2025年4月5日土曜日

The Violet Mindfield、夢はナゲッツ収録か。


米カリフォルニアの5人組60年代風ガレージ・バンド。
詳しくはBandcampへ→こちら
10年程前の音源も上記と大差ないのは、
筋金入りである証左。
60年以上前のカッコイイ音楽に永遠にインスパイアされ続け、
一生を捧げるつもりなんだろう。
その心意気に脱帽です。

2025年3月30日日曜日

Gold Dust、サイケ・フォークはカルトの道なり。


スティーヴン・ピアースを中心とする米マサチューセッツ州の4人組サイケ・フォーク・バンドの新曲。
アウトロでJ・マスシスがエレクトリック・シタール・ソロを披露している。
Jさんは名曲「ワゴン」でも同楽器を使ってましたね。めちゃくちゃ古い話だ。
(関係ないが、世間的に有名なシタール・ソロと言えば、スティーリー・ダンの「Do It Again」あたりか。)

ま、それはさておき、Jさんはこのバンドを結構気に入っているようで、僕は全くノー・チェックだったが、前作にも参加していたようです。「Larks Swarm a Hawk」という曲で、より個性が出ているソロを弾いてるので、興味ある方は是非(→YouTube)。
このサイケ感、なかなかの本気度合いですね。

Bandcamp:Gold Dust→こちら
参考までにこの曲も:Heal The Star / J Mascis→YouTube

2025年3月28日金曜日

MJ Lenderman、This Is Loreleiと共演カヴァー。


This Is Loreleiが昨年発表したアルバム『Box for Buddy, Box for Star』のデラックス盤が出るらしく、そこに収録されているMJレンダーマンをリードVoに迎えた再録共演ヴァージョン。
原曲は(→YouTube)はオートチューンを使っていて、その時点で自分のアンテナにはひっかかってなかった。今回初めて知った。
で、上記再録ヴァージョン。これが最高の出来。こういう寂寥感ある孤独な歌を淡々と歌って様になる歌い手になると、もう何歌っても良く聞こえます。
Wednesdayは最近脱退したらしいので、今後この歌を聴ける機会は増えていくだろう。
以下、ぐっと来た歌詞の訳を。

「スティーリー・ダンを歌った
 風吹く中「Shake it!」と叫んだ
 そうさ、負け犬は勝つことはない
 僕は負け犬さ、これまでもこれからも

 今日、あなたの愛を失った
 さびしい夏の風の中
 自分の夢の中で夢を見ていた
 そう、最大の敵はやはり自分自身なのさ」

MJ lenderman:過去の記事→こちら
Babylon Sisters / Steely Dan→YouTube
This Is Lorelei:Bandcamp→こちら

2025年3月24日月曜日

The Milk Carton Kids & Madison Cunningham、とろけます。


「AEA N28」というステレオ・リボン・マイクを1本立てて、
その周りでミルク・カートン・キッズとM・カニンガムが歌っている動画。
これがヘッドフォンで聴いているとめちゃくちゃ気持ち良くて、
さすが最新の高級マイクは違うと思いました。
42万円もするそうです。
YouTube音質でこの温かみを出してくるので納得ですが。
とにかくこのハーモニーは最高。

過去の記事:
The Milk Carton Kids→こちら
Madison Cunningham→こちら

2025年3月22日土曜日

Tom Misch、じんわり来て、最後にギターソロ。


トム・ミッシュの新曲。
今までとがらりと趣向を変え、70年代的なクラシック・ロックの響きになってます。
そういうモードに入ったらしい。
で、共作者に選んでいるのがマット・マルチーズ(過去の記事→こちら)。
目の付け所が良すぎます。
MVに出てくる観客の老人(Old Man)は実のお父さんだそう。
じわっと来ますね。

2025年3月19日水曜日

Sam Grassie、英国フォーク好きに。


YouTubeチャンネルを見るとバート・ヤンシュ、デイヴィー・グレアム、ウィズ・ジョーンズらのカヴァーを披露している、完全にその筋のギタリストの新曲。
マリのブルースを融合しているそうだが、確かにイントロがそれっぽい。
グラスゴー/スコットランド出身。
現在はロンドンのフォーク集団ブロードサイド・ハックスに在籍しているそう。
ブリティッシュ・フォークの伝統は脈々と受け継がれております。

Bandcamp:Sam Grassie→こちら

2025年3月16日日曜日

The Pale Fountains、未発表音源含む。


チェリー・レッドから5月にペイル・ファウンテインズの4枚組『The Complete Virgin Years』が出るらしく、早速HMVで予約してみた(詳しくは→Cherry Red Records)。
ジャケがそっけない気もするけど、箱やら装丁ブックのつかない簡素なリイシューなので、
まぁ許容範囲。むしろ音を楽しみにしたい。
上記は2ndにひっそり入ってる名曲。青春ですなぁ。