2023年12月31日日曜日

2023、多分今日で終わる。

Fairytale of New York / Glen Hansard, Lisa O'Neill, with The Pogues(December 8th、2023)

今年はデビュー25周年ということで、前半はライブさせてもらったり、
未発表曲を配信してもらったり、色々とありがとうございました。
後半は音楽的な瞑想をしていて終わりました。
ここのブログは今や海外からのアクセスの方が多い状態ですが、
まぁ、備忘録的に今後も続いていくと思います。
よろしくです。
さて、今年最後にもう一度観たい映像として、シェインのお葬式を。
遺族が踊りだす後半にかけての高揚が素晴らしい。

2023年12月26日火曜日

Walter Trout、豪快にうねるブルース・ロック。


80年代以降のキャンド・ヒートやブルース・ブレイカーズを渡り歩き、
現代でもサヴァイブしているブルース・ギタリスト、ウォルター・トラウト。
彼の最新作『Broken』が来年3月に出るそうで、そこからのリード・トラック。
これが滅法カッコ良く、御年72歳とは思えません。
一時病気を患ったらしく顔は老け込み草臥れているんだけど、サウンドは強烈。
ゲストの若き英国人ハーピスト、ウィル・ワイルドも巻き込み、うねるうねる。
これはいいですね。

2023年12月25日月曜日

Erik Voeks & The Ghosters、頑固一徹、直球パワー・ポップ。


オーストラリア生まれ、現在は米カンサスで活動するErik Voeksさん。
90年代位から作品を残しているようで(Spotifyにありました)、
初志貫徹、ずっとキラキラしたパワー・ポップを追い求めている人みたいだ。
(1996年のBadfingerのトリビュート作にも参加あり)
上記楽曲は今月出た新作のリード・トラック。
終盤のベタベタの転調に象徴されるように、
自分の信じている音楽のために殉教できる精神の持ち主。
感服です。

Bandcamp→こちら

2023年12月22日金曜日

Charley Crockett、モノクロ・ゴシックの世界へ。


米テキサス州のテンガロンハットをかぶったカントリー・シンガー、チャーリー・クロケットの新曲のMVが素晴らしい。
Paul Riveraさんの映像作品で、荒涼としたアメリカン・ゴシックの世界に分け入っていく。
現代的なアプローチで気軽に始められるが、
最後の方はどこか遠い場所へ連れてこられたかのような感覚に陥る。
楽曲タイトルはマーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(→公式サイト)と同じ。
実話を元にした、所謂トピカルソングの様式で書かれていて、
共作者はルーツ系の重鎮、T・ボーン・バーネット(御年75歳)であります。

2023年12月21日木曜日

Yussef Dayes、今年を締めくくる。


今年発表された『Black Classical Music』収録曲のスタジオ・ライブ。
これぞリード・ドラム。
アルバム・ヴァージョンよりも明確にヴィジョンが伝わってくる。
叩いている時の表情も実にいいんだよなぁ。
あと、当たり前過ぎて誰も敢えて語ってないけど、
毎回ドラムのチューニングが素晴らしいのです。

過去の記事→こちら

2023年12月20日水曜日

Elephant Stone、オマージュ・ポイント探し。


カナダ・モントリオール発、元The High DialsのRishi Dhirが中心となるポップ・バンド。
来年2月発売の6th新作『Back Into The Dream』からの新曲です。
シタールを弾いたりサイケ色の濃い人達ですが、ここではそういう要素は皆無。
短く簡潔に「ビートルズ、そしてクイーンも好きです」ということを伝えてきます。

Bandcamp:Elephant Stone→こちら

2023年12月18日月曜日

Holy Nowhere、そこに理由などない。


かつてYJYという米ニュージャージー出身のバンドを率いていたスティーヴ・サックスの新プロジェクト。
イッテQでも有名な「チーズ転がし祭」の映像だろうが、
見入っているうちに何だか曲もクセになってきた。
サビではこう歌われる。
「すべてはただ起きるだけ
 誰も預かり知らぬこと
 すべてはただ起きるだけ
 まったくもって理由なく」

2023年12月14日木曜日

The Maureens、グッド・メロディーは笑顔にする。


蘭ユトレヒト発のパワー・ポップ・バンドの新曲。
来年1月に新作『Everyone Smiles』(Meritorio Records)が出るそう。
デビューから10年ほど。まだまだ良いメロディーが溢れていて、
個人的には大好きだったDaryll-Ann(→YouTube)を思い出したよ。

Bandcamp:The Maureens→こちら

2023年12月9日土曜日

Emmett Morris、甘きカントリー・ロックの香り。


Raven Sings The Bluesで知った(→こちら)カナダ・オンタリオ州発のSSW。
Discogsで名前を検索したら幾つかのバンドを渡り歩いているようで、
その中には結構ハードなバンドもあった。
それを経てのソロ活動がこういうジャングリーなカントリー・ロック。
いいです。大好きです。
歌声がメロウで爽やかなのもポイント高し。

Bandcamp:Emmett Morris→こちら

2023年12月8日金曜日

Little Kid、しみじみ枯れるフォーク・ロック。


カナダのトロント発男女5人組フォーク・ロック・バンドの新曲。
中心人物ケニー・ブースバイのヘナヘナ声が醸し出す寒冷地っぽい空気感がとても好み。
冬を待つ落葉樹のように、ただそこに在るだけで抒情的。
新作『A Million Easy Payments』は来年2月リリース予定。
それまで過去作聴き込んでみようかな。

Bandcamp:Little Kid→こちら

2023年12月7日木曜日

The Young Hearts、心は老け込まない。

 

昨日に引き続きどっこい頑張ってる実直ロック・バンドを。
イギリスのパンク・ロック4人組でデビューは2年前とのことだが、
バンド名は若くとも、メンバーの見た目は若くない感じ。
みんな根性が染み付いた顔をしている。
しぶとく頑張ってる、ということだろう。
音楽性としてはBandcampのプロフィールに自らガスライト・アンセムの名前を出していて、
まぁ分かり易い。その「切なさ」を受け継いでいると表明しているようだ。
上記楽曲の後半には(パンクなのに)サックス・ソロも導入されるわ、
アルバム・ジャケットはアメリカ大陸を匂わすイメージだし、
スプリングスティーンへの憧憬も多少はあるのかもしれない。

Bandcamp:The Young Hearts→こちら

2023年12月6日水曜日

The Rifles、ハンチングとロックンロール。


最近訃報が多くて考えさせられますね。
ということで、どっこい頑張っている実直ロック・バンドを。
イギリス・ロンドンの結成10年近くになるThe Rifles。
来年リリースの新作からのリード・シングル。
普通の兄ちゃん達によるみんなのロックで、
昔なら「等身大」なるワードも使われたことだろう。
ビール飲みながらライブ観たら最高だろうな。

2023年12月1日金曜日

RIP Shane MacGowan


シェイン・マガウアン亡くなる。
みんなもそうだろうけど、僕も彼の歌は聞き続けていくだろう。
過去のライブ映像をまとめてリリースとかしてくれないかなぁ。

過去の記事→こちら

2023年11月30日木曜日

Yo La Tengo、盛り返した力作でした。


今年もSpotifyで「2023年のまとめ」が発表されてますね。
僕の一番聴いたアーティストはYo La Tengoでした。
ということで、彼らの今年出た新作『This Stupid World,』の1曲目を貼りましょうか。
アイラのノイジーなギター・フォームの素晴らしさが凝縮されている7分。
新作の充実ぶりを受けて過去作も掘り返したことが聴いた回数一位の理由だろうか。

しかし、このブログでは実はYo La Tengoは初投稿。
一番聴いているのに紹介してないとは、これ如何に。

2023年11月27日月曜日

Dire Straits、ライブ決定版にハマる。


今月ダイア・ストレイツのライブ盤をまとめたCD8枚組ボックス『Live 1978-1992』が出ていて、
最近はサブスクでそればっかり聴いてました。
未発表テイクも好演が多く、聴き始めたら止まらない。
改めてマーク・ノップラーの指弾きの歯切れの良さ、気持ち良さに唸っている次第。
上記は名盤『アルケミィ』(1983年収録)の代表曲映像。
映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』でなめられてしまうダイア・ストレイツだが、
その原因となっている絶妙なダサさも捉えられている映像でありますが、
演奏自体は本当に素晴らしい。名演。
この路線のままジャム・バンド化していっても良かったんじゃないかと思えるほど。
目立っているドラマーのテリー・ウィリアムズはデイヴ・エドモンズのロッカパイル出身で、
こういう小気味良いビートだと活き活きしてます。
ちなみに今回リリースの新ミックスはこちらで確認→YouTube
(ブライトな音像でドキュメント感が増している)
欧州版フィジカルは既に品切れ状態(僕が頼んだ注文も未到着)だが、
米国版はRHINOから来年発売予定とのこと。

追記:『ブラザーズ・イン・アームス』期の傑出ライブは→YouTube
これを観ると既にジャム・バンド化してましたね。
ワンマン・バンドのイメージを払拭しなければ。

2023年11月20日月曜日

気づけば10周年じゃないっすか。




Songwhip→Here

気づけば2023年は『ねじまき』10周年でもありました。
みなさんはどの曲が好きでした?
今年も何だかすぐ終わっちゃいそうなので、
今夜じっくり聴いてみましょうか。

