2016年12月30日金曜日

「没個性」は褒め言葉にもなる。



カナダ・トロントのインディー・バンドのメンバーらが集結したバンド。
ジャカジャカとギターを掻き鳴らし、甘いメロディーを歌う。
没個性ではあるが、それだけに共有できるノスタルジーが醸し出されている。
R.E.MやらTFCやらに通じる、友好のギター・ロック・アンサンブル。
不滅のスタイル。メンバーはきっと仲良しなんだろうな。

2016年12月22日木曜日

ディガブル・プラネッツ、なつかしー。



『Blowout Comb』(1994)を最後に忽然と消えてしまったヒップホップ・グループだが、
時々復活ライブなんかをやっている模様。
リラックスした感じでなかなか良いんじゃないでしょうか。
(でも、やっぱりオリジナル音源の方が抜群にかっこいいけどね→こちら
昔はギャングスタ系に押されて、思うように活動できなかったのかなぁ。
時代が多様化してる今の方が彼らにはいいのかもしれない。


2016年12月20日火曜日

家で独りで泣いているかもしれない



路上パフォーマーに依頼したのか、適当かつ斬新なビデオだ。
英国ブライトンの若手バンド、マジック・ギャング。
メンバーのルックスもいいし、実際来年にはワーナーに移籍して正式デビューするらしいので、
逸材だとは思うのだが、それまでは好きなことをやらせてもらう、といったところか。

それにしても、この紫さん、人間パワーがすごいな。
特別なスキルを何一つ持ち併せてないのに、これだけ自己表現できるとは。
毎日これをやって生活しているのかなぁ。謎だ。

2016年12月17日土曜日

ええやん、これと思ったら。



ええやん、これと思ったら、解散シングルだそうで。
英国ロンドンの4人組Allo Darlin'。先日、大団円のラスト・ライブをやった模様。
YouTubeで過去の曲を見ていたら、何曲か見たような覚えがあったので、
今までに通過はしていたんだな。でも、買うまでには到ってなかった。
今回引っかかってきたのは、解散にまつわる感傷が楽曲に「特別な何か」を与えたからだろうか。
そういうのも音楽のいいところか。
メンバーを見ると、結構年齢はいってそうだが、
間違いなくボーダーTシャツが似合う青春ポップ。

2016年12月14日水曜日

ドラッグ・シティ発のティム・プレスリーさん。



カリフォルニア出身、タイ・セガールと交流があったホワイト・フェンスで知られる人のソロ作。
一時期ザ・フォールにも加入していたという経歴がある。
ガレージ・サイケのイメージがあったんだけど、
この曲はNO WAVE的な痙攣したビート感覚がかっこいいです。
どことなくメイヨ・トンプソンのレッド・クレイオラを髣髴とさせる部分もある。
顔を白塗りしてうろうろしているだけのビデオがなんだかやばいです。
今年9月リリースのアルバムより。


2016年12月8日木曜日

sir Wasの浮遊ソウル



ホセ・ゴンザレスとつるんでいたりするスウェーデンのミュージシャンのソロ・プロジェクト。
70'sソウルとHIP HOPの感覚がいい感じに取り込まれたインディー・ポップ。
しょーもないラップが乗ってこない、こういう音楽があってもいい。
来年3月にリリース予定のアルバムより。

2016年12月3日土曜日

みんな大好きVULPECK。



ベースの吉川くんも「いい演奏だ」と言っていた米国ロサンゼルスのVULPECK。
ストレートなミュージシャンシップを示しつつ、
外向きにはぶっ壊れたセンスで勝負する。
実にクレバーなバンドだ。Spotifyでの人を食った募金活動もその一環だろう(詳しくは→NAVERまとめ)。
自分的にはオシャレな曲調はそんなに引っかからないんだけど、
上のような乾いたファンクは大好き。
これはカッコ良すぎるでしょ。

2016年12月2日金曜日

ストーンズのブルース・カヴァー新作。



ミック・ジャガーとキース・リチャーズは今年73歳。
B.B.キングだったら『ブルース・オン・バイユー』、ジョン・リー・フッカーだったら『Mr.ラッキー』、バディ・ガイなら『リヴィング・プルーフ』をリリースした年頃だ。
比べてみるなら、バディ・ガイのテンションに近いけど、
大衆音楽としてのブルースの捉え方が全然違うように思う。
年寄りのブルースマンは歌をがなっていても、ブルースの大河にゆったり身を委ねているかのような安定感があるものだが、
この新作のストーンズはものすごく肩に力が入っていて、そわそわしている。
「お〜ら、楽しんでやるぞ」という気概の方が全面に出ている。
むしろ39年前の『ラヴ・ユー・ライヴ』のエル・モカンボの方がリラックスしてたんじゃないかと思うぐらい。
多分これは「俺たちのルーツはブルースなんだ!」という強迫観念が作り出したムードなんじゃないかな。本物のブルースマンなら、そんなこと主張する必要がないが、
ストーンズはやっぱりロック・バンドなので、対外的な主張、作品の生まれる意味とストーリーが大事なのである。
ミック・ジャガーがブルース・ハープ吹きまくって火の玉のようになっているが、
やるならここまでやらなきゃ、という気持ちがあったんだろう。
というわけで、これは決してブルース好きの同胞へ向けられた作品なんかじゃありません。

2016年12月1日木曜日

今年もあと1ヶ月。



ウェス・アンダーソン監督が制作したH&MのクリスマスCM。
というか立派なショート・ムーヴィーです。
こういう大衆に寄せた内容でもしっかりと作家性を刻めるのは流石です。
また過去の作品群も観返したくなる。


2016年11月30日水曜日

アルティメット・ペインティングの新PV



マンチェスター出身のジャック・クーパーと、ヴェロニカ・フォールズ在籍中(のはず)のジェームス・ホーアによるインディー・デュオ。
2014年の結成以来、毎年アルバムをリリースしていて、
この曲は9月リリースの最新3rdに入っているようだ。
曲調は低血圧なサイケ。
ヴェルヴェッツに憧れる英国インディーズの歴史がしっかり受け継がれている。
これはもう伝統と言ってもいいだろう。土地の音が鳴っている。
ちなみに出しているレーベルは米国シカゴのTrouble In Mind。
そういう構図も昔ながらですな。
この曲もいいので、お好きな方はどうぞ。
(Spotifyストリーミングあります。検索してどうぞ)

2016年11月29日火曜日

カモン、カモン、アイム・ウェイティーン!



時代がお呼びでないのは百も承知で大真面目にブリット・ポップなサウンドを出しているデンマークのバンド。
とは言えエヴァーグリーンな曲作りに期待がかけられたのか、
来年2月にFat Possumからデビュー・アルバムをリリースすることになったそう。
メンバー、嬉しかっただろうなー。
過去の音源を聴くとここへ到るまでに変節があったようだけど、
結果的に新しくも何ともない音楽性に自分達がフィットしたとしても、
それを新人バンドらしい高揚感で放ち切っていて、なかなか頼もしいです。
個人的にはVoの声質でオランダの優良ポップ・バンド、ダリル・アンを思い出しました。
(→こちら

2016年11月28日月曜日

ガーの白鯨。



ドイツ・ベルリンで活動する女子2人組。
尼神インターを彷彿とさせる隙だらけの見た目も素晴らしいが、
その音も無防備で素晴らしい。
レインコーツやマリン・ガールズと似た匂いがプンプン。
くすぐりまくります。
Amazonリンクも貼りますが、僕はSpotifyで聴いてます。

2016年11月24日木曜日

寂しいが、フィナーレにふさわしい。



2008年に行われたオリジナル・メンバーによって再結成されたペンタングルの演奏。
『Finale』というタイトルで先月2枚組CDがTOPICからリリースされた。
バート・ヤンシュが2011年に、そしてジョン・レンボーンが去年に亡くなってしまったので、
今となっては貴重としか言いようがないライブだ。
上の演奏を聴いてもらえれば分かるが、当然全盛期の緊張感はない。
しかし、名人芸の余裕、そして滋味深さが全体に染み渡っている。
ジャッキー・マクシーはちょっと慎重に歌っているが、
歌いやすい曲になると伸び伸びしていて、まだまだいけます。
夏に来日してたんだけど、地方にも来てほしかったなぁ。

過去のエントリー→こちら

2016年11月22日火曜日

Bash & Popが24年ぶりに復活



リプレイスメンツのベーシスト、トミー・スティンソンがやってたバンドBASH & POPが再始動したらしい。なつかしい。
さっきうちのCD棚を確認したら1stの国内盤、ちゃんとありました。
他にもクリス・マーズ、スリム・ダンロップら元メンバーのソロ作が隣にあって遠い目をしてしまった。
で、上の新曲なのだが、これがなつかしさ満点。実に90's的。
懐古趣味というより、これしか手持ちのカードがないのかもしれないが、
みんなでワイワイ楽しそうにやっているのが、屈託なくて憎めない。
ま、リプレイスメンツ信者のバイアスが大分かかってますが、
それで何が悪い、という感じです。
オーヴァードーズで死んだ兄ちゃんより、ちゃんと生きてるのがぐっと来るのだ。
新しいメンバーは新旧のミュージシャン仲間を集めているらしい。
ストレートなアメリカン・ロック、たまにはこういうのもいい。
リリースは来年2月予定。

