2021年1月29日金曜日

オランダの人気サイケ・バンド、DeWolff


2009年のデビュー作以来、7枚アルバムを出していて、
全てがオランダのチャートに入っているらしいアーシーなサイケ・バンド。
ギター&Vo、オルガン、ドラムの3人組で楽器編成はドアーズのようです。
と思ったら上記新曲で「ストレンジ・デイズ」そっくりのフレーズを挿入させていて、
にんまり楽しいです。
ヴィンテージなアナログ・サウンドに拘りを感じるし、
ソウルフルな歌いっぷりも見事じゃないすか。

2021年1月28日木曜日

Squid、WARPからの大型新人です。


どんなもんかいな、と思ってPV観たらがっつり8分映像に釘付けになりました。
これは確かにかっこいいし、クオリティーも高い。
ドラマーがビートを引率しながら歌い、周りのメンバーが周りを組み立てる構成。
同じポスト・パンク系でもBLACK MIDIとはタイプが違って、
天然のとち狂った感がシャウトに出ている。
だが、メンバーの出で立ちはいたって普通。バンド名は「烏賊」。
よく知らないが、多分スラングなんだろうな。
詳しくは→BEATINKさん

2021年1月27日水曜日

UK INDIE(90's初頭)好きにはたまりません。


BrooklynVegan(→こちら)で紹介されていて知ったUKインディー界のスーパー・バンド、Swansea Sound 。
簡単に書くとヘヴンリーとプー・スティックスの合体。
バンド名にある「スウォンジー」は英ウェールズの街で、ヒュー・プーの出身地です。
Bandcamp(→こちら)で他の曲も聴けるが、どれも好きです。
上記曲の意訳を書いておこう。

Ebayで自分の魂を売った
(医者を呼べ、医者を)
入札はスズメの涙ほどだった
(医者を呼べ、医者を)
金が必要なんだ 魂なんて要らねえ
目標は金儲けなんだから

このあとYouTubeに魂を売り、
Spotifyにも魂を売っていく(「0.000000000000001ポンドの収益を得た!」)。
何歳になってもこういう適当な感じなのが素敵。
TFCも新作出るし、先日書いたウェディング・プレゼントも現役、
UKの50代は元気がいいな。

2021年1月26日火曜日

Matthew E. Whiteはその先を目指している


その動向にいつも注目しているマシュー・E・ホワイト。
彼がこの春に出す予定なのが『Broken Mirror: A Selfie Reflection』というプロジェクト。
アラバマ州の芸術家っぽいミュージシャン、ロニー・ホリーさん(70歳)とのコラボレーションで、土着的なジャズ解釈が垣間見れる。
アプローチは違えど、いつも通りの心地好いサウンド作りである。
アルバムの全貌を聴くのが楽しみ。

2021年1月24日日曜日

Mister Goblin、これから追いかけていきます。

 

現在活動休止中の米東海岸メリーランド州のポスト・ハードコア・バンド、Two Inch Astronautの中心人物サム・ウッドリングのソロ・プロジェクト。
2ndが2月に出るらしく、そこからのカット。
初めて聴いたが、すごく好きだ、これは。
バンドではバーニング・エアラインズっぽいごりっとした音を出していたようだが、
このアコースティック路線はメロディーの良さがダイレクトに伝わってくる。
E・スミスとP・ウェスターバーグの間を繋ぐイメージ。
デュエットしているのはSpeedyOrtizのセディ嬢だそうで、
前作にも参加していたそう。早速1stも聴きます。

2021年1月22日金曜日

蝶々は頑張った(demo 1995)

https://note.com/tokunaga_ken

今日で50歳(!)になった徳永です。
時がたつのは早い。
今日も20歳の頃と変わらず音楽作ってます。
心境やモチベーションは変化していても、結局やってることは同じなんだよな。
さて、いつまで作り続けることやら。

noteは閉鎖しようと思ってましたが、
まだ当分は残すことにしました。
サポートくれる人もいるし、申し訳なくて消せなくなった。
新しい曲もUPしたので、また気が向いたら訪れてみてください。


noteで公開した未音源化ソング・リスト
・蝶々は頑張った
・素頓狂
・うかつな男
・物乞いのロンド
・しょぼくれた約束は
・カプセル・ロケット
・彼女は先生
・アクロバット
・死に損なう君よ
・彼女の都合は
・ダイスをころがすように
・引っぱられたフード
・ディスカッション・ガール
・そうかと思えばそうでもない
・アスベスト・リノリウム
・歩道橋
・くらべてみよう
(『アイヴィー』アウトテイク2つは削除しました)