2023年11月15日水曜日

Foyer Red、ちょっとキャッチーになった?いやいや。


以前からのお気に入りバンドFoyer Red(→過去の記事)の新曲がまたいい感じ。
今年フル・アルバム出したばかりなのに、旺盛な創作意欲があるんだな。
途中の妙な展開のひねくれ具合は相変わらずだけど、
どうにも可愛さが勝ってしまうのが魅力です。
演奏力の高さはこちらのスタジオ・ライブで確認できますよ→YouTube

2023年11月14日火曜日

Mo Troper、ジョン・ブライオンを歌う。


Mo Troperの今週末に出る新作がジョン・ブライオンのカヴァー・アルバムらしい。
ということで、ジャケ写はニルソンの『ランディ・ニューマンを歌う』を意識。
上記曲はオフィシャル・リリースはされていないが、デモがYouTubeで聴けました。
ジョンさんがエイミー・マンに帯同する形で住んでいたボストンにある有名な巨大看板がタイトルになっている。1990年前後の作品だろうか。
イントロがおもいっきりザ・バーズで最高です。
他も殆どが公式発表のない曲が選ばれているが、1曲だけThe Graysの楽曲がある。
(追記:Eelsの1st収録「Not Ready Yet」の原曲もありました)
『Meaningless』(2001)への見解はBandcampのキャプションに書いてますので、
気になる方はご覧あれ(→こちら

過去の記事(去年)→こちら

2023年11月13日月曜日

Trust Fund、ネオアコとフォークは地続きなのだ。


今年6月のシングルも紹介した(→こちら)Trust Fund。
先月出たシングルも柔らかい感触で素晴らしかった。
イギリス伝統の木漏れ日フォークにも近いが、カビ臭さはなく、
どこか達観したような趣き。
Stereogumにはとうとう迷走していると書かれてしまったが、
いや、このフォーク路線めっちゃ良いと思うよ。
このスタイルでぜひ傑作アルバムをものにしてもらいたい。

2023年11月11日土曜日

Elijah Johnston、5人目のビートルズ


米ジョージア州のメガネ男子SSWイライジャ・ジョンストン、
先月出た初のフィジカル・リリース盤。
ユニオンさんでも取り扱うようです(→Disk Union
アメリカ郊外の何でもない風景が似合いそうな滋味ロック。
こういうのを今の時代に実直にやっている人は応援したくなる。
名前憶えておこう。
上記楽曲ですが、別にジョージ・マーティンの歌ではない模様。
ビートルズにまつわる青春の1ページの甘酸っぱさを切り取った感じ。

2023年11月9日木曜日

Dave Evans、1972年のブリティッシュ・フォーク。


Disk Unionさんの記事→こちら

1972年の発売以来、初めてのLPリイシューが今月末にあるという作品。
デイヴ・エヴァンスさん、僕はコンピでしか聴いたことなかったが、
さっき調べたらサブスクで1st聴けるじゃないか。
いつのまに。
ニック・ドレイクにも通ずる「Grey Lady Morning」(→YouTube)いいんだよなぁ。
巧みなアコギのフィンガリングと朴訥とした歌唱にあの時代の匂いがぷんぷん香る。
じっくり浸ってみたい。

2023年11月7日火曜日

Frog、突き刺さるアウトサイダー・ポップ


世間はカブトムシの最後の楽曲が話題になってますが(僕は好き)、
当サイトは「カエル」でございます。
米ニューヨークの眼鏡兄弟デュオ・ユニット。
4年振りとなる3rdアルバム『GROG』が今月末に出るそう。
今回初めて知ったので過去作を試しに聴いてみたら、ものすごく良いのです。
セオリーを無視したローファイ音像の向こうからキラリと光るポップ・フィーリングが素晴らしい。無縫天衣とはこのこと。
これはしばらくハマりそうだ。

Bandcamp(1st:Kind of Blah)by Frog→こちら

2023年10月31日火曜日

Puddle SplasherとClassic Traffic、どっちが好み?


Bandcamp:Puddle Splasher→こちら
Cap'n Jazzの曲名から命名されたと思しき米ニュージャージーの3人組インディー・バンドの先月出た新作『The Open Door of Pain Ignored』より。
じわじわビートリッシュを匂わす序盤からサビへのメロディー展開がとてもいい感じ。
前作にあたる『The Blankest Blue』(2019)はアップテンポの良曲が多かったのだが、
新作はダウン・テンポのじっくり聴かせる楽曲が多い。
というのも、実は⬇の別プロジェクトが存在するからなのだった(憶測)。



Bandcamp:Classic Traffic→こちら
こちらはPuddle SplasherのG/VoとDrのメンバー2人でやっているパワー・ポップ・ユニット。
今年5月にリリースされた大傑作『You Want It? We Got It!』。
曲よし、歌と演奏もよし、アルバムの構成もよし。
言うことなし。
パワー・ポップ好きは全員必聴。

ただし、両バンドとも創作意欲はものすごいのに宣伝はほぼゼロです。
そこそこ売れてるインディー・バンドより才能は完全に凌駕しているのに無頓着なもんです。
ま、そういうキャラクターも面白いけど。

2023年10月30日月曜日

Tapir! 、ロンドンの注目株。


英ロンドンの新人バンドTapir! (注:哺乳類のバクです)。
メンバーは6人もいるようだが、中心となっているのはVoのアイク・グレイ。
よれよれの歌はネットで探せばどこにでも転がっていそうだが、
この骨髄から滲み出ているような本物感はなかなかいない。
逸材だろう。上記新曲はメロディーがメアリー・ウェルズの「マイ・ガイ」みたいなのだが、
めちゃくちゃクセになってくる。
来年1月にHeavenlyよりデビュー・アルバムがリリース予定。
名盤来てほしいぞ。

Bandcamp→こちら

2023年10月28日土曜日

Harp、幽玄フォーク・ロックに身を捧げ。


MIDLAKEの中心メンバーだったティム・スミスのソロ・プロジェクト。
レーベルがBELLA UNIONだからというわけではないだろうが、
イントロがなんだかコクトー・ツインズみたいだ。
が、歌声があらわれると一瞬で彼らしい世界に引き込んでくれる。
10年以上前にMIDLAKEにはまっていた頃の感覚が呼び起こされる。
発狂一歩手前の境界線で覚悟を決めたような美しさ、が茫として立っている。
12月に出るというアルバムの全体像が楽しみだ。

Bandcamp→こちら

2023年10月27日金曜日

Castの新曲が吹っ切れてます。


The La'sスタイルを惜しげもなく放り込んできたキャストの新曲。
早速リアム・ギャラガーに気に入られているみたい。
6年間隔が空いたようだけれど、こうやって溌溂とした音を聞くと安心します。
このスタイルが好きな人はジョン・パワーのソロ作『Stormbreaker』もオススメです。

2023年10月26日木曜日

Grandaddy、新作が来る。


ジェイソン・リトル(現在54歳)のソロ活動を挟み、
再結成してからのんびり動いているグランダディ。
来年2月に7年振りになるというニュー・アルバム『Blu Wav』が出るそう。
そこからの先行新曲。当然いつもの安寧なメロディーで、思わず頬が綻びます。
ということでさっきSpotifyをのぞいていたら『Sumday』期のデモ集が今年リリースされているのを今頃発見。
良さそうなので、ぼちぼち聴いていこうかな。

2023年10月19日木曜日

Uni Boys、隠れた名曲を探せ。


コアなパワーポップ・ファンには既にお馴染みUni Boysの最新作『Buy This Now!』は、
ザ・レモン・ツイッグスが全面バックアップしてます。
これが見事にB級感をグレードアップさせていて、
A級へと促していない「分かっていらっしゃる」仕事ぶり。
コシのないふにゃけたビートに、歪みきらないギター。
激甘なキャンディー・メロディーと成熟しない青臭さ。
その対比がマニアの心をざわつかせてくれます。
曲名など、ボキャブラリーを捨てた潔さ、もファンは了解済み。
ラスト曲「Be My Baby Tonight」と迷ったが、今回は上記曲をピックアップ。
他にもいい曲いっぱいあるよ。

Bandcamp→こちら

2023年10月18日水曜日

Gentle Giant、未来につながっていたフォーク解釈術。


スティーブ・ウィルソンによるくっきりクリアになった現代リミックス・シリーズ。
今年は『In'terview』(8th、1976、ザ・キンクスにも通じる“音楽業界”コンセプト・アルバム)が出ておりまして、そこからの新MV。
スフィアン・スティーブンスの最新作『Javelin』のフォーク解釈も素晴らしかったが、
ジェントル・ジャイアントによるフォーク解体再構築具合も異次元のすごさであります。
当時は本国英国(パンク勃興期)でチャートにも入らなかったらしいが、
何歩も先を行き過ぎてたんでしょう。
現代にこれを新譜として聴いてくれる若者がいることを望む。
(サブスクで普通に聴けます)

前回の記事→こちら

2023年10月16日月曜日

再結成Treepeopleのスタジオ・ライブ。


Built To Spillの前にダグ・マーシュが加入していたTreepeople。
今年の夏に再結成ミニ・ツアーをしていたらしいが、その流れでのKEXP公開収録ライブ。
11分位からエモの始祖と言ってもいい大名曲「Funnelhead」やっとるやないか。

原曲→YouTube(冒頭から間奏〜疾走リフ〜ラストのインプロまで最高です。)

僕はこのギターの絡みが大好きだったんだなぁ。
青春の音。
なつかしいぞ。

2023年10月13日金曜日

Steven van Betten、サーファー meets ベルセバ?


