〜『アイランド』期が好きな徳永です。
プログレ・バンドの王者としては迷走していたのかもしれないが、
アバンギャルド・フォーク最良の部類に入ってると思ってます。
「インドア・ゲームス」はあのザクッとしたアコギが珠玉なのだが、
このヴァージョンはアコギは抑えめ。
でも、じっくり細かい部分を聴いているとやっぱり良いんだよなぁ。
先日、セッション購入が始まったそうです。

そう言えば、ゴードン・ハスケル(vo,b)も今年亡くなったんだった。
ロバート・フリップとは学生時代からの旧友だったんだけど、
お互い我儘だったので、こじれてしまった。
旧友だからこそ本気でぶつかったってことなんだろうね。
RIP。

2020年12月24日木曜日

物乞いのロンド(demo 1998)


今週2発目のnote更新。
ちょっとした小品で、こういう曲は自分の中で消化して終わるケースが多いのだが、
これは珍しくデモテープとして残していた。

(念の為。これはクリスマス・ソングではありません)







2020年12月21日月曜日

ソファ(demo 2008)

https://note.com/tokunaga_ken

今週もnote更新。
『ねじまき』に収録された「ソファ」の自宅protoolsデモ。
バンドメンバーはこういうデモを僕に送りつけられ、
リハに挑みます。完成型がほぼ見えてるので作業は効率良く進み、
結果スタジオ代を浮かせることができるのです。

『ねじまき』解説→こちら




2020年12月18日金曜日

Night Beatsのロッカ・バラード。


テキサスのガレージロック・バンド、ナイト・ビーツがBlack Rebel Motorcycle Clubのメンバーをゲストに迎えてリリースした最新7inchシングル。
バンド名がサム・クック由来だけあって、ソウルフル。
やさぐれ具合もいい感じで、久し振りにこういう音を聴いたなぁ、と耳が喜んだ。
後半のだらけたジャムも好きです。

2020年12月16日水曜日

しょぼくれた約束は(demo 1999)

今週のnote。初出しの未発表曲。

「約束」について、冗談と真面目の中間で歌っていて、
面白い仕上がりになりそうだけど、しっかり仕上げるつもりはなかったようだ。
お洒落になりそうな気配がしたので敬遠したのか。



2020年12月14日月曜日

Spencer Cullum's Coin Collectionを紹介。


ナッシュビルのペダルスティール奏者、スペンサー・カラムのプロジェクト。
ジャケットの構図、アン・ブリッグスやメアリー・ホプキン?と思って聴いたら、ビンゴ。
そっち系のフォーク・サウンドに傾倒している人でした。
元々は英国ロンドン出身らしく、プログレやフェアポートなんかを聴いて育ったらしい。
アルバム(先月発売)ではインクレディブル・ストリング・バンドのカヴァーもやってます。

↓MP3(CDはなし)

2020年12月11日金曜日

2020年をちょっと振りかえる。

 

今年はコロナ災禍で世の中が大変で、恐らくそれは来年以降も続くんだろうけど、
ひとまず4月に『牙に見えたよ、君のストロー』をリリースできたことは良かった。
ライブが中止になったり、その後も思うように活動はできなかったけど、
僕としてはひとつの作品を残せたことは御の字だったと思うようにしている。
何年先も間違いなく記憶に残っているであろう、2020年。
今年が終わる前に今一度『牙に見えたよ、君のストロー』を聴いてもらえたら僕は幸いです。

来年以降の活動は未定です。
年齢もくってきたので、ここらで全てを吐き出すような作品も残しておかないとな、と思っている今日此頃・・・ペースは鈍ってきているが、曲も作ってます。
無駄のない命中精度の高い曲が揃いつつある。
あとは自分のリミッターを外すだけ。
それが一番難しいのだが、次は必ずそこを突破します。
今後もよろしくです。

2020年12月10日木曜日

ヘロン1st、アナログ・リイシュー。


Heronのデビュー作の180gLP再発。レーベルはTrading Places。
Disk Unionさんの記事によると「マスターは欧BMG配給マスターを使用、オリジナルのゲートフォールド仕様ジャケットを再現」だそうで、もう入荷しているようだが、
僕はAmazonに予約を入れていて、そちらは来年1月発売予定となってる。
このタイムラグは何故に?。
ま、急ぎじゃないから全然待てるけど。

追記:遅れたけど無事ゲット。45rpmで音いいです。

2020年12月8日火曜日

ハイウェイの貴公子(demo 1996)

今週もnote投稿。
まだまだ続きます。終わりも近いですが。

3rd『嘘つきデビル』(2001)冒頭曲の自宅MTRデモ。
キーが違うので、Spotifyなどで聴き比べをしたら面白いかも。
このデモの方が好きという人がいても、何ら不思議ではない。
録音したのがもう25年前だなんて頭がクラクラしてくる。



2020年12月7日月曜日

Yussef Dayes、かっこいいなぁ。


昨日取り上げたトム・ミッシュと共演アルバムを今年出しているユセフ・デイズ。
超絶ドラミングが堪能できるライブ動画です。
こちらのインタビューで「ドラムはメロディックな楽器」と言っているのが印象的だが、
確かに端切れのいい旋律の流れが美しい。
UKロンドンのジャズ・シーン、どんどん進化していってますね。

2020年12月6日日曜日

トム・ミッシュ、顔芸も楽しめます。


トム・ミッシュの最新動画。
クリスタル・ウォーターズの名曲カヴァーで、
気持ちよさそうにギターを弾いてます。

2020年12月4日金曜日

Arab Strap、だらしなく生きる。


来年3月に再結成後初となる新作『As Days Get Dark』を発表するアラブ・ストラップ。
2006年の渋谷nestで行われた解散ライブも行きました。
(イベントとしてひどかった思い出が。空気読めない前座バンドがたっぷり時間を使い過ぎ、客席あちこちから舌打ちが聞こえてくるという…)
帰って来ました。おかえりなさい。
このままだらしなく続けていってください。

14年前のブログ→こちら

2020年12月3日木曜日

Femi Kutiの新曲。


現在58歳というフェミ・クティの新曲。
親父さんのバンドを引き継いでしっかりその伝統を守りつつも、
いまだ自分なりのパワーも注いでいる。かっこいいな。
音楽が生まれる土地の風景を織り交ぜた映像もとてもいい。
(フェミさんが再建したシュラインの様子→こちら
来年2月予定だという新作『Stop the Hate』より。
amassさんの記事(→こちら)によると、
息子メイド・クティの作品と合体させた2枚組リリースになるそう。

2020年11月30日月曜日

未発表曲demo カプセル・ロケット

https://note.com/tokunaga_ken 

新たにアップ。
デビューした頃のデモ音源。
時間がなかったのか、打ち込みループにアコギを乗っけてあるだけ。
この頃は曲を大量に書いていた。その中のひとつ。
2コーラス目で歌ってる「じょんたま」は、
ジョン・レノン『ジョンの魂』。



2020年11月29日日曜日

The Hootersのエリック・バジリアンさんです。


80年代に僕の青春を彩ったフーターズ。
その中心人物だったEric Bazillian、来年春にニュー・アルバムを出すそうで、
そこからの先行曲。
年齢はもう67歳らしいが、まだまだ元気そうで嬉しいです。
今月出たJules Shear(68歳)の新作(→こちら)はかなり枯れた味わいだったが、
どちらも音楽を作る情熱は変わらないと思う。

80年代繋がりで・・・
Michael Pennの新曲も良かった(→こちら)。
元フェアグラウンド・アトラクションのMark Nevinの新曲もどうぞ(→こちら)。
Crowded Houseの10年振り新曲もどうぞ(→こちら)。
シド・グリフィン率いるThe Long Rydersの新曲も元気いっぱいだった(→こちら)。

2020年11月27日金曜日

The Spent Poetsの未発売アルバム。


note、みなさん聴いて下さりありがとうございます。
未発表曲って響き、なんかいいですよね。

ということで上に貼ったのは、90年代初頭に日本ではそこそこ注目されて、
一瞬で消えたスペント・ポエッツの幻の2ndアルバム『STEVE』です。
ぬめっとした歌い方が特徴で、いいポップセンス持ってましたね。
メンバーは普通に発売されるものと思って、真剣に録音しているのがよく分かります。
何処から発掘されたのか不思議だが、音質もいいです。

2020年11月24日火曜日

note 新音源「彼女は先生」アップしました。

https://note.com/tokunaga_ken

もうnoteを閉鎖しようと思っているのだが、
それまでガンガン未発表曲あげることにしました。
アンビバレンス。
コロナ第3波でステイホームしてる方にプレゼント(別にこんなもんいらんか)。

まずは1999年作。変テコなメロディーに変テコな歌詞。
僕にしか書けない逸品。
「彼女は先生」です。
消えないうちにチェックしよう。



2020年11月22日日曜日

Buck Meek、ビッグ・シーフのギターの人です。


来年の来日が惜しくも中止となったBig Thiefのギタリスト、バック・ミークの新ソロ作。
エイドリアン・レンカーのカリスマ的魅力を支える人だと思ってたけど、
この曲を聴いたら「個人的には寧ろこっちの方が好きな音かも」と今は思っている。
録音は2019年7月。Big Thiefで2枚の傑作を録音したのが2018〜2019年で、
その後に自分のソロ録音へと移っていた模様(制作はいつものアンドリュー・サルロ)。
新作タイトルは『Two Saviors』で来年1月発売予定。