2016年11月17日木曜日

ELEKIBASSのニュー・アルバム発売中。



先行ミニ・アルバムが出て2年半。
今頃になって、ワイキキ若旦那サカモト君とカメダJPのエレキベースの新作アルバムが出ました。遅いぞ。
僕も歌詞を共作という形で手伝ってます。
上記PVは「Roller Coster」。僕自身の「ローラーコースターに乗ろう」と近い時期に書いた兄弟みたいな歌詞になってます。
聴き比べるのも一興。こっちの方が明るくて楽しいです。
歌詞カードはついてませんが、みなさん買って聴きましょう。

詳しくは→こちら(waikiki record)

2016年11月12日土曜日

レナード・コーエン、逝く。



新作を出したばかり。82歳だった。
RO69で先月書かれた感慨深い記事(→こちら)も合わせてどうぞ。

2016年11月11日金曜日

ザ・レモン・ツイッグス、大注目です。



ニューヨーク州ロングアイランド出身の10代兄弟デュオ。
兄弟はギターとドラマーですが、曲によって入れ替わったりします。
今秋4ADからデビュー・アルバムを出していて、Spotifyでも聴けます。
以前チェックしていたこの先行PVは大して響かなかったのだが(選曲ミスちゃうか?)、
上記のライブ映像(途中でビッグ・スターの一節を歌ったりしている)で感激してしまった。
基本はビートルズ、そこにクイーン、D・ボウイ、ビーチ・ボーイズ、ザ・フーなんかの無邪気なオマージュが差し込まれる。
何でもやりたいとっ散らかり具合と、絶妙にチープな手触りが見事にマッチング。
バブルガム・ポップ感とプログレ趣味が同居している面白さもある。
なんだかトッド・ラングレンのユートピアみたいだ。
プロデューサーは数日前に書いたフォクシジェンのジョナサン・ラドー。
フォクシジェンのマニア・ポップを越えてくるという逆転現象が起きている気がしないでもない。
国内盤はこれからボーナス2曲つきで出ます。

2016年11月10日木曜日

クラウド・ナッシングスの新曲PVです。



割りとグランジーなこともやりたがる兄ちゃん達ですが、
やっぱりこういう青春っぽいメロディーでギターをかきむしっている曲の方が、
僕にはしっくり来ます。
「僕は生きている。でも、完全に孤独だ」とサビで繰り返しているが、
つながりを強要される世代だろうに、それなりに大変なんだなぁと思う。
というか、若者はいつの時代も若者だ、ということだろうか。
疎外感を感じてこそ健全というものだ。
来年の新作アルバムに期待。


2016年11月8日火曜日

Foxygen、あっさり60'sサイケを捨てる。



随分イメチェンしてきましたフォクシジェン(3年前の記事)。
テーム・インパラ、マムフォード&サンズなんかと同様、
最近の人気バンドはしれっとサウンドの意匠を変えてくるな。
往年のポール・ウェラー、プライマル・スクリームのような圧の強い変化じゃなく、
突拍子なく、音楽的なドラマが感じられない。これが時代の軽さなんでしょうか。
中途半端だった前作でやや飽きた感はあったのだが、
だからといってこういうことじゃないと思う。
でも、サム・フランスの変人キャラクターを押し出していくにはいいんじゃないでしょうか。
他人事ですが。
新作は来年1月リリースだそうです。

2016年11月4日金曜日

オーレン・アンバーチの新作。



SUN O)))にも参加している前衛アーティスト、オーレン・アンバーチ。
オーストリアのレーベルEditons Megoが彼の今月リリースの新作を先行公開していたので、聴いたらめっちゃカッコ良かった。
徐々にドラム、電子ノイズ、エレキギターが顔を出していき、
いつしか無我の境地で爆裂していく。
凡庸なアーティストが同じようなことをすると作為意図が見えがちで冷めてしまうのだが、圧巻のセンスでクールにまとめあげられている。
Hubris, Pt. 1」「Hubris, Pt. 2」から連続で流すとさらに◎。
ヘッドフォンでいい音で聴きたいなー。

2016年11月3日木曜日

まだ寝てるんだからそっとしといてくれ。



1年前にも書いた(→こちら)リアル・エステートのマーティン・コートニー。
今頃になってまた新PVがひょっこり出てきました。
晩秋になってきたから?
アルバムの中の隠れた名曲がこうやって日の目を見るのは嬉しいものです。
そのほっこりな映像具合も相まって、なんだか気分が良かったので改めて紹介。
もったいぶらず簡潔なのがいいのです。

2016年11月2日水曜日

マーク・アイツェルの新曲。



もうこの声だけで「最高」と言いたくなるマーク・アイツェルさん。
前作も良かったので、今度のもこういう新曲が出て来るならきっと良いことでしょう。
彼にしては少し風通しのよい開放的な曲調。
なんとバーナード・バトラー(元スウェード)と制作したらしい。
でも、この渋く湿った声がすべてをぎゅっと引き締めている。
ケレン味なし。作家性がどすんと鎮座している。
それはずっとアメリカン・ミュージック・クラブの頃から変わらない。
同年代のマイケル・スタイプもコンスタントにこういう活動してくれてもいいのにな〜。
アルバムはMERGEから1月発売だそう。
もう来年の話かよ。

2016年11月1日火曜日

未知数だが、普通じゃないのは確か。



LAのシンガー・ソングライター、アレックス・アイゼンバーグ。
5年かけて作ったというデビュー作が今月リリース予定。
虚飾のヴィンテージ感に、似非っぽいソウル解釈、
VUの「ロックンロール」のようなフックが歌メロにあったりして、
なかなかに雰囲気出ているが、それ以上にどこか危うい空気が漂っているのが印象的。
ピアノ弾きでも、こういう方向性の人はなかなかいないので、
期待したい。

2016年10月29日土曜日

『MORE』収録の隠れた名曲



以前こちらでも書いたピンク・フロイドの話題。
ボックス発売が近づく中で、新たに作られたビデオが「Green Is The Colour」とのこと。
そこには当然メッセージがあると僕は踏む。
あまりに大きくなり過ぎたプログレ界の大御所というイメージを払拭したいのであろう。
コンセプチュアルに仕立て上げる前の原初のフロイドを感じてくれ、と。
地味で、普段はあまり取り上げられないマイナーな曲だけど、
この美メロがフロイドの核なんだよ、と主張しているかのようだ。
今回のボックスで作られたビデオは『モア』『ウマグマ』『雲の影』にひっそりと佇む、そういった曲ばかりだ。
ここを糸口にして、巨大なプログレの王様のイメージが少しでも緩和されればいいんじゃないでしょうか。
ま、ボックス自体は巨大だけどね。

※どさくさに紛れてポンペイの激安DVDも出ますよ。

2016年10月25日火曜日

どこから集めてきたのか。



LA出身、プリンストンというバンドのメンバーでもあるマット・キーヴェルの新曲。
そのPVがどこから集めてきたのやら、古い日本の映像ばかりで面白い。
60〜70年代ぐらいだろうか。
曲とのマッチングはほぼ無いに等しいし、構成も何もあったもんじゃないけど、
やけに魅力ある映像が続くので最後まで観ていられる。

楽曲はフォーク経由のインディー・ロック。
今月出た2ndアルバムにはボニー・プリンス・ビリーやフリート・フォクシーズのロビン・ペックノールドらが参加しています。
下記リンク先で聴けるので、お時間ある方はどうぞ。
オフィシャル・サイト→こちら

2016年10月23日日曜日

常人を置き去りにする爽やかポップ。



フェニックスのトマのような柔和な歌声が印象的なテイラー・ロス率いるバンド。
もうすぐ2ndアルバムが出るらしい。
デビュー作を以前紹介したので(→こちら)、憶えている人はいるかもしれない。
若干洗練されたような気もするが、この新曲もやはり普通のポップソングの法則からは随分離れていて、愉快。
こういう才能がもっと話題になって売れてくれればいいんだけど、
このご時世、既聴感あるポップしか売れないんだよねぇ。
ま、本人はそんなことどうでもよさそうだが。

2016年10月21日金曜日

Spotify、日本上陸。



Spotify、うちにも招待コードがメールされてきたので(ここで頼める)、
この1週間試しているのですが、これはやはり価値観を揺さぶられるインパクトです。
いち早く聴きたい新譜だけじゃなく、
上記のボウイBOX100曲超なんかも全部普通に無料で聴けてしまう。
スマホ・アプリだとシャッフル限定のようだが、パソコンだとそれもない。
これは本当にすごい。

しかし、こんなに簡単に聴けてよいものか。色々と考えてしまう。
Spotifyが最初の音楽体験だったりする若者に、今後どういう影響を与えていくのか。
いいこともあれば、悪いこともあろう。
ま、時代の流れだからしょうがないが、どちらにせよ、音楽そのものの価値が軽くなっていくことは避けがたいだろうな(なんせ無料だから)。
行く末は作り手側が送り出す音楽の質も軽くなるのでは、という杞憂もある。
数千円の金銭をアーティストとリスナーがやり取りしていた時代の音楽の方が、
「濃かったな」と言われないようにしないとな。

