2026年4月1日水曜日

Greg Mendez、正直者は抑制に徹する。


米フィラデルフィアの内省的SSWの新曲が二つ連なるMV。
5月末に出るニューアルバム『Beauty Land』より。
ボブ・トリンブル、エリオット・スミスの系譜にありつつ、
そこまでヤバくない等身大の隣のお兄ちゃん的佇まいが心地良し。
ブレイクスルーした3年前のセルフ・タイトル作を越えてきそうな予感あります。

Bandcamp:Greg Mendez→こちら

2026年3月29日日曜日

Ax and the Hatchetmen、夜行性の琴線に触れて。


中心人物は俳優業もやっているアクセル・エリス。
バンド名通り彼が率いている、米シカゴの管楽器含む6人組インディーロック・バンド。
去年出たデビューAL『So Much To Tell You』の強化盤が一昨日に出まして、
上記MVはそこに追加されている新曲。
僕は今回初めて知ったけど、いい面構えしているし、好印象だ。
洒落者っぽい、しっかりとしたソングライテンングも追認させてもらった。
アルバム本編にはストロークスのアルバート・ハモンドJrも参加していて、
ストロークスの孫っぽい雰囲気もある。
人気が爆発しても売れ線へ流れずに、このスタイルを貫いていってほしいな。

その他、おすすめしたい楽曲のリンクを下にはっておきます。
7x9 (Official Video)→YouTube
Lucy (Lyric Video)→YouTube

2026年3月25日水曜日

Wyatt Waddell、ドレッドヘアでAOR。

 

米国シカゴ出身のSSW。これがデビュー・アルバムとなる『The Understudy』より。
聴いてもらえれば分かるようにAORっぽいスムーズさと、
黒人らしいしなやかな甘い歌声がマッチしていて、高水準。
サンダーキャットのポップな側面が気に入っているという人には響くのではないでしょうか。
因みにシャウトするとTTDみたいな発声になるので、そちら方面の楽曲も聴かれたし。

2026年3月24日火曜日

Strawberry Pom、陽だまり、メキシコ、逆回しの永遠。


オルタナやプログレなどを巻き込んで、初期レディオヘッド的な意匠を自分達の個性に血肉化させようとする目論みを感じます。
はい。で、これがメキシコのバンドなのだ。面白い。
まだまだ成長しそうな伸び代があり、欧米にはないメロディーの閃きも内包している。
メンバーは皆オタクなんだろうが、案外メジャー感もある。
アルバムはまだ発表していない。さて。今後に期待しておこうかな。

2026年3月23日月曜日

Primitive Ring、ロックンロール殉教への道。


米国西海岸ガレージ・シーンに身を置き、タイ・セガールやミカル・クローニンとも親交があるチャールズ・ムーサートがソロ活動と併行してスタートさせた新トリオ・バンドのデビュー作が5月予定。
原初的な暴走ロックンロールを信じる骨髄が生み出す熱き血液、
それがどくどくと彼らの体中を巡っていることが見える音。
出音一発目から如実に伝わって来るだろう。
2声ハーモニーの歌やサビの効果もあり、ただのガレージ・バンドにはない含蓄も感じさせる。
これはガレージ好きは必聴でしょう。

2026年3月20日金曜日

Robert Lester Folsom、アメリカーナ好きは必聴です。


米国ジョージア州出身、もう70歳は超えているSSWの未発表曲集『If You Wanna Laugh, You Gotta Cry Sometimes: Archives Vol. 3, 1972-1975』より。
自主制作盤『Music and Dreams』のリイシューから話題になった人で、
商業主義に束縛されることのない純朴な歌心に得難い魅力があります。
とりあえず70'sアメリカンが好きな人はたまらん肌触りでしょう。

「みんなが俺をバカな恋煩い呼ばわりしたけれど
 俺の愛は本物だったんだって誓うよ
 でも、終わったことだ
 夏がやって来る、俺たちの約束をたずさえて
 多分、俺はいつか君を訪ねに行くよ
 あともう1曲を歌いに」

Bandcamp:Robert Lester Folsom→こちら

2026年3月18日水曜日

Prince Daddy & The Hyena、アッパー万歳バースデイ。


過去の記事→こちら

来月出る新作『Hotwire Trip Switch』からの先行曲。
最高に楽しかった誕生日に曲ができて、それをそのままタイトルにしたそうな。
世が世ならFall Out Boy並に売れていてもおかしくないキャッチーさで、
最後に紙吹雪が舞いそうな祝祭感もあり、メンバーの貧乏臭さがより一層際立っていく妙味もあってドキュメント。ああ、誕生日哉。