2016年3月3日木曜日

ダイスをころがすように(1992 demo)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

ダイスをころがすように
楽な気持ちじゃないと
蹴落とすことなんて出来ない
雨がやむのを待とうか

こんな感じの歌い出し。アコギのバッキングはきっちり入っているし、
基本形は今とあまり変わってない。
当時はネオアコの精神に影響されていたが、
ジャンルとしてのモノマネに走るのだけは必死に回避していた。
(回避できてない曲もあったが。)
だから、オシャレじゃない。上澄みを掬うのではなく、
「苦みばしった表現」という核部分に共振させていた感じ。
で、それは現在まで通底している、と。

この頃のデモをレコード会社に送ったら返事があったので、
翌年、僕は東京へ出て行ったのでありました。