2024年1月29日月曜日

The Norwesters、アイリッシュ系なのかな。


ニュージーランド発、POGUESスタイルのフォーク・バンド。
これがデビュー曲なのかな?
情報持ち合わせておりません。
面白いのがこの曲のカップリングのインスト・ヴァージョン。
Spotifyなどで聴けるのでどうぞ。ふざけてます。

2024年1月28日日曜日

Customer Service、デビュー曲は「卒業の日」。


カナダのハリファックス出身の4人組パンク・バンド。
これがデビュー曲。その名も「卒業の日」。
皆で合唱する箇所は「君が家族の誇りでありますように」ってなニュアンスか。
んで、タンクトップをメンバーお揃いで着て海岸に繰り出して、
謎の青春感で疾走していく。
テンポがアップダウンするが、息ぴったり。
こういうのは好きだなぁ。

2024年1月27日土曜日

Soft Boy、ベルギー産ゆるゆるポップ。


ザンダー・ハメルトンを中心とするベルギーのバンド。
バンド名をつける前にネット検索ぐらいして欲しいもんだが、
Spotifyで検索したら他にもSoft Boyを名乗る者が10はいたので、
もういいです。気にしない。
上記曲はシンプルなんだけど、ちょっとしたフックがいい感じで、
ほんのりThe Kinksっぽさを感じたので紹介。
気に入った方には3年前の「Isoration」(→YouTube)もお薦めしておこう。
ザンダーさんのキャラはちょっとPULPのジャービスっぽくもあるな。

2024年1月25日木曜日

Astrel K、現在はストックホルム拠点らしい。


英レディング出身5人組バンドUlrika Spacekのフロントマンによるソロ・プロジェクト。
ソロ1stは2022年に出ていて、バンドの方は昨年2023年にアルバムを出している。
で、今年はソロ2ndが用意されている、と。
創作意欲がどんどん湧いてくるんだろうなぁ。
レーベルは今や双方ともTough Love。
ソロの方はバンドよりオルタナ色が薄く、低血圧なインドア・ポップ感がクールです。

Bandcamp:Astrel K→こちら

2024年1月23日火曜日

Sam Evian、名曲認定いたします。


Cass McCombs、Okkervil River、Sam Amidon、Big Theifなどの作品にエンジニアとして関わっている米NYのシンガー・ソングライターの新曲。
3月に出るアルバム『Plunge』の冒頭曲。
録音の空気感も含め、これは素晴らしいのではないか。
アルバムにはエイドリアン・レンカーが参加しているらしいが、
Big Theifの音楽的スタンスに共鳴したのかなぁ、などと感想を抱いた。
アルバムが楽しみ。

Bandcamp:Sam Evian→こちら

2024年1月22日月曜日

BODEGA、新機軸なのに。


米NYのポスト・パンク・バンド、BODEGA(過去の記事→こちら)の4月に出る新作『Our Brand Could Be Yr Life』からの先行曲「Tarkovski」のカップリング曲。
ジャン=フィリップ・トゥーサンの小説「マリーについての本当の話」へのアンサー・ソングとのこと。洒落てるなぁ、こういう曲調も書けるのかと感心してたら、
何とこの曲はアルバムには入らないようだ。
ええ? 勿体無いぞ!

Bandcamp:BODEGA→こちら

2024年1月21日日曜日

The Weeklings、キャッチーは正義。


米ニュージャージーのおじさんパワー・ポップ・バンドの先週発売された新作『Raspberry Park』より。
アルバムにはビートルズや同郷のB・スプリングスティーンのカヴァーもあり。
B級感丸出しだけど、憎めない。
しゃがれたヴォーカルもパンチ力があって素晴らしい。
ハイプとは無縁の身も蓋もない内容なのだが、
いいではないか、それでも。
スカした奴らには逆立ちしても書けないサビが明快で見事だ。

2024年1月20日土曜日

Marcellus Hall、元レイルロード・ジャークの人です。


今年、元Railroad Jerkの中心人物マーセラス・ホールが11年振りに新作『I Will Never Let You Down』を出すらしく、そこからの先行曲2つ目。
90年代にPAVEMENT、BECK、ジョンスペ、G・ラヴなんかと同列に聴かれていて、何ならMatadorからのデビューは早めだったのに何故かいつも2番手扱いされて不憫な才人だったが、どっこい飄々としたニューヨーカー、今も独特の色気を放っていて嬉しい。
確かWhite HassleとかもCD持ってたので、
久し振りに掘り起こして聴いてみようかな。