2021年1月21日木曜日

Writhing Squaresが放つ謎グルーヴ。


前情報もなく、奇妙なテクノだなと思って聴いていたら、
突然サックスが鳴り出して笑ってしまった。いよいよわけがわからない。
米国フィラデルフィアの二人組。メンバーはベースとサックス。
後半アンビエント化するのも謎。
ま、形骸化したサイケよりよっぽど自由で健全かもしれんな。
ダサいかもしれないけど、好きと断言したくなる個性だ。

Spotifyで過去作を聴いてみたが、本当に面白い感性です。
全然違うけど、デザート・ロックに近いアメリカ人の向こう見ずな本性が出ているような。
3月にTrouble In Mindから3rdが出るそうです。

2021年1月20日水曜日

Stray Fossaの郊外インディー・ポップ。

 

米国ヴァージニア州のエヴァンス兄弟を含むトリオ・バンド。
自宅の屋根裏を改造したスタジオで録音されたデビュー・アルバムが4月に控えている中、
そこからのリード曲。
抑えた前半から、甘い揺らぎを放出する中盤のサビの流れが素敵。
Bandcamp(→こちら)で他の曲を聴いたらPHOENIXからの系譜を感じた。

レーベルはフランスのNice Guys。
ここのYouTubeチャンネルは良質インディー・ポップの宝庫です(→こちら)。
自ら概要に「Nice Guys delivering the nicest melodies for you on our channel」と書いているぐらいですから。

2021年1月19日火曜日

SLEEPERのルイーズさん、懐かしい。


ザ・ウェディング・プレゼントの新作はロックダウン下でリモート制作されたリメイク集。
元々YouTubeで公開していたものを正式に纏めたものらしく、来月リリース。
上記の未発表曲はSLEEPERのルイーズさんが参加。
SLEEPERの過去の未発表曲だったらしい。
メンバーみんな年季入ってるけど、軽やかなのがいいです。

2021年1月16日土曜日

僕らはみんな同じ太陽の下にいる


米国のシンガー・ソングライター、Aaron Espe(アーロン・エスプ)の新曲。
現在ナッシュビルで活動しているようだが、出身はミネソタ州ということで、
確かに北国っぽい空気感が出ていますな。

2021年1月13日水曜日

素頓狂(demo 2011)

https://note.com/tokunaga_ken

今週のnote。前回に続いて2011年の未発表曲。10年前だ。
ライブでやった記憶があるので調べてみたら、
横浜で1回だけやっていた(2011.8.20)。
歌詞は「女子 女子 女子」と対になっているイメージで、
聴き比べたら面白いかも。



2021年1月11日月曜日

Kiwi Jr.の新作が楽しみ。

 

カナダのトロント発、Alvvaysと掛け持ちしているメンバーもいる4人組バンド。
Voが禿げてるので大きな人気は出ないだろうが、
力の抜けた、くだけ気味のガレージ加減がとてもいい。
本人達はVUやビート・ハプニング、ストロークスの名前を挙げ、
シンプルな構成を心掛けているようだ。
今月、SUB POPに移籍して初となる2nd『Cooler Returns』がリリースとのこと。

2021年1月7日木曜日

James Forestの新曲。


カナダのモントリオールのSSWジェームス・フォレスト。
世捨て人のようなルックスで、沁みまくるアシッド・フォークを奏でてくれる。
リヴァーブとディレイ、その消え入る瞬間の憂いは実に耽美的。

ライブ動画を見ると、ギターもピアノも達者だ。
才人だなぁと思うが、本人はどうにも無欲な感じである。
インディー・メディアはこういう人をしっかり掬い上げてほしい。
ハイプに乗らずに。

James Forest:Bandcampは→こちら

2021年1月5日火曜日

うかつな男(demo 2011)


今年最初のnote更新。
こちらにちょっと経緯など書いてます。
合わせてどうぞ。



2021年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

noteの更新はまだネタがあるのでもう少し続けます。
その後の展開は考え中。
新曲はいい感じのができてきているけど、
急がず焦らず、ぼちぼちやっていきます。

今年もよろしくお願いします。