2016年10月20日木曜日

「帽子芸」やら「靴芸」やら



NYブルックリンのパンク・バンド、ソーソー・グロス。
新作のタイトルが『カミカゼ』とのことで、ちょっと頭悪そうですが、
こういうハチャメチャなPV込み込みで楽しそうではあります。
陽気なストリート・ダンサーが暴れまくるワンショットもの。


2016年10月16日日曜日

クラウデッド・ハウスも30周年か。



歴代のアルバムがデラックス盤で出直すそう。
上記PVは全英7位のヒット「Weather With You」。
僕はこの曲が入っている3rd『ウッドフェイス』(1991)が一番好き。
フィン兄弟が揃って絶妙なハーモニーをフィーチャーしまくる名盤だ。
他にも「It's Only Natural」「Fall At Your Feet」「Four Seasons In One Day」「How Will You Go」「She Goes On」などなど、グッド・メロディーの宝庫。
美メロ好きは絶対に外せない一枚です。
一時解散やドラマーの自殺、再びの活動停止など紆余曲折あったが、
この30周年に合わせてか、11月に地元オーストラリアで久々のライブをやるらしい。
来日は・・まぁもう無理だろうな(諦めてます)。


2016年10月14日金曜日

授賞スピーチでは是非歌ってほしい。



ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞。
数年前からそういう声があがってはいたが、現実のものになろうとは。
これは喜ばしいかぎり。
文学界には反発する人もいるようだが、才能と功績で言えば至極順当なものだと思う。
アカデミーのコメントは「偉大なアメリカの歌の伝統のなかで、新たな詩的表現を創造した」。
これはつまり60年代の画期的な歌詞の数々を指したものだろう。
そのルーツであるウディ・ガスリーらのフォーク、ビートニクも評価されたようで、
とても嬉しい気分です。

にしても、この秋に出るアイテムには絶大なプロモーションだろうなぁ。


2016年10月3日月曜日

死に損なう君よ(『サイレンサー』アウトテイク)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

2004年発表『サイレンサー』録音時のもの。カセットでの弾き語り。
まだまだ良いヴァージョンが録れそうだと思っているうちに、
他の収録曲との兼ね合いからボツにしてしまった。
自殺未遂者を歌ったもので、暗すぎた。
でも、本人的には傑作だと思っている。
実際僕だけにしか書けない歌詞とメロディーだ。
もう歌わない曲なので、ここに蔵出しします。


※しばらく更新頻度減ると思います。
そのうち通常に戻ります。

2016年9月28日水曜日

すっと懐に入り込むカントリー



モンタナ州出身のカントリー・ミュージシャン。
色んな名義で作品を発表しているようだが、このジョニー・フリッツ名義では2作目。
マイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェームスがプロデュースを買って出ているそう。
このスキだらけのゆるゆるな感じ、ジャケットのセンス(→このビデオも必見)、
マーチャンダイスでは自分のヌード・トランプ売ってるし(→オフィシャルHP)、
何ですか、この人は。
周りから愛されてそうだなぁ。

2016年9月27日火曜日

豪奢な邸宅でふざけ倒す。



ザ・ディヴァイン・コメディーことニール・ハノン、6年振りの新作だそうで、
往年のキャラそのままのPVが楽しいです。
そもそもユニット名を「神の喜劇」と名付ける皮肉屋。
スノビズムを小馬鹿にする基本的態度は変わっておりません。
僕が「Tonight We fly」(→こちら)で歓喜したのはもう20年前。
随分時間を経過したものだが、まだまだ変わらずふざけている(アートしている)ニールさん、素敵だと思います。
アート人生に身を投じる姿、堪能しましょう。

2016年9月25日日曜日

夢日記

おばあちゃん家の裏庭の木で珍しいカブトムシやクワガタをいっぱいつかまえる。
手に持っていたジップロックにそいつらを詰めるのだが、
ぐいぐいツノをおったててジップロックをこじ開けようとするカブトムシ達。
一緒にいた子どもたちはカブトムシには興味がなく、周りで竹とんぼで遊んでいる。
ついにジップロックから逃げたカブトムシが木の洞穴に逃げ込む。
あとをついていくと、木の洞穴の中は神社だった。
祠には希少なカブトムシが神として何匹も鎮座していて、
御神木の中に入ってしまったのか、と気づいた僕は、
この木は絶対にカブトムシ・マニアに知られちゃいけない、と思う。

2016年9月23日金曜日

アンダーソン・パークの新プロジェクト



前にも書いた(→こちら)アンダーソン・パークがDJ/プロデューサーのKnxwledgeと組んでいるユニット。
NxWorriesという名義だそうで、来月にはデビュー・アルバムをリリースするとのこと。
えらく勢力的ですな。今、のっているってことだろう。
この動画を観るかぎり自ら楽器を操らないで、歌声のみで勝負している感じ。
ざらついたサウンドがかっこいいです。

2016年9月20日火曜日

続けることの義理堅さ。



今年も開催されたファームエイド(9/17)。
1985年、ライブエイドに触発されてウィリー・ネルソン、ニール・ヤング、ジョン・メレンキャンプらが始めた非営利の農家救済イベントだが、もう30回目だそうだ。すごい。
その動画も毎年恒例でどんどんアップされていっている(→こちら)。
上記はニール・ヤングの「週末に」。
とても良いです。
もう70歳なのに、破れTシャツをここまで着こなすとは。
83歳のウィリー・ネルソンもいい味出しまくりなので、是非チェックを。
白髪を三つ編みにしてバンダナを巻くファッションは誰にも真似できません。

2016年9月15日木曜日

楽しみで仕方がないベックの新作。



来月後半リリース予定ということで、まだ1ヶ月待たないといけないベックの新譜。
リリック・ビデオじゃない、本人出演のPV出てきました。
これがやっぱりカッコイイ。
『Morning Phase』でグラミー獲って、再び自信を取り戻したかのような立ち振舞い。
時流に乗っかりつつ(10年代の音だ)、絶妙に自分の味もクールに放り込んでいる。
こういう大胆なやつを待っていたのだ。
ボウイやプリンスはもういないが、このキレっぷりは彼らの全盛期を想起させてくれて、
実に頼もしい。
デンジャー・マウスと組んだ『Modern Guilt』も大好きだったが、玄人向けの渋みが強くて、
突き抜けの方はいまいちだった。
最新作はそこを超えていってくれそうで、楽しみで仕方がない。
ちなみに今回はグレッグ・カースティンと組んでいるらしい。
(ザ・バード・アンド・ザ・ビーで出てきて、今や人気のヒットメイカーです)

2016年9月9日金曜日

シャーリー・コリンズ、81歳、奇跡の復活。



これは驚いた。シャーリー・コリンズ、81歳、奇跡の復活。
Dominoより11月にニュー・アルバムが出るという。
声は完全に婆さんになっているが、我慢してじっくり耳を傾けていると、
だんだん味わい深いものが伝わってくる。
これはサン・ハウスやスリーピー・ジョン・エステス、ミシシッピ・ジョン・ハートなんかの「じじい枯れブルース」の素晴らしさに近いんじゃないか。
「ばばあ枯れトラッド」とでも呼ぼうか。
思えば、昔からこの人の歌にはどこかばばあ的な要素はあったから、
この変化は容易に受け入れられる。
そして、変わらないものも確かにある。節々で聴き取れる。
こういうものが聴けるとは思ってもみなかった。

↓「スウィート・イングランド」(1959年)

2016年9月8日木曜日

傍らに置いておきたい音楽。



下書きしたまま忘れてた。
アリゾナ州フェニックス出身のSSWスティーヴン・ステインブリンク。
デリケートな歌心と清廉なメロディーで、前作もちょっと話題になってた。
P-VINEの宣伝文にはやたらエリオット・スミスが引き合いに出してあるのだが、
そんなに刺さってくる音楽ではない。
むしろ心の余裕がどこかにあって、その寂しさが同居している感じ。
Andy Shaufの新作もそうだったが、取り立ててヘヴィーローテーションにはならない・・、
でも傍らに置いておきたい。そんな素敵なアルバムなんです。
国内盤はボートラ5曲あり。

2016年9月5日月曜日

夏はもう終わりだが。



遠い昔の夏休みにチャネリングして曲作りをしてそうだ。
途中でバグが入り込み、あの懐かしい感覚が消失する一歩手前。
そんな感じ。
LA発、マイルド・ハイ・クラブことアレックス・ブレッティンさん、
全部の楽器を操り、まどろみ感たっぷりなサイケ・ポップを作り出している。
去年ちょこっとだけ話題になった1stを経て、早くも2ndが出ていました。
マック・デマルコに通じるところがあるが、もっと音楽的に多様で、
ゆるゆるで、とろとろ。

2016年9月1日木曜日

ジョーン・シェリーさんの新曲。



ケンタッキー州ルイヴィルの女性SSWジョーン・シェリーさんの7inch新曲。
ナタリー・マーチャントからドスを抜いたような歌声で柔らかです。
ケンタッキーというとアパラチアン・フォークの伝統があり、
ということは英国伝承歌とも繋がりがあるわけで、
ほんの少しそんな表情も見えるのも、個人的には嬉しい。
NPR Music Tiny Desk Concert(→こちら)の歌はもろそんな感じだった。
昨年出て評価の高かったアルバム(同郷のボニー“プリンス” ビリーも参加してる)、
スルーしてたけど、聴かなきゃ。