気に入ったので過去のソロ作も遡って聴いていたが、
今回の曲は一皮剥けた人間味が表出している感じがするなぁ。
情けなくて、じんわり泣ける。

2020年11月19日木曜日

やったー。デラミトリの新曲ですよ。


80〜90年代にヒット作をいくつも放ったスコットランドの良心、Del Amitriの新曲。
ジャスティン・カリーの歌声、全然変わってない!
来年4月に19年振りとなる7作目『Fatal Mistakes』が出るとのこと。
ここ数年でリユニオンという話は伝わってきていたが、
こうやって音源出てくるとやっぱり嬉しさ倍増ですな。


懐かしのヒット曲(1995年)。全米10位。

2020年11月14日土曜日

Big Eyes Family、サイケ・フォーク好きに。


英国シェフィールドのサイケ5人組。
以前は「Big Eyes Family Players」という名前だったが、今回改名したとのこと。
ちゃんと調べてはいないが、20年程の長いキャリアがあるようだ。
今週発売の新作にはダスティ・スプリングフィールドのカヴァーがあり(→Bandcamp)、
60'sな匂いがプンプン漂っており、趣味性爆発しています。
レーベルによると限定アナログは93セットしか作ってないそう。

2020年11月10日火曜日

Our Man In The Field、憧憬アメリカーナ。


YouTubeのキャプションにはウィルコ、ライアン・アダムスの名前が出ているので、
90年代のオルタナ・カントリーが好きな人達なんだろうな。
英国ロンドン発、アレキサンダー・エリスを中心とする4人組。
すでに今年の夏にデビュー・アルバムが出ている。
ウッドベース、フィドル、ペダル・スティール、バンジョーなんかを使っていて、
しっとりアコースティック基調。
歌声がハスキーでとても良いので、めちゃくちゃいい雰囲気になってます。
好きそうな人はSpotifyへ。

2020年11月5日木曜日

Declan O’Rourkeの新曲。


アイルランド・ダブリンのフォーク・シンガー、デクラン・オルークの新曲。
ポール・ウェラーのプロデュースということで聴いてみたが、
冒頭の12弦ギターのフレーズだけで唸らされた。
こういうスタイル大好きです。
ストリングスの入れ方などは今までのコンテンポラリー的なアプローチだろうが、
いい塩梅なんじゃないでしょうか。
来年2月リリースのアルバム全体もこういう渋い感じで来てほしい。

2020年11月2日月曜日

RIP:James Broad(Silver Sun)


パワー・ポップ好きの方はもうご存知だと思うが、
シルヴァー・サンのジェームス・ブロードが先月末、癌で他界したとのこと。
今年は訃報が多くて、落ち込んでしまう。

↓前に公開済みのプレイリストにも当然入れてました。合掌。

2020年11月1日日曜日

P.J.O'Connorのデビュー作。


ロックダウン下のニューヨークで撮影されたPV。
PJ・オコナーさんは90年代に活動していたNYのバンド、Bogmenのドラマー。
今現在は見ての通りのおじさんだが、SSWとして再デビューするとのこと。
ザ・キンクスのTシャツ着てるから、きっといい人です。支持します。

2020年10月29日木曜日

Black Country,New Roadのデビュー・アルバムが来る!

↑字幕設定を日本語にして観てみよう。

去年絶賛したブラック・カントリー、ニュー・ロード(→前回の記事)、
やはり大手レーベルがこの才能を放置するわけがなく、
ニンジャ・チューンと契約していた模様。
来年2月にデビュー・アルバム『For The First Time』を遂にリリースするとの報が出てきた。
英国ロックダウン中に録音された6曲収録(以前発表した曲の再録もあるようだ)。
とりあえずロック好きは上記新曲で打ち震えて欲しい。
ポップでもないし、一般的でもないが、
聴き手の胸を鷲掴みにするテンションと気合は当代随一。

大傑作、来て欲しいぞ。

2020年10月28日水曜日

ベルセバのライブ盤が楽しみです。


00年代以降インターネットの普及とともにライブ盤って減っていったと思う。
少なくとも昔のような「ライブ名盤」と呼ばれるものはもう出て来ていない。
ベルセバは今回、コロナ・パンデミックのご時世だからこそ、
往年の「2枚組ライブ名盤」を意識したものを出したかったようだ。
ファンには嬉しい企画だ。
僕はライブに行けなくても気にしないタイプの人間だが、
70年代のライブ名盤は大好物なもんで、楽しみに待っておこう。
リリースは12月。国内盤には「Expectations」「Century of Fakers」といった初期ナンバーの追加収録があり。

2020年10月26日月曜日

Dan Westさん、その名を初めて知った。


80年代から米LAのペイズリー・アンダーグラウンド界隈で演奏していたというダン・ウェストさんのプロジェクト、d'Animalの新曲。
亡き愛猫に向けての曲であるが、快活なポップになっているのがいいっすね。
海外のWikipediaには彼のページもあったし、それなりに知られた人なのだろうか。
知らなかったけど、掘っていけば良い曲に巡り会えそうな気がする。

2020年10月23日金曜日

Gus Levyの屋上パフォーマンス。


ブラジル、リオデジャネイロのSSWグス・レヴィの屋上ライブ。
ドローン含めて何台かで撮っているようで、
まもなく黄昏れる街の濃厚な空気感がいい感じ。
ひなびたビルと上半身裸の男。向こうには観光地のロープウェイが見える。
ヨットや鳥も見えますね。

グス・レヴィは今年アルバムを出していて、ユニオンさんが扱ってます。

2020年10月20日火曜日

Kate Bollinger 期待の新人さんです。


ギターを携えた米国ヴァージニアの女性SSWケイト・ボリンジャー。
まだフル・アルバムはリリースされていないのだが、注目新人さんです。
まったり囁くような歌は特別個性的であるわけではないけれど、
ジャズ・フレイヴァーあるHIP HOPの影響下でそれが鳴っているのが魅力的。
休日の昼間にぴったりはまるメロウネス。

2020年10月18日日曜日

The Onlies、気に入りました。


米国シアトルのカントリー・グループ、ジ・オンリーズ。
4枚目となるアルバムがバンドの名前を掲げて今月出てます(→PV)。
まだ全然ちゃんと聴けてないが、古い伝統歌やブルーグラスのカヴァーが多いのかな。
見た目若いだけあって、瑞々しい感覚を持ちながら奏でています。
上記ライブ動画全編は→こちら

Bandcamp→こちら

2020年10月13日火曜日

ルー・リード『NEW YORK』デラックス・エディション

 

本日国内盤が無事届いたので、まずはアナログ2枚組から楽しんで聴いている。
デジタル・リマスター(by Daniel Hersch、Bill Inglot)されてからのカッティングらしい、
解像度が高い音。ルーさんの声が生々しく、めちゃかっこいい。
ABCD面の分け方、流れも意外といいです。
これからライブ音源、未発表テイクもじっくり聴いていこう。
(Spotifyでもうとっくに聴けてるらしいが、意地になって聴いてない)

追記:過去CDと今回のリマスターの聴き比べですが、
楽器の各々の肉感が出て、ドラムの残響など、硬めから柔らかくなった印象でした。
ただ元々良いサウンドだったことは間違いないですね。
マシュー・スウィート『ガールフレンド』、ロイド・コール1stといい、この頃のフレッド・マーは慧眼を発揮しまくってます。

2020年10月8日木曜日

Daniel Blakeの「Freeway」


ケン・ローチ監督の『わたしはダニエル・ブレイク』と同じ名前だが、
何の関係もなく、普通に本名でしょう。
米国カリフォルニアのシンガー・ソングライター。
サビの歌詞「町はずれのフリーウェイ、ラジオからはトム・ペティ」が気に入りました。
全然明るくなく、寂寞とした描写で、実にリアル。
考えてみりゃ、もうトム・ペティもこの世にいないんだな。

2020年10月7日水曜日

追悼:エドワード・ヴァン・ヘイレン


先ほど訃報を知る。癌の再発を繰り返し闘っていたのは知っていたが・・・。
本当この人がいなかったらロックの歴史も違っていただろう。
それくらい革命的なギタリストだった。
僕の世代だとヴァン・ヘイレンが洋楽の原体験だという人も多いんじゃないだろうか。
今日は昔のLP出してきて爆音で聴きます。

2020年10月6日火曜日

Summersetsと名乗る男性デュオ。


8月にデビューEP『Small Town Saturday』を出したカナダ、オンタリオの男性フォーク・デュオ。
このメロウなハーモニーにして、名前はド直球の「サマーセッツ」。
なかなかの感傷のこじらせっぷりで、いいですね。
片割れのカル・マットソンさんは5年前にこのブログでも取り上げています。
Bandcampで他の曲をチェックしたらプリンスのカミーユ声みたいなフォークをやっていて、
そちらは意図を汲み取ることができなかった。

2020年10月5日月曜日

Jeff Buckleyのファンは必見。


ジェフ・バックリーの『Grace』収録の名演「ハレルヤ」。
エンジニア/プロデューサーのアンディ・ウォレスがギターのリヴァーブのかけ方なんかについて解説してくれてます。字幕はないけど、音楽用語ばかりなので音楽作る人だったら大体わかるでしょう。
「Walk This Way」や「Smells Like Teen Spirit」で一時代を築いた人だけど、
ああいうヘヴィな音もこういう細やかな技を効かせているんだろうな。

Mix with the Masters、他にもS・アルビニのスネア解説あったり、面白いです。

2020年10月1日木曜日

Rallyのほのぼのギター・ポップ。


米国ユタ州の新人4人組バンド。
アー写を見たら実に冴えない若者達なのだが、
だからこその愛すべきギター・サウンドを鳴らしてくれている。
ビッグになろうとは露ほども思ってないんだろうな。
日本で知っているのも、今このブログを訪れたあなた達だけだろう。