米国ネヴァダ州の砂漠地帯出身、現在はLA在住のシンガー・ソングライター。
サーファーらしいが、ビデオを観ると大してうまくなくって愛嬌があります。
歌はサーファーらしいチルアウト、リラックス系なんだが、
幾分なよっとしていて、アメリカ西海岸のベルセバみたいな瞬間もあったりする。
ただ、歌の内容からして、S・マードックみたいな屈折はなさそう。
今月末に出るアルバム・タイトルも『Friends & Family』とストレートだ。
彼はカリフォルニア芸術大学(CalArts)出身の4人組バンド、Fell Runnerのフロントマンでもあるらしいが、そちらでは実験的なアプローチをしているので、こちらは素を出しているのかな。

Bandcamp:Fell Runner→こちら

2023年10月11日水曜日

Jared Leibowich、ちょっぴり狂気じみているが。


米国テキサス州オースティン出身のThe Zoltarsの中心メンバーのソロ作。
そのバンドは知らなかったのでさっき聴いたが、
The DB'sにも近い「へたれ・ガレージ」感が強かった。
が、この楽曲は60年代のサマー・オブ・ラブを想起させる桃源郷サイケ・ポップ。
これは好きな人はたまらんでしょう。
今月末にアルバム『Secret Spells』がリリースされるそうです。

16-17-18 Living / The Zoltars(2015)→YouTube

2023年10月7日土曜日

Lee Baggett、人生を楽しめ。


有名なSasquatch! Music Festivalの動画を(多分)勝手に使ったリー・バゲットの新曲。
シングルのジャケはデッドの『Europe '72』の裏ジャケ・イラストを実写で再現してます。
その適当さがこの人の特性そのもの。
以前の記事(→こちら)でも書いたが、僕はこの人好きなんだよねぇ。
なんちゅーか、これが本物の歌という感じがして安心するのだ。
こういう歌に時間を委ねられる自分であり続けたい。
年頭にアルバム『Anyway』を出してるのに、もう年末に新作『Echo Me On』を出すらしい。調子いいな。

Bandcamp→こちら

2023年10月6日金曜日

Czarface、う〜む、カッコイイ。


4年前にも取り上げた(→こちら)Czarfaceの新曲。
往年の東海岸のやばいHIP HOPの匂いがプンプンで素晴らしいです。
野蛮で物騒。これは子供達には聞かせてはいけませんね。
とは言え、今回はヴァージン配給のワールドワイドな展開とのこと。
年末に新作『Czartificial Intelligence』が予定されている。期待。

2023年10月5日木曜日

Video Age、変わらぬ日常に注ぐ黄金の太陽。


米ルイジアナ州ニューオーリンズのポップ・デュオの新曲。
まったりしたローファイ・シンセ・ポップが持ち味の二人であるが、
このところの楽曲は少しジャングリーなアレンジが増えているような。
4thアルバム『Away From The Castle』が今月末に出るようです。

Bandcamp→こちら

2023年9月29日金曜日

Briana Corrigan、なつかしいぞ。


元ビューティフル・サウス、初代歌姫だったブリアナさんの最新シングル。
コケティッシュでありながら芯の強さを秘めた歌声は健在です。
比較として30年以上前の「Old Red Eyes Is Back」のB面に入ってた名曲「Diamonds」も貼っておきましょうか。この頃のビューティフル・サウスはシングルB面でM.G. Greavesの楽曲をよくカヴァーしてましたね。


Briana Corrigan:Bandcamp→こちら

2023年9月28日木曜日

Rustbelt、街を徘徊するズタボロの君。


これはじわじわ来ます。
タイトルは「何処へも行くところはないけど、今夜君はそこへ行く」。
歌詞では、まだ生きてるだけでラッキー、仕事を失って、階段で転んだetc.、と歌われている。
ヤバめの眼光をちらつかす「錆びついた工業地帯」と名乗るSSW。
Bandcampの自己紹介には「負け犬ポップ」と書いてました。
筋を通してきます。

2023年9月27日水曜日

Jenny Owen Youngs、夏の終わりに。


ジョッシュ・カウフマンが全面バックアップしているジェニー・オーウェン・ヤングスの新曲。
10年振りのフル・アルバム『Avalanche』が先週出たばかり。
無垢なメロディーと、穏やかに包み込むような歌が心に残る。
とてもいい内容なのでオススメです。

2023年9月24日日曜日

Blue Vervain、耽美ギタポです。


The Big Takeover(→こちら)で紹介されていて気になった。
米国ニュージャージー発、ジョン・カーンさんが中心となっているバンド。
Bandcamp(→こちら)をチェックしたら5年位前から作品を発表していて、
一貫して傷つきやすいメランコリックなギター・ポップをやっている。
女性的な歌声が特徴で、フリートウッド・マックの「Dreams」のカヴァーをやっていたが、
同じキーで歌ってました。

2023年9月23日土曜日

Lobby Boxer、センス拒否。


2016年に1枚フル・アルバムを出している米セントルイスの4人組バンドの新曲。
キャッチーなようでいて、余計なことを色々とやっていて損している感がある・・・
が、憎めない人達だ。
上記曲のBandcampではフィジカル音源は売ってないけど、トランクス(!)は売ってます。
そういうノリ。
サウスポーのフロントマン、ザック・フェンデルマンの歌いっぷりがいいので、
個人的には記憶に留めておきます。

2023年9月22日金曜日

Keep Dancing Inc、踊り続けるそうです。


フランスのパリ発のポップ・トリオ。
来年1月に出る2ndアルバムからの先行曲。
2020年に出ている1stアルバムはシンセ・ポップだったが(さっき聴いた)、
上記曲はギターのカッティングが効いていて好きでした。
自ら「踊り続ける株式会社」と名乗るだけあって、単純明快なスタンスだが、
今後ずっとこの名前を背負っていくのは大変だろうなと思ってしまった。

2023年9月21日木曜日

The Breedersのインパクト大な未発表曲


ブリーダーズの『ラスト・スプラッシュ』30年記念盤に収録されるという未発表曲。
「Divine Hammer」の別ヴァージョンで、「神聖なるマスキス」。
ということで、J・マスキスがフィーチャーされている。
ミックスは最近のような気もする。
このブリブリしたドライブ感はオリジナル以上だな。
両者のファンは必聴です。

2023年9月17日日曜日

Parquet、フランスの人力テクノ・バンド。


It’s Psychedelic Baby Magazine(→こちら)で知ったフランスのリヨン発、4つ打ちテクノをバンドの肉感で表現する5人組。
中心人物はソロ作品も発表しているドラマーのセブ・ブラン。
ライブの様子がYouTubeにあがっていたが、
フェスのキュレーターに注目されてもおかしくないような盛り上がりを見せていた。
扇情的でありながら享楽的なムードではなくストイック一徹だったので、
一般的な人気はどうかと思うが、ポストロック好きには響くのではないか。
10月にデビュー作『Sparkles & Mud』をリリース予定。
下記Bandcampではあと2曲聴けます。

Bandcamp→こちら

2023年9月14日木曜日

Kate Bollingerの新曲。


ダーティー・プロジェクターズのD・ロングストレスとがっつり組んだ新曲。
身の回りの自然音を取り込みつつ、独自のフォークスタイルを展開してくれます。
やっぱりいいですね。

Bandcamp→こちら
過去の記事→こちら

2023年9月8日金曜日

Acetone、再評価が進む。


2001年、中心人物リッチー・リーの自殺により幕を閉じた米LAのインディー・バンドの、
11枚組LP『I'm still waiting.』が11月に出るらしい。
タイトルはデビュー・アルバムの1曲目最初の歌詞より。
上記販促動画の楽曲は3rdからの「Germs」です。
どろっとした生々しいサウンドに幸薄そうなヴォーカル、
その対比に得難い魅力があります。

Bandcamp→こちら

2023年9月6日水曜日

The Rolling Stones、新曲来ました。


新曲発表までのじらしで「怒り」を煽るというプロモーション、
なかなか面白かった。
この新曲、めちゃくちゃいいですね。
ミック80歳、超人の域です。
ニュー・アルバム『Hackney Diamonds』楽しみに待つ。

詳しくは→UNIVERSAL MUSIC JAPAN

追記:2023.10.20
アルバム到着。各所で言われているように力のこもった傑作だった。
ミックもキースも、今まではチャーリーが叩けばストーンズの音になるという意識があったと思うが、それがなくなって(2曲には参加)ストーンズとしての新作を本格的に意識し直した感覚のあるアルバム。それを意識しているうちに、覇気、凄みが加わってきたのだろう。
芸歴は伊達じゃない。60年ハイブリッドしてきた集大成のように聞こえる。
プロデューサーのアンドリュー・ワットは素晴らしい仕事をしたな。
が、ひとつだけ彼に苦言を呈するなら、なんでミック・テイラー参加の提言をしないのか…
それに尽きる。

2023年9月4日月曜日

The Garment District、USインディー好きにはたまらん。


レディバグ・トランジスターに在籍していたジェニファー・バロンのプロジェクトで、
2ndとなる新作が今月出るそう。
で、そこに参加しているドラマーが元パパス・フリータスのシヴーカということで、
僕は大喜び。
上記曲は極彩色のサイケ・ポップでリードVoは男性ヴォーカルだが、
これはDan Koshute(→YouTube)というSSWが参加しているようだ。
元々はワンマン録音プロジェクトだったのが、
色んな人脈が広がって面白い作品になっていそうだ。