で、上のPVの印象的な鉛筆ドローイングですが、こちらも同郷のアーテストらしい。
ダグラス・ミラーさん。オフィシャル・サイトは→こちら

2016年8月31日水曜日

ネオアコ確信犯。



米国ミネアポリス出身、メンバーは他に掛け持ちバンドをいっぱいやっている模様。
ということで、このバンドは「英国のインディー・ギタポ」マニアらが結託した、
コンセプトありきのバンドなんだろう。
何だ、ニセモノなんだ…と思って聴いているのだが、
どうにも反応してしまう自分がいる。心乱されている。
ネオアコ魂のサガを見事につっついてくる、
何とも恨めしいバンドだ。
どうせならグラスゴー出身だと嘘ついて欲しかった。
10月に初のフル・アルバムを出すそうです。

2016年8月30日火曜日

ストーリーは予想通りです。



ブロークン・ソーシャル・シーンのブレンダン・カニングの新曲PV。
Bare Oaksというカナダにあるヌーディスト村で撮られていて(ブレンダンさんの地元のようだ)、だらしない裸体がいっぱい出てきます。
モザイクが潔くない、という人は、モザイク無しヴァージョンもYoutube上に上がっているので、検索してどうぞ。
曲は安定のファジー・ロックですな。


2016年8月28日日曜日

夢日記

豪華なホテルに迷い込んでいる。
派手な階段を降りていくと、途中に双子の赤ちゃんがいる。
二人でよちよちと慎重に階段を降りている。
すばやく横を通り過ぎると、
大人はいいなぁ、という目で見られる。

2016年8月22日月曜日

これもひとつのモダン・プログレ?



英国カンタベリー出身の4人組バンド、シド・アーサー。
バンド名はシド・バレット+アーサー・リー。レーベルはかのHarvest Records。
メンバー中3人は兄弟で、プログレを聴いて育ったらしい。
もう一人のメンバーはケイト・ブッシュの甥っ子とのこと。
そそりまくる経歴に惹かれてチェックしてみたらば、
この曲に関してはあんまりプログレっぽくはなかった。
でも、しっかり変拍子です。4/4と5/4が連なっている。
曲作りが自由な歌心に拠ってないからか(失礼)、
メロディーに力がないのが気になるところではあるが、
音楽好きをくすぐるロジカルさでカバーしてくれます。
なんでもこの曲を含む新作はジェイソン・フォークナーと制作をしたそうで、
そんな感じの淡いパワー・ポップとしても楽しめそうだ。
気になる方は他の曲もどうぞ(→youtube

2016年8月21日日曜日

夢日記

釣り船で大きな鯛を釣り上げのだが、
腹にぺったりアワビがくっついており、
気持ち悪くて思わず捨ててしまった。
よく考えたら一挙両得だったのかな、と思うが、
やっぱり気持ち悪いか、と思い直す。

2016年8月16日火曜日

オリンピック観てたら



観客席に「JAKE THE DOG」のTシャツ着ている人がいて、和んだ。
お盆ということもあり、特にネタもないので、
「アドベンチャー・タイム」貼っておきますか。
未見の方は是非。脳がゆるゆるになります。

2016年8月12日金曜日

パンクス・イン・ア・ディスコ・バー



ビーチ・スラングというフィラデルフィアのバンドのPV。
9月に出る2ndアルバムより。レーベルはPolyvinyl。
これが80年代後期のリプレイスメンツっぽくて、気に入った。
自暴自棄のようで、ぎりぎりセンチメンタルに世間と繋がっている、
アメリカ郊外の青春模様をぷんぷんと匂わせてくる。
ガスライト・アンセムの王道路線も悪かないが、
個人的にはこれっくらいの荒削り感がぐっと来るんだな、と再確認させてもらった。
注目したい。

2016年8月9日火曜日

夢日記

知り合いのオシャレ・ブロガー(実際の知り合いではない)が、
何故かうちを訪れ、謎のスーツケースを託していった。
中を開くと小型犬が4匹。
それぞれ「ヘルプ!」とか「デイ・トリッパー」とかビートルズの曲名と同じ名前がついている。
自分で飼う気がなかったので、知り合いに譲って歩いたのだが、
最後「ロング・アンド・ワインディング・ロード」だけが残ってしまったので、
そいつは空き地に捨ててきた。

2016年8月3日水曜日

手描きだそうです。



癒し系テクノに現代音楽っぽい要素が入るケイトリン・アウレリア・スミスさん。
自然育ちで優等生みたいです。そんな品格が正直に出ている印象。
PVもオーガニックで手描きもの。
作ったのはフランスのクリエイターさん→オフィシャル
多分にCG的なのは時代性なのか。

2016年7月31日日曜日

夢日記

合掌造りの家に住むことになり、
屋根裏で飼うピグミーマーモセットを買いに行く。
その地域独特の風習らしい。
近くのイオンモールに行くと、
「合掌作り専用」のピグミーマーモセットが何匹かいた。

2016年7月29日金曜日

ピンク・フロイドも年末商戦に参加です。



数日前に早とちりとみられる画像流出があったピンク・フロイドの初期BOXですが、
案外早くに公式発表がきました。
CD/DVDの27枚組が書籍7巻に収められる豪華版です。
未発表ライブ&セッション、発掘映像、映画『モア』『雲の影』全収録、REMIXなどなど。
詳しくは→こちら
公式トレイラー→こちら
価格がどこにも出ていないが、これは高額になりそうだ。

ちなみに僕は『雲の影』が大好きなのだが、REMIXになっているそうだ。
あの音が好きな自分としては否定された気分がしないでもない。
上に貼った美メロ田園フォーク名曲や「ステイ」、
こっちの概念を覆す素晴らしい出来になっているなら、
聴いてみたい気がするけど。

2016年7月27日水曜日

ワースト・ビデオ・オブ・ザ・イヤー狙ってるんでしょうか。



ヘルス&ビューティーという凄い名前のバンド。
シカゴ出身ということもあって、トータス以後のポスト・ロック血統を感じさせる。
ドラマーはジャズ畑で活動している人らしく、手数多め。
そこに中心メンバーのG/Voがニール・ヤングばりの即興魂を注入していく。
後半の盛り上がりは実にかっこいい。
しかし、むさいメンバーが写ってるだけのこのPVはひどい。
ワースト・ビデオ・オブ・ザ・イヤー狙ってるんでしょうか。

2016年7月24日日曜日

マニアックな蓄積が新しさを生む。



スウェーデン語で歌う4人組サイケデリック・バンド、ドゥンエン。
昨年リリースされた作品のジャケットがにょろにょろ動くPVです。
わざと古めかしく作ってあるサウンドにこういった映像がつくと、
逆にモダンに聞こえてくるから不思議なものである。
60's風といっても本物と同じには成り得ないし、
現にこの21世紀の空気を吸っているわけだから、
どことなくその息吹が吹き込まれている。
そこがドゥンエンの良い所でないでしょうか。
というわけで、これは鋭感溢れるPVだと言えるかと。

2016年7月20日水曜日

ブラジルもの1000円シリーズ



リオ五輪と合わせる形でブラジルもののリイシュー、アンコールプレスが活発になってます。
HMVではさらに値引きしているので、興味ある人はすぐに→こちら
今回もマルコス・ヴァーリ、カエターノ、ジョイス、ミルトン・ナシメントあたりは直に販売終了となることでしょう。買い逃していた人はお急ぎを。
上に撒き餌的な1曲あげておきました。
オススメどれか1枚だったら、永遠の名盤『ドミンゴ』かなぁ(過去の記事→こちら)。

ソニー ブラジル・コレクション1000もあります。
夏だー。

2016年7月18日月曜日

理性を保ちつつも内なる衝動にわなわなしているこの感じ。



理性を保ちつつも内なる衝動にわなわなしているこの感じ、
変わってないです、ウェディング・プレゼント。
でも、バランス感覚は年々確実に上がっているような。
昔はもっとストイックでゴツゴツしてたからなぁ。
それでも、デヴィッド・ゲッジの拳骨声はやっぱりカッコイイです。
漏れ出すエモーションがたまりません。
一時期隆盛したEMOバンド達はここ10年で一掃されてしまったが、
ゲッジさんに弟子入りして、もう一度やり直せばいい。
本物だったら生き残れるから。

再始動してからの4作目が9月に出るそうです。

2016年7月15日金曜日

あなたが選んだウルトラマン・シリーズ

先日、NHK BSプレミアムで3時間かけて、
ウルトラマンの50周年番組をやっていたのだが(生放送だったので、ちょいグダグダでした)、
そこで発表された名作TOP10がこれから毎週放映されることになった。
(既に第5位の「さらばウルトラマン」(ゼットンの回)は先の特番で放映済み)

オフィシャル・サイト→こちら

大人になってもその衝撃ドラマが忘れられない、という暗黙の投票基準が形成されたようで、
どれも深いインパクト、余韻を残す作品ばかりが選ばれている。
個人的には「怪獣使いと少年」(9/4放送予定)が強烈すぎたのを子供心に憶えている。
あれは本当にやばい。
数十年後にNHKでそれを観る日がやってくるとは。
あんまり興味ない人にこそ観てほしい。

2016年7月12日火曜日

遠吠えの如く。



テキサス在住のシンガー・ソングライター。
20歳の時に作った自主制作1stがあるそうだが、
そこから10年振りの2ndが9月に出るそう。レーベルはFat Possum。