2020年9月29日火曜日

Skyway Manとは何者だ。


米西海岸オークランドのミュージシャン、ジェイムズ・ウォレスのプロジェクト、スカイウェイ・マン。
「生きてることに気分悪くしないで」という新曲はルール無用のサイケ・ポップ。
『君が死ぬ時にのみ世界は終わる』という名のニュー・アルバムに収録される。
マシュー・E・ホワイトで知られるSpacebomb Studioで録音されたようで、
リリースはMama Bird Recordingより。10月後半予定。
得体が知れないというか、規格外の才能がまとまらずに開け放たれている感じがすごくいい。

2020年9月28日月曜日

今回はOsees名義になってます。


しょっちゅう紹介している気がするThee Oh Seesの新作(前回→こちら)。
アルバム・タイトルは『Protean Threat』でOsees名義。「h」が抜けました。
長尺曲が無くなり、短めの奇妙な曲がいっぱい入ってます。
これだけ多作でも各曲にアイディアが詰まっているんだよな。
果たしてこれだけ量産することに何の意味があるのか、と思う人もいるだろうが、
これは彼等なりの現世への「抵抗」なのだ。

2020年9月27日日曜日

Mountain Goatsの新曲。


マウンテン・ゴーツの新曲がほっこりできて良い。
10月発売予定の『Getting Into Knives』収録。
もう何枚目か数えるのも面倒になるが、精力的な活動をずっと続けていて頭が下がりますね。
今作はメンフィス州テネシーのサム・フィリップスのスタジオで地元のミュージシャンと楽しみながら一週間で録音したそう。
確かに音から楽しさが伝わってくる。

2020年9月25日金曜日

Lambchopのカヴァー・アルバムが出る。


メンバー各々が選曲を担当したというラムチョップのカヴァー作が、
11月にMergeよりリリース予定。
先行曲はウィルコの『Yankee Hotel Foxtrot』最終曲。
原曲を深く深く掘り下げたような見事な13分で素晴らしい。
正直、近年のオートチューン路線は不満だった。
こっちの方が断然素晴らしい(他の収録曲がオートチューンだったら泣くが)。
こういうアプローチの方が年季の入ったミュージシャンの気概をびしびし感じて、好きだ。

2020年9月24日木曜日

The Posiesの新曲!


突然発表されたポージーズの新曲。
2016年の『Solid States』以来。
憂いあるメロディーの展開がやはりいいですね。
メンバーはもう50歳越え。年相応の包容力を感じます。

2020年9月21日月曜日

Christo Graham、つつましくていいです。


カナダのシンガー・ソングライター、クリスト・グレアムさん。
11月に新作『Turnin'』を出すらしいが、この作品は去年4chMTRで録音したものみたい。
そう言われれば、くぐもった音質でノスタルジックな雰囲気が漂っている。
楽曲は地味に聞こえるが、実はよく練られたメロディーで素敵。
ノラ・ジョーンズにカヴァーしてもらえれば確実に売れます。
しかし、そんな日の目は見ないのでしょう。
まぁ、MVが結構幸せそうなので、それが一番ですよ。

2020年9月17日木曜日

Anthony Moore『OUT』の再発。


スラップ・ハッピーのアンソニー・ムーアが1976年に録音しながら自らお蔵入りにしてしまったソロ作が、Drag Cityより当初考えられていたオリジナル・ジャケ(byヒプノシス)でアナログ再発とのこと。
僕のようなオッサンは90年代のCD再発で既に聴いているだろうが、
若者はこの機会にチェックしておこう。
タイトルは『OUT』だが、愛すべきインドア・ポップ傑作だ。
上記曲はその冒頭曲。牧歌的なメロディーに変拍子が絡んでくるのが気持ちいい。
B・イーノやK・エアーズ、J・ケイルなんかのポップ・センスが好きな人は必聴です。

2020年9月16日水曜日

Marika Hackmanの新作はカヴァー・アルバム。


英国南部ハンプシャー出身の女性SSWマリカ・ハックマン。
11月に出る新作がカヴァー作だそうで、レディオヘッドやエリオット・スミスなんかの曲も入るとのこと。
上記MVはグライムスの楽曲(原曲はこちら)。
この出来から予想するに手抜き無しのクオリティーの高い作品になってそう。

7年前の記事→こちら

2020年9月14日月曜日

エミリー・エドロサの新曲。


ニュージーランドの女性SSW、Emily Edrosa。スカスカだけど、これもひとつのパワー・ポップ。
Park The Vanから11月にアルバム・リリース予定だそう。
以前の経歴を調べていたら、6年前にもリリースがあったんだけど、
その時は現在と全然違う容姿で(→こちらで確認)女はすごいなーと再確認。
さっぱりしてカッコ良くなってますね。

2020年9月9日水曜日

ワイキキ・サカモト君の回想記。

ワイキキ・レコードが21周年とのことで、
代表サカモト君が僕との話を書いてくれています。
文中に度々出てくる平田さんは2013年秋に亡くなってしまったが(→こちら)、
今もみんなの心に残っています。
『牙に見えたよ、君のストロー』も「平田さん、絶対に好きだろうな」と思いながら作ってたもんなぁ。

ワイキキの21周年は配信ライブをするようです。

2020年9月8日火曜日

Common Jackと名乗る男。


あのパーティーを憶えてる?
ブティックのオープニング
僕ら試着室に逃げこんだね
何考えてたんだ、僕らは
皆に気づかれないとでも?
あの時10人はいたよね
僕は誠実に君をリードしたいと努力してる
今更だけど、そう思ってる
僕ら結婚した方がよくないか


みたいなことを歌ってます。
自ら「そこらへんにいるジャック」と名乗る米ニューヨークのフォーカー。
映画『ONCE ダブリンの街角で』のグレン・ハンサードと出会った時、
自作曲を発表する励みをもらった、みたいなことがプロフィールに書いてあった。
「ルックスは気にするな」とでも言われたのかな。
実際すごく良い曲だよな。
70年代SSWが好きな人にオススメです。

2020年9月5日土曜日

Tiny Dolphin(ちっちゃなイルカ)と名乗る男。


米テキサスのオースティン発、アレックス・フィッシャーのプロジェクト。
素性は全然分からないけど、デビューした頃のコールドプレイを何となく思い出して、
親しみを感じた。
Spotifyで確認したら昨年デビュー・アルバムを発表しているようだ。
ハイプにはうんざり、普通に良い曲を聴きたいぞ、という方はどうぞ。

2020年9月4日金曜日

フォーク/カントリー好きの方はぜひ。

 

 「We believe you wanna live in peace」と歌われる、
スティーヴ・アール、リチャード・トンプソン、ペギー・シーガーが参加した豪華な楽曲。
大御所に負けてないダイアナ・ジョーンズは米ナッシュビルのカントリー畑の人。
今回7年ぶりに新作を出したみたい。

2020年9月1日火曜日

André Salvador and the Von Kingsの新作。



ビッグ・スターのようなギターワークが耳に残る佳曲。
アンドレ・サルヴァドールを中心とした米NYブルックリンのバンド。
昨日3rdアルバムがリリースされた。
Spotifyで確認したら楽曲の幅も広く、総じてメロディアス。
3曲目なんてとてもいい感じだった(→こちら)。
レーベルは英グラスゴーの「Last Night From Glasgow」。
ボランティアによって管理されている、非営利の音楽愛に溢れたレーベルです。

2020年8月26日水曜日

Ayalew Mesfinのアンソロジー。



エチオピア音楽史上もっともファンキーな音楽を残したというアヤレウ・メスフィン。
(全部ユニオンさんからの受け売りです→こちら
これはカッコイイ。最高だ。
サイケ、ファンクといったジャンルをひょいと飛び越える歌唱の破壊力。
今月末アンソロジーCD、及びアナログが出るらしい。
世界は広いと思い知らされるなぁ。

2020年8月25日火曜日

NRBQのレアトラック集。



10月に出るというNRBQのレア・トラック集。
みんな大好き『Tiddly Winks』に似たジャケで、
ファンの期待を煽ります。
トレイラーではアル・アンダーソンの歌声も確認できます。
詳しい曲目はOmnivore Recordingsのサイトへ(→こちら

2020年8月24日月曜日

人が雨のように降ってくる。



人材派遣会社のCM風動画がえげつこいことになる。
中心にいる人々が最後まで平然としているのが、何とも・・。
受け入れ難いが、これがリアルなんでしょう。
BRONSONは米シアトルの二人組ODESZAと、
豪シドニーのGolden Featuresとのコラボレーション・プロジェクト。
今月初アルバム『BRONSON』をリリース。

2020年8月17日月曜日

Novelty Islandのキンクス・カヴァー。



英国ロンドン発、トム・マコーネルのプロジェクト、
ノヴェルティ・アイランドによるキンクスのカヴァー(原曲は→こちら)。
まぁ、大前提として曲が良過ぎるのでズルイのだが、
エイトビートになったりオリジナルにはない解釈もあり、
ポップ好きには愉快な出来。
来週7曲入りEPがリリースされるとのこと(→Bandcamp)。
ポップ・フリークな同志の方々は、是非。

