なんとなくだが、昔からある定番のお菓子が微妙に美味しくなくなっている。
そう感じているのは僕だけだろうか。
お菓子だけじゃあない。
例えばパンやカップラーメン。
昔からお馴染みの商品名でも、微妙に原材料が変化していて、
何かが変わってしまっているような気がする。
簡単なところでは、虫歯にならない甘味料の登場。
はっきり言って、砂糖の方が甘くて美味しい。
そして、クセになる危険な魅力があった。
あの脳にガツンと来る甘さを減らされたお菓子はやや不憫である。
そして、油。
ここ数年のポテトチップスは、割合あっさりしたものだ。
昔はポテチの袋を開けた瞬間、むわっと部屋に油ギッシュな雰囲気が伝わり、
みんな怪物くんのように手を伸ばしたものだ。
今やその手は、惰性で伸びてしまった性懲りもない手に過ぎない。
ただ現代の製造工程が進歩しているのは事実だろう。
よく言えば、洗練された食品になっている。
その完成された見栄えに隠れて、本来の獰猛なお菓子の魅力が半減させられている、という傾向だ。
それは残念な話だ。
不況が続いているのも影響しているかもしれない。
価格は同じで、内容量を減らされているのは誰もが承知しているだろうが、
味の方も効率化、合理化の名目の元に劣化させられているのだ。
そう。きっとそうだ。
ちょっとグチってみました。
BGM:Hysterical / Clap Your Hands Say Yeah
※10/1ライブのセットリスト更新しました。