60年代の自作自演歌手がもってたような粗野な歌風景が印象的。
乾燥した原野にぽつんと座り、月明かりの下で歌っているかのよう。
例えばフリート・フォクシーズは完成された音楽だと思うが、
こちらは未完成な部分を大事にしていて、
投げ出された声が風に乗りどこへ向かうのか、遠い目で見ている感じ。
暗いけど、閉塞感が全くなく、徐々にその世界に包み込まれていく感覚がある。
アルバムに期待したい。


2016年7月1日金曜日

リサ・ハニガンの新作。



ダミアン・ライスの名盤『O』(2002)での歌唱で知った人が多いであろうリサ・ハニガン(僕もそうです)。ダブリン出身、現在35歳。5年振りの3rdが今夏8月とのこと。
他に聴くものが一杯あって、彼女のようなまったり系のアーティストは後回しになってしまいがちなのだが、こうやって新曲が出てくると、改めていい声してるなーと聴き惚れてしまう。
歌の本質的な力も高まっているような気がする。
デジタルなプラグイン臭くない音質は心許せるし、
素敵な人柄も伝わってくるようだ。
(実際はどんな人なのかは知らないけど、ニック・ドレイクをカヴァーしてたのできっと良い人だ→こちら

今作のプロデューサーはザ・ナショナルのA・デスナーとのこと。
前作はジョー・ヘンリーだったし、素晴らしいアンテナを張っていらっしゃるのも良い。
そういった人選からもしっかりとしたミュージシャンシップが窺えようというものだ。


2016年6月26日日曜日

ジョン・カニンガムの新作が出る!



これは僥倖です。
ジョン・カニンガム、14年振りのアルバムが出ます。
国内盤はP-VINEより9月に。
クラウドファンディングで作られたらしい(詳しくは→こちら)。
全然知らなかったが、参加された方々には本当に感謝である。
買って恩返しをしなければ。
上記先行曲、期待通りの「寂しきビートル・ポップ」で感涙もの!

2016年6月25日土曜日

混沌のドローン使い。



ウルフ・パレードのスペンサー・クラグのプロジェクトMoonfaceと、
フィンランド出身のSiinaiとのコラボレーション、4年振りの2作目(多分)。
ワンコードで押し切るCAN〜NEUのようなスタイルに、
緊張感があった頃の初期エコバニ節が融合している。
安定のかっこよさ、と書くと音楽性に矛盾しているようだが、
本当にそんな感じだ。流石です。

2016年6月22日水曜日

今日も1日がんばってみるか。



ティーンエイジ・ファンクラブの新曲。
ちょっと前から断片だけ聴けていたが、フル公開された。
ザ・バーズ直系のほっこりしたメロディー(ノーマン・ブレイク作)にドタバタしたリズム、
そしてそっけないエンディングと、なんとなく『バンドワゴネスク』時代を彷彿とさせる佳曲だ。
あれから20年以上経っているが、変わらず「大好きだ」と断言できる。
朝方に聴いたら、その日1日のパワーをもらえること間違い無し。
6年振り10作目となるニュー・アルバム『Here』は9月発売とのこと。

オフィシャル・サイト→こちら

2016年6月20日月曜日

青春のファルセット



2014年に解散したスミス・ウェスタンズのギタリストとドラマーが結成したバンド。
(華のあったカレン・オオモリも既に今年新作を出している)
ウィットニーという名前で色々と紛らわしいのだが、
とてもいい感じです。他に公開されている曲も(→こちら)おすすめです。
なんというか、報われない青春感が歌に正直に反映されていて、
じんわり親しみが湧いてくる。
歌っているドラマーのジュリアンはスミス・ウェスタンズでは曲を書いてなかったそう。
隠れていた才能がひょっこり出てきたんだな。

2016年6月18日土曜日

DJシャドウも20周年か。



ほぼ5年間隔で新作を出してくるDJシャドウ。
最新作5thがもうすぐです。先行曲のこちらはシンセ・インストだったが、
今週発表された新PVはヴィンテージなブレイクが渋い1曲。
ラップのリリック・ビデオも観ていて楽しい。
90年代頃の妖しい求心力はないけど、20年以上のキャリアの矜持を感じさせる音です。
今回はNAS主宰レーベルからのリリースとのことで、
米国メディアでの露出も多め。注目されているよう。

2016年6月16日木曜日

これは気持ち悪い。



色んな解釈ができると思うが、僕は漂白剤を入れた洗濯槽の中だと思いますね。
揉みくちゃに洗われる匿名人間たちの悪夢。
英国リーズの4人組アダルト・ジャズの最新作2ndより新PV。
他の曲を聴いても、いまいちどういう方向性のバンドが分からないのだが、
(ダーティー・プロジェクターズの影響下にある?)
未整理ながら新しいことに挑戦してるんだと思う。
あと一歩の中毒性を獲得したら、飛躍しそうなポテンシャルを感じます。

2016年6月14日火曜日

普段ジャズを聴かない人にも観てもらいたい動画です。



npr musicの定番企画に普通にチック・コリア&ゲイリー・バートンが出てて笑った。
これ凄すぎるでしょ。
何気ないオフィスの一角で見事な即興演奏が繰り広げられる。
二人の格好が蛍光灯を取り替えに来た作業員みたいだから、
余計にその凄さが際立っている。
曲は「Love Castle」(1976)と「Crystal Silence」(1972)。
40年以上の親交が自然と滲み出つつ、真剣な眼差しもあって実に良い。

2016年6月13日月曜日

夢日記

美容院にて。
「うしろはこんな感じでいいですか?」と美容師が合わせ鏡で後頭部を見せてくれたのはいいが、
クレーター状に陥没した大きなハゲを発見。
髪型どころじゃなく心臓がドキドキしたが、
「はい、大丈夫です」と言う。

2016年6月9日木曜日

外で何が起こっているか、見たくない。



2014年に1stを出しているモーガン・デルトの新曲。
一部のサイケ・ファンから注目されていたようだが、
僕はSUB POPに移籍した一連の流れで知りました。
内容は極彩色の内向き60'sサイケ。
上記曲のタイトルに象徴されるが、現代のポップシーンには一切興味がなさそうな音。
オフィシャル・サイトで公開していたプレイリスト(→こちら)も相当だった。
オリビア・トレマー・コントロールの『Black Foliage』を思い出したりして。
アルバム・リリースは8月とのこと。

2016年6月8日水曜日

本人より爺さんの方が見栄え良し。



ホット・チップのアレクシス・テイラーのソロ。
ピアノ弾き語り作となっていて、そこからの新PVです。
英国産ブルーアイド・ソウルの伝統を根っこに持った歌はやっぱり好きです。
無駄な甘さや力技を排したアティチュードはいつも通り。
あくまでチルアウト感覚なのが気持ちいいです。

2016年6月4日土曜日

夢日記

田舎へひっこみ車によく乗るようになったからか、
最近車に乗っている夢をよく見る。

今朝は、舗装されていない山のガタガタ道で、ドアが次々に外れて大変でした。
これで新しい車を買える口実ができた、と思ったが、夢でした。

2016年6月1日水曜日

スタンダードの仲間入りか。



ブラッド・メルドー・トリオの新作が「ブルース&バラード」と銘打たれたカヴァーもの。
その中から映画『脳内ニューヨーク』の曲が公開されていて、いいなぁと思った。
作曲はジョン・ブライオン。エイミー・マン、ジェリーフィッシュ人脈から出世した才人。
ブラッド・メルドーの過去の作品もプロデュースしている。
そういう経緯もあるのだろうが、
とにかくニュー・スタンダードを作り出そうとするブラッドさんの取り組みは、
かっこいいなぁと。

2016年5月30日月曜日

余談ですが、コロラド州は大麻完全合法化になりました。



去年、ロイヤル・トラックスが再結成したような話題もあったが、
何事もなかったかのようにこの春、ニール・マイケル・ハガティが新作を出しました。
ジャケの手抜き感もひどいし、よく分からないテンションです。
で、PVを恐る恐る観てみたのだが、思ったよりはドロドロしてませんでした。
勝手にドロドロへの一方通行人生だと決めつけてはいけません。
いい意味で爛れてはいるのだが、一応健康そうではあります。
なんでもコロラド州デンバーに引っ越したそうで(アルバム・タイトル参照)、
それも影響しているのだろうか。
これぐらいの塩梅のサウンドが個人的には好みであります。

2016年5月27日金曜日

やっぱ人力はいいな。



フライング・ロータス、マーズ・ヴォルタへの参加で知られるディーントニ・パークスの10分セッション動画。
右手でMINILABを操り(安価な機材です)、
同時に生ドラムを叩くというシンプルな演奏であるが、
シーケンスを使ってないので、どこまでも人力の緊張感が持続していて楽しめます。
FACTの「Against the Clock」シリーズ、いいなぁ。

