2019年5月26日日曜日

「異名・同曲」の世界

「きらきら星」と「ABCの歌」の関係性は面白い。ということでしょーもない企画を。

Catch A Wave / The Beach Boys(1963)
Side Walk Surfin' / Jan & Dean(1964)
曲はブライアン・ウィルソン。歌詞が両者違うというパターン。

I Want To Go Home / Johnny Cash(1959)
Sloop John B / The Beach Boys(1966)
元々はバハマ民謡。タイトルが派生し過ぎて沢山ある模様。

Asiatic Raes / Sonny Rollins(1957)
Lotus Blossom / Kenny Dorham(1959)
ケニー・ゴーハム作。自信作なので格好良い曲名に変えたった、っていうことだろうか。
昔のジャズ、ブルースには異名同曲が多数あり。

Tighten Up / Archie Bell & the Drells(1968)
Loosen Up / Nazz(1971)
ナッズがふざけてカヴァー。タイトルが “タイト” から “ルーズ” に。

Soulful Strut / Young-Holt Unlimited(1968)
Am I The Same Girl / Barbara Acklin(1969)
歌を抜いたインスト版の方が先にリリースされ大ヒットしてしまう。
元歌がパチモンに聞こえてしまう、これは悲劇だ。

Morning Glory / Tim Buckley(1967)
Hobo / Linda Ronstadt(1968)
同じ曲。なぜわざわざ変えようとするのか謎。リンダさんはジュディ・シルのカヴァーでもやらかしている。

Farewell,Farewell / Fairport Convention(1969)
Willy O' Winsbury / Pentangle(1972)
元はスコットランド民謡。フェアポートの方はリチャード・トンプソンが歌詞を書き換えている。

Masters of War / Bob Dylan(1962)
Nottamun Town / Fairport Convention(1969)
英国トラッドの歌詞をディランが書き換え。初期ディランはこのパターンが散見される。
ストーン・ローゼズ「エリザベス・マイ・ディア」なんかもあったな。

Yes I Will / The Hollies(1965)
I'll Be True To You / The Monkees(1966)
ジェリー・ゴフィン&ラス・タイトルマン作。先に発表したのはホリーズ。モンキーズがタイトルを変えてきたのは対抗心からか。

Each and Every Day / Manfred Mann(1966)
Day Time, Night Time / Simon Dupree and The Big Sound(1967)
M・ハグが書いたマンフレッド・マンのシングルB面をカヴァーした際に分かりやすいタイトルにしたのかな。

Hampstead Incident / Donovan(1967)
In The Night Time / Marianne Faithful(1967)
これも分かりやすいタイトルに変えてカヴァーした例。
彼女はバート・ヤンシュの「Courting Blues」もタイトル改変している。

Cadence And Cascade / King Crimson(1970)
Flight of the Ibis / McDonald and Giles(1971)
これは変則気味。キング・クリムゾンからイアン・マクドナルドが脱退した後、
それぞれが発表した曲。同じメロディーが時々出てくるのが面白い。

Torture Never Stops / Frank Zappa(1976)
Rat Tomago / Frank Zappa(1979)
ギター・ソロ部分を抜き出して別の題名をつけてある。ザッパはこのパターン多し。

1970 / The Stooges(1970)
I Feel Alright / The Damned(1977)
カヴァーだけど、時代にそぐわないのでタイトル変えたパターン。「ジャマイカン・イン・ニューヨーク」みたいなケースもあるな。ティファニーが「アイ・ソー・ヒム・スタンディング・ゼア」を歌った時は冒涜だと思った。

Song For The Bearded Lady / Nucleus(1970)
Hazard Profile Part 1 / Soft Machine(1975)
メンバーが被ってるのでOKという解釈でしょう。同じリフを使いまわし。

I've Got To Get Away / John Holt & The Paragons(1969)
Man Next Door / Dennis Brown(1979)
カヴァーでタイトル変化型。マッシヴ・アタックも3rdで後者の曲名でカヴァーしてます。

Into The Lens / Yes(1980)
I Am a Camera / The Buggles(1981)
イエスを1枚限りで脱退したトレヴァー・ホーンが自曲をそのまま流用。

