2014年11月30日日曜日

テイラー・マクファーリン、かっこいい。



ボビー・マクファーリンの息子さんで、今年フライング・ロータスのBlainfeederからデビュー作(傑作!)を出したテイラー・マクファーリンのライブ。
ジャズとテクノの丁度中間、すごく自由な音。
理論武装した感じはなく、肩肘張らないリラックスさがあり、自然なソウルが滲み出ている。
歌もすごくうまいので(→こちら)、今後はそっちの方向も追求してもらうと最高だな。

2014年11月25日火曜日

ザ・ファイナル・カウントダウン



スウェーデンで撮影された大道芸動画。
観光客相手なのだろうか。
スウェーデンの有名な曲と言えば…という理由だけで演奏されたとしか思えない、
ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」(→原曲)が変です。
脱力もので頬が緩む。
原曲への愛を微塵も感じさせないアプローチ、
独創的なグルーヴ(こっちへ近寄ってきます)、
ロシア民謡、クレズマーを彷彿とさせる哀愁、
そしてポツンと置かれた帽子の哀愁、
今日彼はいくら儲けたのでしょうか。

2014年11月22日土曜日

ジャケが動き出す。



少し前に話題になっていたPV。
絶対に許可取ってなさそうだが、有名ジャケが動き出す、というアイディア一発もの。
全画面表示にすると色々と細かいことをやっているのが分かって、さらに面白い。
「だから何なんだ」と言われたら何も言い返せないのが弱点であろうが、
笑って許せる人はどうぞ。
歌っているのはイスラエル人で、口で色んな音を出すアーティストみたい。

2014年11月21日金曜日

2014.11.20(木)at下北沢lete

<変則チューニング祭り again>
1.サンビーム        DGDGBD  
2.塹壕掘りロック  DGDGBD
3.ハッピーバースデイ DGDGBD
4.神に麻酔を        DGDGBD
5.目に映る明るい夜  EGDGBE
6.悲しみの君臨  EADF#BE  2capo
7.盗聴キノコ     CACFCD#
8.ダイヤに人を見る目はない  CACFCD#
9.いつも いつも        CACFCD#  3capo
10.だから存在して  CACFCD#
11.不良少女               CACFCD#  1capo


12.パイロット候補生    DADF#AD 
13.宮殿を隠す   DADF#AD  3capo
14.大航海時代       DADF#AD  1capo
15.あともう少しだけ静寂を(新曲)DADGAD 2capo
16.だから僕は眠るのか     DADGAD
17.本屋の少女に         EADEAE
18.いつまでも生きていたい EADEAE
19.アイヴィー          EADEAE
20.7(セブン)        EADEAE  2capo
21.氷の中の女          EADEAE  2capo
22.絵本のなかに   EADGAE
(encore)
23.ネヴァ・ギヴァ  EADGAE

2時間にできるだけ沢山つめこんだ。変則チューングの嵐。
すべて完璧にするのは難しいが、やれることはやりました。
インスト7は恐らく初披露。なつかしのチェルシーボロ時代の曲もやってみた。
今回の試み、実は練習中にまた新しい曲がいくつか生まれたので、
自分的には有意義なものだったと言えよう。
ここからまた何かが始まるのだ。
来ていただいた皆様、本当にありがとうございます。
今年のlete公演はこれにて終了。
次回は1/15(木)に決まってます。
またよろしくです。

2014年11月16日日曜日

映画『天才スピヴェット』



ジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作の公開が始まったようだ。
学生の時に『デリカテッセン』に衝撃を受けて以降、この人の作品は欠かさず観てます。
今回のも楽しみ。
予告編を見ると『ミックマック』で復活したギャグ路線でなく、
ドラマ性を重視した方向性のようだ。
『ロング・エンゲージメント』ほどシリアスではなさそうだが…。
何はともあれ、また良い映画を見させてもらったという充足感で満たしてくれることを期待する。
子役の表情がとてもいいなぁ。

オフィシャル・サイト→こちら

2014年11月11日火曜日

<変則チューニング祭り again>は来週の木曜日です。

2014年11月20日(木)
 <変則チューニング祭り again>
下北沢lete
開場19:00/開演20:00
前売り2000円/当日2300円(共に+1ドリンク)

さて、あと10日ほどに迫ってきました<変則チューニング祭り>。
今回は二度目ということで<again>です。
この後「新・」「続・」とか名前を変えてずるずる続くことは無いと思うので、
恐らくこれが最後。
伝説にすべく立ち向かうので、皆様ぜひぜひお見逃しなく!