2016年5月25日水曜日

夢日記

潜水服をきて海底を歩いている。
規則正しく並んだシャコ貝をひとつずつ乗り越えていく。
クラフトワークの「The Robots」がずっとうしろで鳴っている。

2016年5月22日日曜日

速攻、注文しました。



なよっとしたカナダのSSWですが、実にいい。
どこを目指しているのかは知らないが、
自分の音楽の質の向上だけしか見ていないようで、素晴らしい。
(年々、スター願望が強い音楽ばっかり増えていて、うんざりなのです)
基本はAOR化する前の70年代シティ・ポップの優しい空気を閉じ込めた世界。
メロディー作りに長けているのに、派手なサビを避けているのは、
多分アルバム全体の空気感に配慮しているからだろう。
アルバムの流れで聴いていると、繊細さがじわじわ染み渡っていく。
全曲試聴→こちら
それでいて曲調は多彩だし、アレンジや音作りもオタクっぽくて面白い。
マシュー・E・ホワイトをより内省的にしたような慎ましさがたまらん。
これは愛聴していけそうだ。

2016年5月19日木曜日

ソンゴイ・ブルースのスタジオ・ライブ



以前、このエントリーで紹介したマリ共和国のバンド、KEXPでのパフォーマンスが良かった。
このエレキギターの指さばき、リチャード・トンプソンを彷彿させます。
軽やかに叩いているドラムも限りなくタイトだし、
これはアフリカのフェアポート・コンヴェンションと呼びたい。
好きそうな方は是非。

2016年5月17日火曜日

『この世は全てショー・ビジネス』が大好きなんです。



ザ・キンクスの名盤『Everybody’s In Show-Biz』のレガシー・エディションが出るそう。
大学生の頃、先輩がLPを貸してくれて、上記動画のごとく針を落とした時の記憶はいまだに鮮明だ。これにはガツンとやられた。
ミック・エイヴォリーのドラム、最高です。
こちらにも書いたが、あれ以来、僕の中でのキンクスNo.1アルバムはこれなのだ。

ソニーに権利が移ってからのレガシー・シリーズ、期待していこう。
『Muswell Hillbillies』のDVDつきレガシー国内盤化も早めに実現して欲しい。

2016年5月15日日曜日

夢日記

僕はテレビでクイズ番組を見ている。司会者が問題を読む。
「盲目の人がうつむかないで、いつも前を見据えているのは何故?」
「1.平衡を保つため
 2.前向きに生きてるから
 3.サングラスがずれるから」

なんちゅう番組だよ、と夢の中で怒る。

2016年5月13日金曜日

ストーン・ローゼス、20年ぶりの新曲。



僕の世代にはスルーできません。
1stと2ndの中間のようなサウンドで、前のめりのシャッフルが爽快です。
最初聴いた時より、2、3回聴いたあとの方が効いてくる。
ライブでの大合唱が目に見えてくるような歌詞も(日本公演はキャンセルですが)、
ローゼスらしくて素晴らしいんじゃないでしょうか。
アルバムの告知はされてないけど、これは期待していいのか?

2016年5月12日木曜日

めくるめくHIP HOP音絵巻



ここ数日はプリンスばっかり聴いていて、
その流れでスライ&ザ・ファミリー・ストーンへも遡っていたりしたのだが、
現代にも凄い才能がおりました。
アンダーソン・パーク。
Dr.ドレー絡みで注目され、各所から絶賛の声が上がっているHIP HOP界の才人。
ざらついた声でラップや歌を繰り出し、自己プロデュースもする。
西海岸出身であっても危険な匂いはなく、悪ぶった様子もさほどない。
しかし、内に抱えた衝動がストレートに伝わってきて、とてもスリリング。
Brainfeeder一派やディアンジェロ最新作にも通じる「攻めの姿勢」があるからなのか、
4つ打ちのディスコっぽい曲があったりしても、それらも悉くかっこ良く感じる。
しばらくこれを聴きまくろうか。

2016年5月9日月曜日

バンド名は「砂肝王&蜥蜴の魔法使い」



全然知らなかったが、オージーのサイケ・バンドだそうで、
最新作は数えて8枚目になるそう。
テーム・インパラなんかより筋金入ってる風で、気に入りました。
ファズの下品な響きがツボを押さえていて、変拍子の使い方なんかもセンスいいっす。
PVも本気でバカやってて面白いな。
どっちが正義か悪なのか、判別不能。それが狙いなんだろう。
お好きな方は他の曲もカッコイイので、どうぞ→こちら

2016年5月7日土曜日

フルーツコウモリと名乗る時点で変ですが。



ザ・シンズ、ヴェティヴァー、キャリフォン周辺での活動でも知られている、
エリック・D・ジョンソン率いるフルート・バッツの最新6thより。
3年前に解散してソロ名義EDJにしたものの、結局バンド名義に戻したらしい。
SUB POPからは三行半をつきつけられたのか(?)移籍してます。
で、アルバム・タイトルは「絶対的敗者」。
PVでは熊と戦って、妻を奪われています。
何してんだ、この人。
最高ですね。


2016年5月5日木曜日

「相互利益」という名前で出ています。



NYブルックリン発、ジョーダン・リーによるミューチュアル・ベネフィット。
自主リリースしたデビュー作がメディアに注目され、
3年ぶりの今作はMOM+POPに移籍。
少し前に先行発表された曲もしんみり泣けるし(→こちら)、
全体的にクオリティー高そうです。
ボン・イヴェール以降の髭もじゃの寂寥感、
スフィアン・スティーヴンス以降のフィルハーモニー感、
そういったものを受け継いでいる。
淡々とした心象表現で、仰々しいこけおどしな方向に流れていかないのも好印象です。



2016年5月4日水曜日

レディオヘッドの新曲です。



政治、宗教の示唆に富むPVですな。
「ウィッカーマン」(1973年の英国映画)が元ネタになっている。
情報が完全にバンド側にコントロールされていて、
期待値が上がっていくなかでこういう反権力な姿勢を打ち出していくのは流石。
曲自体に新機軸はないものの、いつもの如くサウンドに身を委ねたくなるオーラがある。
不安感をあぶり出しつつ癒していく、いつものレディオヘッド。

2016年5月2日月曜日

天然のネオアコ娘です。



オランダ出身のシンガー・ソングライター、アンバー・アーケイズ。
留学先のアメリカで活動を始めてデビューに至ったらしい。
一聴してネオアコ臭を感じる。しかもレーベルはHEAVENLYだ。
アルバム・ジャケットもそのイメージそのもの。
でも、狙ったものでなく、どこか天然な感じがして、そこにくすぐられる。
歌の音程の取り方の絶妙さ、これは逸材と言えよう。
フォーク・ロック〜ギタポ好きは注目です。

2016年4月30日土曜日

凶暴な武装猫PVが話題です。



エディターズ、スロウダイヴ、モグワイの主要メンバーらが集まったプロジェクト。
世代は違うはずだが、結果的には王道なUK節に聞こえる。
各々のアイデンティティは留保しつつ、楽しんで作ったらこうなるのか。
ちと中庸な気もするが、この手のサウンドに弱い人は多いだろう。
他の先行曲は→こちら
アルバム・リリースは6月とのこと。

2016年4月29日金曜日

都会の春の夜のための音楽



昨日のエントリーに続き、優れたミュージシャンを紹介。
カナダ出身のニコラス・ケルゴヴィッチさんです。
詳しくはMonchiconさんの過去のナイスなインタビューへ(→こちら

大好きだというプリファブ・スプラウトをバリバリ意識した作風で、
ジョー・ジャクソンの精神性を骨抜きにしたような優柔さでもって、
いよいよ軟派な仕上がりになっていて、良いです。
やってる本人がオシャレに見えないというのが致命的な気もするが、
海外より絶対日本の方が受けがいいサウンドだと思う。

2016年4月28日木曜日

クリス・コーエン、良いです。



ネオアコのようでプログレ?音響系?な風情が実に良い。
チープなPVだが、何の問題もない。
音楽だけですべてが通ずる。
他の曲もチェックしたが、どの曲も転調、変拍子が頻出する不思議なサイケ・ポップだ。
初夏の太陽を受け、だらりと聞き流したい。
初期のマニー・マークや往年のタンバリン・スタジオのような楽器の鳴りが好きな人も必聴でしょう。
で、この人よく知らなかったので調べたら、もう40歳くらいで米国インディー界隈で色んなサポートをしてきたミュージシャンらしい。来月リリースされるのは2ndソロ。

2016年4月27日水曜日

不器用だけど、それがいい。



ブルース・スプリングスティーン、プリンスが亡くなった報を受けての最初のライブ(4/23 ブルックリン)の1曲目がこれらしい。
聴衆の反応がすごい。
最初は固いけど、名曲の磁力に引き付けられるように次第に盛り上がっていく光景、
スケールが大きくてしびれます。
これは後年語り継がれる伝説になるでしょう。

接点はあまりなかったけど、互いに認め合っていたという二人。
観客もみんな歌っているし、アメリカ音楽の豊かさが窺い知れる。
最後のブルースの「プリンス、フォーエヴァー、ゴッド・ブレス」もいいなぁ。

2016年4月25日月曜日

プリンス、逝く。

本格的に洋楽にハマったのは中2の夏休みだった。1984年。
ビルボードのアルバム・チャートでは『パープル・レイン』がずーっと首位だった。
今から冷静に考えると、かなり異質な音楽だと思うのだが、
当時はその圧倒的なスター性を真正面に受けとめ、無条件に「プリンス、すげぇ」と思っていたのでした。
大ヒット曲「When Doves Cry」に実はベースが入ってないとか、音楽的な発見をするのはまだまだ先の話だ。
忠実なファンではないが、それでもCDは20枚ほどあるし、影響も受けていると思う。
突然の訃報、しばらくショックは続きそうです。