Bandcamp→こちら

2023年9月1日金曜日

Pleasure Forever、にぶく光って凶暴。


20年ほど前までSUB POPからアルバムをリリースしていたという(すいません。記憶にない)トリオ・バンドの復活ミニ・アルバムより。
フォーキーなアブストラクト・ヒップホップが基盤なんだろうが、
そこに絡んでくる不協和音やノイズがいちいち鋭角。
くすんでいるようでギラギラしているサウンドがかっこいい。
Bandcampのキャプションに参照バンドとしてアモン・デュールを挙げているぐらいの人達なんで、ここはもう現代プログレの範疇に入れてあげてもいいのでは。
過去作も一応サブスクで聴いたが、昔はゴシックなニュアンス強めでした。

Bandcamp→こちら

2023年8月30日水曜日

LOLAS 、渋くなったら負け。


パワー・ポップ界のベテラン、米国アラバマ発、ティム・ボイキン率いるLOLASの新曲。
The Shame Idols以前から考えると随分なキャリアがある筈だが、
どうだこの清々しいまでのポップさは。
新人バンドのようなフレッシュさがあるではないか。
渋くなったら負け、ぐらいの信条でやってそう。
ついついデッドやライ・クーダーなんかを聴いてしまう夏場の僕をシャキっとさせてくれる音ですな。

Bandcamp→こちら

2023年8月28日月曜日

Carlos Walker、世界初CD化とのこと。


9月に「ブラジル音楽の秘宝 シリーズ」(→Disk Union)が出るそうで。
今から何か欲しい物があるかリサーチ中。
上記は1975年のカルロス・ウォルケルの幻のデビュー作より。
初CD化、1,400円。当然Spotifyにも無い。
数年で市場から消えそうなので、抜かりなくいかねば。

2023年8月27日日曜日

Thomas Walsh、ソロにて帰還。


BeatleDNAでもおなじみPUGWASH(fromアイルランド)の中心人物の初ソロ。
ディヴァイン・コメディのニール・ハノンとの共作になってます。
ほのかに浮遊感のある、夢心地なメロディー展開が流石です。

BeatleDNA(sony music):PUGWASH→こちら

2023年8月23日水曜日

Portable Radio、ヤワくて何が悪い。


英国マンチェスターのポップ・トリオによる新曲。
僕は今回初めて知ったが、なかなか可愛い音楽を奏でている人達である。
どう考えてもELOが好きそうで、
この時代にそれをやっている時点で応援したくなる。
過去曲もいいメロディーがあるので(→Darling Hold On:YouTube
ポップマニアさんはぜひお気に入りの曲を見つけてみよう。

Bandcamp→こちら

2023年8月19日土曜日

本日より配信!!『LIVE2023 魂を救うだろう25周年記念』

 

今年5/3のライブの実況録音です。
アルバム1枚分(47分ほど)にまとめられています。
まぁ、ライブ自体あまり行わないので貴重な音源かと。
最近話題のピッチ補正はしてませんが(できません)、
曲順は少しいじってます。
メインはアコギの静かな世界、ラストはサイケなエレキ弾き語りで。
実際にライブに来た人も追体験としてどうぞ。

iTunes、Apple Music、Google Play、Spotify、LINE MUSIC、レコチョクなど、
主要配信ストアにて配信が本日より開始です。



『LIVE2023 魂を救うだろう25周年記念』
01.魂を救うだろう
02.肘鉄
03.ビルの屋上
04.本屋の少女に
05.口封じ
06.いつまでも生きていたい
07.アイヴィー
08.いつもいつも
09.ブルーブルー
10.詩人
11.だから僕は眠るのか

ミックス:徳永憲
マスタリング:河合基嗣
PA録音:遠藤幸仁
写真:小磯晴香
© Waikiki Record

2023年8月18日金曜日

明日で25周年です。


デビュー作発売日から明日で25年になります。
さっき上記曲を久方ぶりにヘッドフォンでまじまじと聴いていて、
アレンジの趣味はほぼ変わっとらんな、と思いました。
この2年後くらいからフリー・フォークが海外で流行りだしたんだけど、
当時は評価軸もなくスルーされてましたね。
ちょっと早かったか(冗談ですよ)。

また明日も情報出しますので、ご来訪お願いします。

2023年8月16日水曜日

The Prize、うぉー最高だ!


こりゃいいな。
結成は2021年、オーストラリアの男女混合5人組ロックンロール・バンド。
70'sパワー・ポップに通じる単純明快なサビが最高です。
エイトビートのハイハットの鳴らし方も完全に「わかってる」風情。
と思ったら歌っている女の子、ナディーンがドラマーではないか。
インタビュー読んだらラモーンズが好きらしいし、ますます最高じゃないか。
昨年出たデビューEPも素晴らしいし(Bandcamp→こちら)、
早くアルバム出して欲しいぞ。

2023年8月15日火曜日

Stephen Steinbrink、美しきミニマル・アルペジオ。


過去の記事→こちら

久々の作品がもうすぐ聴けます。
繊細なメロディー感覚は顕在。
何も考えずゆったり楽しみたい。

Bandcamp:Stephen Steinbrink→こちら

2023年8月10日木曜日

追悼:Robbie Robertson


偉大なソングライターだった。
上記動画でも観れる特徴的なピッキング・ハーモニクスも印象深い。
ザ・バンドはこれからもずっと聴いていくだろう。

2023年8月5日土曜日

写真UPします。<『魂を救うだろう』25周年記念LIVE>









2023年5月3日(水・祝)@渋谷Spotify O-nest<『魂を救うだろう』25周年記念LIVE>
撮影はすべて小磯晴香さんです。
いい写真をありがとうございます。

2023年8月2日水曜日

Kestrelの名曲でも聴きましょうか。


70年代英国ニッチ・ポップの至宝、ケストレルの唯一作(1975)が2枚組アナログ仕様でリイシューされるとのこと。

Disk Union→こちら

高いから買えないけど、久々に「Last Request」でも聴きましょうか。
じわじわ美メロを紡いでいっての、後半サビ波状攻撃が最高すぎます。

んで、同傾向の楽曲で個人的に思い起こすのがジェネシスの「Ripples」(1976)。
この曲も冒頭の美メロがあってからの後半サビの畳み掛け。
どちらも会心の出来栄えだが、知名度は雲泥の差がありますね。
売れたor売れなかったの差は、キャラクターの濃さなのか洗練度なのか、
それとも運なのか。プロモーションの差なのか。

2023年7月28日金曜日

Dakota Theim、さわやか無精髭お兄さん。


米国ポートランドのSSWの夏っぽい新曲。
ビートルズのような曲展開は意識してだろうが、
何にしてもこの軽やかに跳ねるポップ感に気取った所がないのは貴重。
ケレン味やこけおどしも売れるために必要だろうが、そんなのどこ吹く風というスタンス。
過去の楽曲も爽やかなので、気に入った方はどうぞ。

2023年7月27日木曜日

Mitch Rowland、地道にスタートを切る。


ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズのソロ作にソングライターとして参加していたSSWミッチ・ローランドのデビュー曲。
プロデュースはBECK、エリオット・スミスで知られるロブ・シュナップで、
大きな期待をかけられているのは明白なのだが、実際の音はしっとりと地味系。
もしかしたらこのMVの作り方から察するに表に出るのは苦手なのかも。
しかし、楽曲はさすがのクオリティーだ。
じわじわと支持を受けて広がっていきそうではある。

2023年7月26日水曜日

The Radio Field、ギタポ好きの目に涙。


ドイツのインディー・バンドSubterfugeのメンバーによるプロジェクト。
これがネオアコ好きを悶絶させる男女ユニゾン・ヴォーカルの激甘ソング。
とりあえずBandcampは→こちら
使い倒されたコード進行?
いやいや、これをいつの時代であろうが、瑞々しく鳴らせるかが重要なのだ。
8月にアルバム『Don'ts And Dos』が出るそうです。

2023年7月25日火曜日

Cut Worms、ブリル・ビルディングっぽいと聞いて。


ユニット名が好きになれなかったNYブルックリンのマックス・クラークさんの新曲。
各所で60年代ブリル・ビルディングっぽいと書かれていたので聴いてみたけど、
確かにこれは親しみやすくていいですね。
なよっとしたカエル声も、あの時代の甘いアイドル・ヴォイスに近いかも、と解釈するように。
レモン・ツイッグスのダダリオ兄弟の客演もある最新作、
出たばかりなので気になる方はどうぞ。

2023年7月24日月曜日

Pachyman、胡散臭いけど気になります。


プエルトリコ出身、現在は米国LAの地下マイ・スタジオから一風変わった中南米音楽を届けてくれるアーティスト、パッチーマン。
元々はダブに傾倒した作品で世に出たらしいが、上の最新曲が妙に気になったので紹介。
カリビアン、レゲエなどをミックスしつつ、実はスティングの初期ソロ時代にも通じるポップ・フィーリングもあって、面白い。
ビンテージな質感の録音もいいし、センス抜群とみた。
日本でもクルアンビンが人気出たことだし、こういうサウンドも受けるんじゃないかな。
9月に最新作『Switched On』が予定されているが、
その前に過去作も探って聴いてみようかと思う。

2023年7月21日金曜日

Oscar Jerome、フォーキーな新曲。


英国ジャズ・シーンよりオスカー・ジェロームの新曲。
これがオーガニックなフォーキーものになっていて、僕の琴線に引っかかりました。
90年代だったらマット・デイトンの方向性に近いのか。
『Villager』は名盤だったよなぁ、思い出しつつ、
UKの継承されるフォーキー・ジャズ歌心に嬉しくなるのでした。

