僕の中でベーシストの概念を変えてくれた人。
対話するような演奏は、本当に飽きが来ないし、素晴らしいものだった。
上記名演、途中でジャムが「Tighten Up」へと変化していくのだが、
フィルさんの対応は実に自然でさりげなく、センス抜群だ。
大胆なプレイもしつつ、全体のバランスも司っているのも彼だった。
前にGrateful Deadのおすすめの聴き方を書いたが(→過去の記事)、
これからしばらく追悼でフィルさんだけに集中して耳を傾けていたい。
フィル・ゾーンに陣取った気分で。今はそんな心境だ。
幸い、音源は沢山残されている。
感謝しつつ、これからもずっと聴いていきたいと思う。