Kitty / Racey(1979)
Mickey / Tony Basil(1981)
これは有名ですな。マイク・チャップマン&ニッキー・チン作。
アルバムの中の1曲をキャッチーにリアレンジして大ヒット。

Mechanix / Megadeth(1985)
The Four Horsemen / Metallica(1983)
デビュー前のメタリカから脱退したデイヴ・ムステインが結成したバンドがメガデス。
両者のデビュー作に収録された異名同曲はつとに有名。

In Your Arms / Diana Ross(1982)
Hold Me / Teddy Pendergrass & Whitney Houston(1984)
理由は知らない。同じ曲。

他にもHIP HOPの替え歌っぽい感じ、ボサノヴァの英語版、などを挙げていったらキリがないんで、やめときます。まだ何かあるけど、思い出したら追記していこう。

2019年5月24日金曜日

クリス・ステイプルズの新曲。



クリス・ステイプルズの新曲がいい感じだった。
6月後半にBARSUKよりリリース予定だという5th(多分)アルバムより。
単純に良いメロディーに出会うことが少なくなって来ている昨今、
この素朴で淡き、ダブルで録られた「歌心」に惹かれた。
あっという間に終わってしまうのも、なんだか欲が無いなぁ。
そして、なんでこの曲調でシャドウ・ボクシングを頑張っちゃってるのか。意味不明。
ま、いいか。

2019年5月22日水曜日

元CANのマルコム・ムーニーの現在



物の本によればマルコム・ムーニーは精神を病んでCANを脱退、米国に帰国したらしいが、
2019年の現在、彼の健在な姿がYouTubeで気軽に観られるとは。
情報の少なかった時代からするとすごく飛躍した話だ。
ショーン・ヌーナンというNYニッティング・ファクトリー界隈のドラマーが率いるグループにマルコムさんは参加しているらしい。
YouTubeのページに書いてある解説文は全然意味が分からないけど、
CANのオリジナル・メンバーが相次いで没してしまっている今、
このよれまくった歌声はすごく貴重に思えてくる。

2019年5月20日月曜日

ブラック・ミディ、確かに注目株です。



話題になりつつある今年ラフ・トレードが売り出す新人バンド。
イギリスっぽいぶっきらぼうな歌唱とマス・ロック的な演奏のミスマッチが妙で、
次第にクセになりそうな面白さがある。
曲タイトルが「トーキング・ヘッズ」って。かましてきますね。
今後の展開を楽しみに待っていたい。

2019年5月16日木曜日

ジャーヴィス・コッカーの新曲。



パルプは現在活動休止中のジャーヴィス・コッカー(55歳)。
「JARV IS...」名義はソロ・ライブ用のミュージシャンで構成されているようだ。
その新曲がラフトレードから発表。上はそのリリック・ビデオ。
独特のセンスは衰えてませんね。

2019年5月13日月曜日

CD末期に気を吐く音楽バカ一代。



英国チェリー・レッド内レーベル、グレープフルーツが出している超マニアックなコンピCDをちょこちょこ買っているのだが、上記曲は『Come Join My Orchestra(The Britich Baroque Pop Sound 1967-1973)』という3枚組で初めて知った。
MuffinというグループのA New Generationのカヴァー「Smokey Blues Away」。
曲を書いたのは後年ロッド・スチュワートがカヴァーした「セイリング」で有名になるギャビン・サザーランド。
すごくいい。良すぎる。

敢えて書くが、Spotifyにはない。
曲名をネット検索してみたが、記述してある日本語ページも見当たらなかった。
それぐらいマイナーな曲だが、こういう拘り選曲CDで気を吐くレーベルのおかげで、
僕は出会えた。おまけにブックレットに細かく曲解説まで書いてある。
サブスクの時代と僕も認めているが、こういう音楽馬鹿の気概に触れると、
まだまだCDも捨てたもんじゃないと思えてくる。

追記:本当はあと数曲貼りたかったけど、そちらはYouTubeにもなかった。



2019年5月10日金曜日

ペネロープ・アイルズ、楽しみな存在です。



英国ブライトン出身の男女4人組新人バンド。
現在来日中のアンディ・シャウフにも通じるサイケ・ポップで好感触です。
調べたらUKっぽい曲調もあるようなので、
アルバムはどんな仕上がりになっているのか興味がある。
レーベルはベラ・ユニオン。
デビュー・アルバムは今夏7月頃の予定とのこと。

