2012年4月14日土曜日
My Bloody Valentine祭りがくる?
マイブラのリイシュー、3タイトルとも予約したけど、ちゃんと本当に聴けるのだろうか。
今回はもう実際に業界の人達が聴いている様子なので、
さすがに大丈夫だろうが、この段になって更なる延期→中止になるってのも、
伝説に箔がついて面白いんじゃないかな。
やってくれないかなー、ケヴィン・シールズ。
気になるのはやはり『ラブレス』(1991)の2枚の聴き比べ。
完全に憶測だけど、Disc2のハーフの方がオリジナル・ミックスで、
Disc1の方はマルチテープそのものをブラッシュアップしているんじゃなかろうか。
わざわざ2枚にしてるんだから、明確な違いがきっとある筈。
期待したい。
一方、新作録音の話題もあるが、ケヴィンの「あと数ヶ月」という発言を真に受けるなら、
あと数年というところだろうか。
上の動画はソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)で、
マイブラが使われた印象的なシーン(一部編集あり)。
東京に住んでいる人はイヤホンを耳にねじこみ、真夜中にタクシーに乗れば、
こういう気分が味わえるだろう。
顔は外人じゃないけどな。
そして、どうでもいいことを突っ込むが、
ホテルに帰るだけのスカーレット・ヨハンソンとビル・マーレイは、
絶対にタクシー運転手にぼられてると思います。
追記(5/2):
こちらで試聴始まりました。
Disc1は解像度が上がって各楽器がくっきり聞こえるような。
ストリームでも違いは分かりました。
追記(5/18):
聴きました。Pitchforkの記事もサンレコの記事も読んだし、
Disc1と2が逆になっている?とか、デジタル・ノイズの乗ってる曲があるとか、
色々とチェックしてみたけど、結局の所、現時点では音楽そのもののパワーによって、
それらは掻き消された状態です。
やっぱ、すごいぞ、マイブラ。
音もおしなべて良好。
2007年の再始動発表以降、全世界のインディ・シーンに与えた影響も、改めて強く感じた。
来日もするらしいし、お蔵入りだった新作も本気で作ってるみたいだし、
これからも注目は続きますな。