最近デモテープ作りで心掛けているのは、
ある程度ええ加減に作ること。
ここ数年の僕のデモテープはちょっと完成され過ぎていた。
それを反省してのこと。
そういうものを作ると本チャンのレコーディングの時にやや困った事になるんだよな。
アレンジを閃いて今まさにそれを録音したぞ!
という躍動感みたいなものがデモにあって、
本チャンの方にはそれが欠けていたりする。
“なぞった”感じに聞こえるのだ。
もうそうなってしまうと僕の場合は冷めてしまう。
別の味付けを考える他に選択肢はなくなってしまう。
…そういった作業工程はまことに効率が悪い。
なんのためのデモだ!?
逆にそれで良くなったパターンも過去にあるとは言え、
ま、デモテープぐらいええ加減でええやんか、と
最近は思って、適当に作っているのです。
以上、個人的な言い訳でした。
BGM:Modern Times / Bob Dylan