2013年5月29日水曜日

ヴォルケーノ・クワイアーの新作が出る



ボン・イヴェールが参加しているプロジェクト、Volcano Choirの4年振りとなる新譜が出るようだ。
9月と、まだまだ先の話だけど、全然その動向を知らなかっただけに嬉しいニュースだ。
前作は愛聴したもんなぁ。ボン・イヴェールより気に入ってたぐらい。
この新曲を聴く限り、あの静謐な世界よりアンセミックになっていて、そそられる。
楽しみに待っていよう。

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2013年5月26日日曜日

ローラ・マーリング、いいです。



イギリスの女性SSWローラ・マーリングの名前を強く意識するようになったのは、
ライアン・アダムス『アッシズ&ファイア』のライナーノーツを読んでから。
プロデューサーのイーサン・ジョーンズ経由でその才能を知らされたライアンは、
衝撃を受け、8割出来ていた自身のアルバムを打ち捨て、自分の足元を見つめ直し、
アルバムを作り直したらしい。すごい話だ。
そこまでさせるなんて、どんな歌い手だろうと興味を持ったものだ。

と書きつつ、僕はそのタイミングではハマらなかったんだけど、
今回の新作は先行試聴したら、1曲目からいきなりCの変則チューニング組曲(?)で、
めちゃくちゃ共鳴するものを感じて、これは絶対に買わねば、という気持ちに。
なんというか、以前に比べドスが効いてきている気がする。
トラッド風味も“取り入れてみました”風から、どことなく身から滲み出ている風情に。
「小娘」っぽさが消えて、歌の持つ“磁力”だけが目の前にただ屹立している感じ。
キャッチーさは減退しているものの、もうそんなもの関係ないんだろう。
往年のブリティッシュ・フォーク・マニアが聴いても唸ること間違いなし。
4枚目となる『Once I Was An Eagle』はもうすぐリリースです。
早くうちのステレオでじっくり聴きたい。

2013年5月23日木曜日

2013.5.18 三軒茶屋Come Together


弟・純が写真を撮っていたので公開。
こんな感じでした。
6/5gee-ge、6/28レコ発、よろしくです。

2013年5月21日火曜日

スミス・ウェスタンズの新曲。



日系の兄弟メンバー率いる米国シカゴ出身のスミス・ウェスタンズの新曲。
ニック・ヘイワードを思い起こしたりしたよ。
以前から純粋にいい曲を書く人達だったが、
今回のはインディー的モラトリアムから一歩抜き出た感がある。
曖昧模糊ではなく、明快なポップ表現。
アルバム・トレイラーで聞こえる楽曲もどれも堂々としている。
フィル・スペクター、ビートルズの名も引き合いに出されそうだ。

PVはドリーミーなサウンドに、敢えて極彩色をぶつけていて甘美、かつ退廃的。
たまりません。
3枚目となる新作『Soft Will』は来月発売とのこと。
今後の活躍に注目したい。

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2013年5月19日日曜日

次回は6/5(水)渋谷gee-ge

昨日のライブ、ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
久し振りのバンドでテンション上がりました。
終演後、すぐにメンバー間でミーティング。
次の準備もすでに始めてます。

2013年6月5日(水)
<渋谷公園通り音楽室 Vol.26>
渋谷gee-ge
出演:徳永 憲、dodo special、ヒグラシ/DJ hb
開場19:00/開演19:30
料金:2000円(+2オーダー1000円)

『ただ可憐なもの』レコ発以来のジージです。
昨日の会場より細かなニュアンスが出せるのは確実かと。
出演時間は40分程と聞いてます。
前売りチケットはないですが、念の為チケット確保されたい方は→こちらまで
公演日、場所、お名前、枚数が明記されていればOKです。
よろしくですー。

BGM:He Miss Road / Fela Kuti & Africa 70

2013年5月17日金曜日

船酔いスティーヴ爺さんの新曲。



シーシック・スティーヴ、御歳72歳。
世間的には立派なお爺さんであるが、ロック界は高年齢化が進んでいるのである。
リンゴ・スターと同い年、ミック・ジャガーの2つ上と考えれば、
このダンスのノリノリぶりも理解できよう。
自然に足でリズムを取らせてしまう軽快なブルース・ロック。
手に持っているのは車のホイールキャップで作った特製エレキ(→参考動画)。
めちゃエエ音がします。
ジュールス・ホーランドのBBC特番で人気が出たせいか、
イギリスでは大人気みたい。
いいねぇ。

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2013年5月15日水曜日

ストリート・ビューの世界



フレンチ・エレクトロのストリップ・スティーヴの昨年出た1stより新PV。
パッキパキな音圧に、デザインされた旋律がすっきりと映える。
で、PVが秀逸。
グーグル・マップのストリート・ビューの画像をうまく取り入れたもの。
技術的に未発達な部分をイビツなものとして抽出していて、ハッとさせられる。
これをモダン・アートと呼ばずして、という感じ。
途中ダニエル・ジョンストンの「HI, HOW ARE YOU」が出てきたり、いちいちセンス憎し。
とても刺激になり、インスパイアされる素晴らしいビデオだ。

