2025年12月7日日曜日

The Brook & The Bluff、ハーモニーが澄んでいる。


米ナッシュビルの4人組爽やかアメリカン・ロック・バンドThe Brook & The Bluffの、
4作目となる新作アルバム『Werewolf』(来年3月予定)からの先行曲。
「Baby Blue」なんてタイトル、バッドフィンガーが決定版なのは明白なので、
誰も手をつけないでいいと思うんだけど、結構みんな手をつけたがるよな。
それだけ語感が呼ぶ詩情にくすぐられるものがあるんだろう。
後半のビートルズ的なアレンジもいいな。

2025年12月4日木曜日

今年のSpotifyまとめ。


今年はSpotifyがロスレス化して、自分のリスニング環境が大きく転換した年だった。
見知らぬジャンルのプレイリストも果てしなく聴いて、刺激をもらった。
アルゴリズムでオススメされる知らない音楽もほぼ全て聴いたと思う。
その結果、聴いたアーティスト数がめちゃくちゃ多くなって↓でした。
ちょっと自分でも引くが・・・。
一番聴いたのはザッパ、次はディラン。そしてデッドと続く。
ま、こんだけ雑食で聴いていると、定番がのし上がってそういう結果になるわな。




2025年12月2日火曜日

Gaspard Eden、理想的なワンマン録音。


YouTubeに音源上がるのを待ってたけど、いつまで経っても動きがないので、
直接Spotifyを貼っちゃいます。
カナダのSSWの2ndアルバム、めちゃくちゃいいです。
J・ハリスン〜デスキャブ〜スフィアンといった流れに属するセンチメントが、
熱く心を焦がしてくれる。
ここ数日、よく聴いております。

Bandcamp:Gaspard Eden→こちら

2025年12月1日月曜日

Frog、消化させぬまま昇華させて。


米NYのベイトマン兄弟によるインディー・フォーク・ユニット、Frog。
今年2月に出た6th『1000 Variations on the Same Song』、
多分今年出た新譜の中では一番好きだったかも。
全然取り上げないのもバランス悪いので記しておきましょう。

上記はアルバム最終曲。カヴァーと言っていいのか?
Planxtyもやっていたアイリッシュ・トラッド(→YouTube)、それを抜群のメロディ解釈で一段上の名曲へと昇華させたのがアンディ・アーヴァイン&ポール・ブレイディ(→YouTube)、そのメロディーを(悪く言えば)剽窃して、歌詞を自分流に変えた作品だ。
そのやり口に対してのステートメントがアルバム・タイトル。
聴いてもらうと分かるだろうが、これがめちゃくちゃ素晴らしい出来なのだ。
こういう変節を経てフォークソングというものは歌い継がれてきた、と僕は解釈する。
今や衆目の一致することとなったレッド・ツェッペリンのパクりも僕は許容しているが、それも同じ理由からだ。圧倒的な表現の持つ説得力、これが大事なんですな。

過去の記事→こちら
Bandcamp:Frog→こちら

2025年11月27日木曜日

激渋クリスマス・ソングを。


One Blue Light / Dan Penn


Underneath the Stars Tonight / Paul Carrack

今月リリースされたクリスマス新曲2つ。
どちらも心洗われます。

2025年11月24日月曜日

Alexandre Andrés、この才能には平伏すしかない。


注目の世界音楽を紹介しておられるMúsica Terra(ムジカテーハ)さんで知った。
(直リンクですみません→Música Terraムジカテーハ)。

ブラジルのミナス新世代を牽引するアレシャンドリ・アンドレスの、オリジナル・アルバムとしては6年振りの新作『Luar Total』。
上記は3曲目。弦楽器のシンコペーションが気持ち良く、アコーディオンも伸びやかで、
その多彩なアンサンブルにうっとりしつつ、初期キリンジのようなアクロバティックなサビが出てくると、もう本当に夢心地になります。素晴らしい。
名曲認定してもいいんではないかと。

その他の楽曲も、ゲストの歌声などもうまく引き込み、精緻な描写力が隅々に行き届いていて、圧巻な作りとなっております。
フィジカル・リリースはまだみたいだが、来夏までにはお願いします。

2025年11月23日日曜日

Liam Kazar、夕凪のようなアメリカーナ。


今月出た2ndアルバム『Pilot Light』が良かったので紹介。
米シカゴのシンガー・ソングライターということで、S・トゥイーディー(→過去の記事)やJ・エルキントン(→過去の記事)という人脈が参加しつつ、プロデュースにはケイト・ボリンジャーなども手掛けるサム・エヴィアン(→過去の記事)という“間違いのない”態勢。
後半に出てくる「Try Again」「Mission」「More Than This」といった楽曲にまでしっかり良質さが行き届いていて、土臭くないアメリカーナの豊かな佇まいを堪能できます。

Bandcamp:Liam Kazar→こちら