2024年1月19日金曜日

Real Estateの新曲です。


2月発売の6th新作『Daniel』より。
穏やかな姿勢から滲み出る平熱メロディー。
マーティン・コートニーは大きく外すことはない。
いつもの安心できるサウンドです。

かなり前の記事→こちら こちら

2024年1月18日木曜日

Pernice Brothers、若い者には出せぬ味わい。


パーニス・ブラザーズの新曲。
少々声に衰えを感じさせるが、ジェントルで丁寧な作風は変わらず。
新作『Who Will You Believe』は親しく感じていた人の死から影響を受けた内容らしい。
リリースは4月予定。

2024年1月13日土曜日

MGMT、申告することはありません。


前回のエントリーの翌日、10年近く愛用しているMacBook Proの調子が突然悪くなって、
暫く音楽情報をチェックできていなかったのだが、
本日久しぶりにYouTubeを開いてみたらオススメにブラック・クロウズ、RIDE、スーパーチャンク、J・マスキス、クーラ・シェイカー、グリフ・リース、リアム・ギャラガー、スマイル、シェリル・クロウ等々の新曲が。
2024年、相変わらずベテラン勢は頑張ってますね。

しかし、取り上げるのはMGMTで。
このMVはグッとくる。大変素晴らしい。
日々の僕らの不満など大したことない。
本当に大したことないんだよ、と教えてくれる。
2月リリースの5th新作『Loss Of Life』より。

パソコン?
買い換えたら快適になりました。
Spotifyアプリがダウンロードできなくなっていたのは腹立ったけど、
いやいや、そんなこと大したことない。ブラウザで開けばいいのだ。
(追記:ちゃんと調べたら普通にダウンロードできました。)

2024年1月9日火曜日

My Best Unbeaten Brother、チューニング? 何それ。知ったことか。


11月に紹介したFROG、前回アップしたBedbugをリリースしている英ロンドンのAudio Antihero。
このレーベルは元々クロイドン出身のパーカー兄弟のバンド、Nosferatu D2のデビュー・アルバムを出す為に設立されたらしい。
気になって聴いてみたら、BastroやCap’N Jazzをイギリスの若者らしく解釈したサウンドでめちゃくちゃ良かった。
で、上記音源がその兄弟が新たに結成した3人組ポストパンク・バンドのデビュー曲。
くすみつつざらりとしたソリッドなビートにトーキング・スタイルの歌が絡みつく。
くー。カッコイイ。歌詞もなめくさってて面白い。
アークティック・モンキーズが失ったものを全部持ってるじゃないか。
調べたらこの兄弟関連の音源が色々とあるので、なるたけ探っていかなければ。

Bandcamp:Audio Antihero→こちら

2024年1月7日日曜日

Bedbug、州間高速の上に光輪。


トコジラミというバンド名はどうにかしてもらいたいが、
その音楽センスは抜群なディラン・シトロン率いるインディー・バンド。
3月に出る新作『pack your bags the sun is growing』からの先行曲。
以前はベッドルームで作っていたらしいが、これは実際のスタジオで楽器をちゃんと鳴らして録音したんだ、とわざわざBandcampのキャプションに記載があった。
成程、へなちょこでセンチメンタルな歌(モデスト・マウスが好きらしい)にバンドのダイナミクスが加わっていて、期待が広がる出来栄えだ。
過去の音源は下記リンクからどうぞ。

Bandcamp:Bedbug→こちら

2024年1月6日土曜日

The Waterboysの『This Is the Sea』期BOXが出る。


正月早々の能登半島地震、我が家でも結構揺れました。
行動力が全然ない僕ですが、とりあえず募金だけはしました。
それくらいしかできることがない。無力なもんです。
僕自身の体調もあまり芳しくなく、今年最初の更新が遅くなってしまった。

取り上げるのは2月に出るというウォーターボーイズの6枚組ボックス『1985』。
名盤『This Is the Sea』にまつわる自宅デモ、別Ver.、ライブ等々未発表64曲を含む全95曲。
もちろんマイク・スコット自身の監修となっている。
豪華ブックがつくので高価だろうな。今の所、国内の大手業者の取り扱いは未定のようだ。
『Fisherman's Blues』の時みたいに廉価版も出てほしい(過去の記事→こちら)。
上記動画は「The Whole of the Moon」ビデオ・ヴァージョン(これも収録される)、
好きな部分を訳してみた。かなり意訳だけど。


僕は翼について演説をぶったが
君はただ飛んでみせた
僕は驚嘆して推測して努力してみたけど
君はもう全部知っていた
僕がため息をついた時
君はすでに恍惚としていた
僕が見たのは三日月だけど
君は月全体を見ていた
月の存在そのものを