2011年10月28日金曜日

でっかい!キャラメルコーン



東ハトのキャラメルコーンが色々と攻めていて面白い。
今年は発売40周年らしいが、がんばっている。
上の写真はでっかいキャラメルコーン。
ヘラクレスオオカブトの幼虫ぐらいある。
通常の5倍の大きさで、ピーナッツも大きめになっている。
袋をあけた瞬間、絶対に笑ってしまいます。

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↓ こちらはロングセラーのノーマル・タイプ。

2011年10月26日水曜日

Pirate's Life / We Cut Corners



We Cut Cornersというダブリン出身のギター&ドラム男性デュオのPV。
ヴォーカルがまるでジェーン・バーキンみたいだけど、ちゃんと男性が歌っているみたい。
デビュー作がアイルランドのレーベルから11月にリリースされるようだ。

オフィシャル・サイトは→こちら

PVを手掛けたのはワルシャワの映像作家デュオKijek / Adamski。
1850枚の絵を2ヶ月かけ手描きしたらしい。
言うは易く行うは難し。
実際やり遂げるのは大変なことだ。

2011年10月19日水曜日

ストーン・ローゼス再結成!



正直言って驚いた。
今回も絶対にガセだと思っていたので。
大衆紙ザ・サン、奇跡のスッパ抜きだったな。
いやはや、それにしても。ここは素直に友情の復活を祝いたい。
レニも元気そうで良かった。
しかし、一体どんな演奏になるんだろう。
何と新作レコーディングの噂も。
ワクワクするが、怖い気もするな。
イアン・ブラウンは友人にメールで「俺たちはふたたび世界を制覇する」と書いたとか。
凄いなー。
でも、別に解散前も世界制覇なんかしてないやん…(と一応ツッコミを入れておく)。

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2011年10月18日火曜日

ライアン・アダムスの新作『Ashes&Fire』



最初に2、3曲聴いた時点で名盤の予感をビシバシ感じて、
即予約購入したライアン・アダムスの久々のソロ作品(カーディナルズとは離れた)。
今はもう何度か聴いているが、やっぱりこれはいいぞ。
ウィルコのクレバーな新作の良さとは違い、内容は愚直そのもの。
楽曲そのもののクオリティーと、エモーショナルな歌唱のみだけで、
ぐいぐい自分の世界に引きずり込む。
カーディナルズとの近作も悪くはなかったが、
最近の発言によるとその頃はモチベーションが下がっていたとのこと。
なんやそれ…(またいつものムラっ気が出た)。

ま、しかし、確かに今回の作品は音の中へ没入している感覚がハンパなく強い。
曲は感傷的なSSW然としたものがほとんど。
やさぐれたセンチメンタリズムが爆発で、時代性なんて全く気にしていない。
静かな炎のようなパフォーマンスだけで全てを物語り、鷲掴んでいく。
この人はやっぱり音楽の大事なところを分かっている。
ありふれた曲調に魔法をかけるような、いつもの天才技も冴えている。

仲良しのノラ・ジョーンズは7曲に参加。
名手グレッグ・リーズ、ベンモント・テンチも手堅くサポート。
そして、プロデュースがあの御大グリン・ジョンズなのだ!!
当然と言えば当然であるが、今でもめちゃくちゃサウンドが良いので、ビックリした。
まったく衰えてない。70'sロック好きも是非どうぞ。

2011年10月17日月曜日

The Smiths Complete



RHINOのザ・スミス8枚組、しばらく体調悪くてほったらかしにしてましたが、
やっと最近聴きだしております。
作りはいいんじゃないでしょうか。紙ジャケもしっかりしている。
ジョニー・マー監修、フランク・アークライトによるデジタル・リマスターは、
今までのCDより中低音が豊かになり、ギスギス感が無くなり、
全体的にマイルドで柔らかくなった印象。
ただドラムやベースの音圧は増していて(アナログっぽいかな)、
特にアンディー・ルークのグルーヴィーなベースは存在感が増している。
その為、モリッシーの歌が控えめに聞こえてしまう曲もあるにはあるが、
色々考えた上で各曲丁寧にリマスターされた形跡が窺える。
当然、空間も奥行きが増している。各楽器がすっきりしたからだろう。
以前のCDと聴き比べてみたが、違いははっきりと分かった。
この内容でこの低価格。値打ちもんだと思った。

要望があるとするならば、これで終わりにはしないで欲しいということ。
発掘音源にも期待したいし、
シングルB面なんかを勘定に入れると、まだ全然コンプリートじゃない。
こっちは昔の編集盤『ストップ・ミー』を後生大事に取っておくつもりはないのだ。
うわぁ、と思わず天を仰ぐようなヤツを期待します。