2020年8月16日日曜日

2020.8.15(土)at京都拾得<ONE STEP BEYOND 2020 SUMMER>

出演:CHAINS、冬支度with渡瀬千尋

コロナ災禍で4月に中止になったCHAINSさんのイベント、
8月になって、リヴェンジ開催と相成りました。
この日京都は最高気温38℃。行くだけでくたくたになった。
でも、頑張って演奏しましたよ。新作より「キュレーター」は初披露。
冬支度さんの多彩なステージ、CHAINSのリトル・フィートを進化させたような熟練の演奏も良くって、いいイベントでした。
CDも沢山売れて嬉しかったです。
ありがとうございました。

1.ファーストフード(火曜日はもう飽きた)
2.魂を救うだろう
3.マイ・サンダー
4.キュレーター
5.サンビーム
6.ハッピー・バースデイ
7.イカロスの気絶
8.不良少女


2020年8月14日金曜日

Early Eyesに注目です。



Epitaphと言えばメロコアを思い浮かべる人はもう古い。
今やこういうバンドもいる。米国ミネアポリスの5人組。
音楽性はデスキャブがヨットロックをやっているようだが、
実にセンス良い。リズムへの意識がびしばし伝わってきて素晴らしい。
過去曲もハズレなしなので、デビュー・アルバムの発表を期待したい。
ヴォーカルのジェイクはスター性あるねぇ。

2018のEP『Decorating』より。

2020年8月13日木曜日

Daniel Romano's Outfitの新曲。



2年前にも取り上げているダニエルさん(→こちら
来月ニューアルバム『How Ill Thy World Is Ordered』が出るらしいが、
ピッチフォークによるとこれが2020年で9枚目のリリースらしい。
僕の読み間違い? そんなこと可能なのだろうか。
まぁ、いい。
ジョージ・ハリスンのようなくねっとした曲調、
ぐしゃっと潰れたギター・ソロ、とてもいいです。

2020年8月7日金曜日

Merce Lemon なんて可愛い曲なんだぁ。



ピッツバーグ出身の女性SSWマース・レモン嬢。
ゆるいネオアコ好きにはたまらんものがある。僕は癒やされまくっている。
突然ドラムが出てくる瞬間、まさしく心躍った。
デビュー・アルバム『Moonth』が来週リリース。
ただしカセットのみ(ユニオンさんが扱っているようです→こちら)。

2020年8月5日水曜日

Josiah Johnsonがソロ・デビュー。



The Head and the Heartを薬物治療で抜けたジョサイア・ジョンソン、
ANTIから来月デビュー・アルバムを出すそうです。
LGBTのパーソナリティーが出ているようだが、
穏やかな曲調がじわじわ盛り上がってくるのが良い感じです。

2020年8月1日土曜日

ライブ情報。

2020年8月15日(土)
「ONE STEP BEYOND 2020 SUMMER」
京都 拾得
出演:CHAINS冬支度with渡瀬千尋、徳永憲
開場17:30/開演18:30
料金2000円(予約制:お店のHPで2日前まで受付しています)
4月中止公演の仕切り直しに誘っていただきました。
コロナの状況も気になるところだと思いますが、
感染対策をとった上で開催予定です。


2020年7月28日火曜日

Another Sky、大物になりそう。



英国ロンドンの男女混合4人組バンド、アナザー・スカイ。
カトリン・ヴィンセント嬢の個性的な歌がまず耳に残る。
ユニバーサル傘下のフィクション・レコードなので今後ドカンと売れそうな気配もある。
どちらにせよ、この祈りにも似たカリスマティックな歌は支持を集めていきそうだ。
他の曲もどれもクオリティ高し。
来月デビュー・アルバム『I Slept On The Floor』がリリースされる。
ジャケはピーガブのメルトを彷彿とさせるなぁ。

2020年7月27日月曜日

Fruit Batsのカヴァー新曲。



フルーツ・バッツがスマパンの名盤2ndを丸々カヴァーするらしく、
その先行曲が登場。
甘いメロディーの抽出のされ方が見事です。
全曲この感じでいくのかな。

プッシー・ガロアの『メインストリートのならず者』、ライアン・アダムスの『1989』、フレーミング・リップスの『狂気』、ベン・ギバードの『バンドワゴネスク』、ティム・クリステンセンの『ラム』などなど、海外ミュージシャンは結構こういう企画が好きですね。

2020年7月21日火曜日

Toad The Wet Sprocketの新曲。



ネットフリックスの新作アニメ用に書かれたトード・ザ・ウェット・スプロケットの新曲。
グレン・フィリップスのコシと粘りのある歌が映える良曲。
相変わらずええ声してるなぁ。
彼らは復活アルバム『New Constellation』(2013)以降も地道にツアーを続けていて、最近はBarenaked Ladies、 Gin Blossomsとともに「90年代にヒット曲を持つバンド」としてパッケージ・ライブなんかもやっている模様。
ランディ・ガスはもう辞めてしまったようだけど、またアルバムの制作も進められているようだ。

過去記事→こちら こちら

2020年7月20日月曜日

RIP エミット・ローズ



訃報。1970年リリース、弱冠20歳でのワンマン録音2nd、名盤でした。
90年代に出たOne Wayからの再発盤がなつかしい。
生涯通じて作品数が少ないのが残念だが、
それ以上に現時点で買える過去作がほぼ無いというのが泣ける。
こんなに才能あるのに、不遇すぎるよな。

2020年7月16日木曜日

Cloud Nothingsの新作。



コロナ禍の中で制作され、今月変則的な形でリリースされたクラウド・ナッシングスの新作。
タイトルは『The Black Hole Understands』。
メディア露出が追いついていないようだが、内容的にはとてもいい。
ディラン君がドラマーと二人でファイル交換して作ったようだが、
本来のメロディーの良さが復活。
がなり立てる歌唱もなく、甘酸っぱいギター・ロックを求める輩にも受けそう。
彼らのアルバムの中で一番好きな作品になるかも。
フィジカルで欲しいなぁ。

Bandcamp→こちら

2020年7月14日火曜日

一輪車でロックします。



君は雨のなか踊りにいく?
君は恥ずかしがらずに自分の歌を歌える?
バスの運転手さんの名前覚えてる?
ちゃんとやってみようぜ
しっかりやっていこうぜ

みたいな歌詞を歌っている米国LAのトリオ・バンド、The Rare Occasions。
2年前にデビュー作が出ていて、今月それに続く新曲を出した格好。
過去曲は色んなタイプがあったが、こういうパワーポップ路線いいんじゃないかなぁ。
MVでかっこいい車に乗るんじゃなくて、一輪車に乗るってことは、
ヘタレ・キャラの自覚があると見た。

2020年7月13日月曜日

This Is The Kitの新曲。



今年はボニー・ライト・ホースマン(→過去記事)の話題もあったディス・イズ・ザ・キットの新曲。
バンジョーの響きに、抑えたトーンの歌唱がのった快調な仕上がり。
最新アルバムは10月とのこと。まだ大分先だな。

2020年7月9日木曜日

山羊の頭のスープ DX盤来ました。



直近のストーンズのアナログ・リイシューで『山羊の頭のスープ』(1973)だけ除外されていたので、ファンにはバレバレだった件。意外と早く発表されました。
ジャマイカ録音、独特のスモーキーなムード漂う名作のデラックス盤。9/4発売とのこと。

「ローリングストーンズ レコーディングセッション」という本の中で、永遠に聞けることはないだろう、的な書き方をされていた「Criss Cross」が今、目の前に!
「Save Me」とも呼ばれていたようだが、PVまで付いてカッコイイじゃないか。
昔、星加ルミ子さんがライナーノーツで記述していた未発表曲はこれなんだろうか。
気になる。
翌年「It's Only Rock'n Roll ( But I Like It )」のB面で出された「Through The Lonely Nights」や『刺青の男』(1981)まで持ち越された「Tops」の扱いは無し。

そのかわり『ブリュッセル・アフェア』が入る!

10年前に書いたもの→こちら

2020年7月7日火曜日

Alex Izenbergの新作。



今月末に2nd新作『Caravan Château』を出す米国LAのソロ・アーティスト。
過去の記事→こちら
誰かの声に似ているなと思ったら、そうだ、ボビー・チャールズだ。
どことなく70年代のウッドストック感がある理由はそれだな。
ちょっと情けないローファイっぽさがたまらんが、
実はアレンジとか綿密に組み立ててあるのが面白い。
グリズリー・ベア、フォクシジェンのメンバーがゲスト参加しているそうで、
ミュージシャン人気があるのかな。

Disk Unionのページ→こちら

2020年7月3日金曜日

放送部思い出して、しみじみ。



中学3年の時、放送部でブルース・スプリングスティーンを流したのを思い出した。
弁当タイム〜昼休みに、入魂の思いでかけたんだけど、
「大人過ぎる」という理由で今居先生に止められたんだよな。
あのモヤモヤ、今でも強烈に憶えている。

映画『Blinded By The Light』観に行かねば。

2020年7月1日水曜日

Bill Callahanの新曲。



「ハロー、マイネーム・イズ・ジョニー・キャッシュ」って最高の歌い出しだな。
続く「鳩たちがライスシャワーを食い、サンアントンの向こうの何処かで爆発した」
ってのもいい。ライスシャワー、時限爆弾かよ。

昨年の作品も良かったビル・キャラハン(aka SMOG)の新曲が早くも登場。
前作は長い間待たされたが、今回は早めに来ました。
このムラのある活動がなんか「らしくて」いいな。
とりあえず、本当に毎回歌が素晴らしいので、9月リリースのアルバム『Gold Record』(Drag City)楽しみにしておこう。

過去の記事(9年前)→こちら

2020年6月30日火曜日

Devendra Banhartの新曲。



70'sのルー・リード、ケヴィン・エアーズ、カエターノ・ヴェローソあたりの充実度を思わせるデヴェンドラ・バンハートの新曲。来月リリースのEPより。
昨年のアルバム『MA』のジャケが動画には出ているけど、収録はされてません。
アルバム録音には間に合わなかった曲らしく、追加EPという形になった模様。
歌後半にはビーチ・ボーイズ「Surfin USA」のフレーズが出てきたり、
自由を謳歌してますね。

2020年6月29日月曜日

Dovesの新曲。



英国マンチェスターのダヴズ、名前を久し振りに見たと思ったら、
11年振りに復活とのことで。
トニー・アレンのビートをサンプリングしているそう。
MVはCGアニメーション。どことなくC・ノーラン監督『インセプション』(2010)っぽい空想都市。誰かの脳内で永遠に複製されていそうな孤独感、閉塞感が出ている。
コロナ禍の影響もあるそうで、確かにそんな気分が伝わってくる映像だ。

2020年6月26日金曜日

プリンスのリイシュー、いよいよ本丸へ。『SIGN 'O' THE TIMES』!



