2014年10月17日金曜日

世界を股にかける。



このマルケタ・イルグロヴァさん、
あの名作映画『once ダブリンの街角で』(2007)の女主人公を演じた歌い手さんだ。
この曲は彼女の2ndソロ『MUNA』に収録されている。

スパニッシュなリズムに英国民謡っぽいメロディーが絡み、
荘厳なピアノにうら寂しいバンジョーが重なってくる。
間奏部分ではアラビックな音階が出てきて、もう何でもあり。
でも、ゴチャゴチャした感じはない。
表現の深みとスケール感は以前より増している。

PVは彼女の故国であるチェコで撮られたそう。
景色は寒々しいが、とても美しい。
彼女は現在はアイスランド在住とのこと。世界を股にかけてます。
プライベートでは去年出産を経験したらしい。
まだ26歳、様々な土地で色んなものを吸収し、さらに表現の域を広げていきそうな予感。