2023年7月19日水曜日

Royel Otis、くらくらします。


オーストラリアのポップ・デュオ、Royel Otisの新曲。
暑い真夏にこの爆発的なヴィジュアル、くらくら来て最高ですな。
人気者になってプレッシャーに晒され窮屈になっていく未来が見えなくもないが、
今は無邪気に突っ走っていってほしいぞ。
そんな期待の存在です。

2023年7月18日火曜日

黒田硫黄『ころぶところがる』

 

黒田さんの新刊。
自転車にまつわる連作空想短編、自伝的なもの、型破りな作品等々を集めたもの。

小学館コミック→こちら

知らない専門用語が頻出したりするが、ファンには普通に楽しめる手触りになってます。
黒田さんが自由に、マニアックに描いている感じが伝わってくるのがいいんだよなぁ。
昨今、作家と編集者で作り上げるマンガが当たり前になっていて、
あれは言わば凡人にすり寄るスタイルなんだけど、それとは真逆の世界。
そこにどっぷりつかれる愉悦があります。
おすすめです。

2023年7月16日日曜日

The Goods、David Jonesはボウイのことを指すのか。


米西海岸の新たなパワー・ポップ・アクト、The Goods。
ギターとドラムの2人組(Bはセッション・メンバー)ということで、ドラムの音がでかい。
このドタバタしたビートにグッとくる同志がおられるのなら、
下記Bandcampへ今すぐどうぞ。
元気溌剌デビューEPが聴けます。

The Goods:Bandcamp→こちら

2023年7月13日木曜日

Another Michael、しみる弾き語り。


アナザー・マイケルの新作『Pick Me Up, Turn Me Upside Down』からタイトル・トラックが公開された。しかし、発売は2024年とのこと。
うむ、待ちます。

過去の記事→こちら

2023年7月9日日曜日

Grateful Dead、楽しみ方は無限大。


グレイトフル・デッドのジャムだけを繋げたミックス6時間超。
なかなかの気狂い沙汰であるが、やっぱり気持ちよく、抗えない魅力がある。
時々デッドを「垂れ流し」などと揶揄する人もいるが、
聴き方が凝り固まっているだけだと思う。
彼らのジャムは決して垂れ流しではない。自由の結晶である。

初心者にオススメしている聴き方のポイントは、
ボブ・ウィアのサイドギターと、フィル・レッシュのベースに耳を傾けること。
ジェリー・ガルシアのギターがどうしても耳に入るが、その周りに集中する。
すると不思議なことにガルシアの感覚がよりリアルに感じ取れるのだ。
一旦ハマれば、あとは楽しみ方無限大です。

※上記動画、URLへ行けば曲目チェックできますよ。

2023年7月1日土曜日

Dylan Moon、切なさの金継ぎ。


これはもっと注目されてもいいんでないかな。
米LA発の宅録系繊細サイケ・ポップ、ディラン・ムーンの最新EPより。
ドラムンベースにシューゲイズ的拡張空間が帯び、
そこにベルセバ的な歌が乗ってくる。
継ぎ接ぎしたその狭間から漏れる儚さが核心をついてきます。
お見事。インディー・ポップ好きは必聴でしょう。

国内盤もある昨年の2nd→Disk Union

2023年6月29日木曜日

Briscoe、青春サウンドトラック。


米国オースティン発、インディー・フォーク・ロック界の期待株ブリスコーの、
9月予定のデビュー・アルバム『West Of It All』より先行曲。
フロントに立つメイン2人は14歳の時サマーキャンプで出会った仲。
同じ靴を履いていたのが仲良くなったきっかけらしい。
プロデュースは売れっ子ブラッド・クック。
ギリアン・ウェルチのカヴァーもやる本格志向でありながら、
デビューEPでの人気曲「Hooped Earrings」(→こちら)で聴けたようなキャッチーさもあり、
面白い存在になりそう。
HPの自己紹介文では「青春サウンドトラック」と書いてあった。
絶妙なイモ臭さがあって応援したくなります。

2023年6月25日日曜日

Babe Rainbow、直球太陽讃歌。


一瞬「Everybody Wants To Rule The World」のカヴァーかと思ったが、
豪州のBabe Rainbowのれっきとした新曲。
メロディーの冒頭は「ライオンは寝ている」だし、
途中「Devils Haircut」みたいな節回しは出てくるし、
聴いたことあるようなフレーズのオンパレードだが、
MVの何も考えてなさそうな笑顔でどうでもよくなってしまう。
眉間にシワ寄せて音楽聞くなよ、と言われそう。
真夏の休日に取っておきたい。

過去の記事→こちら

2023年6月23日金曜日

工藤将也、新作『硝子戸の中』


デビューした頃からメールをくれていた工藤将也くんの新作より。
肌身に近い感覚をさらりと掬い上げるソングライティングで、
どの曲もとてもいいです。
ふとした瞬間に投げかけられる直球な言葉使いも素敵だ。
まだ二十代前半でしょ。
この感性を活かしてどんどん曲を量産していって欲しい。
おすすめです。

2023年6月22日木曜日

Yussef Dayes feat. Tom Mischの新曲。


英ロンドンのジャズ・ドラマー、ユセフ・デイズ。
本格的なソロとしては初となるデビュー・アルバムが9月に出るらしい。
その名も『Black Classical Music』(タイトル曲は既に公開中→YouTube)。
上記先行曲も期待を裏切りません。
ハードロックでよく「ギター・リフがかっこいい」などと言ったりするが、
これはドラム・リフがかっこいいのである。

過去の記事→こちら

2023年6月18日日曜日

Kindsight、コケティッシュ且つ野心的。


昨日紹介した曲もいい感じのリズム・チェンジがあったが、この曲もそう。
初めて聴いた時のわくわく感がたまらんかった。
デンマークのコペンハーゲンの4人組、Kindsight。
タイトル通り、チベットのことを歌っていて、かわいいだけじゃない。
昨年のデビュー・アルバム『SWEDISH PUNK』(国内盤→Disk Union)からの
成長ぶりが著しい。

2023年6月17日土曜日

Trust Fund、ひっそり再始動。


Stereogumで紹介されていた英国ブリストルのインディー・ポップ、トラスト・ファンドの新曲。
一度は解散したバンドだが、エリス・ジョーンズさんが昨年この名義を5年ぶりに復活させたそう。
上記曲はペンタングルの「Light Flight」のようなリフがありつつ、
小気味良いリズムチェンジもあって、僕を狙い撃ちしたかのようなトラック。
他の曲もそうだが、ギター・ポップ感はなくなっていて、
すっかりフォークっぽくなってます。

Bandcamp:Trust Fund→こちら

2023年6月16日金曜日

Frankie and the Witch Fingers、威勢よし。


米LAのサイケ・ガレージ中堅4人組。
のっけから応酬される変拍子がかっこいいです。
King Gizzard & The Lizard Wizardの野放図さに勇気をもらって、
アイディアを出し惜しみせずテンション上がっている感じか。
(すいません。勝手なイメージですよ。)
キャプションには70年代のマイルスからインスピレーションを得ていると書いてあるが、
それはよく分からない。曲名だけ?
何にしろ新境地に入っているのは間違いない。
9月に最新アルバム『Data Doom』が出るそうです。

2023年6月15日木曜日

Diners、確かにこれはフレンドリー。


Bandcamp(→こちら)の自己紹介に「friendly pop songs by blue broderick」と記してあって、ホントにそんな感じだなーと膝を打ったパワー・ポッパー。
キャリアはそこそこあるようで、Spotifyには10年以上前の音源もあった。
基本、ソフトな物腰でガッツ要素は少ない。が、これも紛れもないアメリカ郊外の音。
ブルーさんはMo Troperの今年の最新曲にコーラス参加していて、
上記曲はMo Troperのプロデュース。すっかり仲良しな模様。
最新アルバム『Domino』(Bar/None)のリリースは8月ということだから、
気になる人は覚えておくといいかも。

2023年6月14日水曜日

How Strange It Is、デビュー作がもうすぐ。


唐突に始まるオープニングだけでセンスの良さが分かる、
米オレゴン州ポートランド出身のジョーダン・クリンスキーのHow Strange It Is。
オルタナ・フォークロックの進化形。
元々はYellow Roomというバンドでベースを弾いていた人物で、
上記曲には他のメンバーも参加しているようだ。
来月デビュー・アルバム『In The Light Of The Blistering Moon』が発売されるそう。
昨年発表のEPがサブスクで聴ける(すごく良い)ので、
気に入った方は是非チェックを。

2023年6月13日火曜日

The Burkharts、はい。ビーチボーイズ好きです。


米ニューヨーク州バッファロー出身の5人組バンド。
ほぼカナダ国境からお送りされるビーチ・ボーイズ・オマージュです。
各メンバー、髪型まで意識していて微笑ましいですが、
刺青が見えている輩もいて、半袖着ざるを得なかったジレンマを想像すると笑えます。
「終わらない夏」というより「始まらない夏」感をどうぞ。

2023年6月12日月曜日

Rush、ワン・アンド・オンリーです。


RUSHの映像を高品質にブラッシュアップしているチャンネルの最新動画(『R40』より)。
やっぱりこの3人の演奏は好きだ。見所が多い。
この曲は元々は『A Farewell To Kings』(1977)収録。
歌パートもある長尺プログレ展開曲だが、ここではインスト部分のリフだけを抜き出していて、実にソリッドでタイト。
陰鬱に内側へこもらず、開放的なのが他のバンドを寄せ付けない魅力だ。
これがファイナル・ツアーとなったのは残念至極。

