2020年7月28日火曜日

Another Sky、大物になりそう。



英国ロンドンの男女混合4人組バンド、アナザー・スカイ。
カトリン・ヴィンセント嬢の個性的な歌がまず耳に残る。
ユニバーサル傘下のフィクション・レコードなので今後ドカンと売れそうな気配もある。
どちらにせよ、この祈りにも似たカリスマティックな歌は支持を集めていきそうだ。
他の曲もどれもクオリティ高し。
来月デビュー・アルバム『I Slept On The Floor』がリリースされる。
ジャケはピーガブのメルトを彷彿とさせるなぁ。

2020年7月27日月曜日

Fruit Batsのカヴァー新曲。



フルーツ・バッツがスマパンの名盤2ndを丸々カヴァーするらしく、
その先行曲が登場。
甘いメロディーの抽出のされ方が見事です。
全曲この感じでいくのかな。

プッシー・ガロアの『メインストリートのならず者』、ライアン・アダムスの『1989』、フレーミング・リップスの『狂気』、ベン・ギバードの『バンドワゴネスク』、ティム・クリステンセンの『ラム』などなど、海外ミュージシャンは結構こういう企画が好きですね。

2020年7月21日火曜日

Toad The Wet Sprocketの新曲。



ネットフリックスの新作アニメ用に書かれたトード・ザ・ウェット・スプロケットの新曲。
グレン・フィリップスのコシと粘りのある歌が映える良曲。
相変わらずええ声してるなぁ。
彼らは復活アルバム『New Constellation』(2013)以降も地道にツアーを続けていて、最近はBarenaked Ladies、 Gin Blossomsとともに「90年代にヒット曲を持つバンド」としてパッケージ・ライブなんかもやっている模様。
ランディ・ガスはもう辞めてしまったようだけど、またアルバムの制作も進められているようだ。

過去記事→こちら こちら

2020年7月20日月曜日

RIP エミット・ローズ



訃報。1970年リリース、弱冠20歳でのワンマン録音2nd、名盤でした。
90年代に出たOne Wayからの再発盤がなつかしい。
生涯通じて作品数が少ないのが残念だが、
それ以上に現時点で買える過去作がほぼ無いというのが泣ける。
こんなに才能あるのに、不遇すぎるよな。

2020年7月16日木曜日

Cloud Nothingsの新作。



コロナ禍の中で制作され、今月変則的な形でリリースされたクラウド・ナッシングスの新作。
タイトルは『The Black Hole Understands』。
メディア露出が追いついていないようだが、内容的にはとてもいい。
ディラン君がドラマーと二人でファイル交換して作ったようだが、
本来のメロディーの良さが復活。
がなり立てる歌唱もなく、甘酸っぱいギター・ロックを求める輩にも受けそう。
彼らのアルバムの中で一番好きな作品になるかも。
フィジカルで欲しいなぁ。

Bandcamp→こちら

2020年7月14日火曜日

一輪車でロックします。



君は雨のなか踊りにいく?
君は恥ずかしがらずに自分の歌を歌える?
バスの運転手さんの名前覚えてる?
ちゃんとやってみようぜ
しっかりやっていこうぜ

みたいな歌詞を歌っている米国LAのトリオ・バンド、The Rare Occasions。
2年前にデビュー作が出ていて、今月それに続く新曲を出した格好。
過去曲は色んなタイプがあったが、こういうパワーポップ路線いいんじゃないかなぁ。
MVでかっこいい車に乗るんじゃなくて、一輪車に乗るってことは、
ヘタレ・キャラの自覚があると見た。

2020年7月13日月曜日

This Is The Kitの新曲。



今年はボニー・ライト・ホースマン(→過去記事)の話題もあったディス・イズ・ザ・キットの新曲。
バンジョーの響きに、抑えたトーンの歌唱がのった快調な仕上がり。
最新アルバムは10月とのこと。まだ大分先だな。

2020年7月9日木曜日

山羊の頭のスープ DX盤来ました。



直近のストーンズのアナログ・リイシューで『山羊の頭のスープ』(1973)だけ除外されていたので、ファンにはバレバレだった件。意外と早く発表されました。
ジャマイカ録音、独特のスモーキーなムード漂う名作のデラックス盤。9/4発売とのこと。

「ローリングストーンズ レコーディングセッション」という本の中で、永遠に聞けることはないだろう、的な書き方をされていた「Criss Cross」が今、目の前に!
「Save Me」とも呼ばれていたようだが、PVまで付いてカッコイイじゃないか。
昔、星加ルミ子さんがライナーノーツで記述していた未発表曲はこれなんだろうか。
気になる。
翌年「It's Only Rock'n Roll ( But I Like It )」のB面で出された「Through The Lonely Nights」や『刺青の男』(1981)まで持ち越された「Tops」の扱いは無し。

そのかわり『ブリュッセル・アフェア』が入る!

10年前に書いたもの→こちら

2020年7月7日火曜日

Alex Izenbergの新作。



今月末に2nd新作『Caravan Château』を出す米国LAのソロ・アーティスト。
過去の記事→こちら
誰かの声に似ているなと思ったら、そうだ、ボビー・チャールズだ。
どことなく70年代のウッドストック感がある理由はそれだな。
ちょっと情けないローファイっぽさがたまらんが、
実はアレンジとか綿密に組み立ててあるのが面白い。
グリズリー・ベア、フォクシジェンのメンバーがゲスト参加しているそうで、
ミュージシャン人気があるのかな。

Disk Unionのページ→こちら

2020年7月3日金曜日

放送部思い出して、しみじみ。



中学3年の時、放送部でブルース・スプリングスティーンを流したのを思い出した。
弁当タイム〜昼休みに、入魂の思いでかけたんだけど、
「大人過ぎる」という理由で今居先生に止められたんだよな。
あのモヤモヤ、今でも強烈に憶えている。

映画『Blinded By The Light』観に行かねば。

2020年7月1日水曜日

Bill Callahanの新曲。



「ハロー、マイネーム・イズ・ジョニー・キャッシュ」って最高の歌い出しだな。
続く「鳩たちがライスシャワーを食い、サンアントンの向こうの何処かで爆発した」
ってのもいい。ライスシャワー、時限爆弾かよ。

昨年の作品も良かったビル・キャラハン(aka SMOG)の新曲が早くも登場。
前作は長い間待たされたが、今回は早めに来ました。
このムラのある活動がなんか「らしくて」いいな。
とりあえず、本当に毎回歌が素晴らしいので、9月リリースのアルバム『Gold Record』(Drag City)楽しみにしておこう。

過去の記事(9年前)→こちら