(移動先: ...)
home
live
discography
profile
archives
link
contact
『今バリアしてたもん』
▼
2024年5月30日木曜日
The Philharmonik、おめでとうございます。
今年のTiny Desk Concertのコンテスト優勝者です。
このブログを巡回してくれてる人はピンと来たでしょうか。
そう、2月に紹介したThe Philharmonikです(→
こちら
)。
あの時は応募動画のアップ3日後に紹介してるからな、まだ視聴数少なかったけど、
ちゃんとタイニー・デスクのスタッフはチェックしてたんだな(応募は約7000件あったらしい)。
The Philharmonik、ええ顔しとる。
これで上昇機運に乗って欲しいね〜。
2024年5月29日水曜日
Los Estanques、ハイブリッドにプログレる。
スペインの4人組サイケ/プログレ・バンドの先週出た5th新作『Uve』より。
なんでも70年代のカンタベリー系に影響を受けているらしいが、
確かにシュールで変態的な技巧演奏の端々に見え隠れするかわいいメロは通じるものがある。
ウェットに逃げないのも近いか。
ただし、もっと乱雑で混沌としていてジャンル横断も幅広い。
アルバム構成は凝っているし、アイディア豊富でてんこもり状態(でも33分と短い)。
先日紹介したGilipojazz(→
こちら
)といい、スペインの常軌を逸したロックは面白いです。
Bandcamp:Los Estanques(過去作品)→
こちら
2024年5月28日火曜日
The Wesleys、甘ちゃんなりの切実がある。
親しみやすいDIY感漂う録音がいいです、カナダのモントリオール発の4人組フォーク・ポップ・バンド、The Wesleysの4月に出た1stフル・アルバムより。
なよっとしているが、どうも本人達はガレージ・ロックを標榜しているらしい。
そういう姿勢の中で自然とメロディーの良さが「ほころび」として出てきてます。
かわいいっすね。
Bandcamp:The Wesleys→
こちら
2024年5月27日月曜日
ahem、支えてくれる女子あってこそ。
北米ミネアポリス出身のミュージシャンと言えばプリンスが有名だが、
どっこいリプレイスメンツ、ソウル・アサイラム、ジェイホークス、セミソニックら感傷的な歌心が滲み出るロック・バンドを多く輩出している街としても有名。
というわけで、完璧にその系譜に名を連ねそうな男女トリオ、ahem(エヘンという咳払いという意)です。
ナイーヴな長身男性G&Voを陽気な女子リズム隊がバックアップ。
5年振りの2ndAL『Avoider』は今月出たばかりです。
Bandcamp:ahem→
こちら
2024年5月24日金曜日
Steve Albini、硬質の録音魂に献杯。
Speed Crain
Bandcampの特集ページが素晴らしかったので、共有。
→
The Big Playback(Steve Albini)
この記事によると、関わった作品は2000に及ぶ、と。
無クレジット、変名などもあるかららしい。
(Chromeの翻訳機能使えばそこそこ読めます)
もう全貌を把握するのは無理かもしれないが、
その一端をつまんで新たな発見をさせてもらうには恰好のテキストです。
上記は米ケンタッキー州ルイヴィルのバンド、Crainの1st(1992)。
オリジナル・リリースではCDフォーマットがなかったらしく、
2005年に初CD化。全然知らなかった。めちゃくちゃかっこいいな。
以上。
2024年5月21日火曜日
Nick Piunti & The Complicated Men、三つ子の魂百まで。
米国デトロイトのオールドタイミーなパワー・ポッパー、ニック・ピウンティの新曲。
ギターアンプのキャビネットが震えているのが見えるような、
典型的なアメリカン・ロックで気持ち良し。今秋出るらしい新作アルバムからの先行曲。
バンドキャンプにはもう1曲あって、そちらも◎です。
で、このニック・ピウンティさん、70年代にはDwarfというバンドをやっていて、
YouTubeにその貴重な音源が1曲だけありました(
I Won't Be Back / Dwarf
)。
歌声がまだ変声期前。子供ですよ!