2013年5月12日日曜日

Bibio、新作がもうすぐ。



イギリスのウェスト・ミッドランズ出身のスティーヴ・ウィルキンソンのプロジェクト、Bibio。
自分の本名をもじったタイトルの新作が今月リリース。
ポスト・ロック文脈で語られたり、フォークトロニカなんて形容をされてきた人で、
上記PVを見ると、アナログな質感はそのままに、より洗練されてきたように聞こえる。
本人は初期のムードに立ち返った、的なことを言っているようだが、
(この曲に関する限り)企業の広告に利用されそうなギリギリの線のような気もする。
まぁ、これが本人のパーソナルな世界を昇華しきったものなんだろうから、問題ないけど。

しかし、ジャケの色合いも含めて幸福感いっぱいだな。
アルバムの端々には、その裏に秘めた「憂い」や「暗さ」がちゃんと(捩れながら)残っているのだろうが。

Warp Records : Bibio→こちら

2013年5月11日土曜日

次回ライブは5/18(土)

2013年5月18日(土)
<Come to HIGH BRIDGE's room right now! 002>
三軒茶屋Come Together
(TEL/FAX 03-3410-0069)
出演:徳永 憲、正山陽子
開場18:30/開演19:00
料金:3000円(1ドリンク込み)

トリオ・バンドで出ます。ひさしぶり!
出番は1つめで、約1時間はやる予定。
初めてのハコだけど、アクセスは良さげですね。
チケットは当日でも同じ料金ですが、確保されたい方は→こちら
公演日、場所、お名前、枚数が明記されていれば、それだけでOKですので。
※レコ発(6/28)でやらない曲もやるので、お見逃しなく!

昨日の<今宵、ねじまく vol.2>終了。
後日セットリスト、アップしておきます。
来て頂いた皆様、ありがとうございました。

BGM:Negrea Love Dub / The Revolutionaries

2013年5月8日水曜日

空を切る [2013.4.11 下北沢lete]



4月のleteライブの映像第2弾。
カメラのマイク音声なので、音はくぐもってるけど、
雰囲気は伝わると思います。
こういう動画のアップってどうなんだろ。
それなりに嬉しいものなのだろうか。
何か反応あれば、またやるけど。

5/10(金)<今宵、ねじまく vol.2>
いよいよ明後日です。

2013年5月4日土曜日

来週は<今宵、ねじまく vol.2>

来週金曜日は下北沢leteにて弾き語り。

2013年5月10日(金)
<今宵、ねじまく vol.2>
下北沢lete
出演:徳永 憲
開場19:00/開演20:00
前売り2000円/当日2300円(共に+1ドリンク)

これでしばらく長尺な弾き語りライブから遠のきます。
悔いの残らぬよう全力でいきます(当然ですが)。
GWは黙々とその準備に充てています。
前売りチケットの取り置きはleteのHPより。
いざ、よろしく。

BGM: 69 Love Songs / The Magnetic Fields

2013年5月3日金曜日

まさにイリュージョン。



スウェーデンの5人組バンド、シャウト・アウト・ラウズ(Shout Out Louds)。
 ↑ は音の端々から80年代の香りがプンプンするナイスな新曲。
この手のものにしてはケレン味をあまり感じなく、曲自体もとても好き。

でも、はて、前からこんな感じだっけと思って前作までの曲をチェックしたら、
やっぱり今回から路線変更した模様。
基本的にはギタポから出発しているバンドだけど、変化を恐れぬ姿勢みたい。
ちなみに米国では何作も連続してMergeがリリースしている。
その才能を大いに買われているようだ。
毒気の無さと箱庭ポップ感は不変なので、
スウェディッシュ・ポップの現代の継承者と呼べるんじゃないかと思う。

全曲ストリーム試聴→こちら

2013年5月1日水曜日

Made To Stray / Mount Kimbie



英国のドム・メイカーとカイ・カンポスによるデュオ、マウント・キンビー。
新曲の評判がすこぶる良い。
確かにこれは脳を執拗に刺激してきて、快感である。
後半の歌が蛇足に思えるぐらい、サウンドメイクが冴え渡っている。
繊細なんだけど、ダビーなミキシングが大胆で、くらくらきます。
来月発売の2ndアルバムに収録されているそう。

アマゾンの解説を読むと、これはポスト・ダブステップなのか。
僕は門外漢であんまり分かってないんだけど、
同じくアルバム発売を控えているアルーナ・ジョージ(期待大!)も、
ポスト・ダブステップ世代とか言われているよな。
ちゃんとチェックしてれば、面白いアーティストともっと出会えそうだ。
因みに僕はジェイムス・ブレイクの良さは全然分からないので、
ポスト・ダブステップなるジャンルは半分諦めてました。