2024年6月24日月曜日

更新しばしお待ちください。

 (体調不良中)

2024年6月19日水曜日

PLAYLIST公開しました。


突然ですが、徳永自身によるSpotifyの徳永憲プレイリストを公開しました。
テーマは、他では代替不可能な、徳永憲の世界という感じか。
新たな録音物はまだまだ先になりますので、お茶濁しですが。
(新曲のセレクトはようやっと最近着手し始めました。 いい曲は揃っているものの、やる気が持続せずなかなか進まない。待つという人は気長にお待ちください。)
それまでこのプレイリストを足がかりに過去作品なぞを色んな角度からお楽しみを。
新たな発見などあれば是幸いです。
歌詞が読みたい方はCDをお探しください。

2024年6月16日日曜日

MASSANSF、危険運転には反対です!


YouTubeのアルゴリズムがどうなっているのか、時々謎に思うのだが、
この曲をオススメしてきたことは褒めてしんぜよう。
米サンフランシスコで有名だったらしい(危険な)ピストバイク・ライダーで、
写真家の肩書きも持つMassan Flukerさん。
本人がどこまで自覚的なのかは分からないが、
MPCで趣味的に作っていると思しき音源が掘り出し物のカッコ良さ。
HIPHOPシーンとは無縁なおじさんがどエライものを創出してます。
ちなみにインスタのフォロワーは1万人越えてるのに、
Spotifyの月間リスナーは6人です。
スケボーのようなカルチャー越境はないのかな。

2024年6月15日土曜日

The Buddyrevelles、中年の危機音楽?


米国最北部ウィスコンシン出身、結成は90年代後半、シカゴをベースに活動していた3人組バンドの15年振りの新EPが出たそうで、チェック。
瑞々しいエモ系メロディーは老いを感じさせないけれど、
ほどよい成熟の趣があって、落ち着き払った大人の音。
ただ、燻された青春の核がしっかりと根底にあるのが判る。
で、この曲名と、ハンドル操作を誤ったらしきジャケ写。
それがリアルに哀愁を誘ってくるのです。はい。
復活アルバムは準備中らしいです。

オフィシャル・サイト→こちら

2024年6月13日木曜日

TheLongoodBye、言うは易く行うは難し。


イスラエル出身、現在はパリ在住らしきTomer Lavieのソロ・プロジェクト、
ザロングッドバイの新曲。
(アーティスト名はもちろんフィリップ・マーロウのあれ由来です)
3年前にEPデビューしていて、アルバムのリリースはまだないようだ。
Spotifyでチェックした過去曲も軒並みグッド・メロディーで、
ポップ好きにおすすめしておきましょう。
ただ、ここ数ヶ月のイスラエルの度を越した報復攻撃への反感が影響しているのか、
以前に比べて反応はあまり芳しくないようだ。
お洒落な生活感あるポップだけに、身の置き所が難しいだろうな。
曲名も、そう考えると意味深かな。

YouTube:TheLongoodBye→こちら

※思いっきり蛇足だから無視してくれていいけど、
サビが僕の「マイ・サンダー」間奏部分と似た同じコード進行だなと思った(→YouTube

2024年6月11日火曜日

Shop Regulars、脱臼ギターリフ・ループの殿堂。


米オレゴン州ポートランド発、元Honey Bucketのギタリスト、マット・ラドセヴィッチが中心となっているバンドの先週発表された新作。
全曲、反復反芻の応酬で、めったやたらにカッコ良し。
練りに練られたスカスカのアンサンブルに、乾き切ったくすんだ録音がぴったり嵌まる。
ビーフハート、CAN、ザ・フォール、ジョンスペあたり好きな人は必聴。
これは弩級の傑作かもしれんな。
11分ある4曲目をしっかり聴かせてくれるんだから本物だ。
サブスクでは聴けないので、Bandcampでどうぞ。

Bandcamp:Shop Regulars→こちら
Bandcamp:Honey Bucket→こちら

2024年6月10日月曜日

Pixies、飼い慣らされてないかい?


おっと。ロックの日は昨日でしたか。
とりあえず僕が思うロックを貼っておきましょうか。
初見は91年か92年頃にWOWOWで放映された時。
(大学の先輩に録画してもらって、何度も観た)
アンコールで、もうギターすら手放し咆哮をぶちかますネルシャツ肥満男。
これに勝るロックな動画はない、と当時度肝を抜かれました。
特に最後はやばい。
ヘアスプレー・ロッカーへ終焉を宣告する恰好にも見える。
曲名は「飼い慣らされた、従順な」的な意味。それを思うと更に乙。
この時期に来日してたらどんなに良かっただろうなぁ。

さて、そんなピクシーズの先週出た新曲も一応リンクしておきます。
得体の知れない妖気はさすがに減退したけど、まだ元気ですね〜。

2024年6月8日土曜日

SML、反復の折り返し、そこは断崖。


米国LAの名うてのプレイヤーが集うジャズ・クインテットSMLのデビュー作『Small Medium Large』より。
ライブの即興演奏に追加録音、編集などを施して完成させたとのこと。
曲後半、ソフト・マシーンの『サード』のような混沌とした空気に寄ってくるが、
その坩堝に飲み込まれることなく、寸止めの美学を貫いている。
ストイックでカッコイイですな。
タイトルにちなんでか、Tシャツ・セットがあるみたい。

Bandcamp→こちら

2024年6月7日金曜日

Woody and Jeremy、じわっとファンキー。


Vulfpeckの控えめな鍵盤奏者ウッディ・ゴスと彼の古い友人ジェレミー・デイリーとのデュオ・プロジェクトの新曲。
右チャンネルのエレキが出てくる辺りからだんだん中毒的な良さが出てきて、
程よくグルーヴィー。
好きです。

Bandcamp:Woody and Jeremy→こちら

2024年6月4日火曜日

Ian Hunter、挑発じじいの逆襲。


モット・ザ・フープルのイアン・ハンターさん、実はリンゴ・スターより年上で、
現在85歳。その誕生日に発表した新曲PV。
チープ・トリックの面々やデフレパのジョーさんが参加してますが、
そんなことより何と言っても歌詞がいいですね。
実にパンク。痛快。
収録されている最新アルバム『Defiance Part 2: Fiction』は4月に出てます。

2024年6月2日日曜日

Mdou Moctar、砂埃、サンダル、6拍子。


先月リリースされた最新作『Funeral for Justice』収録曲のライブ・ヴァージョン。
よく状況が分からないが、アフリカ、ニジェールのバンド出身地近くの学校の外にて。
レコ発の位置付けだったとしたら、最高のシチュエーションだ。
雑踏の乾いた空気が生々しいなか、抜群にかっこいい演奏が聴ける。
後半はほぼインスト、ワンコードでトランス即興。
アルバム・タイトルからも容易に想像できますが、政治的です。
芯を食った演奏は、だからこそ、であります。

Bandcamp:Mdou Moctar→こちら