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2017年3月27日月曜日
サイケ+プログレで耳が喜んでます。
英国ブライトン出身のインスト・トリオ・バンド、The Physics House Band。
みんな似たり寄ったりになるマス・ロック系から抜きん出る独特の意識があって、
おっと思わせてくれます。
ドラマーが字余りのオカズをぶっこんでくる感じはソフト・マシーン時代のロバート・ワイアットを思い出させるし、クリムゾンの『暗黒の世界』にも近い雰囲気など、
僕好みのプログレ臭があるのも良い。
ま、洗練されている音像で分かりにくいかもしれないが、
マーズ・ヴォルタやバトルズには出せない英国っぽいスパイスが効いているのだ。
2017年3月25日土曜日
祝・The The 復活
ザ・ザがジョニー・マーを再び迎い入れ再結成というニュース→こちら
そもそも解散しようがないプロジェクトだと思し、近年はサントラをいくつか手掛けていたと思うのだが、まぁ嬉しいニュースには違いない。
ザ・スミスの再結成はやっちゃいけないと思うが、ザ・ザならいいだろう。
試しに大好きな名曲「ビヨンド・ラブ」を上に貼ってみたが、
普通にライブで演奏できるよな。
新曲は4月のレコード・ストアデイに発売されるらしい。
ドラムはオレンジ・ジュース、スタカンでも叩いていたZeke Manyika。
ベースはJames Eller。ともに黄金期のザ・ザを支えていたミュージシャンだ。
そして、またジョニー・マーのリリカルなギターが聴けるのか。
ニュー・アルバムも期待していいのでしょうか?
2017年3月22日水曜日
バス・サックス、でかいなぁ。
サックス奏者の近くにいくとキーを開け閉めする音が「バフバフ ガスガス」と聞こえてくるものだが、普段は出音でかき消されるそのノイズをこの曲ではあえて取り入れている。面白い。
楽器の原始的なエネルギーを生々しく感じられる。
コリン・ステットソンはカナダ出身で、トム・ウェイツ、アーケイド・ファイア、ボン・イヴェールなんかとも共演がある人気の前衛サックス奏者。
4月に新作が出るようです。
2017年3月20日月曜日
Sam Maher & Manu Delago、とても良い音色で癒やされます。
何の予備知識もなく動画を見た冒頭、アコギのハーモニクスの音かと思ったら、
打楽器でした。南アフリカのハードパンという楽器らしい。
でっかい甘食のような形で、手で叩いているせいもあるのか、音色は甘く優しい。
オーストラリア出身の打楽器奏者サム・マーさんです。
気に入った方はこちらの映像もどうぞ。
2017年3月14日火曜日
ロンドン・オコナーのデビュー作
アメリカ西海岸サンディエゴ出身で現在はニューヨークで活動しているLondon O'Connor。
自主制作&フリーダウンロードで2015年にリリースしたデビュー・アルバムが評判を呼び、
このたびTrue Panther Soundsと契約、フィジカル・リリースとなったそう。
音数を絞り込んだひきこもり系のサウンドで、
妙に惹き付けられるものがあります。
歌の背後に諦念と悲哀がじんわりと広がっている。
PVでは男女がそれぞれスマホをなぶり、時間を潰している。
そして、ドレッドヘアのオコナーさんの瞳は何を訴えかけているのか。
今後の活動に期待です。
2017年3月10日金曜日
Flower Girl、陽性ローファイ・ポップです。
その昔、ローファイなる言葉が出てきた頃はローファイ=屈折していて友達少なそう=共感できる、だったのであるが、今や多様化が進み、こんなに行動力のある陽気でフレンドリーなミュージシャンも普通に見受けられるようになりました。
フラワー・ガールによる「ハイタッチ」という能天気な1曲。
そういやずっと前にもハイタッチのパフォーマンス・アートの記事を書いたが(→こちら)、
こちらはノー・プランで、行き当たりばったり。
この人にとっては、これが等身大で誠実な音楽なのだろう。
キャッチーでいい感じです。
2017年3月7日火曜日
寝床でトラフィック、チルアウト。
数週間前にネットで買ったCDがふらっと届く。
まとめてでなく、数日に分かれてダンボールのエアメール便で。
自分で買ったのに、忘れた頃に来るからサプライズ感がある。
その度に喜んで笑顔になってしまう徳永です。
最近体調が悪かったのだが、そのおかげで乗り越えられたとも言えよう。
やはり「音楽のブツ」は自分の活力の源なのだ。
昨今はストリーミングも利用しているが、
あれは自分にとってはレコ屋の試聴機と同じだと分かってきた。
落ち着かないし、すぐ次のを聴きたくなる。
試聴機に定額料を払うのもどうか、と今再考中だ。
↓マーケット・プレイスの回し者ではないが、今が買い時です。
2017年3月5日日曜日
ザ・シンズの新作がもうすぐ。
久しぶりに出てきた曲がぱっとしなかったので、
あまり期待していなかったザ・シンズ。
でも、今年になって発表された上の曲はなかなかポップでエエやんと思った次第。
この曲が1曲目となるようで、もうすぐ発売の5th新作は少し楽しみになってきた。