2024年5月14日火曜日

King Hannah、これはクセになる。


英国リヴァプールのデュオ、King Hannah。
2nd『Big Swimmer』が今月末リリース予定。
B・スプリングスティーンの、スーサイドの影響下にある楽曲「State Trooper」を陰鬱にカヴァーしていたりと、勝手に禍々しいイメージを持っていたのだが、なんだか上記先行曲はガレージなアプローチで新鮮だった。エコーも少なめ。
ま、しっかりと曇天が似合う燻んだサウンドではあるんだけど。
アルバムがどんな感じになってるのか、気になります。

Bandcamp:King Hannah→こちら

2024年5月10日金曜日

RIP Steve Albini


61歳。まだまだ若いのに残念極まりない。
しばらくは追悼の意を胸に、じっくり好きな作品を聴いていこうかなと思ってる。
裏方で関わった作品で特に好きだったものは、
Seamonsters / The Wedding Present(1991)
Viva Last Blues / Palace Music(1995)
Owls / Owls(2001)
Attack on Memory / Cloud Nothings(2012)
あたりか。どれも名盤ですな。

2024年5月9日木曜日

Ken Sharp、過剰に孤独にスウィートに。


米国LAのパワーポッパーにしてポップ博士でもあるケン・シャープさん、
ここ数年は短い楽曲を数珠繋ぎにするのにご執心らしく、先月出た最新作『Welcome to Toytown』も1、2分の楽曲が41曲入りである。
2年前の前作『 I'll Remember The Laughter』(→YouTube)も50曲入りだったりする。
もうどういう精神状態なのか、逆に心配になってきます。
他人の共感を得ることなど度外視で、自分の為だけにひたすら甘い曲を作り続けているポップモンスター。その向こう見ずに邁進する姿勢にリスペクトです。

Bandcamp:Ken Sharp→こちら

2024年5月8日水曜日

John Frusciante、いかれたソロ・デビュー作、再び。


レッチリ逃亡脱退時にジョン・フルシアンテが出した衝撃のローファイ・ソロ作(1994年)がのアナログ盤化(→Superior Viaduct)。
デラックス仕様もあるそう。
ということで、久々に上記の傑出曲を耳にしたくなった。
まさに狂気の1曲ですな。麻薬は危険。手を出してはいけません。

2024年5月5日日曜日

Winnetka Bowling League、インディー界では黙殺されてます。


ポップスターのヒラリー・ダフの現旦那で、SSW/プロデューサーの、
マシュー・コマ率いる3人組バンド。
2018年にデビューしていたものの、フル・アルバムのリリースは今月が初だそうだ。
上記MVはコステロの「Pump It Up」を意識しているんですかね。
(ソロ時代のバイオを読んだら、好きみたいです。)
ということで、試しに過去のソロ作品も聴いてみたら、まさかのゲロゲロの売れ線路線で、げんなりしました。
本当は上記のような曲がやりたかったんだね。
フム。
ただ、そんな経歴が邪魔しているのか、大手インディー・メディアからは黙殺されている模様。
厳しいな。取り上げるかどうかは、音楽の質の差じゃないのかよ。

2024年5月2日木曜日

Gilipojazz、バカテクすぎて笑える。


スペインのマドリードのトリオ・バンドGilipojazz(ギリポジャズ)。
レッチリが変拍子でプログレ遊びをしているかのようなインスト集団で(時々ラップ的な歌もある)、どういう出自なのか知らないが、僕はロック魂を感じるので好き。
曲調がころころと変わるが、過去の曲も大体こんな感じです。
気になる方は彼らのYouTubeチャンネルへ→こちら
当然ながらライブも相当うまい。ザッパ好きにも響くかも→こちら

2024年5月1日水曜日

Lawrence、自然体ポップ・ソウル。


ニューヨーク出身のローレンス兄妹を中心とする8人組ポップ・ソウル・バンドの最新曲。
ここでは妹さんは歌ってないが、ファストフードをぱくつきながら、
お兄さんをサポート。その様子が大変微笑ましい。
全然お金かけてないMVだけど、キャラさえあればもうこれでいいよね。
4作目となる新作『Family Business』は今年中盤に出るそうです。