先週はずっと首が痛かった(今もまだ少し)。
金曜日のライブも実は少し首を庇いながらやっていたのであった。
多分先々週の発熱の影響だろうが、
一時は殆ど首が回らなくて焦った。
全然振り向けないのだ。
左は15度、右はせいぜい25度位しか回らない。
上下も動かん。
めちゃくちゃ痛い。
原因は寝違いなんかじゃない。
午前中にいきなり首がつって、そういう状態になってしまったのだ。
痛くて、その日は夜もよく眠れなかった。
大変だ。
大変だというわけで、次の日整骨院へ行った。
こういう時行かないで、いつ行くんだと思って。
普段から行きたいなぁ、と思っていたこともあるし。
だが、整体師は(随分待たされたな…)僕の症状を調べた後、
何も言わずに冷やすのみ。
すぐに別の患者の方へと移っていってしまった。
僕は「おお、用意周到だな」と思って、
これからの治療を期待していたのだが、
なんと冷やし終わったら僕は帰されてしまったのである。
むち打ち用の白いコルセットを渡されて。
「これ付けておいて下さい」
ショックだった。
どうも、僕の首はひどすぎて治療が出来ないようだった。
圧したり揉んだり、を期待していた僕は完全に意気消沈。
がっくりだった。
そして、白いコルセットを首に巻いて、
自転車に乗って帰ったのである。
道行く人はビックリしてたよ。
そんな白いもん首に巻いて、アンタ自転車こいでんのかい、と。
いや、それにしても。
恐らく、その整体へ来ていた人間の中で、
その時僕が一番困っていた筈だ。
なんせ首が回らないんだから。
でも、治療なし。
隣でオバチャンが腰や膝を揉んでもらって
「ああ、気持ち良かったよ」なんて言ってたけど、
ものすごく腹が立った。
その程度で「来るな!」と。
でも、後々よく考えたら、逆だった。
その程度で来るのが適当なのだ。
あんまりひどいと相手にされない。
僕は白いコルセット渡され、帰れと言われたも同然だった。
くやしい…。
僕は「首が回らない」とはこういうことか、と思い知った。
つづく。
BGM:Blinking Lights And Other Revelations / Eels