眠りの浅い彼女が言う
「寝つきの良い子は幸せになれる」
私はだから眠れない
だから私眠れない
眠りの深い僕は思う
「寝つきの良い子は幸せになれる」
僕はだから眠るのか
だから僕は眠るのか
彼女はまるで眠らない
空気に重みが伝わり落ち着くと
彼女はそこに浮いてしまう
パッチリ眼をあけたまま
彼女は僕を揺り起こす
「またあの夢を見てしまったの?」
そう僕は首を吊ってしまう
いつも僕は首を吊ってしまう
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デビュー作に収録されたDADGADフォークで、ダビーな要素もあり、
今とやりたいことは変わってないな。ただ、当時はこれを余興的にやっていた。
録音する前は「まぁ2分くらいで終わるでしょ」みたいな適当さで、
他の曲の余りテープに録音して、途中でテープが切れて終わらせてしまっている。
こういう曲が他人にはない個性だという自覚があったら、
名曲となる期待を込めて少なくとも10分の余裕は見ておいたのに。
20年後の今、その勿体無さを思ったりする。
D 4 4 5 4 5 2 4 0 2 2 7 5 0
A 0 0 0 0 0 0 0 0
G 4 4 3 2 2 7 5 6
D 0 0 0 0 0 0 0 0
A
D 0