2015年4月16日木曜日

全曲解説 その10

10.絵本のなかに

2013年作。子どもには絵本を読んでくれ、とせがんでくる時期があるのだが、その時の集中はすごい。読まされているこちらすら入っていけないような世界へ入ることがある。それを目の当たりにした時、所詮大人の絵本好きなんて偽物だ(自分も含む)と思うわけです。そんな歌。
怒濤のギターソロは嬉しがって何テイクも弾いた(繋ぎようが無かったので使ったのは1テイクだけだが)。ホーンのアドリブは意図を説明してもうまく伝わらなかったので、適当に吹いてもらってあとで編集のパッチワーク。
そして、最後、ドラムは尺が足らなくなったので、逆回転で戻っていってます。
使ったチューニングはEADGAE。不協和音で破綻するギリギリのところを縫うようなフレーズに、ベース吉川君は困っていた。コードネームをつけるのは多分無理だろうな。(つけても意味を成さないが)