2021年4月30日金曜日

転調にくすぐられて その⑤

ソウル・ミュージックの好きな転調もいっぱいありますな。
シンプルなものが多くて、それだけにうまく決まってくれると効果抜群だ。
キリがないので厳選しますが。

People Get Ready / The Impressions (1965) 
1分20秒あたりにふわっと半音上がる所からメッセージの訴求力がアップする感じ。

Ain't No Mountain High Enough / Marvin Gaye & Tammi Terrell (1967)

1分34秒から半音上がり、そのままテーマになだれ込みマーヴィンの「フー」最高。
スティーヴィー・ワンダーも転調指数高い。モータウン、プロの技ですね。

O-o-h Child / The Five Stairsteps (1970)
何度も同じ転調を繰り返すが、最後だけそのままアウトロに向かう感じが実に切ない。

Think (feat. The Blues Brothers) / Aretha Franklin (1980)
これは外せません。オリジナルより転調を盛ってくる楽しさ。