2019年5月7日火曜日

Papooz、甘ったるくねじれてます。



最近、古参ネタばっかりだったので、こちらを。
フランスの新進気鋭デュオ、パプーズ(気が抜ける名前だ)。
最近出た2nd、影と揺らぎがありつつもポップで素敵です。
まぁ、上記MV観れば分かってもらえると思うが、
ずるいまでの技法を駆使して、ポップ好きをくすぐってきます。
鍵盤メインなので、少しスパークス的な雰囲気も感じたり。
タヒチ80、フェニックスの系譜に続く、フレンチの有望株でしょう。
CD、アナログは高いけど、まずはサブスクでお試しを。

2019年5月4日土曜日

ニッキー・ホプキンス、大好きです。



ニッキー・ホプキンスのSpotifyプレイリストを作りました。
早逝してしまった凄腕セッション・ピアニスト。
絞りに絞って18曲。ストーンズは他にも「無情の世界」「タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン」「友を待つ」等々、いい曲があり過ぎる。
いつ聴いてもこのリリカルな響きはたまりませんなぁ。
シャッフルでいいので、是非どうぞ。

2019年5月1日水曜日

プリンスの威光は増すばかり。



「令和」最初に聴いた音楽はプリンスの『ラブセクシー』でした。
昭和やん、と自分で突っ込んだけど、最近プリンスばっか聴いてるので、仕方ない。
30年経ってもあのアルバムは発見が多いし、楽しめる。
このストリーミング時代に於いて、例の「アルバムで1曲」という主張も効いてきてるんだよなー。

そして、毎年出てくるリリースも楽しみ。
今度出る『オリジナルズ』もタイトルには違和感あるものの、いい企画だ。
早く聴かせてくれい。
ちなみに上記ビデオは全然関係ありません(2010年の『20TEN』収録曲)。
ただ好きなだけで貼りました。

2019年4月29日月曜日

平成ナンバー1は「ワゴン」に決定(徳永調べ)



僕がたった今感じてることってのは
君が僕を助けてくれないかな、ってこと
どうするか分かんないかな

僕らみんなキチガイだから
糸口を見つけたヤツが周りの誰かを助けていくんだよ
ベイビー、なんで僕らはそうじゃないんだ
ベイビー、なんで僕らはそうじゃないんだ


「令和元年」。ふーんという感じだが、昭和93年と考えると、
随分遠いところまで来たなーと感じてしまう。
ということで、平成時代に自分に最も影響を与えたものは何だったか、
ベスト30ぐらいまでリストアップしてみたのだが、
結局、上記のベスト1だけで十分という気がしてきた。
ダイナソーJr.の「ワゴン」。
『ワゴン(6トラックス)』という国内盤を1991年1月に買った。
すでにギター弾いてたし、曲も作ってたけど、
リアルタイムで体験して、ここから潮目が変わった。
平成を代表する、我が心の1曲だな。

2019年4月24日水曜日

飛び出す絵本です。



カナダ出身で、本国ではそれなりに知られている4人組バンドHollerado。
(このPVで人気を博した→「AMERICANARAMA」(2010))
今度解散アルバムを出すらしく、そこからの先行MV。
手のこんだ飛び出す絵本形式で、素晴らしい出来映えです。
途中自分達のジャケットを1枚ずつ取り出したりして、
曲調も相まって、しんみりくるんだよな。
こういう予告解散って微妙にビジネスの匂いがするものだが、
そういう感じでもなさそうで、好感を抱いた。
(裏では色々あるのだろうが。)

2019年4月22日月曜日

Doug Tuttleでまったりしたい。



カントリー&サイケ・ポップな優しい音が心地好い。
米国東海岸ニューハンプシャー州出身のSSW/ギタリスト。
ソロ活動の前はMMOSS(モス?苔?)というバンドを率いていた。
知らなかったので、遡って色々と聴いてみたが、バリバリの60's風サイケ・バンドで、
面白かった。そこから、この解脱してきたような爽やかポップに変遷してきたのだな。
今回のリリースは西海岸のカセット販売で知られるBurger Records。
アルバムとしては4thソロとなり、タイトルは『Dream Road』。5月予定。

