ダミアン・ライスの名盤『O』(2002)での歌唱で知った人が多いであろうリサ・ハニガン(僕もそうです)。ダブリン出身、現在35歳。5年振りの3rdが今夏8月とのこと。
他に聴くものが一杯あって、彼女のようなまったり系のアーティストは後回しになってしまいがちなのだが、こうやって新曲が出てくると、改めていい声してるなーと聴き惚れてしまう。
歌の本質的な力も高まっているような気がする。
デジタルなプラグイン臭くない音質は心許せるし、
素敵な人柄も伝わってくるようだ。(実際はどんな人なのかは知らないけど、ニック・ドレイクをカヴァーしてたのできっと良い人だ→こちら)
今作のプロデューサーはザ・ナショナルのA・デスナーとのこと。
前作はジョー・ヘンリーだったし、素晴らしいアンテナを張っていらっしゃるのも良い。
そういった人選からもしっかりとしたミュージシャンシップが窺えようというものだ。