2011年8月31日水曜日

9/8(木)は下北沢lete。

9/8(木)坂田学くんとのレテ公演が目前にやって来た。
今、どの曲を一緒にやろうか、などとメールでやり取りをしているところ。
坂田君、ちゃんとドラムの一部を持って来てくれるそうで、
折角だから懐かしいのをやろうよ、と相談してます。
(ちなみに僕も坂田くんのセットにも参加予定です)

というわけで、今回はいつも以上に気合を入れたセットリストで挑むつもり。
『ただ可憐なもの』以降のこともそろそろ視野に入れつつ、
さらなる新曲もズドンとかませるように日々精進していきたい。
多分二度と実現しないスペシャルな夜なので、
気になっている方は是非是非、予約して下され。
(今のところ)まだ間に合いますよ!

lete→こちら


BGM:Midnight Blue / Kenny Burrell

2011年8月29日月曜日

スティーヴ・マルクマスの新作がいい。



ペイヴメント再結成はお祭りとして楽しかった。
だが、新しい作品を作るほどのモチベーションは生まれなかったのだろう。
やはり今のスティーヴ・マルクマスは作品を作るとなれば、
自信満々でソロを打って出るのである。
それで良し。
今回は「ベック・プロデュース」という話題もあるし、
より多くの人に聴かれることになれば嬉しい。

基本路線は変わらない。
自由に曲を書き、自由に演奏するだけ。
今までのアルバムと同じだ。
そもそも自分を持っている人だから、急に何かが変わるということはない。
ただ今回はベックというファン代表という媒介が入って、
堂々とマルクマスさんのスウィートな「泣き」の要素をフィーチャーさせているのがポイント。
「(照れるから)今まではそんなことはしなかったけど、まぁ、プロデューサーがそう言うなら、そういう曲は山ほどあるで。」(推測)とマルクマスさんはぽんぽん“スウィート”な曲を披露しているのである。
(パンキッシュな曲もあるにはあるが、それはバランスを取って配置したような感じ)
勿論、それはペイヴメント時代からある要素。
ソロ時代にも連綿と受け継がれてきたもの。
急に今回ソロ作が良くなったわけではない、ということは書き留めておきたい。
過去にも普通に泣ける曲があるので ↓ に集めてみた。
聴いてくれたし。

Wicked Wanda / Stephen Malkmus & The Jicks(2008)


Freeze The Saints / Stephen Malkmus(2005)


Fractions & Feelings / Stephen Malkmus & The Jicks(2003)


Jenny & The Ess-Dog / Stephen Malkmus(2001)



2011年8月24日水曜日

ファウンテインズ・オブ・ウェインの5th

高品質だったにもかかわらずあんまり聞かなかった気がする4年前の前作。
色んなタイプの曲があれこれ並んでいたが、
それぞれが有機的に噛み合ってなかったのか、
今となっては全体的にあまり印象に残っていなかったりする。
この新作5thははっきり言って地味な作りだが、
アコースティック・ギターをほぼ全曲にフィーチャーすることで、
全体のトーンが確定していて、数年後もはっきりと印象に残っていそう。
そして実際、この無理してない年相応の落ち着いた雰囲気が素敵なのだ。
アダム・シュレシンジャーは今作はヒット請負人モードではなく、
クリス・コリングウッドの優しげな歌に寄り添った、今こうあるべきFOWの姿を目指したのであろう。
メジャーから離れたということも関係しているのかもしれないが、
何となく友情を再確認しているかのようなこの方向性、僕は感じ入った。
大学のルームメイトだった二人も既に40代。
いい関係だよなーとしみじみ思う。

オフィシャル・サイト→こちら



2011年8月22日月曜日

CSSの新作3rd



今週国内盤が先行でリリースされるCSSの3枚目。
SPINNERの全曲試聴で2回ほど聴いたが、良い感じ。
初期に比べるとローファイ度はさすがに落ちているが、
それを敢えて残していたとしても不自然だろう。
特徴的なビート感はちゃんとキープされているし、
随所にいつもの遊び心はあるし、
僕はこの着実なアップグレードを支持したい。

そして、やはりラブフォックスの声は至宝。
絶妙な歌い回しに磨きがかかっているような。
上のYoutubeにはトロピカルな4つ打ちロックンロールを。
摩訶不思議な折衷感で気に入ってます。

オフィシャル・サイト→こちら

横浜ライブ終了。

セットリストあげました→こちら
しとしと降る雨をバックに歌うのもオツなものでした。
来て頂いた皆様、ありがとうございます。
次回ライブは来月8日の坂田君とのジョイント。
お時間ある方は是非!


