2018年4月26日木曜日

やっぱりパワー・ポップが好き その2



ちょうど1ヶ月前に公開していた第1弾に続き(→こちら)、第2弾です。
少し前の記事で、作るのに萎えたと書いたけど、結局いじくってるうちに形になりました。
今回は90年代から00年代にかけて。3時間もある。
スマホに無料アプリ入れて、シャッフルで聴いてもらうことを想定してるので、
曲順は考えてません(言い訳)。
パワポ好きな人はフォローしてみてください。

作ってて改めて思ったのが、パワー・ポップってのはヘタレの為の音楽なんだな、ということ。
やってる側にあんまり屈強な男というのは存在しない。
ボーリング・フォー・スープなんかは強そうだが、PVでは敢えていじめられキャラ、学校の冴えないグループ側であることを演出している。権力側ではいけないのである。
ナダ・サーフに「ポピュラー」というスマッシュ・ヒットがあるけど、あれはそのことを逆手にとった皮肉っぽい歌詞だった(PVでは教壇に立ち「俺は人気者だ」と歌う)。

ま、とにかく、僕が思うに、なよっとした奴がギターを持って叫んで撃沈する、その様が正しいパワー・ポップの姿ということだ。
今回女性アーティストはリストに入れなかったが、彼女らはどっかで強いものを持っているんだな。

2018年4月25日水曜日

ザ・キンクスのファンは必聴です。



まずはMonchiconさんの素晴らしい対訳と記事(→こちら)参照。

オッカーヴィル・リヴァーは、レイ・デイヴィスの自伝での逸話をリアルな歌の情景へと、
あざやかに変換してくれている。すごい手法だが、手法そのものより直接胸にグッとくる感覚の方がずっと勝っていて、そこに感銘を受けた。
これを踏まえて「ウォータールー・サンセット」を聴くと、
今までより何倍も力が沸いてくる。
出色な評論になりつつも、美しい独立した曲でもあるという魅力。
2曲とも出会えて良かった、そう強く思えた。
来月リリースの新作、また国内盤を買わなきゃな。

2018年4月23日月曜日

ザ・ポウジーズのDX盤が出るらしい。



Spotifyで90年代のパワー・ポップ集を作ろうとしていたのだが、
ザ・ポウジーズの『Dear 23』(1990)がないので萎えてしまった。
ヘヴィになる次作以降にも「Solar Sister」など傑作があるにはあるが、
僕にとっては、出会いであったこの曲の瑞々しさこそがポウジーズなんだよなー。
ジェリーフィッシュやレッドクロス同様、ここが時代の変わり目だったのだ。
PVの80年代をひきずった格好を参照してもらえば分かってもらえるだろうか。
ちなみに当時このPVは観た憶えがない。SONY MUSIC TVを時々チェックするぐらいでは遭遇できなかった。今のYouTube時代、ありがたいです。
雑誌のぎりぎりの情報だけでディグしていた過去の自分がかわいそうだとは全然思わないけど。

今年ゲフィン時代の3作がデラックス・エディションとしてリイシューされるそう。
パワー・ポップ好きにはお馴染みのレーベルOmnivoreより。
Not Lameは消滅しても、まだOmnivoreがある。熱量は全然落ちていません。
そして、本家ゲフィンは何もしません。

2018年4月20日金曜日

このPVもなんだか泣ける。



プリンス版はベストに収録されていたライブ・ヴァージョンが有名だったが、
この2018年になって、突然オリジナル・ヴァージョンが登場しました。
当人にとってはデモのつもりだったのだろうが、出来は素晴らしいです。
録音されたのは1984年の夏。『パープル・レイン』が大ヒットしている最中。
あの夏の空気感を憶えている身としては、なんだかとても甘酸っぱい気分に。
プリンス、絶好調だったんだろうけど、「それにしても」な底無しの才能をまた見せつけられて、今日は幸せです。
配信、ストリーミングは本日より。

2018年4月13日金曜日

スローンの新作、いいです。



ウィーザーの近作には頭を抱えてしまう僕ですが(一発当てたいのが見え見え過ぎる)、
TFCやジェイホークス、スローンの近作は誰も傷つかない作りで頬が緩みます。
今回のスローン12thアルバム『12』は先行曲を沢山アップしていることから明らかなように、出来が良いです。先行発表曲以外も気に入った曲がいくつもあった。
パワー・ポップ節が比較的復活しつつも、ちゃんと年齢を重ねたメンバーの経年変化を感じさせるもので無理がなく、自然体なポップ。
ジャケなんかは完全に手抜きだが、その辺もいかにも彼ららしい。
変わらない姿勢がスローンである必然を維持させてます。

2018年4月10日火曜日

ライリー・ウォーカーの新曲がいい。



60年代末期フォークのリヴァイヴァリストだとばかり思っていたライリー・ウォーカー。
出てきた新曲がシカゴ的なポスト・ロックっぽい響きを伴っていた。
ぐっと冒険度が上がっていて、これは面白い。
『ゴースト・イズ・ボーン』の頃のウィルコのような感触もありつつ、
フォーク流儀から自ら離れていく意志が表出している。
気負いが感じられたやや野暮ったい歌の表情も、以前より変化したように思う。
アルバム全体はどうなっているのか。興味津津である。

2018年4月6日金曜日

ホップ・アロングの新曲。



3rdが本日発売、サドル・クリークの期待株、ホップ・アロングの新曲。
小柄なフランシス嬢のハスキー声が何とも言えず魅力的で、好きです。
メジャーな音楽シーンで聞かれる歌声は今やプラグインで塗り固められたもので占められているが、僕はやっぱり馴染めないので、こういうストレートな歌の方に惹かれてしまう。
フォーク・ロックとしてはアレンジも工夫されているし、
レーベルの大先輩ブライト・アイズやエディー・ヴェダーにも通じるエモ感も切実。
メロディーの端々に、抑えられないものがこぼれ出しているんだよな。

2018年4月2日月曜日

リラックス・ファンクです。



中国のおばちゃんが楽しそうにしているだけのPV。
なんだこれ。でも、音楽そのものがとても良い。
テキサスの男女トリオ、クルアンビン。
ファンキーでも熱くたぎるタイプでなく、チルアウトする気持ち良さに重きが置かれている。
イアン・ブラウンのいないローゼスが暇を持て余してジャムってる感じで、
ずっと聴いていられるな。
Monchicon!さんに詳しいレビューあり→こちら