過去の記事→こちら

2023年6月6日火曜日

追悼:Astrud Gilberto


今夜はこの大好きな一枚を聴こう。歌ってない曲もあるけどね。
この雰囲気がたまらないのです。

2023年6月5日月曜日

Bruno Major、うっすら加減が個性なのかも。


ソウル/ジャズを通過した密室性の高い現代的なフォーキーさを持ち味とする英国ロンドンのSSW。
この最新曲は70年代のクイーンやエルトン・ジョンの「Tiny Dancer」を意識した作風でユニークだ。ソツなさ過ぎて逆に薄味になっている気もするが、
MVだと映像がそこを補ってます。
これはノスタルジックでずるい。
8月に来日するそうです。

2023年6月3日土曜日

Ivan & Alyosha、秘密基地をつくる。


10年前にデビュー作を紹介している(→過去の記事)Ivan & Alyoshaの最新曲。
バンド名は『カラマーゾフの兄弟』由縁。
近年の活動は順風満帆ではなかったようだが、
こういったアンセミックな楽曲を力強く発表してくれる姿に感じ入るものがある。
4枚目となる最新アルバム『All We Ever Had』は8月リリース予定。

2023年6月1日木曜日

Guilherme Coutinho E O Grupo Stalo、音楽発見に終わりなし。


Disk Unionさんで知った世界初CD再発→こちら
ブラジルのミュージシャン、ギリェルミ・コウチーニョの1978年作品。
年中高温多湿な気候だというアマゾン河口南岸の都市ベレンで生まれたサウンドで、
当時世界を席巻していたフュージョン/AORのフィーリングが、
まったりねっとりと局地的に熟していった様相である。
アジムスをぐっとローファイにした感じだが、
それだけじゃないクセも当然あって一筋縄ではいかない。
まだまだ知らない良質な音楽がありますなぁ。

2023年5月29日月曜日

Scott Fisher 、悠然と年輪を刻む。


米オレゴン州ポートランド出身、現在はLAで活動を続けるシンガー・ソングライターの新曲。
トリプルAが流行った00年代からキャリアを重ねているらしく、
テレビ業界での仕事もやっているそうだ。なんだか余裕を感じる。
MVを見るといい環境でレコーディングしているが、そういう背景があるのかも。
(因みに参加ミュージシャンも一流の人達です)
Spotifyで聴いたグレイトフル・デッドやボブ・ディランのカヴァー・アルバムも良かったので、音楽的な実力は相当ある人と見た。
最新アルバム『Kingdom Of Ego』は今年後半リリース予定。

2023年5月24日水曜日

Ugly、弩級のバンドに進化中。


Black Country, New Roadのドラマーはこのバンド出身らしい。
出身地も近いし、6人組と大所帯なのも類似性がある。
この新曲はGentle Giantっぽいアカペラから曲形態がスリリングに変貌を遂げていくプログレッシヴな作風。
今までのシングルはここまで徹底していなかったので、
突然の急成長にびっくりした。
いつか来るであろうデビュー・アルバムに期待です。

2023年5月23日火曜日

M.Wardの新曲です。


本日公開されたM.Wardの新曲が軽妙で楽しめた。
新作『Supernatural Thing』が6月に出るらしく、そこからの先行曲で、
Dr.DogのScott McMickenがゲスト参加している。
アルバムの他の曲にもNeko Case、Jim James、First Aid Kitなどなど、
豪華ゲストが参加しているようだ。
故デヴィッド・ボウイ(の遺作から)と、故ダニエル・ジョンストンのカヴァーもあるらしい。
バラエティーに富んだ作品になってそうだな。

2023年5月22日月曜日

John Hollywood、フォーキー・ローファイ。


米西海岸サンフランシスコのSSWの2ndアルバム。
これが堂々としたローファイもの。
1stをBandcampで試聴したら、そちらはしっかりとした録音だったので、
今作はもう完全に意識して狙ったんだろう。
で、その狙いはばっちり。
粗雑な録音が乾燥しきったフォークの風情を見事に捉えている。
どの曲もメロディーに光るものがあるし、
だらけまくっていて最高です。

Bandcamp→こちら

2023年5月16日火曜日

Louis Bertignac、我が人生の映画。


70〜80年代にフランスで大人気だったテレフォーヌ(Téléphone)のギタリストで、
来年で70歳になるフランスのSSW、ルイ・ベルティニャックの新曲MV。
コメント欄は感激した往年のファンの「merci」で溢れかえってます。

Wikipediaによると、テレフォーヌは数年前に限定再結成していたらしいが、
テレフォーヌと名乗らず「Les Insus ?」というバンド名だったらしい。
「insupportables?」を略した言葉で、意味は「耐えられない?」とのこと。
そんな笑えるエピソードも含め、どこからどう見ても良さそうな人柄で、
なんとなくこの歓迎ムードが伝わりますね。

2023年5月14日日曜日

Pinegrove 、やっぱり好きだなぁ。


今週映像付きで発表されたPinegrove、2021年の地元凱旋ライブ盤。
これがかなりぐっと来る内容で、よりこのバンドのことが好きになってしまった。
(バンドは現在活動休止中らしいが・・・)
暇な人は是非観てほしい。
初期の楽曲ではファンが一緒に歌っているのが印象的で、
相乗効果的に楽曲の訴求度がアップしていっている。
バンド自体の表現力も格段に成長を見せているので、
もうスタジオ・ヴァージョンより絶対的にこちらの方が優れて聴こえるのだ。
43分位から始まるラストの「Old Friends」〜「Aphasia」に何も感じないUSインディー・ファンは皆無であろう。
何年先でもいいが、復活することを願う。

過去の記事→こちら

2023年5月13日土曜日

ニャホ、ギターがいい音で鳴ってます。


先日の25周年ライブに来てくれて、その時にもらったCDが良かったので紹介。
(本人に伝えるすべがないので、ここに一方的に書いておこう)
ソロなのかバンドなのか分からないが、
内省的な歌のトーンに、ぐわんと拉げたギターを同居させていて、
自己耽溺とは一線を画した芯の強さを感じる。
名前はふにゃっとしてるけどね。
興味持った人はサブスクで検索してみてください〜。

2023年5月12日金曜日

Son Voltのダグ・サーム・カヴァー集が出るそうで。


9月に出るというダグ・サームのカヴァー・アルバムより(RSDでは販売済)。
ジェイ・ファラーの歌声の特徴はダグ・サームの「ええ声」と質が違うわけだが、
意外と悪くないフィーリングですね。
見過ごされた良曲を選曲しているらしいが、楽曲リストを見ると(→Official Store)しっかり「Beautiful Texas Sunshine」あたり有名曲も入ってます。
そして、アルバムの最初と最後にはジェイ・ファラーの留守電に入っていたというダグさん本人のメッセージが入ってるらしい。
亡くなったのが1999年だからそれ以前の録音になるが、
ちゃんと残してあるのが泣けるじゃないですか。
本人的にも嬉しくて大切に保管していたんだろうなぁ、と。

2023年5月11日木曜日

Icebeing、ぐちゃぐちゃなのにポップです。


またまた英国ブライトン絡みです。独自のシーンが進展してますな。
主にアンビエントっぽいエレクトロを制作発表しているルーク・フィリップスさんが突如60'sサイケ・ポップ・モードに入ったプロジェクト(3年前に1曲だけ発表済)。
ラップトップでの編集感覚がきっちり織り込まれていて面白い仕上がりだ。
チューニングのズレなども計算ずくなのだろう。
現代版エレファント6的な位置づけも出来ようか。
6月末にデビュー・アルバム『Striped』リリースとのこと。

2023年5月10日水曜日

Thee Sacred Souls、これは耳に残るなぁ。


久々にレトロ・ソウルの拠点Daptoneものを取り上げる。
米国西海岸サンディエゴの3人組の最新シングル。
初期モータウンを想起させる和んだ初夏の空気感がいいです。
途中スローになってから元に戻っていく展開が非常にキャッチー。
彼らは今夏いっぱいフェスに呼ばれている模様。
ライブでもほぼ同じクオリティ(→KEXP)を出してくるので、
それも納得です。

2023年5月9日火曜日

Papas Fritas、謎の改変PV。


90年代の米マサチューセッツ・カレッジ・シーンが出自のパパス・フリータス。
大好きだったのだが、学業を優先して解散してしまったのは残念でした。
そんなバンドの昔のPVが先日なぜかアップデート(今後の動向が気になる)。
一番ポップで素敵な3rd『Buildings and Grounds』(2000)より。
シヴィカの声はいつ聴いても良いですな。

2023年5月7日日曜日

Gareth Donkin、軽薄オタク・ソウル最前線。


英国ロンドン発のSSWガレス・ドンキン。
シティ・ポップ/ヨット・ロックな志向を持つ新人さんで、
サウンドは本格的なんだけど、本質的にはフェイクで、それを表に出している感じ。
曲タイトルは「オタクであれ」的な意味で、
本人も自覚しているわけだ。その感覚が絶妙にお洒落だな。
ファンクっぽいビートでもプリンスのような「本物」には敢えて近づかず、
ベッドルームから生まれた雰囲気をあえて残しているんだろう。

