2015年11月30日月曜日

今年になり突然はまる。



もう12月になるな。
今年はイタリアン・プログレにはまりそうになり、
必死に抵抗していたのだが、無理だと気づいた1年でした。
上記映像はアレアの1973年のデビュー作1曲目。
このアクの強さが最高なのです。めちゃくちゃカッコイイ。
アルバム・タイトルは『働けば自由になる』で、アウシュビッツの門に掲げてあったスローガン。メッセージもどろどろに濃い。

他のバンドも大体そうだが、イタリアン・プログレの特長はヴォーカルのアクの強さ。
オペラやカンツォーネの伝統をもろに引き継いだ胸毛唱法が多く、
初めて聴いた人は先ずそこにギョッとすることだろう。
でも、慣れてくると、その唱法がないと物足りなく感じてくるのだ。おそろしい。
僕はもうアルティ・エ・メスティエリ(→こちら)のような優しい英国風ヴォーカルでは物足りなく感じ始めている。やばい。

というわけで意外と安い輸入盤をいろいろ買って楽しんでいるこの頃です。