2013年12月1日日曜日

シュート、全然入らない男。



ラフトレードが早々と発表した「ベストアルバム2013」で1位になっていたジョン・グラント。
興味が沸いたのでチェックしてみたら、確かにこれは良いな。
「 I am the greatest motherfucker~」と歌うサビが頭に残る、残る。
派手さは全くない。むしろ地味なんだけど、
こういう音楽を「この一年で一番!」と表明できる海外の音楽文化の骨太さは正直、羨ましい。
日本ではこの価値観は支持されないもんな。
同じく英国のMOJOではビル・キャラハンを1位にしていたし(恐らくここ数作のクオリティーの高さに対する功労という意味合いもある)、ハイプを追いかけるメディアに対するカウンター機能が音楽文化の中に気概としてしっかり備わっているんだな。

ジョン・グラント、気に入りそうなので早速買って聴きたい。