デニス・デ・ヤングですよ、皆さん。
STYX(スティックス)で70年代から活躍していたあのデニス・デ・ヤングさんです。
米国プログレの未来を背負わず、重い十字架を投げ捨て見事にポップ化し、
お茶の間でミスター・ロボットを踊ったあの人です。
日本では今世紀に入って以降、殆ど顧みられることのない人ですが、
アメリカでは根強い人気があるようなんです。
ルックスはイブニング・ショーのホストおじいちゃんみたいになってます。
しかし、ライブは盛り上がってます。
なんでかって、そりゃあ理由は簡単。
往年と変わらぬハイトーン・ヴォイスが艶やかなのに他なりません。
見た目とのギャップが激しくて笑っちゃうけど、これは凄い。
キーも落としていません。
いや、比べちゃ悪いけど、ロバート・プラントより年寄りなんだよ。
それなのにこの機敏な動きと、歌声のなめらかさ。
苗字が「ヤング」だなんて出来過ぎているぞ!
この人はまだまだ引退しそうにないですね。
“スーパーおじいちゃん”の称号は、デニスさんにあげることにしました。
先月新しいライブDVDが出たそうです(上の動画ではありません)。