動画を貼りたいところだけど、
プリンス本人が嫌がってたみたいなので、ここは自粛します。
(死後、続々と上がっているお宝は観てますが・・)

更新、復活します。

2016年4月7日木曜日

お知らせ

身内が入院して色々とバタバタしてるので、
少し更新を休みます。

2016年3月31日木曜日

ザ・解体ショー(vocal mix)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

『アンサンブルー』発売から1年がたちました。
その記念で「ザ・解体ショー」の解体MIXを公開。
アコギを抜いた適当な自宅ミックスですが、
新鮮に感じてもらえたら嬉しいです。

今後もご贔屓に。

2016年3月23日水曜日

彼女の都合は(demo 1998)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

1998年に残していた未発表曲。
春っぽい曲で、自分は気に入っている。
ふとした時に口づさんでしまうメロディーだ。
正式に録音してもよかったけど、その機会は巡ってこなかった。
noteを訪れる方にひそかに愛でてもらえれば幸いです。

2016年3月21日月曜日

マフィアに穴を掘らされて。



アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーの別プロジェクト、
2008年以来の2ndを出すそうです。
1stは曲の出来不出来がはっきりしていたが、今回はどうだろうか。
個人的には近年のアークティック・モンキーズより潤いがあって、
こういう方向性の方が好きなんですが。
このPVのプロローグとなるPVもあります(→こちら)。

2016年3月16日水曜日

ひっこみじあん(demo 1994)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

2nd『眠りこんだ冬』(2000)に収録された曲のデモ。
正規版よりキーが高い。元々はこのキーで曲を作った。
いつものように4トラックのカセットMTR自宅録音。
4つ以上の音が聞こえるけど、これはピンポン(→wiki)していたから。
歌やコーラスは適当感満載なのだが、それも含めて、
この時にしか存在し得ない空気感、息吹が封じ込められているかな、と。
このムードを立派なレコーディング・スタジオに持ち込むのは至難の技だった。
それだけにこのデモの存在価値はあると思う。

2016年3月14日月曜日

パワー・ポップを死語にさせない



ごりごりのハードコアVoを取り除けば、切ないエモ要素が多いファックド・アップ。
カナダのトロント出身の人気バンドだ。
そのギタリストのソロ・プロジェクト。去年リリースされた新作より。
予想どおりメロディアス。本家への反動か、Voは甘い、甘い。
見事なまでに90年代の米国パワー・ポップの遺伝子が受け継がれている。
PVは典型的な郊外モールのガキを描いたもの。
坊ちゃん、ちゃんと謝ろうね。
気に入った方はこの曲も。

2016年3月10日木曜日

やっぱり見た目は大事ということか。



話題の新人インディー・バンド。結成はニューヨークで、Vo&Bのジュリア・カミング嬢が既にファッション業界から注目され、広告塔に起用されているとか。
たしかに絵になるアイコニックな立ち姿です。
PVではジュデイ・オングみたいなことやってますが、
ちゃんとそれが成立して正しい演出になっている。
曲はなつかしさ満点のドリーミーなギタポ。
琴線をくすぐられます。
国内盤はボーナス・ダウンロード5曲つき。
今年のサマソニにも来るそうです。

2016年3月7日月曜日

note開設、今日で2ヶ月です。


ありがたいことに再生回数は順調に増えてます。
聴いている人の数は多くないと思うのだが、
リピート率が高いのかな。
ネタはまだまだあるので、続けたいと思います。

新しい作品作りの方も軌道に乗ってきました。
今までと制作のアプローチが全然違うので、
どんな感じに仕上がるのか、自分でも楽しみ。
気長にお待ちを。

2016年3月3日木曜日

ダイスをころがすように(1992 demo)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

ダイスをころがすように
楽な気持ちじゃないと
蹴落とすことなんて出来ない
雨がやむのを待とうか

こんな感じの歌い出し。アコギのバッキングはきっちり入っているし、
基本形は今とあまり変わってない。
当時はネオアコの精神に影響されていたが、
ジャンルとしてのモノマネに走るのだけは必死に回避していた。
(回避できてない曲もあったが。)
だから、オシャレじゃない。上澄みを掬うのではなく、
「苦みばしった表現」という核部分に共振させていた感じ。
で、それは現在まで通底している、と。

この頃のデモをレコード会社に送ったら返事があったので、
翌年、僕は東京へ出て行ったのでありました。

引っぱられたフード(1992 demo)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

noteにアップしてきたデモの中でも一番古い曲、登場です。
大学時代に友人の岩井くんと作ったもの。岩井くんは時々僕のアルバムのクレジットに登場してくる鍵盤奏者で、この頃はがっつり組んでやっていた。
この時代に書いて正式発表した曲は「気にしないで」「お先に失礼」「トンネル」「飛び出しナイフ」「君が朽ち果てようとも」「飛べないカモメ」「 S(スピード)」。
やはり青い曲が多い。
この曲は若気な至りで変なワードが色々飛び出すが、今でも気に入っている。
ポップでありつつ、曲展開は定石に収まっていない。
翌年、東京に出てきてから、堀込お兄ちゃんに手伝ってもらって、
市ヶ谷でデモを録ったこともある(そのヴァージョンもどこかに眠っているはず)。
つまり、その時期までは僕の代表曲に成ってほしいという期待を込めていたのだ。
今のキャリアとなっては、もう出せないので、蔵出しします。

2016年3月2日水曜日

アップルシードα(2)発売されました。


CG映画「アップルシードα」のコミカライズ、
とは言っても自由に設定が加えられている、黒田ワールド全開の作品。
完結の第2巻が発売されました。
基本的には魅力たっぷりのストーリー。
荒技と繊細っぷりが人間くさく同居しているのが、実にいい。
ネタバレはしないが、サイボーグが登場する近未来設定なれど、
紛争のリアリティが描かれていて、う〜むと唸らされる内容。
喜怒哀楽がコマとコマのあいだに接し合っている。
ただこの連載企画そのものの宿命だろうが、
本当はこの倍くらいの長さで読みたかったところだ。
後半は駆け足展開になってしまうが、もう終わってしまうのかと嘆息ついてしまった。

ま、そこは真の黒田オリジナル作品を待てばいいか、と自分を納得させるしかない。
今回のはカヴァー作品だ。次作、何年でも待ってます!

1巻の最初試し読み→こちら

2016年3月1日火曜日

ツイン・ピークスの新曲。



フィドラーの不良性とはまた違うチャラチャラした不良っぽさを撒き散らすツイン・ピークス。
シカゴ発のガレージ・ポップ・バンドです。
ジザメリ的なUKサウンドを雰囲気で出している時も悪かないのだが、
個人的には自然に滲み出るアメリカンな曲の方が好みだ。
上に貼った新曲もその類で、力の抜け具合が絶妙。成長してきた。
メンバーは20代そこそこなので、まだまだ伸び代ありそう。
最新作3rdは5月リリースとのこと。

2016年2月25日木曜日

ディスカッション・ガール(demo 1999)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

1999年録音の未発表曲デモ。
曲も歌詞もオリジナリティーがあって、よく出来ているのだが、
”討論女子”のうざったさがリアル過ぎて、封印していた。
ま、今後正規に録音することもないだろうから、今回蔵出し。
ひねくれ体質なのは分かるが、自分で辟易するとは計算外だった。

というわけで典型的なボツ曲だけど、インパクトだけはあります。
気に入ってくれる人、いるのかな?

2016年2月20日土曜日

アメリカン・ロックも久しく元気がない。



3人のリードシンガーがいて、それぞれがソングライティングをするというワイルド・フェザーズ。
この曲は少しUKっぽいが、基本は真っ当なアメリカン・ロックだ。
今の若者がこういうロックを求めているのか、それはよく分からんが、
バンドが一丸となって今を駆け抜けているという姿は眩しくて、いい感じ。
ベテランには出せない空気感である。
ワーナーが本気になれば事態は好転するのかもしれない。
2ndが3月に出るそうです。

2016年2月15日月曜日

そうかと思えばそうでもない(demo 1996)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

僕の場合、狙って曲作りをしてもロクなことがない。
職業作曲家っぽく、どキャッチーな曲を作ったところで、
見え透いた魂胆が曲の根幹にあるのを自分自身が知っているかぎり、
結局のところ、情熱を注げないのである。
ふとした瞬間に訪れて、説明のつかない人懐っこさで、
その後半永久的に自分の中に滞在してしまっているような曲が良い。
例えば「魂を救うだろう」ははじめ悪辣な気分でふざけて書いていたのだが、
どこかでスイッチが入り、思ってもみない曲になった。
そういう過程が好きだ。
今回の「そうかと思えばそうでもない」はどこから現れたのだろう。
たぶん何も狙われていないし、何も望まれてもない。
ただ生まれただけの曲だ。
ギラギラしたものを恥じる自分がよく出ている。

2016年2月8日月曜日

note初めて、1ヶ月です。


聴いてくれている人もいるし、まだネタもあるので、
じわじわと続けられそうです。
自分自身掘り出すのが楽しいし、創作の息抜きにちょうどいいんです。
なんじゃこりゃ、みたいな曲が今後あるかもしれないけど。
それはご愛嬌ということで。
フォローしてくれた方々、ありがとうございます!

