2022年9月30日金曜日

Spoon、ダブ・リミックス盤が出るそうな。


今年2月に出たスプーンの最新作『Lucifer On The Sofa』のリミックス盤が11月にリリース予定。
エイドリアン・シャーウッドによるDUBもので『Lucifer On The Moon』というタイトル。
振り返ってみれば、SPOONは前からDUB的な音処理を多用していたので、
間違いなく似合うことだろう。
実際、上記先行曲は(原曲は→こちら)リズムギターを省いたあとの空間に、
ピアニカ的なハーモニカが加えられていたりと面白い仕上がり。
これは全曲期待できますね。

2022年9月28日水曜日

SeepeopleS、激しき瞑想。


米国メイン州ポートランド発、ウィル・ブラッドフォードのプロジェクト。
もう20年のキャリアがあるらしく、来月新作が出るそう。
アメリカの暗部をファンタジックに描いた映像と、
訴求力のある楽曲のマッチングがいい感じです。

2022年9月26日月曜日

Future Teensの新曲です。


過去の記事→こちら

今週リリースになった米国ボストンの4人組パワーポッパーの新作より。
男女voを擁する編成で、アルバムを聴いていると楽曲にヴァリエイションがあって、
なかなか楽しいです。

2022年9月22日木曜日

明日で『今バリアしてたもん』リリースから半年。


早いもんで、もう半年。
これから気候も変わって、感じ方や味わいが変化するかもしれないので、
また気が向いたら聴いてやってくださいな。

ワイキキのHPから買える「通販限定ExtraSet」は残少になってます。
買い逃していた人、今ならまだ間に合います。

2022年9月16日金曜日

Bill Callahan、寂寞の果てに。


途中より意識が分岐していく歌詞MV。
じっくり言葉を目で追っていくと、不思議な体験に巻き込まれる。
何もかもが安定貫禄の素晴らしさ。
奥底にある凄みを表面上は消して飄々としているのが、相変わらずいい。
10月リリースの新作『YTI⅃AƎЯ』は12曲入りで、LPは2枚組。
長尺な曲が含まれていそうで楽しみです。

2022年9月13日火曜日

Glen Phillips、また来日してくれないかなぁ。


11月にリリースされるニュー・アルバム『There Is So Much Here』より。
パンデミックでツアーに出れなかったものの、その静かな生活の中に小さな幸せを見つけた、的な作品のようだ(適当)。
それっていつもの路線と変わらないんじゃないかと思いますが。
基本、目線が優しいんです。
はじめてトードを聴いてもう30年以上経つが、いまだに瑞々しい創作を続けていてくれるのが嬉しい。

2022年9月9日金曜日

King Gizzard and the Lizard Wizard、怒涛のリリース攻勢。


誰か教えて下さい。
ここ数年で何作リリースしてるんですか、KGLWは。
今度彼らがまた3作品出すらしく(10月予定)、上記はそこからの曲。
これが10分あるんですが、なんせこの前は18分のモーレツ曲(→こちら)があったくらいなので、彼らにとっちゃ別段変わったことでもないんだろう。
で、今回も間違いないグルーヴを出してくれてます。
素晴らしい。
ライブ感重視で録音しているからだろうが、
「生」の息遣いがしっかりあって躍動感あるんですね。
新型コロナのパンデミックに端を発する怒涛の創作活動、まだまだ続くんだろうか。
いやはや。

オフィシャル・サイト→こちら
6年前の記事→こちら

2022年9月8日木曜日

Pixies、やっぱり面白い人達です。


「私はオリジナルの「You Really Got Me」の方が好きだが、
 彼女はヴァン・ヘイレンのヴァージョンに敬意を表すだろう・・・」
と、イントロにわざわざ語りを入れているのが笑える。
よく小説の序文で解釈が難解なものがあるが、ああいうニュアンスだろうか。

今月末に出る8th新作『Doggerel』より先行第3弾目。
びっくりするような出来ではないけど、キム・ディールっぽいコーラスもあって(パズさんです)やっぱり好きですねー。

新曲もやってる今年7月のフルライブ映像→YouTube
前作リリース時の記事→こちら

2022年9月5日月曜日

The Orchids、ネオアコ老人会。


英グラスゴーのインディー・シーンで、オレンジ・ジュースとTFCの間をつなぐ存在と云えば、
パステルズかヴァセリンズだろうが、このThe Orchidsもいました。
ベルセバのスチュアートも影響を受けたんじゃないかなぁ。
彼らは2004年に再結成してからゆるゆると活動しているようだが、
今月新作『Dreaming Kind』がリリースされ、上はそこからの先行曲。
見た目はほぼ老人会の寄り合いであるが、楽曲の世界に大きな変化はない。
さすがに青さはないけど、なぜか歌の音程が昔より安定しているので聴きやすいです。

Bandcamp→こちら

2022年9月2日金曜日

Peel Dream Magazine、ベッドルーム・ポップへ転身。


現在はLA在住、ジョー・スティーヴンスのソロ・プロジェクト、
10月リリース予定の3作目『Pad』より。
Bandcamp(→こちら)のキャプションにはビーチ・ボーイズ、ヴァン・ダイク・パークス、ニルソン(『オブリオの不思議な旅』)、バート・バカラック、ステレオラブ、ザ・ハイラマズの名前が挙げられている。
確かにこれはうなずける。
それらのムードを自室であれやこれやとミックスしたマニアな感性が充満してます。
ちなみに2年前はNYでMBVそっくりなシューゲイザーをやってました(→YouTube)。
思い切った転身ぶりだが、根っこはステレオラブ・フォロワーなんだろうな。