2018年1月29日月曜日

Joey Dosikに注目です。



米国LA出身のシンガー・ソングライター。
VULFPECKとつるんだ楽曲で僕は知ったのだが(→こちら)、
2016年に自主制作したデビューEPに4曲ボーナス曲を加えたものが来月<Secretly Canadian>より再リリースされるとのこと。
古き良きソウルの匂いを醸しつつ、白人らしいデリケートさに包まれた音楽で、
本人にその意識はないかもしれないが、往年のAORに近い素敵さです。
これからリリースされていくであろう曲にも注目していこう。

2018年1月26日金曜日

パワーポップには絶対ならないけど。



フィラデルフィア出身のPALMのもうすぐ出る2ndからの新曲がどれも良い。
1stのマスロック風味から一歩先へ踏み出した軽やかなポップ性が耳に残る。
あいかわらず実験精神は随所に仕込まれているし、
時折ぐいっと音像を歪めに来られるのだが、
起点はポップ・マインドな気がする。
この痙攣演奏とメロディーとのミスマッチも意外とくせになる。
アルバム、楽しみにしておこう。
公開済みPV →「Pearly」「Dog Milk

2018年1月25日木曜日

雪かきもせねばいかん。



インフルですが、もう平熱に戻りました。
でも、まだコーヒーがおいしく感じられないので、自分の中では治ってない。
早くおいしいコーヒーが飲みたい。
Red bullの動画で、モンブランにて撮影されたもの。
とてもいいです。

2018年1月21日日曜日

またインフルにかかりました

今回のはしつこい。イナビル吸入しても治らん。
更新、しばしお待ちを。

2018年1月15日月曜日

12.やさしき人

2016年の初頭に作った、このアルバムの中で一番新しい曲。チューニングはCGCGCE。アルバムの最終構想の段階で没になった曲があったんだけど、その代わりを考えている頃に出来て、すぐに採用した。ピンポイントで狙ったわけじゃないが、アルバムの最後を全部引き受けてくれる楽曲がつるっと出来て本当に良かった。歌詞はぶっちゃけ、その頃に起こったデヴィッド・ボウイの死のインパクトが影響していると思う。そこから端を発して色んな思い出が顔を出した。やさしき人に僕もなれるといいが、それは最期を迎える時まで分からない。最期が勝負だと思っている。演奏に関しては砂山さんのウッドベースが効いている。最初と最後の音響派っぽいノイズは1996年のカセット音源より抜き出した。デビュー前にはこういう実験宅録をよくしていたもんだ。





というわけで解説文終了。やっぱり時間かかった。難しいもんだ。
アルバム、気が向いたら時々聴いてくださいな。

2018年1月13日土曜日

11.火がともる

2015年作。アコギはお得意のEADEAE。「アイヴィー」「7(セブン)」「本屋の少女に」なんかで使っている。音作りとしては他の曲同様、サンプリングを多用。でも、それを目立たせないよう工夫している。理由は簡単。手法を聴かせたいわけじゃないから。とは言え、平坦過ぎるわけにもいかないので、その按配が難しい。この曲は出来た瞬間から大物感を漂わせていたので、後半はそのムードに流されてみようと思って、リズムはあえて平坦な繰り返しのみにしてみた。すると、自然な盛り上がりが起こった。それで正解だったということだろう。ギター・ソロはワーミーを使用。何をどう弾いたのか全く憶えていないので、二度と同じフレーズは弾けません。

2018年1月10日水曜日

10.信じるに値しない男

これもストック曲で、2015年に歌詞をつけた曲。以前書いた『信じるに値しない男が出来るまで』の補足をすると「うかつな男」は運命に翻弄されることに無防備だった男の歌。それに対する自分なりの答え、防御策(?)がこの曲。ちょっと意地悪でずるいけど、やっぱりこれが僕そのものなんだろうな。だんだん終局へ向けての空気感が出てくるが、曲順は録音に取り掛かる前に大体決めていて、予定通りといったところ。曲間の秒数タイミングもCDマスタリング時に入念にチェックして決めた。これはファイルにしてしまうと関係なくなるが、まぁ聴き方は自由だ。

2018年1月8日月曜日

9.嵐が来たのさ

90年代に放置していた曲をカセットから見つけて、手直しして歌詞を乗っけたもの。過去の自分と共作した格好だ。2015年は真新しい新曲も書きつつ、こういう作業にもトライしていた。noteに未発表曲を公開しようかなと思ったのもこの頃だった(色々出てきたもんで)。歌詞は町で時々見かける狂った人からインスピレーションを受けている。都会だけでなく、田舎にもこういう人は多い。逆に目立つのか。病んだテーマだが、暗い方向に収斂せずちょっぴり華麗に仕上がったな。

2018年1月5日金曜日

8.ユーアーダンシンクイーン

2015年作。DADF#ADで2capo。周りのミュージシャンにこの曲が好きという人が多いのは割りと納得。ぶっちゃけ体裁の整ったポップソングは誰にでも書ける。けど、こういうタイプの良曲は難しい。考えて書けるわけではない。あとでストーンズの「ファクトリー・ガール」に似てるなと思ったんだけど、それも含めて僕も気に入っている。歌詞は奔放。江戸時代にタイムワープした女が速攻斬られる。映画化は難しいだろう。

2018年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます

今年でデビューして丸20年。
周りから何かやりましょう、などと言われているが、
どうなることか。
まだ具体的に話せることはないけど、
ひとつ準備を進めている事案があるので、
先ずはそこから、だな。
皆様、今年もよろしくお願い致します。
『信じるに値しない男』時々聴いてやってくださいな。