2019年3月28日木曜日

アレアとアルティ・エ・メスティエリ。





なんと両者の来日があるということで、ソニーより5月に紙ジャケ再発。
ソニーということで、比較的安価な価格設定だ。
上記はアレア3rd冒頭の怒涛の展開曲と、アルティ2ndのドラム超絶曲。
過剰さがクセになるイタリアン・プログレ、未聴の方はぜひ体感していただきたい。
第二弾以降、デダルスがあるといいな。

2019年3月26日火曜日

なごみ系シティ・ポップ。春です。



今月P-VINEよりリリースされたBlueprint Blue。
最近よく耳にするヨット・ロック(aka:AOR)〜シティ・ポップが売りの新人。
ベニー・シングスがStones Throwから発売されるなど(→名曲です)、米国でもシティ・ポップが注目されている中、人気出るかもしれません。
日本はもうずっとシティ・ポップ先進国だが、世界が追いついてきた模様。
上記曲は、リフが「タイトゥン・アップ」〜スピナーズ「イッツ・ア・シェイム」っぽくて程良いソウル感がいいです。

詳しくはP-VINEの紹介ページへ→こちら

2019年3月21日木曜日

KOKOROKOとい名のジャズ



ジャイルス・ピーターソン主宰の「Brownswood Recordings」からのリリース。
英国ロンドン発の7人組若手ジャズ・グループ。フロント3管は女性で構成。
アフロ・ビートをフィーチャーしていてかっこいいです。
土着的なものを標榜しているせいで、オシャレ臭が少ないのが自分的には好み。
後半のギター・ソロ〜サックス・ソロの殻を破ろうとする意志、にぐっと来ます。
模倣を越えたその先にある「何か」を目指している音だ。
今後注目していきたい。

2019年3月15日金曜日

レ・ジノサンの復活第2弾。



前回の記事は→こちら
新作は今月の15日リリース予定です。つまりは今日だ。
上記クリップを観てもらえたら分かると思うが、やはり素晴らしい。
昔から成熟されたポップをやってくれていたが、
ルックスがフランス映画に出てきそうなエエ感じのおっさんになっていて、
釣り合いよく見えてきたな。
嬉しくなったので、過去の名曲もいくつか下に貼っておこう。
本当に才能ある人達だ。Les Innocents、ポップ好きはマストです。





2019年3月6日水曜日

おじいちゃんブルース、カッコイイ!



2017年12月に85歳で亡くなったというLeo Bud Welch(レオ・バド・ウェルチ)の最終3rd。
全然知らなかったけど、これはかっこいいな。
ブラック・キーズのD・オーバックが全面バックアップしているらしい。
1932年ミシシッピ生まれで、デビューは82歳。
世代としてはバディ・ガイやフレディ・キングよりも上だ。
で、こういう人生もあるんだな。

上記PVはタイトルからしてゴスペルっぽく、
ほとばしるブラック・フィーリングがたまらん。最高だ。
どことなくアフリカっぽい匂いがするのは気のせいだろうか。
今月リリースなので、ブルース好きは要チェックです。

2019年3月5日火曜日

Big Thief、化けるのか。



前作がピッチフォーク界隈で絶賛されていたビッグ・シーフ。
個人的にはぱっとしない印象だったが、ここに来て4ADに移籍、
人気がさらに上昇しているようなのでチェックしてみたら、
エスパーズやミッドレイクのようになっていて驚いた。
しかし、これは歓迎。このトラッド・フォーク的な雰囲気は好きです。
人気が出ているのはヴォーカルのエイドリアン・レンカーさんの魅力に負うところが大きいと思うが、さて、さらに盛り上がってくるのか。
ニュー・アルバムは5月予定とのこと。

2019年3月3日日曜日

あっという間に終わります。



Joyful Noiseが送り出す二人組Coughy。
情報によると1分未満の曲だけ収録されているらしい。
アルバムは20曲、つまり20分ということだな。
そして、曲名はすべてアルファベット一文字。
バンド名は「咳」。
なんかアート・コンセプトの主張が強いような気がするが、
音楽そのものは、がらくたっぽいインディー・ロックで楽しい。
同じく「短い系」のトニー・モリーナほどメロディーは良くないが(→こちら)、
今後、昔のガイデッド・バイ・ヴォイシズみたいに楽しませてくれそうなコンビである。