2026年5月17日日曜日

Arcy Drive、真っ当に売れて欲しい。


昨年もジョン・セバスチャンとの競演曲を紹介した(→こちら)米NYの4人組Arcy Driveの新曲。
見事アトランティックに移籍とのことで、業界内の期待が高まっているんですかね。
サウスポーのVo /G、ニック・マテユナスがオーラを纏いつつある雰囲気だ。
6月のボナルー・フェスティバルにも出演するらしいし(ライブ演奏はどれも熱い!)、
これからの飛躍に期待しておきます。
以下、アップテンポになった以降の意訳を。

「ヒントを受け取らないから答えは得られず
 いっそ死霊魔術師にこの身を捧げようか
 すべてが痛む なぜだかわからない
 言葉を入れ替えても心は変わらない」

2026年5月13日水曜日

Zoh Amba、目をよく見開いて見て。


詳しくは国内盤を出すBEATNIKさんへ直リンク→こちら

米テネシー州出身、NYでフリージャズっぽいサックスを吹くゾー・アンバ。
イギー・ポップからも一目を置かれるらしく、この度Matadorから歌ものアルバムを出すことになったらしい。これがインパクト大。
坊主頭にしてしまい、世界や身の回りのものへの違和感を表明しつつ、
音楽の方は極々シンプルなフォークロック。
だが、これが甚だ鋭利で、ささくれだっている。
デメトリオ・ストラトスの如き発声で、猫背のまま呪詛のような歌を歌う。
無垢な子供たちが自由に遊んでいるMVにしてこの曲名を見ると、
どうしてもあの問題が頭に浮かぶが、果たして。

Bandcamp:Zoh Amba→こちら

2026年5月8日金曜日

Slippers、これだからインディー・ポップはやめられない。


米ジョージア州出身、現在はLAで活動するマデリンBB嬢のプロジェクト。
自前のイラストや身の丈に合ったプロダクションを纏った、
存在そのものが手作りカセットのような愛らしさ。
不自然な虚飾をすべて取り払った、これぞ愛すべきインディー・ミュージックです。
Mo Troperも制作で絡む2nd『Slippers 08』がKレーベルより来月リリース予定。
何より、キュートなメロ作りが特徴だ。
幼少期よりエレファント6周辺を聴いていた(!)というのも納得だ。
デビュー・アルバム『So You Like Slippers?』(→YouTube)も最高なので、
ジャングリー・ポップが好きな人は是非どうぞ。

Bandcamp:Slippers→こちら

2026年5月6日水曜日

The Rolling Stones、3年ぶり。新作が夏に来る。


世界中で謎めいた看板広告を出したり、上記PVのように歌詞ビデオも日本語対応。
『Foreign Tongues』というワードにひっかけているわけだが、
いよいよ噂が現実のものとなります。7月に新作登場です。
前作の時にこれが最後じゃないよ、と公言していたので有言実行だ。
この新曲、ミックの良さとキースの味が見事に融合している。
好きな曲だ。80歳過ぎてるんでしょ?
想定の埒外を歩み行くカッコ良さ、であります。

あとはamassさんに詳しい→こちら
約1分のトレイラー(YouTube)→こちら
過去の記事→こちら

2026年5月2日土曜日

Fur Trader、穏やかな日々で世界に対抗する。


過去の記事→こちら

米イリノイ州出身、アンドリュー・ペルティエのソロ・プロジェクト。
世界情勢は悪くなる一方で、隠遁的な対抗を取らざるを得ないのには共感する。
もう一方の道は不可逆的で自身の作風に影響を与えそうな恐怖があるので、
こうやってピュアに閉じ籠っているのか。
ただ聴かれないとどうしようもないというジレンマもある。
ちゃんと知られれば、もっと支持を集められるのに・・と、
僕は自分のことのようにこの音を気にかけている。

Bandcamp:Fur Trader→こちら

2026年4月28日火曜日

船頭安五郎(1)/黒田硫黄

待望の黒田硫黄の新刊です。
時代ものだけあって、筆での画力にいつも以上の気力を感じる。
目線がすべりこんでいく画角の連なりに、
ほわぁ、と感嘆すること仕切り。
で、めっぽう渋い。ハードボイルド。粋。
この後どう展開していくのか。
今から次巻が待ち遠しい。
このAI時代に抵抗する人間として絶対に読むべき作品。
おすすめなので、皆さん是非書店へ!

試し読み:ほんのひきだし→こちら


















2026年4月25日土曜日

The Fourth Act、絶妙なB級感。


英国北部ブラッドフォード出身の4人組バンドのデビュー曲。
Darknessをもっとバブルガムに寄せて来たような、絶妙なイロモン感が◎です。
でも、MVの途中に差し込まれる文字は<資産課税><仕事なし><Fxxk War>と、
ワーキングクラスの反骨精神全開。
洗練されないで、このままバタくさい路線で突き進んでくれることを期待します。

「ソファの背もたれに両手をだらりと下げ
 一体誰が助けてくれるんだよ? 金が底をついた時
 でも、結局のところ
 とんでもない大金持ちと同じ気持ちなんだよ
 他の道なんて見当もつかなかったという点では」