10/19に出る青山陽一さんの新作『ブルーズ・フォー・トマト』をスタッフさんに頂いて、
一足早く聴かせてもらっているのだが、すごく良いのでご報告を。
青山さんと言えば、僕の場合レココレでの文章で膝を打つことがここ数年めちゃくちゃ多いのであるが、
このアルバムもまさにそんな感じ。
BGMで聴いていた筈なのに、いつしか身を乗り出して膝を打ちまくり。
“それを言って欲しかった感”が、サウンドのあらゆる箇所から飛び出してくるので、
結局スピーカーの前に鎮座して「ムゥ」と唸っているというわけなのである。
これは全方位スキなし、鉄壁な音楽愛で貫かれた素晴らしい最新作だと思う。
んで、これは絶対に書いておかないとダメなことなんだけど、
一番すごいなーと思うのが、若者には到底マネの出来ない豊かな音楽性を誇りつつも、
それでいて若々しく瑞々しい感覚が溢れ返っているところ。
キャリアを積み、ただの激渋路線におさまるのとは正反対。
聴いているこちらをフレッシュにさせるパワーがある。
それがスゴイ。リスペクト。
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