7.理想のオートバイ
よく分からない変なコードに黄金メロディーが絡む、これぞ徳永憲節、と自分で言おう。
歌詞はタイトルに集約されているが、それを何度もしつこく歌うことで、別の側面も浮き上がる。そんな歌です。単純に男の趣味の極道っぷりを歌ってると捉えてくれてもいいし、男女関係の暗喩を感じてもらってもいい。そこはわざとはっきりとさせていない。
作ったのは2000年ぐらい。当時のスタッフ・ミーティングであまり受けが良くなかったのでボツになっていたのだが、僕の中ではずっとひっかかっていて、完全に忘れ去ったことはなかった。
今回のヴァージョンはその時の憂き目を晴らせるよう、アレンジにメリハリをつけてみた。
今や結構気に入ってくれる人が多いので、ひそかに嬉しがっている。