2011年10月11日火曜日

高田純次の宝石学

高田純次がEテレで司会をしている番組があるというので、
わざわざ録画までして観た。
ダイアモンド鑑定の資格を持つという経歴を買われてのジュエリー番組だ。
やっていたのは殆どコントか、と思うようなシチュエーションでのクイズ。
でも、トーンはいたって真面目。
果たして教育テレビという手足をもがれた環境の中で、
我らが純次がいつ宝石を口に入れるのか楽しみにして見たが、
さすがに食べませんでした。
時々ボーダーラインぎりぎりのすかしボケを放りこんではいましたが。
次回はたのむよ。

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2011年10月8日土曜日

青山さんの新譜を聴いた。

10/19に出る青山陽一さんの新作『ブルーズ・フォー・トマト』をスタッフさんに頂いて、
一足早く聴かせてもらっているのだが、すごく良いのでご報告を。
青山さんと言えば、僕の場合レココレでの文章で膝を打つことがここ数年めちゃくちゃ多いのであるが、
このアルバムもまさにそんな感じ。
BGMで聴いていた筈なのに、いつしか身を乗り出して膝を打ちまくり。
“それを言って欲しかった感”が、サウンドのあらゆる箇所から飛び出してくるので、
結局スピーカーの前に鎮座して「ムゥ」と唸っているというわけなのである。
これは全方位スキなし、鉄壁な音楽愛で貫かれた素晴らしい最新作だと思う。

んで、これは絶対に書いておかないとダメなことなんだけど、
一番すごいなーと思うのが、若者には到底マネの出来ない豊かな音楽性を誇りつつも、
それでいて若々しく瑞々しい感覚が溢れ返っているところ。
キャリアを積み、ただの激渋路線におさまるのとは正反対。
聴いているこちらをフレッシュにさせるパワーがある。
それがスゴイ。リスペクト。

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2011年10月5日水曜日

バート・ヤンシュ、逝く。

享年67。肺炎だったとのこと。
思いがけない訃報だったので、しばらくは言葉も出なかった。
僕にとってバート・ヤンシュは憧れのギタリストだった(それは今後も変わりようもないが)。
ペンタングル&ソロ作品に関しては、そのうち追悼の意を込めて何か書こう。
よし。
とりあえず下にはペンタングルの3rd(1969)収録の名曲を。
上手でアコギを弾いて歌っている猫背なボサボサ頭の人がバートさんです。
この曲はペンタングル結成前からの持ち歌で、
『ヤングマンズ・ブルース』という発掘ライブ盤には1962年のヴァージョンも入っていた。
いつ聴いても気持ちが凛とするぜ。
バートさん、素晴らしい音楽をいっぱいありがとう。

2011年10月4日火曜日

定番の味

なんとなくだが、昔からある定番のお菓子が微妙に美味しくなくなっている。
そう感じているのは僕だけだろうか。
お菓子だけじゃあない。
例えばパンやカップラーメン。
昔からお馴染みの商品名でも、微妙に原材料が変化していて、
何かが変わってしまっているような気がする。

簡単なところでは、虫歯にならない甘味料の登場。
はっきり言って、砂糖の方が甘くて美味しい。
そして、クセになる危険な魅力があった。
あの脳にガツンと来る甘さを減らされたお菓子はやや不憫である。
そして、油。
ここ数年のポテトチップスは、割合あっさりしたものだ。
昔はポテチの袋を開けた瞬間、むわっと部屋に油ギッシュな雰囲気が伝わり、
みんな怪物くんのように手を伸ばしたものだ。
今やその手は、惰性で伸びてしまった性懲りもない手に過ぎない。

ただ現代の製造工程が進歩しているのは事実だろう。
よく言えば、洗練された食品になっている。
その完成された見栄えに隠れて、本来の獰猛なお菓子の魅力が半減させられている、という傾向だ。
それは残念な話だ。
不況が続いているのも影響しているかもしれない。
価格は同じで、内容量を減らされているのは誰もが承知しているだろうが、
味の方も効率化、合理化の名目の元に劣化させられているのだ。
そう。きっとそうだ。

ちょっとグチってみました。


BGM:Hysterical / Clap Your Hands Say Yeah
※10/1ライブのセットリスト更新しました。

2011年10月1日土曜日

ヴィレジャーズの新曲「Cecelia & Her Selfhood」



アイルランド出身のコナー・J・オブライエンことヴィレジャーズ、
一昨年出たデビュー・アルバムが好評だったが(国内盤出なかった…)、
オフィシャルHPを見たらフリーダウンロード新曲とそのビデオが登場していたので紹介。
位置づけとしては、アーティスティックな欲求に沿う新曲発表で、
あまり商業的な色は感じられない。
曲調も親しみやすいサビなどはないが、静謐な歌世界自体でぐっと聴き込ませるものになっている。
ビデオを作ったのはエイドリアン・ミリガウさん(→こちら
曲のコンセプトを二人で話し合いながら丁寧に作業を進めていったそうだ。
孤独の闇の中で膝を抱えている感じがいいです。

蛇足だが、下にデビュー作の終盤に盛り上がる「Pieces」という曲を紹介しておこう。
「アオ~!」と遠吠えする瞬間がたまらないのです。



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