BGM:At Sherry's Manne Hole / Bill Evans

2011年8月18日木曜日

明後日は横浜

ただ今どんな曲をやろうか、ギターを弾きつつ考え中。
少しずつ新曲も増やしていこう。

ここで訂正お詫びのお知らせがひとつ。
9月の名阪ライブが諸般の事情により、
バンドでなくなりました。
僕も楽しみにしていたのだが、申し訳ございません。
とりあえず僕が一人で行って、弾き語りの形になります。

最近は(毎年のことだが)高校野球観てます。
やっぱり面白い。
ヘタな小説、マンガを読むより充実感がある。
夏の甲子園、昔から変化している部分は幾つかあるが、
核の部分はやはり不変。
今日はベスト4が出揃った。
決勝戦は20日。
横浜ライブの日です(観れません)。



BGM:Collapse Into Now / REM

2011年8月10日水曜日

ライブ情報、取り急ぎ。

この夏から秋にかけてのライブ情報、一気に更新しました。
セイルズを盛り立てに名阪にもバンドで行きます!
もう1ヶ月をきっているleteの坂田君企画も要注目。
ギター弾き語りで共演する日が来ようとは、思いもしなかった。
一番近いところでは、横浜。
ここはワンマンなので、たっぷり時間をかける予定。
みなさま、是非お越しを。


BGM:Sunlight / Herbie Hancock

2011年8月8日月曜日

街で聞き耳を立てていると

玄関先でインターホンを押した奥さんが話しだした。

「あ、おばあちゃん。あたし。メガネ。」

そこだけしか聞こえなかったが、想像がいっぱいふくらんだ。
普段から姑にメガネ呼ばわりされている奥さんが帰宅してきて、
鍵をあけてほしいと頼んでいるのか。
若しくは、おばあちゃんにメガネ忘れたからちょっと持って来い、
と奥さんが外から言っているのか。
はたまた、その家は実は悪党のアジトで、それは「山。川。」みたいな合言葉なのか。
どれにせよ、微妙なニュアンスで判断がつかなかった。
しかし、当事者同士だときっと分かり合えてる。
そんな感じだった。

「Hi,grandma. me, glasses」

念の為、英語にしてみたが、やっぱり分からない。


BGM:

2011年8月4日木曜日

第1話は「魂を救うだろう」

ジャングルライフ(→こちら)で隔月連載「12人のケン」始まりました。
中村佑介さんが僕の曲に着想を得たイラストを描き、
その出来上がった作品に対して、僕も新たに短編を執筆する、という内容。
企画構成などは完全に中村さん主導で、
僕は弱冠その勢いに押されがちなんですが、面白がってやっていきます。
ただし短編小説書くこと自体初体験な上に、
中村さんのイラストのクオリティーが半端なしなので、
これは真剣勝負になっていきそうです。
皆様、チェックしてみて下さい。

第一回目はデビュー・ミニアルバム(1998年発表)の表題曲。
連載には歌詞を載せるスペースがないので、
ここに載せておきましょう。


「魂を救うだろう」

怒らせた牛を血まみれにしてスターになる人もいりゃ
牛糞を固めて家を建てそこで暮らしてく人もいる
祈りを捧げりゃ自分のために神は何かをするだろう
どれどれ見てみよう どれどれ見てみよう
1・2・3・4・5

惨めな芸術家が小さな世界の中で苦しむ
隣の家の床下では猫が出産に苦しむ

誰も知らないところで 誰も知らないことを
見せてとくれよ!

半端な頭脳がのたうちまわってるかい?
不公平というバランスが成り立っているかい?
偶然も詐欺師だよ
神は存在するのさ
1・2・3・4・5

祈りを捧げりゃ自分のために神は何かをするだろう
広大な宇宙に浮かんだひとつの魂を救うだろう


BGM:

2011年8月1日月曜日

何 これ テング?



これは『大日本天狗党絵詞』を思い出さずにはいられないPV。
(人間化している部分は違うけどね)
多分公園でエサでもバラ撒いて撮影したのだろう。
集まってきたカラスの自然な生態ぶりがなかなかいい。
人工的な腕もフィットしていて、
ずっと見ているとこんな動物が本当にいそうな気になってくる。
音楽はフルトン・ライツというNYブルックリンのバンドだそうです。
インターポールとかウォークメンとか、硬派な音を目指してる感じで好印象。

Myspace→こちら