2019年4月18日木曜日

ジャムの気持ちよさは至高。



カイアス〜フー・マンチューと渡り歩いたドラマー、ブラント・ビョーク。
彼のジャム作品が今月リリースされたので聴いたら、めっちゃカッコ良かった。
乾いた砂漠感、侘び寂びのファンク臭、そしてほのかなラテン風味。
Vo曲もあるが、基本はジャム・インスト。これはハマる。

ついでに彼のフー・マンチュー時代の激烈ドラムも貼っておこう。
Eatin' Dust / Fu Manchu (1999)
ストーナー・ロックの豪快さを体現しつつ、同年にソロ作デビュー(『Jalamanta』)もしていたのが面白い。
全然追えてなかったけど、これはマニー・マークの描くアメリカにも近くて、
好きな世界だ。遅まきながら掘っていきたい。

2019年4月16日火曜日

テレキネシスが化けてます。



米国シアトルの眼鏡男子マイケル・ベンジャミン・ラーナーの一人ユニット。
先月出た5thアルバムがどういう理由か知らないが、妙にバンド感が出ていて、好みだった。
上記MVはアルバム冒頭のタイトル曲。
なかなかの名曲だと思っているが、どうでしょう。
先に公開されていたこの曲はパワー・ポップ・スタイルだったし、
他の曲も全体的に明快な作風で、風通しが良い感じ。
今回はセルフ・プロデュースらしいが、打ち込み主体だった個性を放棄して、
好きなように作った結果だろうか。メロディーも耳を引くものが多い。
MERGEとは、かれこれもう10年の付き合いになっているが、
この分だとまだ更に10年はいけそうですな。

2019年4月15日月曜日

Omniの新曲、いいですなー。



サブ・ポップって考えてみればすごく良いレーベル名だ。
世間に台頭する「ポップ」に対する「サブ」な存在として、
いつの時代にも対応できるし、実際この数十年その名に恥じぬ役割を果たしてきたと思う。
米国南部アトランタの3人組Omni、そのサブポップに移籍というニュース。
サブポップが認めた、というバイアスありで聴いて「ええやん」と膝を打つ自分は、
十分ずるい。
すっとぼけているけど、センスがいいのでポップに聞こえる、そんなポスト・パンクです。

2019年4月7日日曜日

Nucleusの6枚組BOX


今春、チェリー・レッドから出たニュークリアスの廉価6枚組BOX。
『Torrid Zone - The Vertigo Recordings 1970-1975』というタイトルにして、
イアン・カー名義も含めたヴァーティゴでの9作品が収録されているが、
作品によっては盤を跨いでいるので、そこはご注意を。
僕は旧盤を中途半端にしか揃えてなかったので、喜んで買いました。
音は90年代のCDと比べると確実に良くなってます。
平面から立体に。リヴァーブに自然な奥行きが戻っている感じ。
廉価なので、当然変形ジャケなどはないけど、ブックレットはしっかり厚みがあり、
クレジット記載も大丈夫。
英国ジャズ・ロック、これでしばらく楽しめるな。


アラン・ホールズワース参加。かっちょええ。

2019年4月1日月曜日

テイラー・ノックス、爽やかパワー・ポップです。



名前を検索してみても別人のプロサーファーばかりヒットしてしまう。
ややこしい。紹介するのはカナダ出身のミュージシャンで、5月に2ndが出るらしい。
聴いてもらえば分かるが、90'sパワー・ポップに通じるセンスがあって、
いいです。間奏が「Race For The Prize」っぽくなるのはご愛嬌。
ルックスもいいし、なんとなくこのポップさはROONEYに近い印象があるな。
プロデュースを手掛けるのはロブ・シュナッフ(エリオット・スミス、ガイデッド・バイ・ヴォイシズ、セイヴス・ザ・デイ、Dr.ドッグ、FIDLARなどなど)。
ということで、クオリティはバッチリでしょう。
過去曲はSpotifyでチェックできます。

