2013年3月6日水曜日

SULK、後追い世代は大胆不敵である。



ストーン・ローゼズはリアルタイムで接した世代だが、こういう若手が出てくると本当に困惑する。
INDIENATIVEさんで初めて観た時は軽く眩暈がした。
これはオマージュなんだろうが、エピゴーネンと揶揄されても仕方ないレベル。
でも、本人達はけろっとしてそうだし、ストレートにローゼズ愛を語っていそうだ。
実体験してないからこそ、あの時代の音が桃源郷のように聞こえるのか。
これが俺達のリアル、とかドヤ顔で言われたら、オッサンは返す言葉を引っ込めるしかない。

2011年にロンドンで結成された5人組。
デビュー・アルバムは4月。プロデュースはエド・ビューラー(スウェード、パルプ等)。
でも、よく聴いたら、サビは『レジャー』期のブラーっぽいし、
花をぶちまけるのはモリッシーだし、確信的にエエとこ取りを狙ってるのかもしれないな。
そういうことなら、早めに解散して伝説作って、
悪口を言い合った後、20年後に再結成するのがいいよ。
そこまでやるなら認めたる。
その頃、こっちはもうジジイになってるだろうよ。

追記:
エレファント・ストーンというバンドもカナダから登場(→こちら)。