2016年2月7日日曜日

ワナビーズ(『アイヴィー』未収録曲)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

『アイヴィー』アウトテイク第2弾。1997年頃の録音。
その昔、マドンナに憧れて格好を真似するファンを「ワナビーズ」と呼んだのだが、
自分だったら何のワナビーズになるか、と着想して書いた曲。
皮肉っぽくて変テコな内容だが、歌詞の端々は耳をひきます。
アルバムから外れた理由は、他の曲と並べたとき座りが悪かったから。
結構キャッチーなのに、それだけで18年間眠らされるとは不憫だな。
ま、聴いてやって下さい。

2016年2月4日木曜日

冬の声(『アイヴィー』未収録曲)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

『アイヴィー』(1998)に入れるつもりで録音したが、
最終的にトラックリストから漏れてしまった曲。
詳しくは以前に書いた「アイヴィー 回顧録」→こちら
アルバム冒頭に据えて、ラストのタイトル曲と「対」にするつもりだった。
なので、敢えてコード進行を似せた部分や「からみつく」に繋がったワードが出てくる。
(この曲が入った状態で一度リマスターまでしていた。今回はそこからのmp3落とし)

ドラムは坂田君。録音/ミックスは土井さん。
その他の演奏は全部僕かな。珍しくカズーを吹いてます。
当時は出来るだけシンプルに控えめに仕上げたかったんだけど、
今から聴くと、逆にもっと大きな曲にした方が良かったのかも、と思う。
歌の肉薄感が他の収録曲と異質なのが明らか。
でも、それだけに迫るものがあります。
気に入ってくれる方がいるなら幸いです。

3日後にもう1曲『アイヴィー』録音期より、未発表曲を蔵出しするよ!

2016年2月3日水曜日

サイケ好きは必聴でしょう。



去年新作を出したメグ・ベアード(元エスパーズ)が、
どサイケなグループに参加して歌声(&ドラム)を披露している。
明らかにジャッキー・マクシーを意識した唱法で、興味をそそります。
レーベルはサブ・ポップで、春に1stが予定されている。
グルグル・ミーツ・ペンタングルみたいな音ですな。

2016年1月29日金曜日

元ベータ・バンドの人です。



元ベータ・バンドのスティーヴ・メイソン、
キング・ビスケット・タイムとしての活動までは知っていたが、
今はソロ名義での活動をやっているそうで、来月3rdが出るとのこと。
そこからの新曲です。
マイナー調から、だんだんファンタジックに開けていく。
70年代終盤のジェネシスっぽい淡いポップさが耳に残る。
才能の底力を感じさせます。

2016年1月26日火曜日

アスベスト・リノリウム(demo 1999)

徳永憲:note
https://note.mu/tokunaga_ken

以前にMySpaceで限定公開したこともあるレア曲。
公式音源リリースはなく、このデモのみ存在する。
ボツとなった理由は、00年代以降アスベストが社会問題化として大きく報道されて、
堂々と発表するのを躊躇われたから。
高度経済成長期の遺物、として象徴的に使った言葉だったが、
時代を歌うとこういうことも有り得るのだろう。
端的に書くと、団塊ジュニアの歌。20世紀終わりの。
昔の学校、公共施設のノスタルジックな質感と、競争にさらされた徒労感を綯い交ぜにしてます。

2016年1月25日月曜日

カラフルだけど、目に優しい。



なんとなく音の質感がフェニックスっぽいなと思っていたら、
同じパリ出身のアーティストだった。
鍵盤プレイヤーとして活動しつつ、2003年にデビューした人のようだ。
密室的ポップ・サウンドに70'sソウルの香りが絡む、魅力的なトラックです。
興味のある方は→こちら(soundcloud)

PVを制作したのはドリュー・タインデルさん。
他に手掛けた作品は→こちら
手描きとストップモーションの組み合わせ、
こだわりの彩りが目を引きます。

2016年1月21日木曜日

鉄道ジオラマに女子が立つ。



ピッチフォークがGoProと作った4K映像。
ギネス世界一の鉄道ジオラマの中に置き去りにされた新人フランキー・コスモスちゃん(21)が、訥々と歌ってます。
アルバム発売はまだまだ先らしいが、注目の存在というところか。
それもその筈、実はセレブリティーで、ケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの娘。
兄も俳優で、一緒に『イカとクジラ』(2005)にも出ていたそうだ(観たけど、記憶にない)。

歌が上手くてもダメ、曲がキャッチー過ぎてもダメ、欲深さが見えてもダメ、
という微妙なタイトロープの上に立った素人っぽい個性でありながら、セレブ。
現在、米国インディー界は飽和状態の中ぼんやりと進んでいるが、
そんな空気によく合っています。

2016年1月18日月曜日

アンサンブルー(ザ・解体mix)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

最新作『アンサンブルー』も忘れちゃいけないので、こちらを。
曲の骨格とも言えるリズム隊をずるっと全部抜いたMIX、2A部分より。
おもちゃを分解したような楽しさがあると思う。
これを聴いて、また正規版に戻るのも一興かと。

note、マニアックに自由に更新できるので、なかなかいいな。
自分に合ってると思うし、再生回数も毎日着実に増えているのが嬉しい。
みなさん、ありがとう。
暇があったらフォローやコメントもよろしくお願いします。

2016年1月16日土曜日

ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!



エミール・クストリッツァ監督作品がまとめて上映されるそう。
東京は来週、その後各地に回っていくようだ。
詳しくは→こちら
まだ未体験の方はこういう機会もなかなか無いと思うので、是非。
個人的なおすすめは『黒猫・白猫』かな。
公開当時、自分が観た回では上映後に拍手がわき起こり、スタンディング・オベーションとなったのを覚えている。
パワーをもらえる素晴らしい映画です。

2016年1月14日木曜日

歩道橋(1993 demo)

note更新しました。
https://note.mu/tokunaga_ken

へろへろだけど、これはギタポ名曲ですな(自分で言うな)。
録音したのは22歳で、デビュー5年前のデモ。歌詞も青い。
エレキギターなんて、直接ミキサー卓にラインinしてるから、ジャガイモみたいな音がしてるぞ。
自分的に思い出深いのは、この曲で初めて自分自身でドラムの打ち込みをしたこと。
ポニーキャニオンのA&Rディレクターに「使ってみ」と手渡されたBOSSのDR220Rだ。
なつかしい。歌やギターはともかく、ドラムが意外とちゃんとしてるんだよな。
この後、都内スタジオで本格的なデモを録音したが、輝きを持たせることができなかった。
もしそれがうまくいって、90年代の前半にデビューしていたなら、この曲は代表曲になっていたのかも。
しかし、数年後「ビルの屋上」を書き「歩道橋」から目線が上がった時点で、
この曲の役目はなくなりました。

誰かカバーしてくんないかな。
歌詞とコード譜、送りますよ。

2016年1月12日火曜日

デヴィッド・ボウイ、安らかに。



ボウイ・ショックです、本当に。
昨日の午前かきたてられるようにブログを書いたら、
その数時間後に訃報が流れているとは。何ということだ。
信じられなかった。
そして、去り際のカッコ良さ、鮮烈さが心にずっしり残る。
トニー・ヴィスコンティも言っていたが、死さえも自身のアートに取り込む。
センセーショナルでありながら、さらに深い知性を感じさせる。
両肩を掴まれ、目を見て揺さぶられているような感覚がする。
それがデヴィッド・ボウイのやり方なのだろう。

『Blackstar』しっかり聴き込みます。

2016年1月11日月曜日

傑作との噂を耳にして。



各所で絶賛されているデヴィッド・ボウイの新作。
僕も聴きたくなってきた。
数曲試聴したが、フリーキーなラッパが随所でけたたましく鳴り、
自由、且つ攻めの姿勢が大いに感じられた。
上記 PV曲は、THE THEの『MIND BOMB』を彷彿とさせるアプローチで、
(あの頃のマット・ジョンソンは凄かったのだ)
絶対的に好きな雰囲気です。
死の淵をさまよって復活したボウイ、69歳。
あらためてその「異能っぷり」に向き合いたい。

2016年1月9日土曜日

コートを召しませ(1998 demo)

note、好評みたいなので、投下を続けましょう。
2発目は『スワン』(2006)に収録された「コートを召しませ」のデモ。

https://note.mu/tokunaga_ken

1998年に自宅MTRカセットで録音したもの。
よく聴くと、Cメロの歌詞が全然違う。
物語にふくらみをもたせたくて、変更したのかな。
ギターは適当に弾いているので、逆に本番レコーディングでの再現が難しい。
ということで、この素朴なテイクならではの良さもあるのではないか、と。

楽しんでもらえるかな。
★スキ ボタンを押してもらえたら調子に乗ってどんどん投下しますよ。

2016年1月7日木曜日

あけましておめでとうございます

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

noteに過去のデモテープを上げてみました。
20年前のMTR録音で、まだデビュー前。
タイトルは「くらべてみよう」。
今後正式に録音するつもりはないけど、
気に入ってる曲です。
無料ですが、ダウンロードはできません。
いくらかコメントやら反応あるなら、
今後も続けてみようかなと思ってます。