2019年3月28日木曜日

アレアとアルティ・エ・メスティエリ。





なんと両者の来日があるということで、ソニーより5月に紙ジャケ再発。
ソニーということで、比較的安価な価格設定だ。
上記はアレア3rd冒頭の怒涛の展開曲と、アルティ2ndのドラム超絶曲。
過剰さがクセになるイタリアン・プログレ、未聴の方はぜひ体感していただきたい。
第二弾以降、デダルスがあるといいな。

2019年3月26日火曜日

なごみ系シティ・ポップ。春です。



今月P-VINEよりリリースされたブループリント・ブルー。
最近よく耳にするヨット・ロック(aka:AOR)〜シティ・ポップが売りの新人。
ベニー・シングスがStones Throwから発売されるなど(→名曲です)、米国でもシティ・ポップが注目されている中、人気出るかもしれません。
日本はもうずっとシティ・ポップ先進国だが、世界が追いついてきた模様。
上記曲は、リフが「タイトゥン・アップ」〜スピナーズ「イッツ・ア・シェイム」っぽくて程良いソウル感がいいです。

詳しくはP-VINEの紹介ページへ→こちら

2019年3月21日木曜日

KOKOROKOとい名のジャズ



ジャイルス・ピーターソン主宰の「Brownswood Recordings」からのリリース。
英国ロンドン発の7人組若手ジャズ・グループ。フロント3管は女性で構成。
アフロ・ビートをフィーチャーしていてかっこいいです。
土着的なものを標榜しているせいで、オシャレ臭が少ないのが自分的には好み。
後半のギター・ソロ〜サックス・ソロの殻を破ろうとする意志、にぐっと来ます。
模倣を越えたその先にある「何か」を目指している音だ。
今後注目していきたい。

2019年3月15日金曜日

レ・ジノサンの復活第2弾。



前回の記事は→こちら
新作は今月の15日リリース予定です。つまりは今日だ。
上記クリップを観てもらえたら分かると思うが、やはり素晴らしい。
昔から成熟されたポップをやってくれていたが、
ルックスがフランス映画に出てきそうなエエ感じのおっさんになっていて、
釣り合いよく見えてきたな。
嬉しくなったので、過去の名曲もいくつか下に貼っておこう。
本当に才能ある人達だ。ポップ好きはマストです。





2019年3月6日水曜日

おじいちゃんブルース、カッコイイ!



2017年12月に85歳で亡くなったというレオ・バド・ウェルチの最終3rd。
全然知らなかったけど、これはかっこいいな。
ブラック・キーズのD・オーバックが全面バックアップしているらしい。
1932年ミシシッピ生まれで、デビューは82歳。
世代としてはバディ・ガイやフレディ・キングよりも上だ。
で、こういう人生もあるんだな。

上記PVはタイトルからしてゴスペルっぽく、
ほとばしるブラック・フィーリングがたまらん。最高だ。
どことなくアフリカっぽい匂いがするのは気のせいだろうか。
今月リリースなので、ブルース好きは要チェックです。

2019年3月5日火曜日

ビッグ・シーフ化けるのか。



前作がピッチフォーク界隈で絶賛されていたビッグ・シーフ。
個人的にはぱっとしない印象だったが、ここに来て4ADに移籍、
人気がさらに上昇しているようなのでチェックしてみたら、
エスパーズやミッドレイクのようになっていて驚いた。
しかし、これは歓迎。このトラッド・フォーク的な雰囲気は好きです。
人気が出ているのはヴォーカルのエイドリアン・レンカーさんの魅力に負うところが大きいと思うが、さて、さらに盛り上がってくるのか。
ニュー・アルバムは5月予定とのこと。

2019年3月3日日曜日

あっという間に終わります。



Joyful Noiseが送り出す二人組。
情報によると1分未満の曲だけ収録されているらしい。
アルバムは20曲、つまり20分ということだな。
そして、曲名はすべてアルファベット一文字。
バンド名は「咳」。
なんかアート・コンセプトの主張が強いような気がするが、
音楽そのものは、がらくたっぽいインディー・ロックで楽しい。
同じく「短い系」のトニー・モリーナほどメロディーは良くないが(→こちら)、
今後、昔のガイデッド・バイ・ヴォイシズみたいに楽しませてくれそうなコンビである。

