2015年6月29日月曜日

初夏にぴったりです。



今月デビュー・アルバムをリリースした米国のPHOX。
インディー界隈で評判になりつつあるけど、
もっとオーバーグラウンドな場所で大きくなるべき存在だと思う。
モニカ・マーティン嬢、カリスマ性あります。
世が世なら外資系レコード店が大プッシュしてブレイク、みたいなことになってたんだろうけど、今のご時世はそうもいかない。
ライブが良さそうなので、地力で大きくなっていけるだろうが。
無粋なジャンル分けを去なすこのお洒落サウンド、応援したい。

オフィシャル・サイト→こちら

2015年6月24日水曜日

Trails and Ways、青いうちに出しておくべき音



シアトル発のBarsuk Recordsが送り出すトレイルズ・アンド・ウェイズ。
同レーベルにはデス・キャブ・フォー・キューティーでお世話になった人も多いだろうが(もう15年前になる)、この新人も近い匂いがする。
使っている音色はさすがにトレンドに乗っているんだけど、
アウル・シティーが向かっていった商業くさいムードとは程遠い空気感。
歌詞の内容は知らないが、間違いなく若者の特権を歌っていると思う。

2015年6月21日日曜日

ウィルコのペイヴメント・カヴァー映像



曲はオルタナ・クラシック「カット・ユア・ヘア」。
撮影されたのは2013年。ウィルコ主催のフェス「Solid Sound Festival」より。
今年の開催がまもなくで、気分を盛り上げるためにアップされた模様(勝手な予想)。
ちなみに今年のラインナップは→こちら
NRBQ、リチャード・トンプソンが出る2日目も注目だが、
オータム・ディフェンスなど、メンバーの課外活動がまとめて観れる3日目がすごく貴重だ。

2015年6月18日木曜日

ラタタットの新曲。



RATATATはブルックリン発のエレクトロニック・インスト・デュオ。
2人ともギターが弾けるので、そういったトラックが多いのだが、この新曲もそう。
音色が無菌室で培養加工されたような質感で、絶妙に嘘くさいのがカッコイイ。
コンピュータの中だけで完結する音楽のマイナス点を逆手に取ったような面白さがある。
人工的に粒を揃えたような正確さも逆にポップさに映えている。

来月出る新作は5年ぶりの5枚目。
まだまだアイディアは尽きていないようだ。


2015年6月13日土曜日

RIP オールネット・コールマン



70年代前半のコロンビア期『サイエンス・フィクション』(1972)の1曲目。
オーネットさんは来るべきもの、フリージャズ、ゴールデン・サークルといった名盤が有名だが、それ以降も濃厚で芳醇な名盤が沢山ある。
未聴の方には是非おすすめしたい。
70年代後半の『ダンシング・イン・ユア・ヘッド』路線も素晴らしい。
僕は特に『ボディ・メタ』が大好きで、今でも時々引っ張り出して大音量で聴いている。
オーネットさん、安らかに。

2015年6月12日金曜日

ロイド・コール、懐かしいな



ロイド・コール&ザ・コモーションズのCD+DVD6枚組ボックスが出るそうだ。
神経質そうなのに妙に艶のある歌を、シャープできりっと締まったネオアコ・サウンドにのせていた人。
僕は1990年のソロ第1作(これも傑作)で知り、後追いでコモーションズの方も聴いた。
最初はベスト盤(リチャード・ミズラックの写真のやつ)から入って、
その青臭いダンディズム(?)に徐々に嵌っていった思い出がある。
今度のボックスはリマスターされた1st〜3rdアルバム、B面曲、デモ、未発表曲、PV、テレビ出演時の映像などが入っている(曲目はオフィシャル・サイトへ)。
値は張るけど、それなりに豪華な仕様になっているようだ。

2015年6月9日火曜日

ジャガ・ジャジストの最新スタジオ・ライブ



大人数でぶ厚い装飾を施しつつも、リード楽器と呼びたいのはドラム。
そんな動画です。堂々たる疾走っぷりが楽しい。
演奏しているのはノルウェー出身のジャガ・ジャジスト。
地元オスロで新作プロモーションの為に撮られたようです。


2015年6月7日日曜日

トラックの荷台に乗って徐行してます



白人のヒップホップ解釈としてはものすごく面白い音を出している、
と思うんだけど、全然注目されていないっぽい。
メリーランド州ボルチモアで15年以上ずっと音源出している人で、
昔の音源を聴いたら結構しっかりラップしたりしているので、
上記PVの音はそこを通過してきた上で到達したユルユル具合なのだろう。
プロダクションも自分でこなし、マニー・マークにも近い渋さを持ち合わせていて、
僕はすっごくいいと思うのだが。
需要ないのだろうか。

2015年6月4日木曜日

ジャミロ、ビースティー、オアシス、等々



有名PVのパロディを映画「僕らのミライへ逆回転」のような手作り感で挑戦しているフィドラーの新曲。
好きで真似している、というより完全にフザけているのが素晴らしい。
(最初に出てくるジュークボックスの曲目表に元ネタ書いてます)

そして、もう何度も書いているが、やっぱりこのバンドの曲は良い!
1stの曲群よりも拡がりが出てきていて、
パンクというより手が込んだパワーポップっぽい感じになってきている。
間違いなく買います。2ndの発売は9月。まだまだ先です。

2015年6月3日水曜日

モノトーン+セピアの室内楽



ケンタッキー州ルイヴィルのポストロック・バンド、レイチェルズの鍵盤奏者、
レイチェル・グライムスの新着PV。
スクリーンセイバーやビジュアライザー映像を加工したものだろうか。
見事に術中にハマり、見入ってしまった。
新作は先月発売されたとのこと。

オフィシャル・サイト→こちら