2016年の初頭に作った、このアルバムの中で一番新しい曲。チューニングはCGCGCE。アルバムの最終構想の段階で没になった曲があったんだけど、その代わりを考えている頃に出来て、すぐに採用した。ピンポイントで狙ったわけじゃないが、アルバムの最後を全部引き受けてくれる楽曲がつるっと出来て本当に良かった。歌詞はぶっちゃけ、その頃に起こったデヴィッド・ボウイの死のインパクトが影響していると思う。そこから端を発して色んな思い出が顔を出した。やさしき人に僕もなれるといいが、それは最期を迎える時まで分からない。最期が勝負だと思っている。演奏に関しては砂山さんのウッドベースが効いている。最初と最後の音響派っぽいノイズは1996年のカセット音源より抜き出した。デビュー前にはこういう実験宅録をよくしていたもんだ。
というわけで解説文終了。やっぱり時間かかった。難しいもんだ。
アルバム、気が向いたら時々聴いてくださいな。