2017年7月11日火曜日

これからも音楽の聴き方を更新していきたい



いきなり動画4つも貼ってすいません。
昔はステイタス・クオーってなんでそんなに人気あるのか(母国イギリスだけですが)分からなかったのだが、ある時「聴きどころ」が分かって、それ以来好きになったという話です。

上の4曲、すべてイントロのためのイントロがあるのです。
脈絡がないと言えば乱暴だが、無駄なもんが最初に付いている。
だが、それは言わば「じらし」のお時間で、すべては定番のチャック・ベリー・スタイルのロックンロール・リフのための、お約束なのだ。
テクノの4つ打ちキックが出て来る前の「じらし」と同じ構造。
これが分かると、彼らのふにゃふにゃした歌や、のっぺりしたサビの意味も自ずと分かる。
つまり、クオーの楽曲のクライマックスは、世間で言うところのサビではなく、
イントロの王道リフが出て来る、その瞬間なのです。
クオーを愛するイギリス人は、労働した後ビールを手に持ち、
その瞬間を待っているのである。

それを発見した時、僕は音楽を捉える尺度は柔軟にしとかなきゃいかんなぁと思った。
好きなもんは好き、嫌いなもんは嫌い、という自分だけの尺度で音楽を計るのは大変結構なのだが、その尺度をいつでも変えるよ、という度量を持ち併せていたい。
そう思ったわけです。