ここ数日噂になってたが、遂に公式発表。
『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のスーパー・デラックス・エディション。
詳しくは→amassさん

9月発売。CD&DVD9枚組で未発表曲満載。
未発表といっても本気で作っていたアルバム用なので(この当時お蔵入りアルバムが少なくとも3つある)クオリティは間違いない。
これは絶対にスルーできないお宝だろう。
国内盤、あんまり高価にならないよう祈りたい。

追記:無事国内盤ゲットして聴きまくってます。未発表音源をじっくり楽しんだ後に、本編Disc1、2に戻ると「感動が倍増」現象には参りました。
10代の頃の甘酸っぱい想い出が薄れてしまうのは難点だが、
もうこれは一生聴き続けろってことだな。

2020年6月24日水曜日

J.S.オンダラに注目。



ケニア出身の新人フォーク・シンガー、J.S.オンダラ。現在27歳。
昨年、アルバム『Tales of America』でデビュー。
これから知名度を上げていこうというタイミングで、見事ザ・ルミニアーズのツアー・サポートをゲット・・・したと思ったら新型コロナのパンデミックの影響ですべて中止に。
でも、ロックダウンにインスピレーションを受けて新曲を書き出したら止まらなくなって、
もう2ndが完成してしまったらしい。
タイトルは『Folk N' Roll, Vol 1: Tales of Isolation』で8月リリース。
アコギとハーモニカさえあれば、フォークシンガーはこれができる。
10分を超える「Ballad Of Nana Doline」(→こちら)、痺れるのでフォーク好きは是非。

因みに彼の音楽ルーツは90'sオルタナで、ボブ・ディランに衝撃を受けて今に至っているとのこと。男だけどトレイシー・チャップマンみたいな声でインパクト大ですな。

2020年6月22日月曜日

グリーン・ガートサイドの新曲。



スクリッティ・ポリッティのグリーンさんの新曲は、
アン・ブリッグスのカヴァー(原曲→こちら)。
少しエレポップ的な味付けをされたトラッドもの。
Rough Tradeから先週リリースされている。
カップリングの「Wishing well」も同じくアン・ブリッグス・カヴァー。
グリーンさん、パンクにはまる前はフェアポートとか聴いてるフォーク少年だったらしい。
初めて知ったよ。

2020年6月17日水曜日

Blitzen Trapperの新作。



10年振り(→過去記事)に取り上げるブリッツェン・トラッパー。
SUB POPから離れてからは触れる機会が少なくなったが、
久し振りに聴いたらやっぱり好きだな。
フォーク色はすっかり薄れて、ひねくれポップ度が上がっている。
先月発表された曲(→こちら)もレノン系な浮遊感あるコード進行で、ねじれまくり。
マニア心をくすぐります。
新作はYep Rocからで9月予定。
トラックリストの「Dead Billie Jean」という曲名が気になる。

2020年6月15日月曜日

頭につきつけるバナナガン。



豪メルボルンの5人組サイケ・バンド、Bananagun。
中心人物はトランペット、フルートまで演奏するギター/ヴォーカルのNick Van Bakel。
Bandcampのキャプションにはしょっちゅうムタンチスの名前が出てくるが、
まぁ確かに目標としているのは分かる。
「Mushroom Bomb(キノコ爆弾)」という曲名も確認できるデビュー・アルバムは、
もうすぐリリース予定。

2020年6月10日水曜日

ほんのちょっと加筆。



『牙に見えたよ、君のストロー』ページ、メモ欄に加筆。

僕の曲は冬に合うとよく言われるけど、今作は夏にも合います。
ということで季節はこれから。
サブスクで気に入ったら是非ともCD購入もよろしく!です。

2020年6月5日金曜日

プログレッシブなピアノトリオ。



アルメニア出身、現在32歳のジャズ・ピアニスト、ティグラン・ハマシアンの新曲。
ノンサッチから8月発売予定の9th(?)アルバムより。
メタル、フュージョン、エレクトロ、民族音楽を取り込みながらどんどん進化していってるようです。

この曲には必要なかったのかもしれませんが、
高速アドリブ・ソロが聴きたいという方は過去曲(2009年)へ。



後半の盛り上がりが粗野で強烈。まさしくジャズロックだ。
聴き比べると新曲の完成度の高さが分かるな。

2020年6月3日水曜日

アルゼンチンの才能、Banti。



南米アルゼンチン、コルドバ出身のアーティスト。
詳しくは→Musica TerraさんDisk Unionさんへ。
変拍子プログレ、南米フュージョン、ビートル遺伝子、
色んな要素が混在しつつ、爽やかにまとまっていて素敵です。
宣伝文には(ブラジル音楽の)ミナス系と書いてあるが、
確かに名盤『Clube Da Esquina』に近い雰囲気が少し出てます。

本国では2019年発表だが、世界初となる国内盤CDが最近出たそう。
Spotifyでも普通に聴けます。3曲目「Vuelve Amar」好きだなぁ。

2020年5月29日金曜日

Scott Lavene、めちゃ好みです。



ひどいアニメーションPVだけど、歌はめちゃいいなぁ。
英国エセックス出身のシンガー・ソングライター、名前はスコット・ラヴィーン。
去年出した1stが一部でスティッフ・レコード近辺を引き合いに出されたらしい。
で、そのジャケがイアン・デューリー1st似なのだが、勿論本人は大好きらしい。
アルバム未収録の新曲はパンキッシュで、シングル「My Stereo」のカップリング。
メロディーやサウンドが云々というタイプでなく、肝は歌詞と歌。
ぶっきらぼうでくすんだイギリスっぽい発音が最高です。


2020年5月23日土曜日

徳永憲 note 久々に更新。

徳永憲:note

久々に更新。「夏の小さな虫」のコーラスだけを抜き出したヴァージョン。
生々しいけど、構造が見えるのは面白い。
楽しめる人はいるかな。
オリジナルは↓


2020年5月21日木曜日

ブレイク・ミルズの新作、これはいいな。



アラバマ・シェイクスの2ndを手掛けたことでも知られる才人ギタリストBlake Millsの新作。
静謐な空気であるが、時折不穏なエッジで緊張感をもたらすSSW作品。
以前の作品は自分のアンテナに引っ掛かっていなかったのだが、
今回はぐっと雰囲気が変わったこともあり高い評価を得ていて、自分の耳にも届いた。
過去作品もじっくり聴いてみたが、アメリカーナ色がありつつも前からサウンドメイクは面白かったんだと確認できた。
そういった素養が集中力を高めながら静かな曲に注ぎ込まれた印象。
様々なサポートを請われて忙しいだろうに、こういう高い到達点へ辿り着くのは凄いな。



2020年5月17日日曜日

EZRATという名前で出直し。



5年前に紹介したEZTV(→こちら)のメンバーが新たにバンドを再編。
レーベルもCaptured Tracksのまま。
今月発売のデビュー作はもうSpotifyで聴けます。
ざっくり書いちゃうと、よりネオアコ方面に傾倒していってます。
冒頭曲から最高なので、好きそうな人はどうぞ。

2020年5月15日金曜日

リリース1ヶ月。

リリースされて1ヶ月。
とんだコロナ災禍に巻き込まれたが、
皆さん自宅待機しながら聴いてくれているだろうか。
5月になり気候も良くなって来たし、また外へ出れるようになったら、
是非屋外でも聴いてもらいたい。
きっと気持ちいいから。

上の『牙に見えたよ、君のストロー』ページ。加筆しときました。
集中力が足りないのか、うまく書けてませんが。


2020年5月12日火曜日

アーティストと政治。

アーティストと政治との関わりを知らない若者が多いらしい。
無知すぎて可哀相なので、今回の企画を。
音楽は政治的なメッセージとは切り離せないのですよ。
まずは基本中の基本↓
反戦歌:ウィキペディア
Udiscovermusic:不朽の政治的アンセムとなった音楽たち
追悼・ネルソン・マンデラとポップ・ミュージック | THE MAINSTREAM


Candidというレーベル自体が政治的。マックス・ローチとその一味。
ノンポリでは出せない迫力で、歌詞などなくてもメッセージとして成立している。


反ナチスとは言え、ごりごりに右翼的。チャーチルの戦意高揚スピーチで始まる。
同じ年、左翼のスタイル・カウンシルは「Shout to the top!」(トップに物申せ)を発表。


