今月発表された6曲入り新EPより。
グレン・ティルブルックとクリス・ディフォードのソングライティングは昔から大好きなのだが、相変わらず打ち出し方、見せ方は下手だなぁと思う。
職人気質の弱点ですな。いい曲書いてりゃ本人たちはそこで納得してる感がある。
今回のEPも過去曲、ライブなどゴタ混ぜな内容で、整然としたコンセプトが見られない。
新曲+ボーナストラックという感じだ。
例えばロキシー・ミュージックやU2なんかは改めて各アルバムのジャケットを見れば、
その時代時代のサウンドが頭の中に流れてくるんだけど、
そういう演出の感性が彼らには足りないんだよなぁ。
ま、デビュー・アルバムのジャケがあれだから、出直しようがないし、
ファンにとってはもうその辺は織り込み済みではあるんだけど。