キャリア50年。渋くなったら負け。
不滅のロック魂に敬服であります。
Bandcamp:Nick Piunti & The Complicated Men→
こちら
2024年5月20日月曜日
Brainstory、オープン・マインド、オープン・ブレイン。
乾いたレトロなソウル・ミュージックを奏でる、マーティン兄弟を中核とする米国西海岸のトリオ・バンド、ブレインストーリー。
2nd『Sounds Good』からのMV。
マニー・マークが頭角を現したあの時代から連綿と続くこのクールなヴィンテージ感。
かっこいいです。土地柄ですかね。
アルバム30分位しかないので何度もリピートしてしまう。
Bandcamp:Brainstory→
こちら
昨年の来日公演の様子→
こちら
2024年5月19日日曜日
The Avett Brothers、11作目にしてセルフ・タイトル作。
先週発売になった5年振りの新作に合わせて出てきたMV。
プロデュースはお馴染みのリック・ルービン。
派手さとは無縁の、地に足の着いた良い作品でした。
アヴェット兄弟も40代なので、当然と言えば当然か。
ついでに、過去の記事でもどうぞ→
こちら
2024年5月18日土曜日
Oso Oso、アニーは銃を構え僕に狙いを定めた。
6年前にも取り上げた(→
こちら
)米NYロングビーチ出身のジェイド・リリトリ率いるOsoOso。
EMO新世代もいつしか立派な中堅です。
3年前にギタリストが亡くなったりして辛抱の時期もあったようだが、
基本的にいい曲を書くジェイドさんなので、大丈夫みたいです。
歌詞は女に銃で撃たれて「all of my love、all of my life」と呟くみたいな内容。
曲調が快活なんで、ハッピーに聞こえます。
活動をやめちゃう人が散見されるシーンの中、こういう才人は辞めるという選択肢など最初からあろう筈もなく、ずっと続いていくんでしょうな。
5枚目となるニュー・アルバム『Life Til Bones』が予定されているとのこと。
2024年5月15日水曜日
Rebounder、さて、どっちなんでしょう。
おしゃれなのか、ださいのか、ギリギリの線上にいる感じだが、
一旦売れてしまえばFoster The Peopleみたいにどかんと行きそうな、
米国ニューヨーク/ブルックリン発インディ・ポップバンドの新曲。
デビューして5年ほど経つが、いまだアルバムの発表はない模様。
アルバムで何かを表現したいというより、サブスク上で気軽に自分達を更新していきたいのか。
それとも、虎視眈々と機を窺っているのか。
さて、どっちなんでしょう。
サビがキャッチーです。
2024年5月14日火曜日
King Hannah、これはクセになる。
英国リヴァプールのデュオ、King Hannah。
2nd『Big Swimmer』が今月末リリース予定。
B・スプリングスティーンの、スーサイドの影響下にある楽曲「State Trooper」を陰鬱にカヴァーしていたりと、勝手に禍々しいイメージを持っていたのだが、なんだか上記先行曲はガレージなアプローチで新鮮だった。エコーも少なめ。
ま、しっかりと曇天が似合う燻んだサウンドではあるんだけど。
アルバムがどんな感じになってるのか、気になります。
Bandcamp:King Hannah→
こちら
2024年5月10日金曜日
RIP Steve Albini
61歳。まだまだ若いのに残念極まりない。
しばらくは追悼の意を胸に、じっくり好きな作品を聴いていこうかなと思ってる。
裏方で関わった作品で特に好きだったものは、
Seamonsters / The Wedding Present(1991)
Viva Last Blues / Palace Music(1995)
Owls / Owls(2001)
Attack on Memory / Cloud Nothings(2012)
あたりか。どれも名盤ですな。
2024年5月9日木曜日
Ken Sharp、過剰に孤独にスウィートに。
米国LAのパワーポッパーにしてポップ博士でもあるケン・シャープさん、
ここ数年は短い楽曲を数珠繋ぎにするのにご執心らしく、先月出た最新作『Welcome to Toytown』も1、2分の楽曲が41曲入りである。
2年前の前作『 I'll Remember The Laughter』(→
YouTube
)も50曲入りだったりする。
もうどういう精神状態なのか、逆に心配になってきます。
他人の共感を得ることなど度外視で、自分の為だけにひたすら甘い曲を作り続けているポップモンスター。その向こう見ずに邁進する姿勢にリスペクトです。
Bandcamp:Ken Sharp→
こちら
2024年5月8日水曜日
John Frusciante、いかれたソロ・デビュー作、再び。
レッチリ逃亡脱退時にジョン・フルシアンテが出した衝撃のローファイ・ソロ作(1994年)が
初
のアナログ盤化(→
Superior Viaduct
)。
デラックス仕様もあるそう。
ということで、久々に上記の傑出曲を耳にしたくなった。
まさに狂気の1曲ですな。麻薬は危険。手を出してはいけません。
2024年5月5日日曜日
Winnetka Bowling League、インディー界では黙殺されてます。
ポップスターのヒラリー・ダフの現旦那で、SSW/プロデューサーの、
マシュー・コマ率いる3人組バンド。
2018年にデビューしていたものの、フル・アルバムのリリースは今月が初だそうだ。
上記MVはコステロの「Pump It Up」を意識しているんですかね。
(ソロ時代のバイオを読んだら、好きみたいです。)
ということで、試しに過去のソロ作品も聴いてみたら、まさかのゲロゲロの売れ線路線で、げんなりしました。
本当は上記のような曲がやりたかったんだね。
フム。
ただ、そんな経歴が邪魔しているのか、大手インディー・メディアからは黙殺されている模様。
厳しいな。取り上げるかどうかは、音楽の質の差じゃないのかよ。
2024年5月2日木曜日
Gilipojazz、バカテクすぎて笑える。
スペインのマドリードのトリオ・バンドGilipojazz(ギリポジャズ)。
レッチリが変拍子でプログレ遊びをしているかのようなインスト集団で(時々ラップ的な歌もある)、どういう出自なのか知らないが、僕はロック魂を感じるので好き。
曲調がころころと変わるが、過去の曲も大体こんな感じです。
気になる方は彼らのYouTubeチャンネルへ→
こちら
。
当然ながらライブも相当うまい。ザッパ好きにも響くかも→
こちら
。
2024年5月1日水曜日
Lawrence、自然体ポップ・ソウル。
ニューヨーク出身のローレンス兄妹を中心とする8人組ポップ・ソウル・バンドの最新曲。
ここでは妹さんは歌ってないが、ファストフードをぱくつきながら、
お兄さんをサポート。その様子が大変微笑ましい。
全然お金かけてないMVだけど、キャラさえあればもうこれでいいよね。
4作目となる新作『Family Business』は今年中盤に出るそうです。
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示