「臆病者は尻込みし、裏切り者は冷笑するが、我々はここで「赤旗」を掲げ続ける」
この音楽の美しさはどこから来るのか。


ポル・ポトの暴走した共産主義をこけにする。ジェロ・ビアフラは無政府主義アナキスト。


軍事政権に楯突く信念のカリスマ。生きることイコール、政治に関わること。
それがアートの原動力になっている。


右翼がかっこよく見えたジャン・ジャック・バーネル。政治というよりファッションかもしれないが、この本気の音像は凄い。ネトウヨも楽器を手にしろ。見習え。


映画『ジョニーは戦場へ行った』の作者は赤狩りに遭い、映画界から追放。
原作本も反政府文学として絶版に。しかし、J・ヘッドフィールドは保守中道派。


「大韓航空機撃墜事件」を歌い外交問題に顔を突っ込む社会派ゲイリー・ムーア。
東西冷戦期。昔は広島について歌うアーティストも多かったよなぁ。


出席した公聴会(議題は検閲問題)の様子をそのまま曲にするザッパ。行動あるのみ。
権力に阿る人間は真のアーティストにはなれないのだ。


「平和と愛、理解し合うことの何がおかしいんだ?」左翼にとって座右の銘曲。
バカにする人もいるだろうが、それでも僕はUnderstandingの努力を惜しまないのだ。

ちなみに徳永の曲にも政治的なものありますよ。
ストレートには出てきてないけどね。

2020年5月10日日曜日

マーク・ハートキーさん、何処を目指すのか。



ニール・ショーンが原チャリに乗ってるみたいなビデオが適当すぎるが、
これは沁みるなぁ。歌詞もいい。
ニューヨークのシンガー・ソングライター。
ラテンっぽい顔立ちをしてますが、全然暑苦しくない癒やし系で、
Spotifyの「Coffeehouse Folk」のプレイリストによく選ばれているようだ。
この辺のアーティストはほぼインディー・メディアから黙殺されてますが、
みんなクオリティー高いです。

2020年5月8日金曜日

思いつきメモを

上の『牙に見えたよ、君のストロー』ページに加筆しました。
なかなか纏まらないので、もう適当に加筆していきます。
読みたい人はどうぞ。

2020年5月5日火曜日

DJプレミア、一時代を築いた天才。



DJプレミアがサンプリング解説してくれる動画。
字幕があれば、なんとか内容は分かります。
この内容なら何時間も観ていたいが、残念ながら5分だけ。
その昔、90年代にCD屋で働いている頃、HIP HOPコーナーにもいたけど、
この人絡みの作品は飛ぶように売れていたもんだ。
キャプションに「DJプレミア・プロデュース」と書いておけばそれだけで良かった。
今聴いても文句なしにカッコイイ。

2020年5月1日金曜日

トニー・アレンが亡くなった。



70代になっても現役バリバリ、生きる伝説だったドラマーが亡くなったとの報が。
ブライアン・イーノだったか70年代の偉大なる3大ビートとしてJB、NEU!と共にトニー・アレンのアフロビートを挙げていたな。
上記動画はフェラ・クティの根城、カラクタでの1977年のライブ盤。
20分一心不乱に叩き続けるトニーさんが最高です。

2020年4月29日水曜日

クルアンビンの新曲。



新型コロナウイルス災禍で引き続き自宅待機中。
ずっとやろうと思って放置していたことを、暇だからやってます。
古いレコードの手入れをして、プチプチが減ったのを確認してニヤニヤしたり。
こんな時だからこそやる気になったのだが、やりだしたら面白くなってずっとやってます。

クルアンビン。次作は歌モノになるらしい。やっぱり好きです。
過去記事→こちら

2020年4月25日土曜日

巣ごもり上等。

本来なら4/26が渋谷7th FLOORライブの予定でしたね。
今や日本にそんな雰囲気は一切無くなったけど、
本来なら今頃東京へ行ってたのになぁ。残念。
ユニオンにも行けたのに。

今は自宅に籠もってミュージシャンなら音楽作るしかないか。
このブログ用に『牙に見えたよ、君のストロー』のセルフライナーも現在執筆中。
でも、全然筆は進んでない。気長に待っていてください。

アルバム気に入ってもらえてるかな?

2020年4月21日火曜日

#うたつなぎ 徳永憲

サカモト君から「#うたつなぎ」に引き込まれました。
ツイッターのワイキキ・アカウントで公開されてます。
最新作プロモーションの一環にしてもよかったのだろうが、
全く関係ないガッチャマンのカヴァーしてます。
ゆるくてすいません。
コードは適当でミスもしてますが、ドンマイ。
作曲は大好きな小林亜星。いい曲なんだよ。
下記動画の素晴らしいアレンジも是非聴いてくだされ。

引き込まれついでに、次は「小島麻由美」を指名しましたよ。
今観たい人、多いんじゃないかな。

2020年4月18日土曜日

もう聴けたかな?

AmazonやHMVは品切れになってますね。
元から入荷数が少なかったのだろうが、
今現在、店頭で買えない状況だろうから通販に集中したのか。
まだ聴けてない方、すいません。
文句がある方はワイキキ・サカモト君に言おう。
タワーのONLINEならまだ在庫あるようです。

2020年4月15日水曜日

『牙に見えたよ、君のストロー』(2020)


WAIKIKI WAKRD-077
JAN/POS:4582217970773
発売日:2020.4.15
価格:¥2,500(税抜き)/¥2,750(税込)
流通:BRIDGE

1.ふがいない夏が始まる
2.夏の小さな虫
3.シ・ン・プ・ル・トゥモロー
4.そして、ねむい
5.ボクシング vs 口内炎
6.ヴェスト
7.これからきっと
8.サンデーで一週間
9.キュレーター
10.休日の終わり
11.ずっと君といたかった

2年半振り、徳永憲の11作目となる新作のテーマはギター・ポップ。
パワーポップやネオアコ好きの徳永の、これがジ・アザーサイド。
青春は一度だけ。でも、蒸し返しちゃっていいじゃない!

作詞/作曲/編曲/歌と演奏 録音とミックス/プロデュース:徳永憲

「数年前のある日、息子の学校行事で小学校に行った。自分が通っていたのと同じ小学校。 そこの体育館で久しぶりに見たのだ。天井に挟まったバレーボールを。 その時、唐突に 「あっ、ギターポップ作らなきゃ」 と思った。 心が沈み、落ち込んでいだ時期だった。 僕は久し振りにギター・ポップを聴いていた。サブスクでたまたま聴いて救われていたのだ。 ギター・ポップへの恩返し。それが今回のザ・コンセプト。 あのバレーボールにも捧げたい。 今でもきっと天井に挟まっているアイツに」 徳永憲

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【本作にまつわる思いつきメモ】

前作発表時のMM誌インタビューの最後に「次はギターポップを作りたい」と言っていたのだが、 本当にその言葉通りつるっと出来てしまったのがこの新作。
もっともその頃の目論見はもっと80'sから90'sへの過渡期的な、例えばジザメリ、ライトニング・シーズのようなバシャーンというドラム・サウンドを狙っていたので(それが青春だった)、
すべてが構想通りに出来たわけではない。
そういう飛び道具的な意匠は、歌詞を書き揃えて整えていくうちに装飾的過ぎると思われたのでボツになった。今回の歌詞は全部実生活との距離が近いものだったので、自然の成り行きだったと思う。無茶なアレンジは似合わないけど、その分まっとうなアルペジオがはまってくれる、そういうギター・ポップになった。
で、なんでギター・ポップなのかというと、ただ単に沢山エレキギターを弾きたかったから。 ここ数年でそういう欲求になっていた。
田舎に住んでいるのでアンプも鳴らせるし、ソロもいっぱい弾きたかった。
「キュレーター」なんてエレキのみ、アコギなしで、これは僕の曲の中では極めて珍しい。 TFCの「スター・サイン」に寄せたオマージュ・イントロをつけたのも、より多くエレキを弾きたかったからだ。ギターソロは右の人がそのまま弾くが、この定位はマシュー・スウィート『ガールフレンド』の音像しか意識してない。
「ふがいない夏が始まる」ではマンチェスターっぽいワウワウ・カッティングを入れたが、こういう懐かしいアレンジも今作以外では絶対にしなかっただろう。
「これからきっと」の後半のハモリではザ・スミス「ショップリフターズ〜」を意識したりもした。まぁ、堅いことを考えず、思いつくことをそのままやった感じだな。
曲作りは(前作同様)過去の若かった自分と現在の自分との共作がほとんど。
40代後半にもなると当然メロディーの閃きは減ってくる。昔はDコードをジャラーンと気持ち良く鳴らしただけで、新しいメロがいくつも湧いたものだが、経験を積むとそういうわけにはいかない。DはDにしか聞こえなくなる。幸い未使用のギター・ポップ的なエレメンツはまだまだあったので、現在の編集感覚でもって共作していった。
作曲は努力で何とかなるもんじゃない。
それを知ってるからこそ、若い自分の残したマテリアルは存分に利用していく。
例えば「ずっと君といたかった」のリフは10代に作ったものだが(大学時代の友人は憶えているかもしれない)、こういうものは今自然には出てこないと思う。
作為的にひねり出すことは可能だろうが、作為的に作っても自分にはバレているので、結局は乗り切れない。
ピュアな閃きが曲の源泉であること。それは昔から自分が拘っているポイントだ。
歌詞はまぁいつもの通り。書きたいと思うように書けるので、何も問題なし。
今回は青春度高め。もう50手前にして青春かよ、と思う人もいるかもしれないが、これにはカラクリがある。
実は息子が現在10代で、自分のすぐそば、身の回りでリアルな青春感を出しているのである。 そこにインスピレーションを得たのは間違いない。
面白がっていたら、ペンがするする運んだというのが真実だ。
ただのノスタルジーだけでは、自分のモチベーションも上がらないだろう。
ただし、ここまで青春ものを纏めることは今後はないかな。
曲単位では発表することはあろだろうが、アルバムとしては今回が「青春総決算」の位置付け。
そういう気分だった。
同時に曲名にオレンジ・ジュースの放題オマージュをねじ込むという小技も忘れちゃいませんよ、と。
意識のはざまのかすかな所でささやかに存在する、そんなギターポップが好きだ。
『牙に見えたよ、君のストロー』もそういうニッチな場所で逞しく育っていってくれたらと思う。

