2020年10月29日木曜日

Black Country,New Roadのデビュー・アルバムが来る!

↑字幕設定を日本語にして観てみよう。

去年絶賛したブラック・カントリー、ニュー・ロード(→前回の記事)、
やはり大手レーベルがこの才能を放置するわけがなく、
ニンジャ・チューンと契約していた模様。
来年2月にデビュー・アルバム『For The First Time』を遂にリリースするとの報が出てきた。
英国ロックダウン中に録音された6曲収録(以前発表した曲の再録もあるようだ)。
とりあえずロック好きは上記新曲で打ち震えて欲しい。
ポップでもないし、一般的でもないが、
聴き手の胸を鷲掴みにするテンションと気合は当代随一。

大傑作、来て欲しいぞ。

2020年10月28日水曜日

ベルセバのライブ盤が楽しみです。


00年代以降インターネットの普及とともにライブ盤って減っていったと思う。
少なくとも昔のような「ライブ名盤」と呼ばれるものはもう出て来ていない。
ベルセバは今回、コロナ・パンデミックのご時世だからこそ、
往年の「2枚組ライブ名盤」を意識したものを出したかったようだ。
ファンには嬉しい企画だ。
僕はライブに行けなくても気にしないタイプの人間だが、
70年代のライブ名盤は大好物なもんで、楽しみに待っておこう。
リリースは12月。国内盤には「Expectations」「Century of Fakers」といった初期ナンバーの追加収録があり。

2020年10月26日月曜日

Dan Westさん、その名を初めて知った。


80年代から米LAのペイズリー・アンダーグラウンド界隈で演奏していたというダン・ウェストさんのプロジェクト、d'Animalの新曲。
亡き愛猫に向けての曲であるが、快活なポップになっているのがいいっすね。
海外のWikipediaには彼のページもあったし、それなりに知られた人なのだろうか。
知らなかったけど、掘っていけば良い曲に巡り会えそうな気がする。

2020年10月23日金曜日

Gus Levyの屋上パフォーマンス。


ブラジル、リオデジャネイロのSSWグス・レヴィの屋上ライブ。
ドローン含めて何台かで撮っているようで、
まもなく黄昏れる街の濃厚な空気感がいい感じ。
ひなびたビルと上半身裸の男。向こうには観光地のロープウェイが見える。
ヨットや鳥も見えますね。

グス・レヴィは今年アルバムを出していて、ユニオンさんが扱ってます。

2020年10月20日火曜日

Kate Bollinger 期待の新人さんです。


ギターを携えた米国ヴァージニアの女性SSWケイト・ボリンジャー。
まだフル・アルバムはリリースされていないのだが、注目新人さんです。
まったり囁くような歌は特別個性的であるわけではないけれど、
ジャズ・フレイヴァーあるHIP HOPの影響下でそれが鳴っているのが魅力的。
休日の昼間にぴったりはまるメロウネス。

2020年10月18日日曜日

The Onlies、気に入りました。


米国シアトルのカントリー・グループ、ジ・オンリーズ。
4枚目となるアルバムがバンドの名前を掲げて今月出てます(→PV)。
まだ全然ちゃんと聴けてないが、古い伝統歌やブルーグラスのカヴァーが多いのかな。
見た目若いだけあって、瑞々しい感覚を持ちながら奏でています。
上記ライブ動画全編は→こちら

Bandcamp→こちら

2020年10月13日火曜日

ルー・リード『NEW YORK』デラックス・エディション

 

本日国内盤が無事届いたので、まずはアナログ2枚組から楽しんで聴いている。
デジタル・リマスター(by Daniel Hersch、Bill Inglot)されてからのカッティングらしい、
解像度が高い音。ルーさんの声が生々しく、めちゃかっこいい。
ABCD面の分け方、流れも意外といいです。
これからライブ音源、未発表テイクもじっくり聴いていこう。
(Spotifyでもうとっくに聴けてるらしいが、意地になって聴いてない)

追記:過去CDと今回のリマスターの聴き比べですが、
楽器の各々の肉感が出て、ドラムの残響など、硬めから柔らかくなった印象でした。
ただ元々良いサウンドだったことは間違いないですね。
マシュー・スウィート『ガールフレンド』、ロイド・コール1stといい、この頃のフレッド・マーは慧眼を発揮しまくってます。

2020年10月8日木曜日

Daniel Blakeの「Freeway」


ケン・ローチ監督の『わたしはダニエル・ブレイク』と同じ名前だが、
何の関係もなく、普通に本名でしょう。
米国カリフォルニアのシンガー・ソングライター。
サビの歌詞「町はずれのフリーウェイ、ラジオからはトム・ペティ」が気に入りました。
全然明るくなく、寂寞とした描写で、実にリアル。
考えてみりゃ、もうトム・ペティもこの世にいないんだな。

2020年10月7日水曜日

追悼:エドワード・ヴァン・ヘイレン


先ほど訃報を知る。癌の再発を繰り返し闘っていたのは知っていたが・・・。
本当この人がいなかったらロックの歴史も違っていただろう。
それくらい革命的なギタリストだった。
僕の世代だとヴァン・ヘイレンが洋楽の原体験だという人も多いんじゃないだろうか。
今日は昔のLP出してきて爆音で聴きます。

2020年10月6日火曜日

Summersetsと名乗る男性デュオ。


8月にデビューEP『Small Town Saturday』を出したカナダ、オンタリオの男性フォーク・デュオ。
このメロウなハーモニーにして、名前はド直球の「サマーセッツ」。
なかなかの感傷のこじらせっぷりで、いいですね。
片割れのカル・マットソンさんは5年前にこのブログでも取り上げています。
Bandcampで他の曲をチェックしたらプリンスのカミーユ声みたいなフォークをやっていて、
そちらは意図を汲み取ることができなかった。

2020年10月5日月曜日

Jeff Buckleyのファンは必見。


ジェフ・バックリーの『Grace』収録の名演「ハレルヤ」。
エンジニア/プロデューサーのアンディ・ウォレスがギターのリヴァーブのかけ方なんかについて解説してくれてます。字幕はないけど、音楽用語ばかりなので音楽作る人だったら大体わかるでしょう。
「Walk This Way」や「Smells Like Teen Spirit」で一時代を築いた人だけど、
ああいうヘヴィな音もこういう細やかな技を効かせているんだろうな。

Mix with the Masters、他にもS・アルビニのスネア解説あったり、面白いです。

2020年10月1日木曜日

Rallyのほのぼのギター・ポップ。


米国ユタ州の新人4人組バンド。
アー写を見たら実に冴えない若者達なのだが、
だからこその愛すべきギター・サウンドを鳴らしてくれている。
ビッグになろうとは露ほども思ってないんだろうな。
日本で知っているのも、今このブログを訪れたあなた達だけだろう。