2023年5月3日水曜日

2023.5.3(水・祝)at渋谷Spotify O-nest<『魂を救うだろう』25周年記念LIVE>

SETLIST

1.プリントドレス
2.夜はとても優しくて
3.夢の中じゃ
4.トンネル
5.魂を救うだろう
6.肘鉄
7.ビルの屋上
8.本屋の少女に
9.口封じ
10.いつまでも生きていたい
11.アイヴィー
(休憩)
12.ブルーブルー
13.サンデーで一週間
14.肩車の思い出がまた肩車をつくる
15.ラッキー
16.いつもいつも
17.ボート
18.詩人
19.だから僕は眠るのか
20.コーラの秘密(withエレキベース)
21.オートマチック・ラブラブマシーン
22.メザセ!メザセ!
23.優しいマペット
(encole)
24.わんわん吠えている

デビュー25周年記念のワンマン・ライブ。
ワイキキ・レコードがお膳立てしてくれました。
今まで散々お世話になってる手前、断るわけにもいかず、
今回も重い腰を上げましたよ。なんか色々消極的ですいません。
1〜17はアコギ弾き語り、18〜19、24はエレキ弾き語り、
20〜23はwithエレキベース&徳永純でした。
来場していただいた皆様、参加してくれた仲間のみんな、
ありがとうございました。支えてもらって感謝です。
来場特典CDRはちゃんともらえたでしょうか。
作った分は全部捌けたらしいので、
今後流通することはないレア・アイテムですよ。
(僕も危うく貰いそびれるところだった)
今後の活動は未定です。
新作も作りません。今度作りたい作品は金がかかりそうなので、
その予算の目処がついてからですね。
またしばらく何もせず、ただ好きな音楽をブログにアップするだけの人間に戻ります。
そんな徳永憲をこれからも応援よろしくおねがいします!

追記:当日の写真→こちら

2023年5月1日月曜日

デビュー25周年 蔵出しシリーズ④

誰が撮ってくれていたのか、いい写真だったので蔵出し。
間奏で一瞬出てくるサングラス姿のあたりですかね。
僕にとって初めてのPV「魂を救うだろう」(YouTube)の撮影シーン@寺田倉庫。
監督はサリー久保田さん(→オフィシャルHP)。8ミリを使ってます。



こちらは「オートマチック・ラブラブマシーン」PV(YouTube)の撮影風景。
西麻布にあった映像制作会社さん(→biobon pictures)の事務所の近くにて。
さっきGoogle Mapで調べたら景色がまるっきり変わっていた。
この頃はまだ木造アパートとかぽつぽつ残っていたのだが。
ま、四半世紀たってますからね。

5/3ライブ、初期CDも持っていきます。
よかったらどうぞ。

2023年4月27日木曜日

デビュー25周年 蔵出しシリーズ③


 「だから僕は眠るのか」レコーディング時に実際に使った譜面。
ドローンとかフリーとか、かなり適当です。
『物足りなさ(初期レア・トラックスEP)』収録のデモと、
完成版との間にこの「ペラ紙一枚」だけというのも感慨深いじゃないですか。
ベーシック録音はワンダーステーション代々木、
ハモンドのダビングはどこだったっけ。
ミックスはワンダーステーション六本木でした。
エンジニアの土井さんにはお世話になったなぁ。
土井さんの仕事経歴(MUTE BEAT等々)は→Discogsのリストへ。
(徳永も小島麻由美も抜けてるけどな!)

『魂を救うだろう』回顧録→こちら

2023年4月26日水曜日

【お知らせ】追加情報:5/3LIVE

5/3の渋谷ライブを録音することが急遽決定。
何曲かを配信リリースします。
あと1週間ですね。

詳しい情報は→waikiki record

2023年4月25日火曜日

デビュー25周年 蔵出しシリーズ②


『アイヴィー』ジャケ写真に合成した古谷さんのイラスト。
原画でなくコピーが残っていたのでスキャンしてみた。
このアイディアをぎりぎりのタイミングで思いついて辻川さんに伝えてから、
写真撮影に入った。
その後にイラスト依頼という流れだったので時間がかかってしまい、
いくつかの雑誌ではアルバムレビューに載せてもらえぬという事態に。
(NOW PRINTING対応や翌月に回してくれた雑誌もあり)
すいません。自分のせいです。

『アイヴィー』回顧録→こちら

2023年4月24日月曜日

デビュー25周年 蔵出しシリーズ①

 

デビュー・ミニアルバムのジャケのアウトテイク。
入ってた封筒の記載によると1998年の6月12日撮影。
場所は寺田倉庫だった。
色んなポーズで撮ってますね。

2023年4月19日水曜日

【お知らせ】ライブ追加情報:特典発表します!

5/3渋谷ライブの来場者特典が発表されました。
『物足りなさ(初期レア・トラックスEP)』にさらに1曲の未発表デモ曲を加えたCDRを進呈。(サブスクでの追加はありません。このブツにのみ収録。)
ジャケットはちゃんとした印刷物で未発表曲の歌詞、ライナーノーツがつきます。
ワイキキ・オーナー、サカモト君がやってくれました。さすが。
現物が出来上がったらtwitterで公開してくれるかも。

さて、25周年ライブ、いよいよ2週間後です。
まだ予定を入れてない方はぜひぜひご検討を。
そして、幻の1曲を手に入れてください〜

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info:
1998年リリースの徳永憲のデビューミニアルバム『魂を救うだろう』から25周年を記念して、
初期レア・トラックスEPの6曲を配信限定リリースした徳永憲の、デビューから25周年を記念
して開催されるワンマン公演にて初期レア・トラックスEPの6曲にさらに未発表曲一曲を追加
した計7曲を収録したCDRが収められたフィジカルCDジャケットが来場特典についてくること
が決定。

『物足りなさ(初期レア・トラックスEP)+1』
1.物足りなさ(Previously Unreleased)
2.冬の声(Previously Unreleased)
3.ワナビーズ(Previously Unreleased)
4.だから僕は眠るのか(demo 1997)
5.プリントドレス(demo 1994)
6.チビッコハウス(demo 1996)
7.いつかぺしゃんこになっても(demo 1993)

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“ 徳永憲『魂を救うだろう』25周年記念LIVE ” 
2023年5月3日 (水・祝) 渋谷Spotify O-nest
出演者:徳永憲
開場 16:30 / 開演 17:00
 出演者オフィシャルメール予約(waikikirecord@gmail.com)でも受付
(入場順はe+、メール予約の順番になります)
前売入場券:¥4,500 +1drink ¥600
当日入場券:¥5,000 +1drink ¥600
※特典アイテム付き

2023年4月12日水曜日

Bonny Doon、可愛い新曲。


過去の記事→こちら

6月に出る新作『Let There Be Music』のタイトル・トラック。
先に出ていた「Naturally」(→YouTube)も気負わない作りであったが、
こちらも肩の力が抜けた彼ららしいムードでいっぱい。
Woodsのジャーヴィス・タヴェニエレがミックス参加してます。

2023年4月9日日曜日

Oscar Lang、新たな展開に期待。


UKの注目SSW、オスカー・ラングの華麗な新曲。
まずは一昨年の記事をどうぞ(→こちら)。
今回はポール・ウィリアムズみたいな格好で歌っていて、
PVも70年代テレビ番組っぽい。
卓越したメロディー感覚を打ち出しつつ、ビートルズ憧憬も。
これは今後の新曲にも期待ですね。

2023年4月1日土曜日

来月GWに迫ってきましたよ。

 “ 徳永憲『魂を救うだろう』25周年記念LIVE ”

2023年5月3日 (水・祝) 渋谷Spotify O-nest
 
出演者:徳永憲
開場 16:30 / 開演 17:00
【チケット情報】 e+ https://eplus.jp/sf/detail/3803450001-P0030001
出演者オフィシャルメール予約(waikikirecord@gmail.com)でも受付
(入場順はe+、メール予約の順番になります)
前売入場券:¥4,500 +1drink ¥600
当日入場券:¥5,000 +1drink ¥600

デビュー25周年記念ライブがあとひと月に。
東京へ行くのも久し振りだぁ。
皆様、こういう機会なかなか無いと思うので、ぜひともお越しを。
ワンマンとなると次があるかどうか・・・(いや、マジで)。
過去曲は色々と試してます。
かなりレアな曲もやってみたが、不思議なことに体が覚えてました。
もう若くはないが、魂だけはくすぶり続けてるのだな。
ま、そういうことですよ。
何はともあれ、いい感じで25年を祝えればと思います。
お楽しみに。

2023年3月27日月曜日

まだまだ知らない名曲あるなぁ。

Where everybody knows your name / Gary Portnoy

今NHKでやってる海外ドラマ『レジデント・エイリアン』で流れてて、
なんだろうと思ってShazam検索した曲。
80年代初頭の米ホームコメディ「Cheers」が初出とのこと。
作者のゲイリー・ポートノイさんは他にエア・サプライに楽曲提供などをしていた人らしい。
1980年にコロンビアから1枚アルバムも出していてこれも一応チェックしたが、
予想通りエア・サプライ的な味わいでした。
あの時代のAOR好きには知られている人なのかな。

2023年3月23日木曜日

追加情報:『物足りなさ(初期レア・トラックスEP)』


「物足りなさ(Previously Unreleased)」には坂田学(ds)、渡辺等(b)が参加。
ベースラインがメロディックでめちゃくちゃ好きでした。
「冬の声(Previously Unreleased)」も坂田君のドラム。ベースは徳永。
これには「アイヴィー」と似たコード進行が出てきて(チューニングも同じEADEAEの姉妹曲)、わざと「アイヴィー」と対に配置してみようという構想があった。

2023年3月19日日曜日

明日より。

『物足りなさ(初期レア・トラックスEP)』3/20より。
待ちきれない方は過去のnote(→こちら)にも色々ありますので、どうぞ。

2023年3月16日木曜日

summersets、デビュー・アルバムは6月。


数年前にも取り上げた(→こちら)サマーセッツ。
6月にデビュー・アルバム『small town story』がリリースされるとのこと。
タイトルから想像するに、EPからコンセプト建てた連作になっている模様。
歌声のカエル度が高くなっているが、ハーモニーは健在です。

Bandcamp→こちら

2023年3月15日水曜日

Friko、若さにひしゃげたまま正面突破。


米国シカゴの男女スリーピース、Frikoの最新曲。
フォーク色の強い最初期から音楽性を変遷させながらも、
一貫して中心人物Niko kapetanのエモーショナルな個性を前面に出してきたバンドで、
この楽曲でまた新局面に入ってきた感じ。盛り上がります。
デビュー・アルバムは完成間近とのこと!

