2006年8月15日火曜日

ヒッチハイカー

ヒッチハイカーがいたよ。
東名高速のサービスエリアに。
短パンの外国人。
「名古屋」と汚い字で書いたプラカードを胸にかかげて。
「このお盆の時期にチャレンジャーやなー」と弟と喋っていたら、
何と僕らの前の車が「こっちへおいで」と手で招いた。
おお。
奇特な人がいるもんだ。
外国人はずっと待っていたのか、満面の笑みで、小走り。
その小走りがなんとも面白かった。
恐縮しながらも、しめしめ。
そして、余裕を見せながらも、実は急いでいて。
サービスエリア出口付近だったので、車は半分走っていたのだ。
あの複雑な小走りは演技では無理。
必死な小走り。
ええもん見せてもらった。

BGM:Stadium Arcadium/Red Hot Chili Peppers

2006年8月10日木曜日

コーヒーフロート族

一昨日、出先で大好きな「森永コーヒーフロート」を食べていたのだが、
食べてる途中にやむをえず席を立つ用事があって、
それを済ませて戻って来たら、
案の定すっかり溶けていてショックだった。
氷、コーヒーの汁、中央のバニラフロートが完全に分離していて、
その姿は実に悲しいものだった。
世の中にはもっと悲しいことがいっぱいあるのだけれど、
僕にはそれだけが悲しかった。

しょうがないから水洗トイレに流したのだった。
ああ、悲しい。
そして、虚しい。
その後、ちゃんと流れたかどうかしばらく見ていたら、
ぷかっ!とフロートだけ浮いて上がって来て笑いました。
楽しい。
さすが、フロート!


BGM:Take Ten / Paul Desmond

2006年8月3日木曜日

ひどいラーメン屋

一昨日、打ち合わせから帰る途中に立ち寄ったラーメン屋がひどかった。
味ではなく、店員の態度が。
50代らしきオッサン二人組なんだけど、ホントにもう、好き放題に店を回しとった。
特に外国人に対する接客が極悪非道。
外国人が多い立地でいちいち応対しているのが面倒なのだろうが、とにかく無礼。
気弱そうな中国系青年がカウンター越しに鉢を返しながら
「あがっとーございまつ」と片言で礼儀正しく言うと、
オッサンは「ハーイ、どうもねー、あがっとーございまつ!」とふざけてそれを真似、
店の外からアジア系のカップルが「ここの店辛い?」と質問して来たらば、
オッサンは「ハイハイ、意味わかんない」で、終わり。
食券の買い方がわからない客にも、とことん上からの目線で物を言う。
それは中国系の家族連れだったのだが、
その子供にラーメンを手渡す時には「ハーイ、こぼしたら君の責任ねー」などと言っていた。
同じ日本人として、とても恥ずかしかった。
ありえない。


BGM: