2017年6月26日月曜日

ほとばしる奇人オーラ。



変な人達がいっぱいいるStones Throw傘下のLeaving Records。
ニューオリンズ出身の「トランス農民」もその代表格です。
今までチェックした曲は理解出来ないことも多かったのだが、
この新曲はまだオーソドックスなロック・フォーマットに準じているので、
分かりやすいです。
やっぱり奇人オーラ、出てますけどね。
ニューアルバムは今年終盤らしいです。

2017年6月23日金曜日

ディア・ティックの新作。



アコースティックものと、ロックもの、2作のアルバムを9月に同時リリースするディア・ティック。
上記はアコースティックもの。愛すべきダミ声が炸裂してます。
ロックものの先行曲はこちら。ニルヴァーナっぽいです。
マスに訴えかけるにはあと一歩という個性だけど、
下世話に流れていかない“尖り具合”がとても好みです。
2つのリリース、彼らにとっちゃどっちも大事な衝動なのが伝わってきます。
そして、両方共すっとぼけたアニメ映像なのもいいな。

2017年6月19日月曜日

リー・ラナルドの新曲。



元ソニック・ユースのギタリスト、リー・ラナルド。
実はサーストン・ムーアよりキャッチーな曲をかく素養がある人だが、
今度の新曲もいい感じ。このサイケ感!
シャロン・ヴァン・エッテンがコーラスに入っているのが大正解。
相乗効果でリーさんの声に張りが感じられるし、華やか。
J・マスシスも意外と女性コーラス(キャット・パワー)と相性良かったし、面白い現象だ。
アルバムには盟友スティーヴ・シェリー(Ds)、ネルス・クライン(G)も今まで同様参加している。アルバム発売はMUTEから9月に。

2017年6月13日火曜日

切り絵アニメの秀逸作。



アーネスト・グリーンのソロ・プロジェクト、ウォッシュト・アウトの新曲。
「Stones Throw」と新たに契約したようで、新展開。
3rd発売はアナウンスされてないけど、用意はされているのか。
(追記:アナウンス出てきました→こちら
ハウス系の鍵盤リフをモチーフに、センスいい楽曲になってます。
初期のシューゲイザー感は払拭され、恐る恐るストリートに一歩踏み入れた感が。
ちょっぴりジャズっぽさがあるのがいいなぁ。

で、PVが素晴らしい出来。
切り抜きが幾重にも交差し、アメリカの陽と陰が描き出される。
現代アメリカは何を「Get Lost」したのか。

2017年6月11日日曜日

郊外ローファイ・ポップは消えず。



ゆるゆるな声で下手くそに歌うポップ・メロディーが可愛いです。
米国北部ミルウォーキーの5人組。レーベルの紹介によると中学校からの友達バンドで、
ガイデッド・バイ・ヴォイシズ、ヴァイオレント・ファムズ、ウィーザーの1stなんかがテキストでは参照されている。
PVを観ると、中坊のノリを保ったまま成長したようだ。
アルバム・タイトルは『エアギター』で、ジャケは空に浮かんだギター・イラスト。
あまりにもしょーもなくて、逆に憎めません。

2017年6月5日月曜日

リチャード・ドーソンが最近のお気に入り



Spotifyでリチャード・ドーソンの新譜を楽しんでいます。
これがなかなかの傑作で、やはりCDが欲しくなって、今到着待ちです。
上記のPV曲はアルバム冒頭のシークエンス後に来る7分近くの大作。
初期ジェネシス、シド・バレットが醸すような英国っぽい土着性に、
サイケを内包する、なんじゃこれな特異なフォークが続く。
様々な声色を使い分け、この時代にフォークで何か「新しいオリジナルなもの」を標榜している。素晴らしいぞ。
人によってはMAGMA、AREAの精神を受け継ぐプログレに聴こえるかもしれないな。
他を追随する似たり寄ったりのポップ・ミュージックが嫌いな僕にとっては、
これほど心強く感じさせてくれるアーティストはいない。
超オススメなので、気になる方は是非。

2017年6月2日金曜日

レディオヘッドの未発表曲、解禁。



レディオヘッドの3rd『OK コンピューター』の回顧リイシュー。勿論買います。
今朝「I Promise」が解禁されて(→こちら)そのメロディーのクオリティーの高さに唸ってますが、上記の有名な「Lift」同様(これもスタジオ録音が初収録される)、これは現在のトム・ヨークにとって諸刃の剣になる気がする。
今、曲書けてないじゃん、と言われても致し方ない。
まぁ、はっきり言ってそれは事実なんだけど、
もう彼はそういう境地には居ないことを、今回はっきりと宣言しているのかも。

ギターロック名盤2nd『ベンズ』路線から激しく逸脱する為に、外されたメロディー達。
今はもう当時のエゴや才気、インスピレーション、すべてを清算してもいい…
そういう時間の経過があったんだろう。
ファンはこれを受け入れて、同時に最新作の歌のテンションが弛緩したのも自然なものとして受け入れるべきなんでしょう。
RO69のこの記事、これも今だからこそ言える裏話。興味深いです。

2017年6月1日木曜日

この太陽にピンと来た人は注目。



英国ハル出身のトラッド・コーラスグループ、ウォーターソンズ。
フェアポートやスティーライ・スパンがデビューするより前から活動している人達だが、
その中心メンバー、ラルとマイク兄弟(既に二人とも故人)が制作した、トラッドでなくオリジナルを歌った1972年作が正式に初リイシュー。これ、ずっと聴きたかったんだよなぁ。
祝・ブリティッシュ・フォーク名盤復活です。
嬉しい。バックを務めるのが前述したバンドのメンバー達で、豪華。
1分過ぎから現れるドラムはデイブ・マタックスでしょう。この時代の音がたまらん。
発売は8月。オリジナル・テープからちゃんとリマスターされたそう。
ちなみにこのビデオはラルの娘さんが作ったとのこと。

↓MP3版

2017年5月29日月曜日

もはや巨匠の域です。



定期的に紹介しているチャド・ヴァンガーレンの世界。
今回はフィラデルフィアの髭もじゃティモシー・ショウアルターのプロジェクトのPV。
やたらガレージーなトラックにのせて、またもや「狂気」が描かれていきます。
気持ち悪いクリーチャーがその発想はなかった、という変体を見せる。
極めてアメリカン。極めてドラッギー。
見えないものが見える人はすごい。
でも、チャドさん、定期的にこういった仕事をしているので、
多分普通にEメールでやり取りできるような、ちゃんとした人なんだと思います。

過去のエントリー→こちら

2017年5月26日金曜日

The The 新曲ぐっと来ます。



先日もエントリーしたザ・ザの続報。
いよいよ新曲PV来ました。
これが往年全盛期のマット・ジョンソン節が炸裂で、
やっぱりこれが彼の専売特許というか、王道パターンなんですね。
そして、それが当然の如く素晴らしい。
意識が高い余り同じことを繰り返したくなくて、
90年代中盤以降は『ハンキー・パンキー』とか『ネイキッド・セルフ』を作ったけど、
やっぱり変化球は変化球。
こういうズバッとストレートでこられると、ひれ伏してしまいます。
経年変化してない歌声に、じんわりこみ上げるエモーション。嘆息ものです。
ジョニー・マーを迎えたからには下手なことは出来ないという思いもあるだろう。
亡くなった弟さん(ジャケ担当)への弔いもあるだろう。
頼むからフル・アルバム出して欲しい。

2017年5月23日火曜日

ゆるくだらけて、ちょっとだけクール。



リズム感のなくなったトーキング・ヘッズみたいな音楽性が耳を引く。
オーストラリア発のインディー・バンド、来月リリースの2nd収録曲。
レーベルはイギリスで、この個性を面白がられているのだろう。
陽光の中、街をぶらぶら散策しているようなオージーっぽさが、
無防備、そして無欲でいいんです。
「ロックと時代」をじくじくと考えるような人には無縁な音だろうが、
今はロックが時代を背負い込まなくなって久しく、
その事実を体現したサウンドを、実はこういう人達が表現している、
とも言えるのではないでしょうか。

2017年5月19日金曜日

NOWNESSのお宅訪問



自殺したサウンドガーデンのクリス・コーネルは52歳だったそうだが、
こちらのステファン・メリットさん(マグネスティック・フィールズ)も52歳。
彼の家を訪ねた、私生活が垣間見れるファン必見の動画です。
言いたいことはいっぱいあるが、彼はロックスターじゃないし、
ずっと長生きしてくれそうな気がする。

今年3月に出た新作は50曲入りの5枚組。
1歳の時(1966年)から1年1曲50年分というコンセプト・アルバム。
すごい創作のパワーです。思いついても実際やれないよ、そんなの。
興味ある方は→Youtube : Magnestic Fields
Spotifyで気軽に聴けるけど、歌詞が知りたい方は国内盤も出てます。

2017年5月17日水曜日

サム・アミドンの新作です。



もう6作目ですか。サム・アミドン、今月新作が出ます。
初めて取り上げたのはここだから9年前です。
もう自分の中では好きなアーティストとして完全に定着しています。
なので、いつもの歌声があるだけで、幸せ。
この曲もふつうに良いです。
ただのフォークに落ち着かない、実験精神を呈する作風は不変。
ちょっとリズム・アプローチに変化を感じますが、
またじっくりアルバム聴かせてもらおう。

2017年5月15日月曜日

このタイトルコール、何度観ても笑う。



Youtubeで円谷のウルトラチャンネルを登録している徳永です。
ここ数日の連続配信で、また『ウルトラファイト』を堪能してました。
『ウルトラセブン』放映終了後、ヒットの出なかった円谷プロが低予算で作った5分番組。
しかし、これが予想外に子供達に受けて、
それが呼び水となって『帰ってきたウルトラマン』制作に至ったという。

内容はとてもひどい。やっつけ仕事感が半端ない。
出会ったという理由だけで、まずは勝負開始です。
汚れた着ぐるみ同士でよれよれになるまで戦う。
動きにキレはないが、プロレス中継スタイルのナレーションで、
なんとか場をつなぎとめている。
これが196話もあります!

2017年5月13日土曜日

フェニックス、4年振りの新作。



数日前に「ストリーミングの時代になってイントロが短くなった」という趣旨のRO69の記事があったのだが(→こちら)、本当に由々しき状況だ。
聴き手のニーズに合わせるのが正義という考えもあろうが、
それは結局は金儲けの為の情けない擦り寄りであり、
表現衝動としては歪んでいる、とは言えまいか。
わくわくさせるような緊張感のあるイントロを作り、
それが分からんアホは門前払いするような、強い心のある音楽を聴きたいものである。
別にストリーミングなんてされなくてもいいじゃん。
自分の音楽もそうあって欲しいが、売れてなくても素晴らしい音楽は大切にされるもんだよ。

というわけでフェニックスの新曲。
ちゃんと普通のイントロの長さで、安心しました。
もっとマーケティング的に追い込む(売れる)作りにも出来ただろうが、
そう振り切らないのが自分ってもんを持ってるフランス人らしい。
彼らなりの塩梅で整えられたポップソングだと思います。

2017年5月12日金曜日

Kieferのデビュー作、唯我独尊。



ざらついた音の波、そこにジャズ色あるクールなフレーズが絡まっていく。
打ち込みなのに、微妙なヨレ具合。
タイミングを外す気持ち悪さがそのうち気持ち良さに変わってくる。
これは20年前にはなかった感性で、おそらくフライング・ロータス辺りから影響されているんだろうな。
自由でルールに囚われていないキーファーさん、
これがデビュー作のようです。
レーベルはLeaving Recordsとのことで膝を打つ。

2017年5月9日火曜日

Moon Hoochの新曲です。



3年前に紹介したこともある(→こちら)ニューヨーク発、ドラムと管楽器2本のトリオ・バンド。
結構派手に聴こえるインストゥルメンタルだけど、
よく聴けば3つしか音が鳴っていない。
やっぱりその構造が面白い。
アイディア一発でもその覇気だけでぐっと人を惹きつける。
やってる方も楽しそうだし、こういうチャレンジャーは応援したくなります。

オフィシャル・サイト→こちら

2017年5月7日日曜日

ソンゴイ・ブルースの2ndが楽しみ。



何度か取り上げてるアフリカのファンキー・ロックバンド、ソンゴイ・ブルース。
2ndの音源が出てきました。
アルバム・タイトルは『レジスタンス』。
欧米のバンドならハッタリ臭く響くところだろうが、
彼らの場合は凛とした佇まいに収まるんだから面白い。
ワクワクさせてくれる音は流石だし、
アルバムには何とイギー・ポップが参加しているらしいし、
これは早く聴きたいぞ。

2017年5月4日木曜日

パープル・レインの4枚組が出る。

早速予約しました。
これは楽しみ。
そして、ここが口火となり各アルバムもこういった形でリリースされることを望む。
しっかり本体がリマスターされるってのも大きいし、
未発表音源も寄せ集め編集盤に回されるより、
時代性がはっきり分かる形態の方が想像が膨らんで楽しいんだよな。
Spotifyで聴ける先行曲「Electric Intercourse」もいい感じです。



2017年4月28日金曜日

ここにもおかしな人がいました。



前回記事にしたThe Babe Rainbowと同じレーベル(Flightless)の人。
1年前にもKing Gizzard & The Lizard Wizard(→こちら)を紹介しているが、
なかなか肝の据わったサイケ・レーベルですな。
PVは気持ち悪いクレイ・アニメ。
精巧な部分と粗雑な部分が混在していて、クレイジーさが浮き彫りになってます。

2017年4月26日水曜日

脳みそユルユルなサイケポップ



一年中温暖な気候で過ごすと出てきそうな音楽だ。
エミット・ローズをサイケ漬けにしたようなポップさで、
このまどろみ具合は今が2017年ということを忘れさせてくれます。
6月にデビュー・アルバムを出すオーストラリアのバンド。
現在有事の危険もある極東アジアの南側ではこんな人達が・・・踊っています。
自由でいいけど、ここまで行くと厭世的なカルト宗教っぽさも出てくる気もするな。

2017年4月21日金曜日

ジェームス・エルキントンのソロ・デビュー作



英国ロンドン郊外出身、シカゴに渡り音響系の人達と交流を持ったギタリスト。
ウィルコのロフトで録音されたというソロ作が6月に届くとのこと。
上記PVで僕は早くもファンになりました。
ミュージシャンというより、消防服が似合いそうな風貌ですが、好印象です。
R・トンプソンから賛辞を受けてたり、とギターの腕は申し分なし。
凄味まではないが、歌も悪くない。
昔のTopicのようなジャケットでマニア心をくすぐってくれるので、
英国フォーク好きは応援していきましょう。

2017年4月20日木曜日

アレン・ギンズバーグによる「無垢と経験の歌」



6月に未発表マテリアル込みで初CD化となるアレン・ギンズバーグの1970年作。
ウィリアム・ブレイクの詩に曲をつけて歌った内容らしいが、
上記トレイラーで判断するに、かなりローファイというか、
アウトサイダー・アートのようになっていて興味深い。
ボブ・ドロウやドン・チェリーらが参加しているらしいが、
みんなして酔っ払っていたのであろうか。
いや、でもタイトル通り「無垢と経験の歌」という体にはなっているのか。
この時期のMGM(レーベル)は尖っていていいっすね。

2017年4月17日月曜日

追悼 アラン・ホールズワース



名ギタリスト、アラン・ホールズワースが亡くなったそう。
既に引退宣言をしていたとは言え、残念だ。
僕が初めて聴いたのは中学の時。リアルタイムで聴いた『メタル・ファティーグ』。
でも、この時は早すぎた。自分にはレベルが高すぎて、レコードプレイヤーが壊れたのかと思った(→こちら)。なつかしい思い出だ。
で、その後、カンタベリー系に詳しかった大学の友人・田辺君に色々教えられて、
少しずつ聴いていった感じ。
この人はまじで天才だったと思う。

追記:お金がなくて葬儀も出せないというニュース(→こちら
すぐに集まったらしいが、才能と金回りについて考えさせられます。

2017年4月13日木曜日

デッドのお宝が来月リリース


名演として語り継がれている1977年ニューヨーク州のコーネル大学バートンホール公演。
そのオフィシャル版が遂に5月に出るそうで、期待でわくわくです。
上記は究極のチルアウト人気曲。
僕も他のCDで何テイクも持っているが、それらと比べてもこの演奏は素晴らしいんじゃないか。
Youtubeに転がっている同日公演ブートと比べて、音も抜群に良い。
デッドヘッズ、こんなことではなかなか死ねませんな。


2017年4月10日月曜日

チープ・トリックのレア音源集がCD化



一昨年にデジタル・リリースされていたものがCD化。
タイトルは『The Epic Archive Vol. 1 (1975-1979)』で、
レーベルはエピック/ソニーでなく、再発専門のリアル・ゴーン。
なんでもバン・E・カルロス(Ds)がテープをしっかり蒐集していたそうで、
それを纏めたものらしい。彼のコメントもついているそう。
ファンにはたまらないお宝がいっぱいだ。
『Vol. 2 (1980-1983)』『Vol. 3 (1984-1992)』もいずれCDにしてくれるのだろうが、
どうせなら全部いっぺんに出して欲しかったぞ。
上記Youtube曲は入ってないが、あまりにもカッコイイので貼り付けます。
パワーポップ万歳!

2017年4月7日金曜日

メロディー・ポップ好きな方はぜひ。



ジョージア州アセンズ出身のシンガーソングライター、ブレント・キャッシュ。
彼の今年出た新作3rdより。数日前に公開された新しいPVもありますが(→こちら)、
僕はこの曲の方が好きだ。
太陽の光を感じさせるソフト・ロック風味に、トッド・ラングレン的なヴォイシング。
どの曲もサビでの爆発力は抑えられているが、その慎ましさも個性のひとつとして捉えましょう。
70年代のAMラジオから流れていそうな、誰も不幸にしないメロディーポップ。
ずばり日本人好みなアーティストだと思う。
Spotifyにもちゃんとあるので、旧作も是非チェックを。

2017年4月5日水曜日

アクロバット(『サイレンサー』アウトテイク)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

新作を出すと公表したものの、
続くニュースはないのでnoteでも更新しておきます。
『サイレンサー』(2004)を録音した時のアウトテイク。
未発表曲で学生の頃に書いた古い曲だ。
たまにライブで披露することもあります。
元々はアコギのストロークが気持ちいい青春ポップ曲だったのだが、
ここでは随分まったりしてます。
作品の雰囲気に合わせてテンポを落としたんだろうな。
ボツになった原因は曲終盤にマイクに手をぶつけたから。

2017年4月1日土曜日

2017年 新作リリースします!


先日、京都のマザーシップ・スタジオで完成させてきました。
マスタリングまで済んで、もう音は完パケです。
そうです。出来ました。
でも、それ以外はまだ何も手をつけてない。
ジャケットやら何やらこれから始まる。
『アンサンブルー』より2年。今年、通算10枚目のフルアルバム、
リリース決定です。
タイトル、発売日など詳細は期待して待たれよ。

2017年3月27日月曜日

サイケ+プログレで耳が喜んでます。



英国ブライトン出身のインスト・トリオ・バンド。
みんな似たり寄ったりになるマス・ロック系から抜きん出る独特の意識があって、
おっと思わせてくれます。
ドラマーが字余りのオカズをぶっこんでくる感じはソフト・マシーン時代のロバート・ワイアットを思い出させるし、クリムゾンの『暗黒の世界』にも近い雰囲気など、
僕好みのプログレ臭があるのも良い。
ま、洗練されている音像で分かりにくいかもしれないが、
マーズ・ヴォルタやバトルズには出せない英国っぽいスパイスが効いているのだ。

2017年3月25日土曜日

祝・The The 復活



ザ・ザがジョニー・マーを再び迎い入れ再結成というニュース→こちら
そもそも解散しようがないプロジェクトだと思し、近年はサントラをいくつか手掛けていたと思うのだが、まぁ嬉しいニュースには違いない。
ザ・スミスの再結成はやっちゃいけないと思うが、ザ・ザならいいだろう。
試しに大好きな名曲「ビヨンド・ラブ」を上に貼ってみたが、
普通にライブで演奏できるよな。
新曲は4月のレコード・ストアデイに発売されるらしい。
ドラムはオレンジ・ジュース、スタカンでも叩いていたZeke Manyika。
ベースはJames Eller。ともに黄金期のザ・ザを支えていたミュージシャンだ。
そして、またジョニー・マーのリリカルなギターが聴けるのか。
ニュー・アルバムも期待していいのでしょうか?

2017年3月22日水曜日

バス・サックス、でかいなぁ。



サックス奏者の近くにいくとキーを開け閉めする音が「バフバフ ガスガス」と聞こえてくるものだが、普段は出音でかき消されるそのノイズをこの曲ではあえて取り入れている。面白い。
楽器の原始的なエネルギーを生々しく感じられる。
コリン・ステットソンはカナダ出身で、トム・ウェイツ、アーケイド・ファイア、ボン・イヴェールなんかとも共演がある人気の前衛サックス奏者。
4月に新作が出るようです。

2017年3月20日月曜日

とても良い音色で癒やされます。



何の予備知識もなく動画を見た冒頭、アコギのハーモニクスの音かと思ったら、
打楽器でした。南アフリカのハードパンという楽器らしい。
でっかい甘食のような形で、手で叩いているせいもあるのか、音色は甘く優しい。
オーストラリア出身の打楽器奏者サム・マーさんです。
気に入った方はこちらの映像もどうぞ。

2017年3月14日火曜日

ロンドン・オコナーのデビュー作



アメリカ西海岸サンディエゴ出身で現在はニューヨークで活動しているロンドン・オコナー。
自主制作&フリーダウンロードで2015年にリリースしたデビュー・アルバムが評判を呼び、
このたびTrue Panther Soundsと契約、フィジカル・リリースとなったそう。
音数を絞り込んだひきこもり系のサウンドで、
妙に惹き付けられるものがあります。
歌の背後に諦念と悲哀がじんわりと広がっている。
PVでは男女がそれぞれスマホをなぶり、時間を潰している。
そして、ドレッドヘアのオコナーさんの瞳は何を訴えかけているのか。
今後の活動に期待です。

2017年3月10日金曜日

陽性ローファイ・ポップです。



その昔、ローファイなる言葉が出てきた頃はローファイ=屈折していて友達少なそう=共感できる、だったのであるが、今や多様化が進み、こんなに行動力のある陽気でフレンドリーなミュージシャンも普通に見受けられるようになりました。
フラワー・ガールによる「ハイタッチ」という能天気な1曲。
そういやずっと前にもハイタッチのパフォーマンス・アートの記事を書いたが(→こちら)、
こちらはノー・プランで、行き当たりばったり。
この人にとっては、これが等身大で誠実な音楽なのだろう。
キャッチーでいい感じです。

2017年3月7日火曜日

寝床でトラフィック、チルアウト。



数週間前にネットで買ったCDがふらっと届く。
まとめてでなく、数日に分かれてダンボールのエアメール便で。
自分で買ったのに、忘れた頃に来るからサプライズ感がある。
その度に喜んで笑顔になってしまう徳永です。
最近体調が悪かったのだが、そのおかげで乗り越えられたとも言えよう。
やはり「音楽のブツ」は自分の活力の源なのだ。
昨今はストリーミングも利用しているが、
あれは自分にとってはレコ屋の試聴機と同じだと分かってきた。
落ち着かないし、すぐ次のを聴きたくなる。
試聴機に定額料を払うのもどうか、と今再考中だ。

↓マーケット・プレイスの回し者ではないが、今が買い時です。

2017年3月5日日曜日

ザ・シンズの新作がもうすぐ。



久しぶりに出てきた曲がぱっとしなかったので、
あまり期待していなかったザ・シンズ。
でも、今年になって発表された上の曲はなかなかポップでエエやんと思った次第。
この曲が1曲目となるようで、もうすぐ発売の5th新作は少し楽しみになってきた。

2017年2月24日金曜日

SPOONの新曲です。



来月リリースの“マタドール復帰”新作9thアルバムより。
前に公開になっていた「Hot Thoughts」も野心的でカッコ良かったが、
こちらも流石のセンスです。
スプーン流のファンク解釈、そしてバンドとしてのプログレスも匂わせる作りで、
タイトルからはアル・グリーンが想起できたりするが、
しっかりと未来を見据えたサウンドになっているのが面白い。
前作に引き続きデイヴ・フリッドマンが絡んでいるようだけど、
全面プロデュースじゃなく、自分達で手綱は握った上での参画要請のよう。
そういったヴィジョンの明確さがスプーンの強みなんだろう。
アルバムに期待です!

以前のエントリー→こちら

2017年2月21日火曜日

シャドウ・バンドのデビュー作。



60'sサイケものです。フィラデルフィアを拠点とする新人バンド。
今週末にメキシカン・サマーよりデビューLPを出すとのこと。
ミッドレイクをさらにマニアックにしたかのような音で、
あの時代特有のB級感まで再現しようとしています。
恐れ入ります。
先行曲はもうSpotifyで普通に聴けるので、お好きな方はどうぞ。

2017年2月17日金曜日

マイクがそこにあるなら、かぶりつけ。



Thee Oh Sees、怒涛のライブ動画です。
やはりこの熱量の放出はたまりません。
メンバーが入れ替わっても、相変わらずのカッコ良さだ。
愚直に全身全霊でロックする、その素晴らしさを伝える。

過去の記事→こちら こちら

2017年2月13日月曜日

時代を変えていくラッパーです。



昨年末、大方の予想通りベスト・アルバム界隈を賑やかせていたチャンス・ザ・ラッパーが、
ここに来てMV出してきました。ゴスペルちっくな良曲です。
CDやLPを作ってないのでPV:プロモーション(販売促進ビデオ)でなく、
あえてMV:ミュージック(音楽ビデオ)と書かせてもらいました。
無料配信のみ。探せばそこらじゅうで聴けます。
オフィシャル・サイトには堂々と「Now Available Everywhre」の文字が(→こちら)。

僕はSpotifyでNxWorriesやD'Angeloなんかと並べて聴いてます。
実に素晴らしいです。
この才能は無料でなくとも大成功したと思うけど、
この人にとってはこの形態でのリリース自体に意味があるのだろうな。
レコード会社やそれを広告媒体にしている雑誌なんか、おいてけぼり。
CDで聴きたい僕のようなオッサンも若干のおいてけぼり感が。

2017年2月7日火曜日

真夜中の運転は気をつけよう。



前にフィオン・リーガン書いたのいつだっけ、と調べたら10年前だった(→こちら)。
時が経つのがはやすぎる!

というわけでこのPV。
真夜中、車を走らせているだけの内容だけど、観ていられる。
コーエン兄弟の映画『インサイド・ルーウィン・デイビス/名もなき男の歌』にもこういうシーンがあったが、次の瞬間にも何かが起こりそうで目を離せないんだよな。
フィオンさんは最近音沙汰がなかったように思うが、
4月に新作を出すとのこと。このうら寂しい歌声が帰ってきます。

2017年2月6日月曜日

ドミニクのデビュー作です。



今月デビュー・アルバムが出るフィラデルフィアを拠点に活動するドミニク。
いくつかのバンドを経験したあとソロ活動に移ったらしいが、
この曲の音はガラクタなバンド感でいっぱいだ。
スーパーチャンクあたりを髣髴とさせるパワー・ポップ。
所属レーベルのLame-Oがそういうカラーだもんな。
でも、Spotifyで聴いたら、他の曲はソロ・アーティストっぽいトーンでした。
気になる方はどうぞ。


2017年2月3日金曜日

ファーザー・ジョン・ミスティの新作は4月



これはグッとくる。
凄く良かったので、改めて前作を聴いてみたのだが(Youtubeでフル試聴あります)、
聴こえ方が変わっていた。
世捨て人っぽいイメージを持っていたのは誤解だったのかも。
それくらいこれはパワフルな曲だ。
この達観具合と底知れぬエモーション、二律背反しそうなものだが、
ぐいぐいと迫ってくる。
説明し難いものに突き動かされていく音楽は正しく、的を得ているものだ。
そういう表現者の本能を感じさせてくれることが嬉しい。
新作にはかなり期待できるのではないか。

2017年2月2日木曜日

VULFPECKの最新動画



国内盤が3月に出ることになったVULFPECK。
相変わらずYoutubeでは次々と動画がアップされ続けています。
今回上がっていたのはビートルズ・カヴァー。
ドラムになんとバーナード・パーディー(77歳)を迎えたライブ演奏。
スティーリー・ダンの「バビロン・シスターズ」が大好きな僕としては、
このゆったりと刻まれるビートだけで笑顔になってしまいます。
(注:パディーズ・シャッフルと呼ばれる有名なビート)
特に工夫のないカヴァーでも、人柄だけで最後まで聴かせます。
VULFPECK、また一株上げましたね。
前回の記事→こちら

2017年1月31日火曜日

またジェームス・ホーアさんです。



ピンク・フロイドっぽい田園メロディーが淡いサイケ・ロックに包まれている。
ちょっと前にアップさせてもらったUltimate Paintingと同じジェームス・ホーアさんのプロジェクト、ザ・プロパー・オーナメンツ。
この人の一貫したオタク・サイケ道は、僕の琴線に触れてくるようです。
今月2ndとなる新作を出したそうです。
タイトルを直訳すると「たこつぼ」。それがそのままジャケットに書いてあります。


2017年1月30日月曜日

フロンティア・ラッカス、良いです。



ミシガン州デトロイトのフォークロック・バンド。
5枚目となる新作が2月に出るらしい。
僕は今回初めて知ったが、ビューティフル・サウスっぽい男女ハーモニーといい、
ケンカ弱そうな男性voの着ているTシャツといい、
バンジョー担当のメンバーがいたりと、好きな要素だらけ。
もっと前から出会いたかった、いいバンドだ。
ちゃんといい曲を作ろうとしているのが伝わってくる。
それだけに地味なのだが、まぁいいじゃないか。
遡って、過去の音源も聴いてみたい。

2017年1月28日土曜日

ダン・ヒックス好きな人におすすめ。



ジェイコブ・ミラーといってもレゲエではありません。
ウィスコンシン州出身で、今はオレゴン州ポートランドで活動しているオールドタイム・ミュージックをやっているお兄さん。
ブライアン・セッツァーはこういう音楽をハイパーにブーストするんだけど、
こちらはあくまで緩く、リラックスした感じ。
音数が少なくてスカスカなんだけど、そこがクールだ。
現代でもダン・ヒックスみたいな人がいるんですね。
仲間と一緒に楽しく音楽やってます。
Spotifyでも聴けるので、好きそうな方は検索してどうぞ。