追記:
出稿もしてないのにミュージック・マガジンがレビューを載せてくれている。
ありがたい。
いつも思うことなのだが、少しずつでいいので聴き手の思い出の中に残っていけたら御の字だ。 


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------


■ダウンロード(国内)
iTunes https://music.apple.com/us/album/1506165602?l=ja&ls=1&app=itunes
music.jp  http://music-book.jp/music/Artist/876115
レコチョク https://recochoku.jp/artist/2000021860
ドワンゴ https://pc.dwango.jp/portals/artist/127348/music
オリコン https://music.oricon.co.jp/php/artist/ArtistTop.php?artist=A836557
mora  https://mora.jp/artist/1019932/
ほか

■ストリーミング(国内)
Spotify https://open.spotify.com/artist/0uszOmGY8VGpdmGpG9pr7o
Apple Music https://music.apple.com/us/album/1506165602?l=ja&ls=1
LINE MUSIC https://music.line.me/artist/mi000000000f237099
AWA  https://mf.awa.fm/2K1pj24
KKBOX  https://www.kkbox.com/jp/ja/artist/UYQrAk7fJIw1tn0F01rsj08K-index-1.html
dヒッツ https://selection.music.dmkt-sp.jp/artist/2000021860
ほか

■ストリーミング(海外)
Apple Music  https://music.apple.com/us/album/1506165602?l=ja&ls=1
Spotify  https://open.spotify.com/artist/0uszOmGY8VGpdmGpG9pr7o
Akazoo http://www.akazoo.com/
Deezer http://www.deezer.com
Saavn http://www.saavn.com/
KKBOX http://www.kkbox.com/
Slacker http://www.slacker.com/
QQ Music https://y.qq.com/
Xiami Music https://www.xiami.com/
ほか







『牙に見えたよ、君のストロー』本日発売!



実家に眠っていた古い8mmフィルムを引っ張り出してきました。
撮影者は亡き父。50年前の子猫は僕が生まれる前のものだ。
後半は小さな頃の徳永兄弟や従兄弟も出てきます。
終盤はもう昭和のアーカイヴ資料みたいになってますが、
まぁ、こんなのどかな時代もあったんだと眺めてもらえれば。

ということで、ニュー・アルバムは本日発売。
コロナ災禍を先取ったわけではなかったが、
誰とも交わらず全部自宅に籠もって一人で多重録音。
家をギターアンプで揺らしながら作りました。
CDも存在意義ある作りになってますよ。
聴いてくれー!




2020年4月14日火曜日

2020年4月12日日曜日

Tera Melosの人です。



テラ・メロスは2013年に書いてますね(→こちら)。
上記曲はvo/gを担当しているニック・ラインハートのソロ・プロジェクト、Disheveled Cuss。
WEEZER風のパワー・ポップでありながら、
ひしゃげたギター・リフにオルタナの魂がのってて気持ちいいです。
6月に初アルバムを出すとのこと。

2020年4月10日金曜日

4/26(日)ライブ 中止のお知らせ

残念ですが、仕方ありません。
緊急事態宣言に加えて、東京都の休業要請も本日出ました。
皆様、くれぐれも感染対策にご留意を。
ひどい状況ですが、各々がんばっていきましょう。

以下、情報コピペを。
4月26日(日)渋谷7thFloorにて予定しておりました “アンウエルカムパーティ Vol,05”は、新型コロナウイルスの影響を鑑みまして、お客様の安全を第一に考え開催を中止とさせて頂きます。
【払い戻し方法】
※イープラスでご購入の方
【払戻方法】http://eplus.jp/refund2/
払い戻し期間は 4月10日10:00~5月10日23:59
【お問合せ】e+お客さまサポートページ http://eplus.jp/refund2-toiawase/
(手数料はかかってしまいます。申し訳ございません)

2020年4月9日木曜日

The Leonard Simpson Duo かっこいいなぁ。



米デトロイトのMCとニュージーランドのDJの二人の名前を合わせたデュオ。
70sニューソウルのバッキングをそのままループしたかのようなサウンドがかっこいい。
これを出しているのが独ベルリンのレーベルJakarta Records。
こういうヒップホップがもっと流行ればいいのになぁ。

2020年4月7日火曜日

新作リリースは来週です!

どんな風に聴かれるんだろう。
この社会情勢下で。
今回の新作『牙に見えたよ、君のストロー』、今までで一番ポップなのだ。
なぜにこのタイミングになってしまったんだろう。
昨年のうちに出しておけばよかったのか。

いや、しかし。
新しいフレッシュな音楽を聴くこと自体はとても安全で、
感染の心配もないのだ。
気持ちを開放してくれるかもしれない。
そう思うしかない。
全11曲。是非聴いてくだされ。
サブスク配信はライブ音源でもお世話になったMOVING ONが協力してくれます。感謝。
CDはちょい値上げしているが、全然売れてないのに毎回リリースしましょう、
と声をかけてくれるワイキキ・サカモト君には誰も文句は言えまい。
(僕もそう←徳永はいつもお金を全然出していません)
僕が言うから間違いないけど、ワイキキは本当に商売抜きで音楽を愛してるレーベルです。
売れるために何かしろ、と指図されたことも一度もない。

話がそれた。
リリース日に新しいPVをアップします。
曲名を眺めてどの曲が来るか、
楽しみに待っておいてください。

4/26ライブの動向も注視しておきましょう。
4/4は実を言うと家族の発熱もあって自粛したのだが(現在は治ってます)、
果たして緊急事態宣言下での開催は現実的に可能なのだろうか・・・。



Amazon
HMV
Tower Records

2020年4月2日木曜日

追悼:アダム・シュレシンジャー



重症だとは伝わっていたが、
昨日コロナで亡くなったとのこと。
あかん。これはショックすぎる。

2020年4月1日水曜日

4/4出演キャンセル

新型コロナウイルス蔓延の諸事情を鑑み、
4/4(土)拾得ライブの徳永憲出演はキャンセルとなります。
楽しみにされていた方、大変申し訳ございません。
苦渋の決断でした。
政府に言いたいことは山程ありますが、まぁここではやめておきましょう。
尚、イベント自体は開催の予定であります。

(これはエイプリルフールではありません)

追記:日々刻々と状況が悪化していってます。
残念ながらイベント自体の中止が発表されました。残念。

2020年3月30日月曜日

京都ライブは今週土曜日です。

大変な状況下ですが、今週末4/4(土)拾得ライブは行われる予定とのこと。
会場でコロナ対策もされますし、CHAINSさんの方でマスクも用意するそうです。
座る間隔も取られるとのこと。
ただし、不安な方は無理なされぬよう。
初めて拾得に来られる方は駅から徒歩の経路をGoogleストリートビューでチェックすることをおすすめしておきます。迷わぬように。

CHAINS Presents
“ONE STEP BEYOND 2020 SPRING”
2020年4月4日(土)
京都 拾得
出演:CHAINS冬支度with 渡瀬千尋、徳永憲
料金:2000円
開場17:30/開演18:30

2020年3月28日土曜日

Jade Hairpins ポップにスピンオフ。



なんかスーパーグラスの有名曲を思い出したけど、偶然だろうな。
カナダのハードコア・バンドFucked Upのドラマー&ギタリスト2人によるプロジェクト(ドラマーが歌ってます)。
以前紹介したYOUNG GUV(→こちら)といい屈託ないポップに振り切っているのは本家あってのことか。
アルバム・タイトルも『ハーモニー・アヴェニュー』とやけにストレートだ。
メリハリあっていいんじゃないでしょうか。
MERGEより5月末リリースとのこと。

2020年3月25日水曜日

AVIONS、フランス産ローファイ。



90年代の匂いがプンプンするローファイ・トリオ・バンド。
これがフランスから届いた音というのが面白い。
今月出たEPより。どの曲もキラリと光るメロが隠れている。
bandcampは→こちら
ちなみに4年前のデビュー曲は「Van Halen」。
なんちゃってライトハンドをやってます。若い。

2020年3月22日日曜日

Joel Martin from Toledo、いいです。



米国ワシントン州シアトル郊外の無名なフォーク・アーティスト。
去年出たアルバムの冒頭曲。再生回数が異様に少ないが、
こんなにも良いのに世の中はどういう原理で動いているのだ。
この曲の寂寥とした冬の風景も心にしみてきます。

2020年3月20日金曜日

ノルウェー発ギタポ The Little Hands of Asphalt



芽瑠璃堂さんのページで知る(→こちら)。
Monzanoというバンドでも活動する人のソロ・プロジェクト。
ノルウェーと言えばa-ha、キングス・オブ・コンビニエンス、ロイクソップ、
あとはブラック・メタル?
そんな印象なんだが、こういうデスキャブに影響を受けたようなアーティストもいるんですね。サビが英米勢より伸びやかで印象に残るなぁ。
今度出るのが3rdアルバムとなり、ボーナス7曲プラスの国内盤が今月末に出るそうです。

