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2015年5月30日土曜日
2015年5月27日水曜日
映画「COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック」
今までのカート・コバーン関連の映画で好きなのは『アバウト・ア・サン』。
インタビュー肉声を元にしてあり、地味で静かな構成ながら入り込めた。
偶像崇拝を否定する形になっていて批評眼も効いていた。
『ラストデイズ』はあんまり好きじゃなかった。
主人公の名前をカートにしなかった時点で逃げ道がある上に、
ニセ物のでっちあげ感にも感心しなかった。
で、今度のドキュメンタリー映画。
死後20年の時を経たからこその、踏み込んだ内容なのか、
がっつり肉親が関わっていて本腰が入っていそう。
期待できる。
というか上記トレイラーの幼少期映像だけでも衝撃的。
観た後のやるせなさ&無力感は半端ないだろうが、これは観るしかない、と思わせてくれる。
来月、全国の東宝系で1週間限定公開される予定。
映画に関連して発見されたデモテープを編纂したアルバムも、
今夏リリースされる予定っちゅうことです。
オフィシャル・サイト→こちら
2015年5月24日日曜日
プロレス大好き芸人、マウンテン・ゴーツ
マウンテン・ゴーツ、初めて聴いたのは『Sweden』だから20年前か。
順調なリリースを続ける48歳。声もまだまだ若々しい。
4月発売の新作は全曲プロレスをテーマにしているそう。
個人的には全然惹かれないけど、そういう過剰な思い入れが込められた作品は嫌いじゃない。
上記PVはチャボ・ゲレロというレスラーの歌。
子供の頃のヒーローだったそうで、メキシコのプロレス一家に生まれて〜みたいなプロフィールと、個人的な思い出話が歌われる。
サビでは「チャボ・ゲレロ、トップロープから飛び降りる」みたいな言葉が聞き取れる。
しかし、この歌声のおかげで、おふざけのトーンは無い。
今回のも買い、かな(最近買いすぎてるんで自重せねば)。
2015年5月22日金曜日
Thee Oh Seesの最新作。
現代サイケ・ガレージの雄、ニュー・アルバムです。
実は曲調多彩だし、サウンドの端々に見せるセンスはピカイチ。
どのアルバムもそれぞれに良く、今回のも間違いない筈。
彼らの音には血湧き肉躍らせる効能があって、
個人的には創作の衝動を呼び起こされる。無性に何か作りたくなる。
サウンドだけなぞって悦に入っているような凡庸なバンドではそうならない。
表現している音楽は全然違うんだけど、そういうこと、あるんです。
2015年5月19日火曜日
ジ・アンサンクスの白魔術フォーク。
アンサンクスという少々反抗的な(?)苗字を持つ姉妹ユニット。
(調べたらそういう地名があるようだ)
音楽性は僕が大好物なイギリスのトラッド・フォーク系。
こういうアーティストが普通に売れているイギリス、羨ましい。
この曲はギル・エヴァンスっぽい管楽器のハーモニーが美しく、
英国フォークの魂に新たな物語性を芽生えさせている。
オブ・モンスターズ・アンド・メンに近い気もするが、
こちらの方が歌の根っこが図太く、頑強だ。
ニュー・アルバムは3作目となり、発売中。お好きな方は是非。
2015年5月17日日曜日
2015年5月7日木曜日
絵本のなかに PV登場。
緑が眩しい季節にも『アンサンブルー』を楽しんでもらおう、と制作しましたよ。
アルバム終盤の重要曲「絵本のなかに」。
歌のパートは少ないけど、僕以外には絶対に作れない曲なんで、まぁいいでしょう。
今回は3日かけて運転から撮影、編集作業まで全部自分でやった。
ロケーションは異様に静謐。誰もいなかった、こわいぐらいに。
小さな虫たちの羽音が印象に残った、そんな撮影でした。
みなさん、観てみてくださいね。
発信できる方は是非是非ご協力を!
2015年5月1日金曜日
コートニー・バーネット、すでに貫禄あり。
米国インディー系メディアから注目を浴びているオーストラリアの女性SSWCourtney Barnett。
グランジっぽい先行曲があったおかげでニルヴァーナと比べられたりもしたそうだが、
どっちかと言うと、ここ数年持て囃されているカート・ヴァイルやマック・デマルコ、シャロン・ヴァン・エッテンなどに通じる気だるさが魅力なアーティストだろう。
彼ら同様ただ気だるいだけじゃなく、周りをいい空気にするオーラがちゃんとあるので、
これからさらに人気が出そう(写真見るとかわいいし)。
郊外をただ走っているだけの上記PVも音楽に合っていて良い。
現在26歳、浮ついたところのない芯の強さが車窓に表現されている。
どんな歌詞か、対訳でちゃんと読んでみたいなぁ。