2019年7月3日水曜日

エモの本質を掘り下げていくChastityなるバンド。



昨今のポップ・パンク、エモ系、ハードコア系のバンド、消えたわけじゃなく皆せっせと新曲を出している。が、どれもこれも形骸化したサウンドをしてるんだよな。
初めて聴くのに、もうそのパターン何度も聴いたよ、という曲の多いこと。
その点、このカナダのオンタリオ出身のバンドは妙な空気を醸していて、良い。
パターンをなぞる事が目的でないのが、一聴して感覚として届く。
バンド名は「貞操」。そんな痛い名前にするから人気が拡大していかないようだが、
フロントマンのブランドン・ウィリアムスはカリスマ性もあるし、才能あると思う。
郊外の暗い青春をリアルに表出させていて、ぐっと来るんだよな。
PV曲は過去最高にキャッチーで、ブラック・パレードのオマージュ入ってます。
9月に2ndが出るそうです。