リアル・エステートは何だか心を許せてしまう存在だ。
先月dominoから2ndアルバムがリリースされた。
耽溺するまではいかないけれど、素直にその甘さとまどろみに歩幅を合わせたい気分になる。
Monchicon!さん(→
こちら)の記事にはフィーリーズやジョナサン・リッチマンらの名前が上がっていたが、もしかしたらそういった系譜であるから肌に合うのかもしれない。
ポワーンとしたリヴァーブに包まれている所為もあって、
最近流行りのバンドっぽく捉えられる向きもあるようだが、新しいブームの波は感じさせない。
寧ろ懐かしさ、そしてある種の諦念を感じさせる。
青春真っ只中の倦怠が鳴っていて、それがギターポップの体裁に収まっている様に。
ま、そういう所が心許せるのかな。
初期のシー・アンド・ケイクを思い起こさせる清冽さもあったりして好きだ。
気になった方はどうぞ。
まだホステスの特設サイトで全曲試聴をやってます(→
こちら)、
国内盤はボーナス2曲つき。