選曲は前回から変化をつけつつ、定番曲も外さぬ感じで。
すごい集中力を要するので、今から気合いを入れていかねば。
もうレテさんのHPでチケット受付できるので、
観たい方はお早めにどうぞ。

2014年11月9日日曜日

スーパーおじいちゃんという称号



デニス・デ・ヤングですよ、皆さん。
STYX(スティックス)で70年代から活躍していたあのデニス・デ・ヤングさんです。
米国プログレの未来を背負わず、重い十字架を投げ捨て見事にポップ化し、
お茶の間でミスター・ロボットを踊ったあの人です。
日本では今世紀に入って以降、殆ど顧みられることのない人ですが、
アメリカでは根強い人気があるようなんです。

ルックスはイブニング・ショーのホストおじいちゃんみたいになってます。
しかし、ライブは盛り上がってます。
なんでかって、そりゃあ理由は簡単。
往年と変わらぬハイトーン・ヴォイスが艶やかなのに他なりません。
見た目とのギャップが激しくて笑っちゃうけど、これは凄い。
キーも落としていません。
いや、比べちゃ悪いけど、ロバート・プラントより年寄りなんだよ。
それなのにこの機敏な動きと、歌声のなめらかさ。
苗字が「ヤング」だなんて出来過ぎているぞ!
この人はまだまだ引退しそうにないですね。
“スーパーおじいちゃん”の称号は、デニスさんにあげることにしました。

先月新しいライブDVDが出たそうです(上の動画ではありません)。

2014年11月7日金曜日

晩秋にロバート・ワイアットを想う



ロック界の仙人、ロバート・ワイアットが活動を休止するようで…。
ちょっぴり淋しいニュースだった。
そんなタイミングで全キャリアを網羅した2枚組ベスト盤が出るそう。
仙人自ら選曲をしたらしいので、誰も文句は言えないところだろう。
が、マッチング・モールの「オー・キャロライン」は外れてるし、
キャリア的に超重要な『ロック・ボトム』からは1曲もない。
少し勿体無い気がする。
凡人にはその意図が分からないが、何らかの理由はあるのでしょう。

ということで、注目はコラボ曲を集めたDisc2か。
僕は持ってない曲が結構あったので、これだけでも興味あり。
でも、ベストと称するならベン・ワットとの曲や、ハットフィールド・アンド・ザ・ノースの「Calyx」とかもあるかなー、などとも思う。
いや、文句は言いませんが。

上に貼った曲は大名盤『オールド・ロッテンハット』より美メロが極上の1曲。
これは入っていて安心しました。
左翼路線まっしぐらの時期で、この頃の作品はすべてに於いて静かに鋭く、素晴らしい。

2014年11月3日月曜日

映画『6才のボクが、大人になるまで。』



あかん。これはめちゃくちゃ良さそうだ。
リチャード・リンクレイター監督が12年かけて完成させたという最新作。
予告編を見ると分かるが、出演する俳優陣がリアルに歳を重ねていっている。
毎年、夏の数日間だけ集まり、撮影を積み重ねていったらしい。
その「北の国から」的アプローチだけで泣けてきそう。

魂を揺さぶってくるビフォア3部作・シリーズといい、
この監督さん、時間軸そのものが持つ物語性に信念をかけてますね。
撮影を始めた当初から、ここまで見据えていたのか、
はたまた流動性ありきの進行だったのか知らないけど、
1本の映画に賭ける根性は見上げたものです。
『スクール・オブ・ロック』のような娯楽作も撮るけど、
実験的で型破りなところもある人なんだよなぁ。
観ます。

オフィシャル・サイト→こちら

2014年11月2日日曜日

2014.10.31(金) at三軒茶屋Come Together

<Come to HIGH BRIDGE's room right now! 019>
2014年10月31日(金)
出演:徳永憲、江口健

1.プリントドレス
2.ファーストフード(火曜日にはもう飽きた)
3.空を切る
4.ガールズ・フェスティバル
5.詩人
6.おあいにくさま
7.君ははぐれている
8.トンネル
9.オレンジ
10.暖かなもの
11.うつつを抜かしたとて
12.ネムノキ君

三茶にてハイ・ブリッジのイベント。
この日東京の街はハロウィン一色であったが、
僕のライブでは当然そういった浮ついたムードは一切無し。

久し振りとなるエレキギターでの弾き語り。
一音目から良い感触だったので、最後まで集中することができた。
来て頂いた皆様、ありがとうございます。