2017年1月25日水曜日

そろそろ80'sハードロックでも聴こうか。

特にネタもないが、更新します。今週は80年代のプログレ・ハードロックを聴いてました。
なんだか知らないが、冬に合うんだよなぁ。オススメです。


キングスXの1989年発表2ndより。プログレ+ビートルズ・チルドレンっぷりが異端でした。ハードロック界のレニー・クラヴィッツとでも言えようか。


いつ聴いても素晴らしいイット・バイツの1988年発表2ndより。
プログレ・シークエンスと歌メロとの絡みが最高です。


ラッシュの隠れた名盤1987年発表『ホールド・ユア・ファイア』より。
コーラスはエイミー・マンなのだよ。

2017年1月17日火曜日

ドラムが入ってくる瞬間が最高です。



ワルシャワで紹介されていたこの曲がツボでした。
よく見つけてくるなぁ、こんなの。最高じゃないっすか。
脱力でセンチメンタルを歌い、
よれよれの演奏でそれを全力で支えるという正統的ローファイ・ポップ。
ビデオもいい感じ。リサイクルショップで買った古いビデオカメラで撮影したものらしい。
アメリカの青春の風景だ。
デトロイトの4人組バンドのようで、地元のレーベルから3月にデビュー作を出すそう。
bandcampで聴ける曲も大好きだったので、これは憶えておかなければ。
村上ショージ風に「ボビー・ドゥーン!」と憶えておきましょう。

2017年1月16日月曜日

WHY?の新作がもうすぐ。



最近、音沙汰ないなと思ったらもう5年出してなかったのか。
HIPHOPを通過した卓越したセンスでもってフォーク(といってもいいかな)を奏でるヨニ・ウルフが中心となるプロジェクト。
例えばベックに比べて、聴いたあとに残るものがあまりないので、
個人的にはそんなに思い入れはないのであるが、
やはりこうやって新曲が出てくると、面白く聴けます。
話題になった10年前からちゃんと経年を感じさせるのも好印象だ。
粗さや角が取れたサウンドは大人だし、音のコラージュも熟練の技に聞こえる。
レーベルはアンチコンでなくJoyful Noiseで、3月リリース予定です。


2017年1月13日金曜日

ティム・ダーシー、岐路を歩く。



以前紹介した(→こちら)カナダのバンド、Oughtのフロントマンのソロ・デビュー曲。
Jagjaguwarと契約して2月にアルバム出すそうです。
将来有望と睨んでいたOughtですが、メンバーが学業優先しちゃったのかな。
解散はしてないようだが、ま、内々では色々あるのだろう。
この曲は若干ロックンロールなヴァイブが増し、ノイジーさが減ったといったところか。
さて、どういう風にことは運んでいくのか。
ティムさん、ビデオでは思索歩きをしています。

2017年1月10日火曜日

スリーター・キニーのライブ盤、出ます。



2014年に再結成したスリーター・キニーが今月末にライブ作を出すそうで、
このようなビデオが発表されていた(2015年『No Cities to Love』収録曲)。
これがやっぱりカッコイイ。
ますます太くなる二の腕同様、たくましいインディー・ロック。
3人の距離感というか一体感がたまりません。
彼女らのライブ動画はほぼどれもハズレなしなので、いつもついつい長い間観てしまうが、
ライブ盤も間違いなく楽しめるだろう。買います。

2017年1月6日金曜日

木の奥/坂田学



あけましておめでとうございます。
今年初のエントリーは坂田君のシンガー・ソングライターとしてのデビュー作をご紹介。
1/17リリースですが、一足早く聴かせてもらいました。
これが素晴らしい。おお、すげぇと唸ってしまいました。
歌もののソロ・ライブを観たことがある人でも、
この音世界の飛躍っぷりには驚かされることだろう。
10分越えの曲もあったりで、坂田君の頭のなかではこういう風に広がっていたんだな、
と感嘆させられた。
ドラマーとしてでしか彼を知らない人だったら尚更ビックリな内容だろう。
綴れ織られる音粒のエレメンツ、繊細かつ嫋やかな音響、朴訥とした歌の数々。
思えば僕も20年の付き合いだけど、今こういう作品が仕上がってくることに、
不思議な高揚感を感じるのであります。
オススメです。

オフィシャル・サイト→こちら