2020年3月18日水曜日

Ismay アシッド・フォーク好きは狂喜せよ。



サンフランシスコ出身のSSW、イズメイのデビュー作『Songs of Sonoma Mountain』の2曲目「The Stones」。
本人がどれだけ意識しているのかは不明であるが、
アシッド・フォーク好きにアピールできそうな素晴らしい仕上がり。
1曲目はフィールド・レコーディングっぽく鳥の声や風の音も聞こえる。
ペタルマの農場にある築100年納屋で録られたらしいが、
その地名で思い出されるのがノーマン・グリーンバウムのジャケだな(→こちら)。
再生回数を見るとあまり注目されていないようだが、僕は今後注目していきます。

2020年3月17日火曜日

パリにもビートルDNAが。



warszawaさんのサイトで知った(→こちら)仏パリ出身のExtraaというグループ。
まどろんだ白昼夢サイケで、素性は全然分からないものの、
60's好きだということは間違いない。
因みに所属レーベルの名前は「Requiem Pour Un Twisteur」で、
これはセルジュ・ゲンスブールのジャズ傾倒期の曲名から取ったものであろう。

2020年3月16日月曜日

元ジェリーフィッシュ3人が4人組と名乗る(涙)。



ジェリーフィッシュの2ndツアー時(僕も観ました!)のメンバー3人が集結。
アンディ・スターマーは不参加だが、枠を残しているよという意味なのか、
バンド名には「カルテット」とついている。
元ネタはどうやらイタリアの70年代エロ映画らしいが、
これをどう解釈すれば良いのか、ファンとしては混乱するところだな。
しかし、まぁ、このお披露目曲が高品質なので歓迎です。
他の曲をもっと聴きたい!

詳しくは→amassさんへ

2020年3月15日日曜日

あと1ヶ月!


新型コロナウイルスで世界中が混乱した状況ですが、
新作4/15リリース『牙に見えたよ、君のストロー』の準備は着々と進んでいます。
ライブは現時点で特に連絡を受けてないので、開催されるかと。
不安な方は無理なされぬよう。
何か変更あれば即時告知します。
みなさま、くれぐれも健康にご留意を。

そして、リリース前にもう1曲先行公開するので、
楽しみに待つべし。

2020年3月13日金曜日

Disqのデビュー・アルバム。



過去記事(→こちら)を書いたのは2018年。
今月になってやっとこさデビュー・アルバムを出したDISQ。
プロデュースは米国インディー好きにはお馴染みロブ・シュナップ。
冒頭から「分かっている」サウンドが飛び出す。
歌詞は「これは僕の毎日のルーティン/コンピュータの前で数時間を過ごす/ひとしきり寝っ転がったら/やんなきゃいけないことを気にしたり」。
若い。若いね。
これが現在進行系のモラだ。
佇まいも良い。全員クラスの隅っこにいるタイプ。
いつの間にか2人組が5人組バンドになっていたが、
よくもまぁ、似たようなメンバーを集めたもんだ。
Cloud Nothingsのようにゴリゴリにならないことを祈りつつ、
今後の成長を楽しみにしたい。


2020年3月12日木曜日

Future Teens、キャッチーです。



ボストンの男女4人組インディー・バンド、フューチャー・ティーンズ。
昨年夏に発売されていた『Breakup Season』より新PV。
実に米国的なEMO経由パワー・ポップで、いいですな。
Bandcampでの自己紹介文には「bummer pop」(残念ポップ)って自虐的に書いてあったけど、そのセンスから察するに、ざっくりWEEZERの系譜と捉えておけばよろしいかな。




2020年3月10日火曜日

Jonathan Wilsonの新曲。



ノースカロライナ出身、現在はLAを拠点として活動しているジョナサン・ウィルソン。
ミュージシャンズ・ミュージシャン(→wikipedia)として定評ありますが、
ソロ活動も順調のようで、今月末にニュー・アルバムが出ます。
ウィルコのパット・サンソン協力の元、ほぼライブで録音したらしい。
上記公開曲、しっとり始まってからの2分半辺りの展開が憎いです。

2020年3月9日月曜日

King Tuffの隠し芸。



J・マスシスともつるんだりすることもあるキング・タフさんの新曲は、
タイ・セガールに提供した楽曲(→こちら)の自演ヴァージョン。
いつもは下品なファズが鳴るへなちょこポップという印象があるが(→こちら)、
こういうゾンビーズやザ・フーを彷彿させるジェントルなメロディーも書けるんですね。
先入観を捨てて、ポップ好きは聴いてみよう。

2020年3月8日日曜日

Damien Juradoの新曲。



5月に新作『What's New, Tomboy?』がリリースされるダミアン・ジュラード。
すっかりベテランになり、気難しいおじさんの顔になったけど、
創作ペースは衰えていない様子。
前作は弾き語りだったが、この新曲は自宅デモっぽい質感に聞こえる。
こういう空気感は好きなので、自分には問題なし。
優しいメロディーも普通に良いです。

2020年3月7日土曜日

ジャーマン・サイケの現存種。



ドイツのひげもじゃ二人組サイケPretty Lightning。
4枚目となる新作『Jangle Bowls』が今月リリース予定。
往年のクラウト・ロックと比べるなら、グル・グルに近い音楽性だけど、
上記曲にかぎっては凶暴なサウンドはしてません。
ドローン感たっぷりのゆるふわサイケです。
興味ある方はSpotifyで過去作聴けますので。

2020年3月6日金曜日

ドン・ブライアント、じじいソウル!



テネシー州メンフィス生まれの77歳(喜寿)。デビューは1965年。
1970年前後のHi Records作品で有名なソングライターだけど、
近年は復活して来日なんかもしてるそう。
新曲は往年のソウルマナーをふんだんに織り交ぜた作りで、
矍鑠なR&Bを聞かせてくれます。
歌の内容とは関係なくハッピーとしか言いようのない音楽。
ニュー・アルバムは5月、レーベルはFat Possumです。

2020年3月5日木曜日

ガスライト・アンセムの人です。



The Gaslight Anthemが同郷のブルース・スプリングスティーンと共演した映像は鳥肌もんでした(→こちら)。
サビの「おばあちゃんのラジオから流れる1959年のサウンド聞いたかい?
病室の壁をビリビリふるわせてたよな」って最高だな。

で、その中心人物ブライアン・ファロンのソロ3作目となる『Local Honey』が今月末に出るそう。入れ墨だらけの青春パンクを歌ってた人の年相応のフォークソング。
すごく良い曲だし、染みます。

2020年3月4日水曜日

The Lemon Twigs、寒いと言ったら負け。



ザ・レモン・ツイッグス、3rd『Songs for the General Public』が5月リリースだそうで、
新曲が発表された。そのPVが最高の出来。
ラストの落ちまで含めて「愛する70'sロック」と心中する覚悟に溢れている。
誰にも相手されないなか、色モン過ぎるグラム衣装で大雪の中、腰をふりふり。
それでいてアルバム・タイトルは「一般向けの曲」と挑発的。
世間に歯ぐき剥いて戦ってますね。
勿論、曲自体も完璧な仕上がりで、全面支持します。



2020年3月3日火曜日

Teddy Thompsonの新曲。



リチャード&リンダ・トンプソンの息子、テディさんの新曲。
5月に新作が出るそうです。
クレジット出てないけど、このギター・ソロはきっとまた親父ですな。
音楽界のサラブレッドで、多分に優等生的な音楽性だが、
地道に頑張っている姿に好感を持ちます。

そういや2世繋がりでお友達のルーファス・ウェインライトも新曲発表しました。
Damsel In Distress / Rufus Wainwright

そして、10年以上前の過去記事→こちら
内容が今回とほぼ同じじゃないか。

2020年3月1日日曜日

Songs For Australia



オーストラリアの森林火災救済企画より、ミッドナイト・オイルのカヴァー。
写真と映像の力、凄まじいです。これは支援したい。
ザ・ナショナルのINXSカヴァーは→こちら

新型コロナ蔓延も大変になってますね。
状況をしっかり見極め行動しなければ。
政権への思いは色々あろうが、選挙権あるのに投票に行かなかった人は何も文句言えないと思う。次回、ちゃんと選挙行こうね、と言いたい。
どうせ多数決で決まってしまうから無駄、という人は間違ってます。
抗うことが大事。人ひとりレベルでの抗いから物事は動いてゆくのだ。

2020年2月28日金曜日

トルコ発、脳ミソぐるぐるロック。



ジャケに「DISCO FOLK」とあるが、理解不能。
しかし、これはかっこいい。AREAの原風景みたいな音楽。
詳しくはディスク・ユニオンさんの紹介ページへ(→こちら)。
ホワイト・ストライプスの如きデュオ編成で、
アイリッシュ・ジグのようなメドレーを9分間続ける。
西洋サイケ・ロックもびっくりだ。
僕がイメージするアナドル・ロックとも違う感じがする。
聴く人が聴けば、これでトランス状態へ行けるのだろうか。

2020年2月27日木曜日

The Drew Thomson Foundationの新PV



昨年に一度取り上げた(→こちら)ドリュー・トムソン。
その時のデビュー作の冒頭曲がなぜか今頃になってMV化。
久し振りに聴いたらやっぱり良いのでサポートします。
出自は違えど、単純明快にこういうサビを鳴らすパワー・ポップは貴重。