▼
2016年6月26日日曜日
ジョン・カニンガムの新作が出る!
これは僥倖です。
ジョン・カニンガム、14年振りのアルバムが出ます。
国内盤はP-VINEより9月に。
クラウドファンディングで作られたらしい(詳しくは→こちら)。
全然知らなかったが、参加された方々には本当に感謝である。
買って恩返しをしなければ。
上記先行曲、期待通りの「寂しきビートル・ポップ」で感涙もの!
2016年6月25日土曜日
Moonface and Siinai、混沌のドローン使い。
ウルフ・パレードのスペンサー・クラグのプロジェクトMoonfaceと、
フィンランド出身のSiinaiとのコラボレーション、4年振りの2作目(多分)。
ワンコードで押し切るCAN〜NEUのようなスタイルに、
緊張感があった頃の初期エコバニ節が融合している。
安定のかっこよさ、と書くと音楽性に矛盾しているようだが、
本当にそんな感じだ。流石です。
2016年6月22日水曜日
今日も1日がんばってみるか。
ティーンエイジ・ファンクラブの新曲。
ちょっと前から断片だけ聴けていたが、フル公開された。
ザ・バーズ直系のほっこりしたメロディー(ノーマン・ブレイク作)にドタバタしたリズム、
そしてそっけないエンディングと、なんとなく『バンドワゴネスク』時代を彷彿とさせる佳曲だ。
あれから20年以上経っているが、変わらず「大好きだ」と断言できる。
朝方に聴いたら、その日1日のパワーをもらえること間違い無し。
6年振り10作目となるニュー・アルバム『Here』は9月発売とのこと。
オフィシャル・サイト→こちら
2016年6月20日月曜日
Whitney、青春のファルセット
2014年に解散したスミス・ウェスタンズのギタリストとドラマーが結成したバンド。
(華のあったカレン・オオモリも既に今年新作を出している)
ウィットニーという名前で色々と紛らわしいのだが、
とてもいい感じです。他に公開されている曲も(→こちら)おすすめです。
なんというか、報われない青春感が歌に正直に反映されていて、
じんわり親しみが湧いてくる。
歌っているドラマーのジュリアンはスミス・ウェスタンズでは曲を書いてなかったそう。
隠れていた才能がひょっこり出てきたんだな。
2016年6月18日土曜日
DJシャドウも20周年か。
ほぼ5年間隔で新作を出してくるDJシャドウ。
最新作5thがもうすぐです。先行曲のこちらはシンセ・インストだったが、
今週発表された新PVはヴィンテージなブレイクが渋い1曲。
ラップのリリック・ビデオも観ていて楽しい。
90年代頃の妖しい求心力はないけど、20年以上のキャリアの矜持を感じさせる音です。
今回はNAS主宰レーベルからのリリースとのことで、
米国メディアでの露出も多め。注目されているよう。
2016年6月16日木曜日
2016年6月14日火曜日
普段ジャズを聴かない人にも観てもらいたい動画です。
npr musicの定番企画に普通にチック・コリア&ゲイリー・バートンが出てて笑った。
これ凄すぎるでしょ。
何気ないオフィスの一角で見事な即興演奏が繰り広げられる。
二人の格好が蛍光灯を取り替えに来た作業員みたいだから、
余計にその凄さが際立っている。
曲は「Love Castle」(1976)と「Crystal Silence」(1972)。
40年以上の親交が自然と滲み出つつ、真剣な眼差しもあって実に良い。
2016年6月13日月曜日
2016年6月9日木曜日
外で何が起こっているか、見たくない。
2014年に1stを出しているモーガン・デルトの新曲。
一部のサイケ・ファンから注目されていたようだが、
僕はSUB POPに移籍した一連の流れで知りました。
内容は極彩色の内向き60'sサイケ。
上記曲のタイトルに象徴されるが、現代のポップシーンには一切興味がなさそうな音。
オフィシャル・サイトで公開していたプレイリスト(→こちら)も相当だった。
オリビア・トレマー・コントロールの『Black Foliage』を思い出したりして。
アルバム・リリースは8月とのこと。
2016年6月8日水曜日
本人より爺さんの方が見栄え良し。
ホット・チップのアレクシス・テイラーのソロ。
ピアノ弾き語り作となっていて、そこからの新PVです。
英国産ブルーアイド・ソウルの伝統を根っこに持った歌はやっぱり好きです。
無駄な甘さや力技を排したアティチュードはいつも通り。
あくまでチルアウト感覚なのが気持ちいいです。
2016年6月4日土曜日
2016年6月1日水曜日
スタンダードの仲間入りか。
ブラッド・メルドー・トリオの新作が「ブルース&バラード」と銘打たれたカヴァーもの。
その中から映画『脳内ニューヨーク』の曲が公開されていて、いいなぁと思った。
作曲はジョン・ブライオン。エイミー・マン、ジェリーフィッシュ人脈から出世した才人。
ブラッド・メルドーの過去の作品もプロデュースしている。
そういう経緯もあるのだろうが、
とにかくニュー・スタンダードを作り出そうとするブラッドさんの取り組みは、
かっこいいなぁと。