2019年2月26日火曜日

SONTALK これからが楽しみ。



モダンな味付けがされているが、これは間違いなく米国SSWの逸材。
3月にデビュー作が予定されているサントーク。
以前に本名Joseph LeMayでデビューしていたそうだが、今度はソニーのバックアップがあり、飛躍となるか。YouTube上にアップされている曲、どれもいいから、じわじわと支持されていきそうだ。このライブ(at Paste Studio NYC)もすごく良い。
アメリカン・ロックが好きな方は必聴で。

2019年2月21日木曜日

情けない顔してFake Laughって名前がいいです。





2017年にデビュー・アルバムを出しているロンドンのソロ・ユニット、フェイク・ラフ。
上の「Honesty」が今月発表されて知ったのだが、ギタポ好きには無視できない音楽性だ。
多分欧米では受けないのだろうが、日本人受けは良い筈。
突き抜けたものがなくても、親近感がわくメロディーを自然体で歌ってくれるアーティストは応援したい。
へたれインディー・ポップが好きな方に、是非。

2019年2月18日月曜日

マイケル・チャップマン78歳、渋い。



来月CHERRY REDから出る英国フォーク3枚組編集盤のタイトル・トラックにも採用されている(→こちら)マイケル・チャップマン。
大きなヒットはないが、キャリアは十分。
そんな御大に「It's Too Late」と凄まれるこの新曲がいい。
Dに落とした6弦としゃがれた声がマッチングしていて、ぐっと引き込まれる。
アルバムも既にストリーミングで聴けるので、渋いフォークが好きな方は是非。

2019年2月17日日曜日

こだわりのソース味。



ウータン・クラン界隈の新曲(雑ですいません)「モンゴリアン・ビーフ」。
このビデオがなかなかに凄かったので紹介。
焼きそば、ガメラ、怪しい日本語が飛び交う、マッドな一品。
何度か観てるうちに曲も好きになってきたぞ。

2019年2月15日金曜日

11分あります。



コクトー・ツインズのS・レイモンドとロビン・ガスリー主宰の英国レーベル、ベラ・ユニオンからの新人。
とは言ってもバイオを読んだらUltimate Painting(→こちら)のメンバーがいたりして、
まっさらな新人ではなく、プロジェクト的な様相。
一聴して「おっ」と思ったら、やっぱり好きなアーティストの人脈が絡んでいたか!というパターンでした。
曲はクラウト・ロックとブリティッシュ・トラッドを混ぜ合わせた感じのドローンもの。
特に大きな展開はないが、どこかポップな感覚が残っていて、
流しっ放しにしていたら気持ちいい。

2019年2月14日木曜日

FURの新曲がいい感じ。



英国ブライトンの新人バンドFURの新PV。
哀愁の60's風メロディーがくすぐってきて、とてもいい感じ。
デビュー・アルバムの投下はまだ先なのだろうが、この路線でお願いしたい。
飄々とした魅力もあるのがいいよなぁ。
気に入った方は名刺代わりの1曲「If You Know That I'm Lonely」も是非。

2019年2月9日土曜日

痩せろ。痩せてスターになるんだ。



最高のライブ動画だ。
地元オーストラリアでのフェス出演時のものだが、人気あるんだな。
FIDLARが失望の方向転換をしてしまったので、今はSKEGSSに期待。
そう思わせてくれます。
ポップなガレージ・ロックが好きな方は必見で。

2019年2月7日木曜日

ショーン・レノン×レス・クレイプール



「中期〜後期ビートルズ感」が満載な1曲、楽曲自体は昨年公開されてたが、
こうやって映像がつくとさらにイメージが掴みやすい。
今月出るザ・クレイプール・レノン・デリリアムの2ndより。
1枚だけ出すプロジェクトではなかったようで、こうなると聴く方も身が入る。
おすすめです。

