このところベス・オートンの最新作をよく聴いている。
今まで以上にブリティッシュ・フォーク色が濃厚で、
シンプルなのに深遠な雰囲気がすごく出ていて、すごく好み。
アメリカンだった前々作、乾いていて淡白だった前作より格段に良い。
収録時間はあまり長くないけど、聴き応え十分だ。
ゲスト参加している旦那のサム・アミドン(去年子供も生まれたようだ)、マーク・リボー、
共作をしているM・ワード、トム・ローランズ(ケミカル・ブラザーズ)、
などの話題もあるけれど、
サウンド的に重要なのはプロデュースしたタッカー・マーティンだろうか。
彼はディセンバリスツのプロデュースで功績を上げた人。
エンジニアとしての腕も一流で、ベスさんの繊細さをうまく捉えてます。
晩秋にもピッタリ。おすすめです。
ダウンロード・オンリーみたいですが、
J・リッチマンのカヴァーを含むデラックス・エディションもあります。