2023年2月28日火曜日

デビュー25周年。3月の動向を要チェックで。

3月、いつもと変わらぬペースで更新しますが、
それだけではないので、日々のチェックよろしくです。

2023年2月25日土曜日

Nickel Creek、9年振りの新作。


来月発売の新作『Celebrants』からの楽曲で、セッション映像。
ベテラン、且つ実力派だからこそのプロモーション。
やっぱりこのハーモニーはいいですね。
前作は似合ってない売れ線曲がいささか邪魔だったので、
今回はそういうのがないと嬉しいぞ。

過去の記事→こちら

2023年2月24日金曜日

Zack Rosen、率直さが胸を打つ。


NICE PLAY MUSICさんで知ったアーティスト(→こちら)。
既に4年前に亡くなっていて、来月出るアルバム『SYZYGY』は彼の友人が仕上げたものだという。
未整理ながら、歌い手がまとっていた空気感がダイレクトにせまってきて、
何とも言えずズキズキくる。
圧倒的に美しいSparklehorseやElliott Smithの音楽が生まれる前のデモはこういうものだったのかもしれない。

2023年2月21日火曜日

Haircut 100、40周年DXが出るそうで。


軽い気持ちで観始めたが、不覚にもほろっと来てしまった。
ニック・ヘイワードの表情がいいし、曲は懐かし過ぎるわで。
現在61歳、ということは20歳の頃の作品か。
『ペリカン・ウェスト』の40周年記念盤。(ホントは41年)
オフィシャルならサイン付きもあるそうなので(→こちら)、
青春を捧げた人はぜひどうぞ。
今週リリースだそうです。

2023年2月13日月曜日

Squid、傑作PVですね。


英国ブライトンの5人組Squid、相変わらず抜群のセンスをしています。
6月に出る2年振りの2nd『O Monolith』からの新曲。
プロデュースは前作と同じくダン・キャリー。
今回はミキシングでJ・マッケンタイアが参加しているそう。
PVは何度観ても面白い。最初のバスケットの人達、途中で影が無くなります。
虚構は所詮、虚構。それがあぶり出されていくが、ユーモアも忘れない。

過去の記事→こちら

2023年2月12日日曜日

Go Big!


夢は終わっていませんでした(→こちら)。
バート・バカラック逝去で落ち込んでいたら、このニュース。
アンディ・スターマー復活。
しかも、The La'sのリー・メイヴァース(顔がしわくちゃ)もレコーディングしとるということじゃないすか。
どうなってるんだ。
1st録り直してるのか。
これは聴くまで死ねませんな。

2023年2月11日土曜日

Photo Ops、めちゃくちゃいいぞ、これ。


米国ナッシュビル出身(現在はLA在住)のSSWテリー・プライスのプロジェクト、Photo Ops。
初耳だったので、調べたら10年位前からBandcampで音源を発表し始め、
すでにアルバムも3枚リリースしている人みたい。
で、上の新曲であるが、今までの作品よりソフトにアプローチしているようで、
まるでダンカン・ブラウンのよう。
この方向性は好き過ぎる。
他の曲も覚醒しているのか、気になるな。
4thとなる新作『Burns Bright』(paul is dead records)は4月リリース予定。
絶対に名前を覚えておこう。

Bandcamp→こちら

2023年2月10日金曜日

Peter Case、まだまだ元気そうです。


元ザ・ナーヴス、元ザ・プリムソウルズのピーター・ケイス(68歳)さんです。
1986年の1st以来、ソロ活動でも評価の高いミュージシャン。
一時期は心臓手術を受けるほど体調を悪化させていたらしいのだが、
近年は復活している様子。
3月には新作『Doctor Moan』が出る。上はそこからの先行曲。
相変わらず色気のあるええ声しているのが嬉しい。

2023年2月9日木曜日

Alfa Mist、自分がソロを弾かないジャズもある。


英国ロンドンのジャズ鍵盤奏者、アルファ・ミストの4月に出る新作『Variables』より。
アフリカ移民のルーツを持ち、最初はヒップホップをやっていたという彼だが、
この新曲は70's英ジャズ・ロック〜スクエアプッシャーらを継承するクロスオーヴァー感覚が表出しているのが面白い。やっぱり風土というか、空気感が影響してくるものなのか。

聴きどころはクールで繊細な導入部を経ての、アドリブ。
ここから一気に緊張感が増してきて、音像が引き締まっていくのが分かる。
鍵盤ソロがないのは弱点かもしれないが、強みでもあると思う。
伴奏のタッチ、ハーモナイズに個性を出してきているので。

前作発表時の素晴らしいインタビュー記事→Rolling Stone JAPAN

2023年2月7日火曜日

Billy Reeves、黄金の日々はこれから?


ザ・ブルーベルズのまさかの新曲に釣られて「Last Night From Glasgow」のYouTubeチャンネルを訪れたのだが、こっちの方が気に入ってしまった。
90年代から色んなバンドをやっていたビリー・リーヴスさんの、
昨年出たデビュー・アルバム『Nostalgia Of The Future』より。
キャリアを感じさせないすかした魅力がある。
ちょっぴりPULPを思い出したぞ。

2023年2月6日月曜日

Trapper Schoepp、真摯な王道アメリカン・ロック。


米国ウィスコンシン州ミルウォーキーを拠点に活動している中堅SSW。
硬派な作風を身上としているようで、
過去にはボブ・ディランの未完成曲を勝手に完成させて、コラボ了承を取り付けたり、
と怖いもの知らずなエピソードもあったりする。
ま、真っ直ぐな人なんでしょうな。

新曲は4月リリース予定の『Siren Songs』より。
WILCOのパット・サンソン、元The Jayhawksのジョン・ジャクソンが協力していて、
映像でもその姿を確認できる。
曲のテーマは退役軍人らしいが、曲自体は重くなく爽快な仕上がりです。

2023年2月4日土曜日

Bodywash、飛躍の一枚となるか。


カナダのモントリオール発、男女デュオ。
セルフ・プロデュースされた4月発売の2ndより先行曲。
ALVVAYS以降のカナディアン・ドリーム・ポップで、
マイブラな味付けと、ひねったポップセンスが耳を引く。
雰囲気に耽溺するだけの狷介な一群からは一歩離れた印象がありますな。

Bandcamp:Bodywash→こちら