Bandcamp→こちら

2023年3月13日月曜日

映画『Everything Everywhere All At Once』


今年のアカデミー賞、「エブエブ」が席巻しましたね。
キー・ホイ・クァンのスピーチは泣けた。
そして、このブログ的には監督のダニエルズですよ。
自慢じゃないが、12年前のPV初監督作から注目してました。
みなさん、覚えてますか? こちら 
(及びこちらでも長編映画を望んでおりました)
ちなみに主題歌を手掛けるSON LUXの過去記事は→こちら

と、偉そうに書いてますが、うちの地域では上映してないから、
まだ観に行けてないのです。遠征しなければ。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』公式HP→こちら

Eyelids、USインディー界のプチ・スーパー・バンド。


現ザ・ディセンバリスツで、エリオット・スミスのヒートマイザーやS・マルクマス&ザ・ジックスにも在籍したこともあるドラマーJohn Moenと、ガイデッド・バイ・ヴォイシズに在籍していたこともあるChris Slusarenkoがフロントを務める米オレゴンのインディー・バンド。
新メンバーに元キャンパー・ヴァン・ベートーヴェンのベーシストが入っての4th新作。
前作に引き続きREMのピーター・バックが共同プロデュースで、ギター参加もあり。
固有名詞ばかりで読みにくいですな。
ザ・マイナス5あたりから連綿と繋がる良心的USインディー・サークルの一端です。

2023年3月10日金曜日

デビュー25周年記念、幻の1曲が本日公開。


『アイヴィー』期の未発表音源EPが3/20に配信リリースされることに決定。
上記はひと足早くのお目見え曲です。
回顧録(→こちら)にも書いてあるお蔵入り音源で、
今まで一切表に出してなかった楽曲。
ライブでもやってないので、本当に誰にも知られてないと思う。
タイトルは「物足りなさ」。僕らしい「ひねくれ」が横溢してますね。
本人的にはアルバムに入れる気満々でした。
しかし、なぜか未収録に。謎です。
みなさんどうですか?


『物足りなさ(初期レア・トラックスEP)』
 1.物足りなさ(Previously Unreleased)
 2.冬の声(Previously Unreleased)
 3.ワナビーズ(Previously Unreleased)
 4.だから僕は眠るのか(demo 1997)
 5.プリントドレス(demo 1994)
 6.チビッコハウス(demo 1996)

 JAN/POS:4582217971503
 WAKRD-150
 2023/03/20より配信予定 配信限定リリース
 iTunes、Apple Music、Google Play、Spotify、 LINE MUSIC、レコチョクなどの主要配信ストアにて配信予定

2023年3月9日木曜日

Jonny Polonsky、久々に名前きいた。


1996年にAMERICANから出た『Hi My Name Is Jonny』を覚えている人、
いるでしょうか。
ジョニーさん、一時期は音楽から足を洗っていたらしいが、近年は復活しているみたいだ。
元々フランク・ブラック(ブラック・フランシス)が認めてデビューした人だが、
今回もパール・ジャムのメンバーがバックアップしてくれたらしい。
いい話ではないか。
MVでは渋くカッコ良くダンディーに白スーツを着こなしてます。
5月に新作『Rise of the Rebel Angels』が出るそう。

明日・・・

2023年3月7日火曜日

KESMAR 、春にぴったり合いそう。


オーストラリアのシドニー発、鍵盤SSWのKESMARさん。
お洒落コードを駆使して、爽やかにPOPを奏でてくれます。
80年代に足を踏み入れようかという空気感があって、
「Johatsu」という楽曲ではドゥービーのフレーズを意図的に入れてたりと、
かなり狙ってます。
最近出た新曲もいいので、この雰囲気が好きな人はどうぞ。

Bandcamp→こちら

2023年3月5日日曜日

Foyer Red、センスに溺れない軽やかさ。


昨年に紹介した(→こちら)NYブルックリンのFoyer Redがいよいよ5月にデビュー・アルバムをリリースする模様。
形骸化した俗世のポップ曲とは無縁ながら、
自由に展開していくうちに可愛いフレーズがいくつも出てきて、
知らないうちにポップになってたみたいな感触があります。
センスいいけど、頭でっかちに聞こえないのがいいんだな。
大人に仕組まれたマーケティングも否定していそうな風采。
アルバム全貌が気になるので、楽しみに待っておこう。

2023年3月3日金曜日

Tractor Beam、覚悟を決めた脱力。


トラクター・ビームって。名前からして脱力ですが、
農耕作業車じゃなくて古くからあるSF用語のようだ。
ヴァンクーヴァー発、Sasha Balazicのソロ・プロジェクト。
これがデビュー・シングルということで、
やる気が伝わってくる「脱力」っぷりです。

Bandcamp→こちら

2023年3月2日木曜日

Summer Salt、ごつい手袋、いいな。


2年前にも紹介した(→こちら)Summer Saltの新曲。
ほんのり温かい良質なメロデューを紡いでいて、安定のクオリティーです。
この曲がタイトル・トラックになっている新作が今月出るそうだ。

2023年2月28日火曜日

デビュー25周年。3月の動向を要チェックで。

3月、いつもと変わらぬペースで更新しますが、
それだけではないので、日々のチェックよろしくです。

2023年2月25日土曜日

Nickel Creek、9年振りの新作。


来月発売の新作『Celebrants』からの楽曲で、セッション映像。
ベテラン、且つ実力派だからこそのプロモーション。
やっぱりこのハーモニーはいいですね。
前作は似合ってない売れ線曲がいささか邪魔だったので、
今回はそういうのがないと嬉しいぞ。

過去の記事→こちら

2023年2月24日金曜日

Zack Rosen、率直さが胸を打つ。


NICE PLAY MUSICさんで知ったアーティスト(→こちら)。
既に4年前に亡くなっていて、来月出るアルバム『SYZYGY』は彼の友人が仕上げたものだという。
未整理ながら、歌い手がまとっていた空気感がダイレクトにせまってきて、
何とも言えずズキズキくる。
圧倒的に美しいSparklehorseやElliott Smithの音楽が生まれる前のデモはこういうものだったのかもしれない。

2023年2月21日火曜日

Haircut 100、40周年DXが出るそうで。


軽い気持ちで観始めたが、不覚にもほろっと来てしまった。
ニック・ヘイワードの表情がいいし、曲は懐かし過ぎるわで。
現在61歳、ということは20歳の頃の作品か。
『ペリカン・ウェスト』の40周年記念盤。(ホントは41年)
オフィシャルならサイン付きもあるそうなので(→こちら)、
青春を捧げた人はぜひどうぞ。
今週リリースだそうです。

2023年2月13日月曜日

Squid、傑作PVですね。


英国ブライトンの5人組Squid、相変わらず抜群のセンスをしています。
6月に出る2年振りの2nd『O Monolith』からの新曲。
プロデュースは前作と同じくダン・キャリー。
今回はミキシングでJ・マッケンタイアが参加しているそう。
PVは何度観ても面白い。最初のバスケットの人達、途中で影が無くなります。
虚構は所詮、虚構。それがあぶり出されていくが、ユーモアも忘れない。

過去の記事→こちら

2023年2月12日日曜日

Go Big!


夢は終わっていませんでした(→こちら)。
バート・バカラック逝去で落ち込んでいたら、このニュース。
アンディ・スターマー復活。
しかも、The La'sのリー・メイヴァース(顔がしわくちゃ)もレコーディングしとるということじゃないすか。
どうなってるんだ。
1st録り直してるのか。
これは聴くまで死ねませんな。

2023年2月11日土曜日

Photo Ops、めちゃくちゃいいぞ、これ。


米国ナッシュビル出身(現在はLA在住)のSSWテリー・プライスのプロジェクト、Photo Ops。
初耳だったので、調べたら10年位前からBandcampで音源を発表し始め、
すでにアルバムも3枚リリースしている人みたい。
で、上の新曲であるが、今までの作品よりソフトにアプローチしているようで、
まるでダンカン・ブラウンのよう。
この方向性は好き過ぎる。
他の曲も覚醒しているのか、気になるな。
4thとなる新作『Burns Bright』(paul is dead records)は4月リリース予定。
絶対に名前を覚えておこう。

Bandcamp→こちら

2023年2月10日金曜日

Peter Case、まだまだ元気そうです。


元ザ・ナーヴス、元ザ・プリムソウルズのピーター・ケイス(68歳)さんです。
1986年の1st以来、ソロ活動でも評価の高いミュージシャン。
一時期は心臓手術を受けるほど体調を悪化させていたらしいのだが、
近年は復活している様子。
3月には新作『Doctor Moan』が出る。上はそこからの先行曲。
相変わらず色気のあるええ声しているのが嬉しい。