2019年2月1日金曜日

ユニット名覚えられません。



最近人気の女性SSWフィービー・ブリジャーズと、ブライト・アイズのコナー・オバーストとのデュオ・ユニット。
この手の有名人同士の男女デュオ、海外では時々見かける。
ジュールズ・シアー&パル・シェイザー
マシュー・スウィート&スザンヌ・ホフス
イザベル・キャンベル&マーク・ラネガン
ズーイー・デシャネル&M・ウォード
デヴィッド・バーン&St.ヴィンセントなどなど。
最近ではカート・ヴァイル&コートニー・バーネットがあったな。
この類で共通する良い点は、本人たちが楽しそうなところ。
悪い点は、本人たちが一番楽しそうなところだ。

2019年1月30日水曜日

コープランドの現在。



一度解散を経たものの、復活2作目となる6thを来月に出すコープランド。
バンド形態でなくなったことがそのまま音に出ている。
が、美しさをデリケートに追求する姿勢は昔から変わってない。
頑固なまでの自己耽溺。
もはや繭の中から出てくることはないと思うが、彼らはこれでいいと思う。
じわじわ良さが伝わってくる先行曲のこちらもどうぞ。

2019年1月28日月曜日

ロックンロール遺伝子に抗えぬ人達。



ボルチモアのハードコア界隈出身のメンバーらによるバンドとのことだが、
この曲はロックンロールの遺伝子が前面に出てきていて、一発で気に入った。
サックス・ソロなんか出てきて、ちょっと80'sっぽい陽気さもあるんだよな。
バンド名は合成ヘロインで、見た目は入れ墨&金歯だったりするけど、
イメージに囚われずにリプレイスメンツやレモンヘッズなんかが好きな人は絶対に聴いた方がいいと思う。
3月に3rd『Prettu Buff』がロードランナーよりリリース予定とのこと。

2019年1月25日金曜日

ヴァンパイア・ウィークエンドの新曲。



出ました6年ぶりの新曲。
主要メンバーのロスタム脱退があり、メジャー移籍という岐路に立った彼らだが、
こうやって真っ当なエズラ節が聴けると安心する。
ダープロっぽいギター・リフがあるけど、D・ロングストレスが参加しているとのこと。
4thアルバムは春頃になる模様。
詳しくは対訳もしてくれているMonchiconさんへ(→こちら

2019年1月23日水曜日

Vundabar、好きな要素しかない。



米国ボストンの二人組ヴァンダーバーの新作ビデオ。
この曲が収録されている3rdは去年2月にされていたようだが、未チェックだった。
ローファイな味もあるパワー・ポップは大好きなので、ここで出会えて良かった。
他の曲も結構楽しく聴けて、YouTubeで観たライブ(→こちら)のキャラも良かったので、現在色々と掘っている最中。


2019年1月17日木曜日

本当は31周年だよな。



『トーク・イズ・チープ』の30周年盤が出るそうで(→amassさんの記事)、
未発表曲がお披露目になった。リトル・ウォルターのカヴァーですね。
半分遊びっぽいセッションであるが、いい感じです。
このアルバム、リリースされた頃よく聴いたので思い出深い。
80年代後期のドッカンバッシャンな音作りが大勢を占めていた時代に、すごく新鮮だった。
1曲目のブーツィー・コリンズのベースにびっくりしたり、「Make No Mistake」のアレンジに心奪われたり、色々と勉強させてもらったな〜。

2019年1月10日木曜日

ペドロ・ザ・ライオン、やはりいいぞ。



復活のペドロ・ザ・ライオンの新たな公開曲がまたしても最高。
以前より確実にぐっとくる歌声になっていて、
これが世に言う円熟か、と思って嘆息ついた。
歌のテーマにも一貫性があるようで、サン・キル・ムーンの大傑作『ベンジー』のようなパーソナルな作品になっているのだとしたら、個人的には大歓迎。
(アルバム・タイトルは彼の故郷アリゾナ州フェニックス)
歌の端々から横溢するエモーションがたまりません。
国内盤も出るようだ。めちゃくちゃ楽しみ。

2019年1月9日水曜日

TFCとDCFCの対談



年末年始は大体ネタがなくなるのだが、
これは面白かった→VICE
The La'sが来日した時のサマソニの話も出てきます。
まだ読んでないファンの方がいたら是非。

2019年1月3日木曜日

あけましておめでとうございます

今年もぼちぼち更新していきます。
よろしくです。